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悪役令嬢回避
新生活
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一人部屋の寝室で寝るようになったんだけど、どうしても最初は不安でいっぱいだった。
そうしたら、ギル兄様がウサギのぬいぐるみをプレゼントしてくれたんだ。
白いウサギ。おめ目は紅。
兄様と同じお色の瞳だ。
しかも、シルクハットに白いシャツに、赤色の生地に金色の刺繍のベスト。黒のズボンから可愛い尻尾が見えていた。
黒のお靴も履いてるの。
思わずむぎゅーってしてしまった。
「これをプレゼントするから、一緒に寝たらいいよ。もし怖い夢を見たら、僕のお部屋にいつでもおいで。」って言ってくれて、ちょっと照れたけど、嬉しかったんだ。寝る前に私のお部屋で椅子を持ってきて座って少しだけ絵本を読んでくれたり、お話をしてくれたり。私が寝入ったら、そ~っとお部屋から出て行ってる。
だから、不安感はかなり激減したんだ。
兄の方にはアシュ兄様が同じようについててくれてるらしい。
こういう時、兄が二人以上いるのって良いよねって思った。
弟か妹が生まれたら、私も同じようにしてあげれるかな?
今から絵本読めるように、しっかりとお勉強しないとね。
この屋敷に来てから、私達二人にも先生がついた。
マナーの先生とか、勉強の先生とか。
エルにも剣術の先生がついて、私は侍女から刺繍を教わっていた。
母様が体調が良い時は教えてくださるんだけど、妊娠中もあってか、長時間は無理なのよね。
刺繍って、やり出すと止まらなかったりするから…
集中しすぎて?
初めて刺繍したのは、ハンカチ用の布で、縫い目はガタガタ。見せるのが恥ずかしいって思ってたのよね。
母様に教わったんだけど…終了ってお茶を飲みながら自分の練習作を見ていたら、ギル兄様が剣術の練習後で私達を見かけたからってやって来て、スルって取られちゃったんだ。
「もらっても良いよね。」って言われてしまえば、嫌とは言えず…
「次も刺繍して欲しいな~。」って言われて去って行ったのよ。
母様は呆れて笑ってたけど…
「刺繍、頑張らないとね」って言ってくれたんだ。その後、父様も母様も、アシュ兄様やエルも欲しいって言ったから、順番にって、もっか練習試作中。
試作品は~、ギル兄様にその都度回収されていった。
兄様には上手くできたのをあげたかったのに、それは父様達の後でも良いって言われた。
それ以外は僕にちょうだいねって…
上手になっているって褒められるのは嬉しいんだけど…ちょっと私達に甘々のような気がする。
エルから覗いたあの映像のような未来が本当に起こり得るのかってぐらいに…
でも…
そんな事を考えていたら、いきなり、本当に急だ。
なんとも言えない映像が頭の中に浮かんだ。
何これ!?何これ!?
映像がどんどん流れていく。
それは…
「いゃ~~~~~~~~~~!!」
思わず頭を抱えてうずくまり、身体が…
「レイン!!」
私の声で侍女達が慌てて私の側に来てくれて、直接倒れ込む事はなかったけれど、その後にギル兄様が走ってやって来て、侍女から私を受け取るように抱きしめ、抱き上げてくれた。
そのまま寝室のベッドに連れて行かれる。
移動中、ギル兄様から私の方に触れる部分を通して、少しずつ魔力が流れてくる。
寝室では、ギル兄様に衣服を少しだけ緩めてもらい、その後侍女達に託された。
直ぐにゆったりとした寝衣に着替えさせられた時、医師が部屋に入って来て診察を受ける事になった。
ガタガタ震える私の片手は、兄様に繋いでもらっている。
手を離すのが怖かったんだ。
医師から渡された薬を、兄様に手伝ってもらい飲む。
すると、直ぐに眠気がやって来て…
でも、寝たら…あの映像をまた見そうで怖くて…
「僕が側についているから大丈夫。ほら、手を握っててあげるから…それとも…」
侍女達に手で合図した兄様の指示で、みんな部屋を出ていった。
「よし、ちょっとごめんね。」
そう言って、「僕も疲れたから、一緒に寝させて。」と言って、掛け物の中に潜り込んできた。
そっと抱き寄せられて、兄様の胸の中に…
トクトクと聞こえる兄様の心臓の音で…
ゆっくりと瞼が落ちていった。
でも、あれは一体何だったんだろう………
そうしたら、ギル兄様がウサギのぬいぐるみをプレゼントしてくれたんだ。
白いウサギ。おめ目は紅。
兄様と同じお色の瞳だ。
しかも、シルクハットに白いシャツに、赤色の生地に金色の刺繍のベスト。黒のズボンから可愛い尻尾が見えていた。
黒のお靴も履いてるの。
思わずむぎゅーってしてしまった。
「これをプレゼントするから、一緒に寝たらいいよ。もし怖い夢を見たら、僕のお部屋にいつでもおいで。」って言ってくれて、ちょっと照れたけど、嬉しかったんだ。寝る前に私のお部屋で椅子を持ってきて座って少しだけ絵本を読んでくれたり、お話をしてくれたり。私が寝入ったら、そ~っとお部屋から出て行ってる。
だから、不安感はかなり激減したんだ。
兄の方にはアシュ兄様が同じようについててくれてるらしい。
こういう時、兄が二人以上いるのって良いよねって思った。
弟か妹が生まれたら、私も同じようにしてあげれるかな?
今から絵本読めるように、しっかりとお勉強しないとね。
この屋敷に来てから、私達二人にも先生がついた。
マナーの先生とか、勉強の先生とか。
エルにも剣術の先生がついて、私は侍女から刺繍を教わっていた。
母様が体調が良い時は教えてくださるんだけど、妊娠中もあってか、長時間は無理なのよね。
刺繍って、やり出すと止まらなかったりするから…
集中しすぎて?
初めて刺繍したのは、ハンカチ用の布で、縫い目はガタガタ。見せるのが恥ずかしいって思ってたのよね。
母様に教わったんだけど…終了ってお茶を飲みながら自分の練習作を見ていたら、ギル兄様が剣術の練習後で私達を見かけたからってやって来て、スルって取られちゃったんだ。
「もらっても良いよね。」って言われてしまえば、嫌とは言えず…
「次も刺繍して欲しいな~。」って言われて去って行ったのよ。
母様は呆れて笑ってたけど…
「刺繍、頑張らないとね」って言ってくれたんだ。その後、父様も母様も、アシュ兄様やエルも欲しいって言ったから、順番にって、もっか練習試作中。
試作品は~、ギル兄様にその都度回収されていった。
兄様には上手くできたのをあげたかったのに、それは父様達の後でも良いって言われた。
それ以外は僕にちょうだいねって…
上手になっているって褒められるのは嬉しいんだけど…ちょっと私達に甘々のような気がする。
エルから覗いたあの映像のような未来が本当に起こり得るのかってぐらいに…
でも…
そんな事を考えていたら、いきなり、本当に急だ。
なんとも言えない映像が頭の中に浮かんだ。
何これ!?何これ!?
映像がどんどん流れていく。
それは…
「いゃ~~~~~~~~~~!!」
思わず頭を抱えてうずくまり、身体が…
「レイン!!」
私の声で侍女達が慌てて私の側に来てくれて、直接倒れ込む事はなかったけれど、その後にギル兄様が走ってやって来て、侍女から私を受け取るように抱きしめ、抱き上げてくれた。
そのまま寝室のベッドに連れて行かれる。
移動中、ギル兄様から私の方に触れる部分を通して、少しずつ魔力が流れてくる。
寝室では、ギル兄様に衣服を少しだけ緩めてもらい、その後侍女達に託された。
直ぐにゆったりとした寝衣に着替えさせられた時、医師が部屋に入って来て診察を受ける事になった。
ガタガタ震える私の片手は、兄様に繋いでもらっている。
手を離すのが怖かったんだ。
医師から渡された薬を、兄様に手伝ってもらい飲む。
すると、直ぐに眠気がやって来て…
でも、寝たら…あの映像をまた見そうで怖くて…
「僕が側についているから大丈夫。ほら、手を握っててあげるから…それとも…」
侍女達に手で合図した兄様の指示で、みんな部屋を出ていった。
「よし、ちょっとごめんね。」
そう言って、「僕も疲れたから、一緒に寝させて。」と言って、掛け物の中に潜り込んできた。
そっと抱き寄せられて、兄様の胸の中に…
トクトクと聞こえる兄様の心臓の音で…
ゆっくりと瞼が落ちていった。
でも、あれは一体何だったんだろう………
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