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学園生活
そんな事が
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魔法陣に吸い込まれ、光に包まれて…意識を手放した。
つぎに目が覚めたのは…ここは何処だろうか…
白一色の空間…
白い壁に白い机。白い椅子…
床も天井も白ばかり…
ドアらしい物が見えるも、そこも白。
ふらふらしながら立ち上がり、ドアを開けた。
外に出れたら…何か違う景色が広がらないだろうか…
そう期待して…
だが、そこは、白い壁に白いクローゼット。
その側に、白い天蓋付きベッドと、白いサイドテーブル…
気を取り直して、他にも何かないかと…
あった。もう一つ…
だが、そこもまた白一色だった。
浴室も白。トイレも、洗面所も…
また別の扉を開ける。開けて開けて開けて行った…
白一色の廊下。白一色の…
気が狂いそうだ…
やっと外に出れそうな場所を見つけた。
ここならば…
「嘘だと言って……………」
やっと見つけた別の…
白い靄がかかった外の空間に、微かな風に揺れる白い草木…
「ここは何処なんだ…僕は…僕は…」
身体を丸めてうずくまる。
また…何処かの空間に閉じ込められたのか…………
つぎに目が覚めたのは…ここは何処だろうか…
白一色の空間…
白い壁に白い机。白い椅子…
床も天井も白ばかり…
ドアらしい物が見えるも、そこも白。
ふらふらしながら立ち上がり、ドアを開けた。
外に出れたら…何か違う景色が広がらないだろうか…
そう期待して…
だが、そこは、白い壁に白いクローゼット。
その側に、白い天蓋付きベッドと、白いサイドテーブル…
気を取り直して、他にも何かないかと…
あった。もう一つ…
だが、そこもまた白一色だった。
浴室も白。トイレも、洗面所も…
また別の扉を開ける。開けて開けて開けて行った…
白一色の廊下。白一色の…
気が狂いそうだ…
やっと外に出れそうな場所を見つけた。
ここならば…
「嘘だと言って……………」
やっと見つけた別の…
白い靄がかかった外の空間に、微かな風に揺れる白い草木…
「ここは何処なんだ…僕は…僕は…」
身体を丸めてうずくまる。
また…何処かの空間に閉じ込められたのか…………
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