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調査です
兄が来た
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「僕の可愛い弟と妹はまた楽しんでるね。」
物凄い笑顔でやって来た。
兄のこの笑顔は喜んでいいのかよくわからない。
心配しすぎて怒っている時も、こんな笑顔で声かけてくるもんね。
ウィルも少し顔を引きつらせてる。
勿論、私も逃げ腰だ。
でも、今回は、そんなに心配させるような事はしてないはず……
ウィルと一緒に『塩』作って、『温泉』見つけて、『用水路』作るつもりで、『温室』はハウス栽培用。
後、山脈や山地が気になるから、防衛……
うん、悪くないと思う。
「ウィル、リリィ。何企んでるのかな?ちょっとお話しようか。」
逃げれるものなら逃げたいけど……
クロさんとシロさんの方に視線を送るけど……そらされた。
「お茶の準備してきます。」
そう言って、クロさんが出て行った。
シロさんは、気配消した。
姿も消してる………ずるい~~~~~!!
これは少しやばいかも……
「ウィル、リリィ。」
ミシュル辺境伯の客室にあるソファーに兄とは向かい合わせに座る。
「兄上……」
「ん?そんなにビクビクしなくても大丈夫だよ。」
「………」
「この地域は昔から、作物が作りにくくて、貧困が懸念されてたんだけど、『塩湖』なんて、よく見つけたね。『塩』は貴重だものだものね。あと、温泉だっけ?僕も行きたいな。案内してくれるよね。」
「明日にでも……」
「そうだね。で、あと、ハウス栽培だっけ?」
「温泉があるので、シロさんに地熱を使えないか相談したんだ。使えそうな場所の上に透明の幕みたいな物や、黒い幕を使ったら、その建物内が温かくなるから、それで野菜を作れないかと思うんだ。そうすれば、食糧難になるにくくなると思うから……」
「水は、山脈にある雪の雪解け水をパイプか何かを使って、用水路としたらどうかと思うんだ。南側の地域で、確かよく似たのがあったと思うから、それを真似て……」
「いい考えだね。でも、一部の地域だけ、国民のためとは言え、やり過ぎたら他とのバランスが崩れて、崩壊することもあるよ。その時はどうするの?」
確かに他にも困っている地域はある。
ここで上手くいけば、他の所も着手したいと思っている。
だけど、兄の言う通り、パワーバランスは大切だ。
「兄上……」
「ふふっ、大丈夫だよ。僕が上手く抑えるから。ただし、この地で行った事は詳しく報告書を出すこと。それを参考に、他の地域で出来そうなものは、して行く事で、パワーバランスをとることにするよ。でもね、前にも行ったと思うけど、きちんと相談して欲しいな。確かに我が国では、まだまだクリーンに出来ないことが多い。一部うるさい者たちがいるからね。それは、少しずつ排除していくよ。僕達兄弟が協力して、父上を助けていこう。奴らの排除は直ぐには出来ないかもしれないけどね……」
兄上達も、何か感じていることがあるんだろう。父上も……
「ウィルやリリィが頑張ってる事はわかっているけど、頼ってね。」
「兄上、ご心配させて、すみません。」
「兄上、ごめんなさい。」
兄上が、私たちの髪をくしゃくしゃにし、私達の間に座りに来た。
心配させたんだ。申し訳ない。
「他にも、気になることがあるんだろ?」
「えっと…」
「言ってごらん。」
リリィと顔を見合わせる。
「兄上、少し気になることが……」
兄に気になる事を全て話した。
そう、山脈や山地がの向こう側の国の事。
兄は真剣に聴いてくれた。
「わかった。防衛の件は、父上にも報告して、対策を練るよ。ここから戻ったら、2人の意見も考慮しよう。」
「ありがとう。」
「ほんと、僕の大切で可愛い弟と妹は……まぁ、いいか。明日の温泉楽しみだ」
兄上の笑顔が穏やかな笑顔になった。
この笑顔なら、安心できる。
兄上には負ける……
物凄い笑顔でやって来た。
兄のこの笑顔は喜んでいいのかよくわからない。
心配しすぎて怒っている時も、こんな笑顔で声かけてくるもんね。
ウィルも少し顔を引きつらせてる。
勿論、私も逃げ腰だ。
でも、今回は、そんなに心配させるような事はしてないはず……
ウィルと一緒に『塩』作って、『温泉』見つけて、『用水路』作るつもりで、『温室』はハウス栽培用。
後、山脈や山地が気になるから、防衛……
うん、悪くないと思う。
「ウィル、リリィ。何企んでるのかな?ちょっとお話しようか。」
逃げれるものなら逃げたいけど……
クロさんとシロさんの方に視線を送るけど……そらされた。
「お茶の準備してきます。」
そう言って、クロさんが出て行った。
シロさんは、気配消した。
姿も消してる………ずるい~~~~~!!
これは少しやばいかも……
「ウィル、リリィ。」
ミシュル辺境伯の客室にあるソファーに兄とは向かい合わせに座る。
「兄上……」
「ん?そんなにビクビクしなくても大丈夫だよ。」
「………」
「この地域は昔から、作物が作りにくくて、貧困が懸念されてたんだけど、『塩湖』なんて、よく見つけたね。『塩』は貴重だものだものね。あと、温泉だっけ?僕も行きたいな。案内してくれるよね。」
「明日にでも……」
「そうだね。で、あと、ハウス栽培だっけ?」
「温泉があるので、シロさんに地熱を使えないか相談したんだ。使えそうな場所の上に透明の幕みたいな物や、黒い幕を使ったら、その建物内が温かくなるから、それで野菜を作れないかと思うんだ。そうすれば、食糧難になるにくくなると思うから……」
「水は、山脈にある雪の雪解け水をパイプか何かを使って、用水路としたらどうかと思うんだ。南側の地域で、確かよく似たのがあったと思うから、それを真似て……」
「いい考えだね。でも、一部の地域だけ、国民のためとは言え、やり過ぎたら他とのバランスが崩れて、崩壊することもあるよ。その時はどうするの?」
確かに他にも困っている地域はある。
ここで上手くいけば、他の所も着手したいと思っている。
だけど、兄の言う通り、パワーバランスは大切だ。
「兄上……」
「ふふっ、大丈夫だよ。僕が上手く抑えるから。ただし、この地で行った事は詳しく報告書を出すこと。それを参考に、他の地域で出来そうなものは、して行く事で、パワーバランスをとることにするよ。でもね、前にも行ったと思うけど、きちんと相談して欲しいな。確かに我が国では、まだまだクリーンに出来ないことが多い。一部うるさい者たちがいるからね。それは、少しずつ排除していくよ。僕達兄弟が協力して、父上を助けていこう。奴らの排除は直ぐには出来ないかもしれないけどね……」
兄上達も、何か感じていることがあるんだろう。父上も……
「ウィルやリリィが頑張ってる事はわかっているけど、頼ってね。」
「兄上、ご心配させて、すみません。」
「兄上、ごめんなさい。」
兄上が、私たちの髪をくしゃくしゃにし、私達の間に座りに来た。
心配させたんだ。申し訳ない。
「他にも、気になることがあるんだろ?」
「えっと…」
「言ってごらん。」
リリィと顔を見合わせる。
「兄上、少し気になることが……」
兄に気になる事を全て話した。
そう、山脈や山地がの向こう側の国の事。
兄は真剣に聴いてくれた。
「わかった。防衛の件は、父上にも報告して、対策を練るよ。ここから戻ったら、2人の意見も考慮しよう。」
「ありがとう。」
「ほんと、僕の大切で可愛い弟と妹は……まぁ、いいか。明日の温泉楽しみだ」
兄上の笑顔が穏やかな笑顔になった。
この笑顔なら、安心できる。
兄上には負ける……
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