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手放せない
月日がたち
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月日はどんどんとたっていった。
彼ら2人から大切にされているのはよくわかる。
異分子だからと躊躇している私を見守ってくれているのも…
でも、いつまでも待たすわけにも行けないし、彼らの身分からも…
だから、やっぱりここを離れようと思った。
彼ら2人は、私には本当に勿体ない素晴らしい人達だから…
自分勝手なのもわかるけど、彼ら2人を見つめる令嬢達や、届けられる手紙の数々…
いつまでも頷かない私よりは…
屋敷の者達がそう言っているわけではないけど……
密かに荷物をまとめ、彼らが仕事でお泊まりした時に決行しよう…と思ったんだけど、バレた。
そ~っと屋敷から出て行こうとしたら、いないはずの彼らから声をかけられる。
「こんな夜更けにどこに行くの?」
「その荷物は?」
そう声かけられ、前後に挟まれたと思うと、両脇から拘束されて、彼らの寝室に連れ込まれた。
その後は……言うまでもなく、3日間の甘いお仕置き。
そして、婚姻の用紙にサインをさせられ、閉じ込められた。
「君はもう僕たちのものだよ」
「君は僕たちに必要な愛しい人だ。誰が異分子だからとは言わせない。勿論、君自身にもだ」
「「僕たちの本気を、もっと理解すべきだ。わかるように刻みつけないとね」」
そう言って……
彼らの本気は嫌と言うほどわからされた。
そして、自分自身が、嫌でない事も…
そして、彼らからもらった繋がりが、私の中に芽生えた事は言う事もない。
彼ら2人から大切にされているのはよくわかる。
異分子だからと躊躇している私を見守ってくれているのも…
でも、いつまでも待たすわけにも行けないし、彼らの身分からも…
だから、やっぱりここを離れようと思った。
彼ら2人は、私には本当に勿体ない素晴らしい人達だから…
自分勝手なのもわかるけど、彼ら2人を見つめる令嬢達や、届けられる手紙の数々…
いつまでも頷かない私よりは…
屋敷の者達がそう言っているわけではないけど……
密かに荷物をまとめ、彼らが仕事でお泊まりした時に決行しよう…と思ったんだけど、バレた。
そ~っと屋敷から出て行こうとしたら、いないはずの彼らから声をかけられる。
「こんな夜更けにどこに行くの?」
「その荷物は?」
そう声かけられ、前後に挟まれたと思うと、両脇から拘束されて、彼らの寝室に連れ込まれた。
その後は……言うまでもなく、3日間の甘いお仕置き。
そして、婚姻の用紙にサインをさせられ、閉じ込められた。
「君はもう僕たちのものだよ」
「君は僕たちに必要な愛しい人だ。誰が異分子だからとは言わせない。勿論、君自身にもだ」
「「僕たちの本気を、もっと理解すべきだ。わかるように刻みつけないとね」」
そう言って……
彼らの本気は嫌と言うほどわからされた。
そして、自分自身が、嫌でない事も…
そして、彼らからもらった繋がりが、私の中に芽生えた事は言う事もない。
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