私の恋愛事情

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巻き込まれて、囚われて……

契約の花

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美味しい料理に美味しいお酒。
楽しかったなぁ~~~~
ふわふわしながら陽気な気分になっている。

「星が綺麗!月も出てて、ふふふっ」
「この酔っ払い。そっちじゃありませんよ。」

そう言って、寄り添って歩いてくれている。

「これだけ酔っていたら、何が起こっても驚かないでしょうね……ふふっ」
「ん~~~?酔ってないよ~~~」
「十分酔ってますよ。酔わせたのは私ですがね。さてと……」

イオニシスが何が呟いた?と思ったら、え?ここ、イオニシスの部屋?

「ワープだワープ~~~って、イオニシス?」

イオニシスに、お姫様抱っこされました。
どこに行くのかな?ほよよ?

「簡単にシャワーでも浴びましょうか……それとも湯船。大丈夫ですよ。綺麗にするだけですから。それに、特別のお湯ですから、悪酔しませんよ。ふふふっ」

悪酔いしないお湯?そんなのがあるの?
ポイポイとイオニシスに脱がされ、綺麗に洗われて、湯船につけられた。
イオニシスを背もたれにするようにして、もたれさせられる。

「気持ちいいですか?」
「気持ちいい~~~お風呂大好き」
「それはよかったです。もう、このまま契約してしまいましょうか……こちらの世界での捕物も終わったし。良いですよね。」
「何か良くわかんないけど、良いんじゃない?」
「言質は取りましたよ。酔っててと言うことにはしませんからね」

そう言うと、勢い良く湯船から出され、風のようなものが身体を包み、水滴などが飛ばされた。

「おぉ~凄~い!これは夢だね。魔法みたいだ。ふふっ……」

そのままベットに連れ込まれ、まぶたに頬にとチュチュとバードキスを贈られた。

「イオニシス……こそばい……」
「ふふっ、愛していますよ。」

そう言うと、思いっきり口腔内に舌を差し込まれ、翻弄される。

「ん~~~~~~」
やわやわと胸を揉まれ、口腔内を味わった舌を首筋に沿って這わされる。

「イオニシス~~~あん~~ん~~~~」

片手が腰に這わされ、ビクンとする。
何何???ゾクゾクが止まらない………何で腰を触られただけで??

「ふふっ、甘い香りが漂ってきましたね。あぁ、勿体ない。」 

そう言うと、下腹部に沿って唇を這わされ、両脚を割り開かれそっと舐められ、啜られる……

「やぁ~~~~~~!!」

背中を逸らし、足の指先までピンと伸びる。
目の前が真っ白の光に包まれた感じだ。
その後、ドッと疲れが出る。

「ふふっ、可愛い。綺麗だよ。あぁ、もっと淫したい。」

そう言うと、舌で舐め、突きながら、指を入れられる。色んな所を探られる感じで、ついていけない……

「やぁ、はん……怖い…………」
「大丈夫。魔力の強い魔族の唾液は媚薬にもなるから、痛みをあまり感じず、気持ち良くなれますよ。私は愛しい人の体液を貰えるので、魔力がどんどん上がりますけどね。ふふっ。さぁ、指を増やしましょうね」
そう言って、さらに指を増やされ、しかもバラバラに動かされる。
「やぁ……壊れる……」
「壊しませんよ。私の愛しい妻になる者ですからね。ふふっ、ここはどうですか?」

ある一点を擦られ、ピクンとなる。
「そこは、ダメ~~~~」
「ここですね。見つけました。しっかり愛させていただきますね」

指をバラバラにさらに激しくされながら、宥めるようにキスの嵐を贈られる。
そうこうしていると、イオニシスが何かを呟いている。
私の背後に何が光る物を感じる。

「我は黒の魔王、イオニシス・ディボルト。我が永久の伴侶。我妻。我が番として彩花を求む。私に名を明かし、我が望みに答えてほしい。彩花、名を!!」
「山城 彩花………」
甘い香りがイオニシスから漂い、言われるまま、フルネームを答えると……それまで花芯を擦られた感じがした暖かい物が、いきなり突き刺すように入ってきた。
「はぁ……あっん~~~~~~~」
唇を貪られ、腰を叩きつけるようにしっかりと両手でつかまれ逃げれない。
触れる手が熱い。しばらく翻弄され続け、さらに熱いものを体の中に感じた。

「彩花、これで貴方は私のものです。誰にも渡さないし、逃しもしません。諦めてくださいね。ふふふっ」

うっとりとした恍惚の眼差しで見つめられ、顔中にキスをされる。

「あぁ、綺麗な花が咲き始めましたよ。ふふっ。さぁ、もう少し愛しあいましょう。愛しい人」







それから、どのくらい愛され続けたのだろうか………気がついたときにはイオニシスの腕の中でお昼の時間になってしまっていた。
ん~~~~酔っていて、よく覚えていないけど、腰が重だるいし、身体中が筋肉痛。
もしかして、最後まで…………
あ~~~~、今さらだけど、バージンではなくなったようです……
しかも、イオニシスには何か言われたようなんだけど………何だった?ヤバイ、覚えてない……
そっとイオニシスから離れようと抱きしめられている腕をのけようとしたら、更に抱きこまれた………
恥ずかしいから、離して~~~~







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