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巻き込まれて、囚われて……
美味しくいただきます
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「先輩、此処ですかね?」
「書かれていた住所も店に名前も一致しているが……」
2人でメモをもう一度確認する。間違いないが……敷居が高い。
「亜希子、私にはこの店無理だわ。高級すぎる。違う店行っていいかなぁ……」
「ん~~~~それは良くないと思いますが……、私にも無理かも……」
2人で頷き合ってUターンしようとしたら、声かけられた。
「何処に行こうとしてるの?入るよ」
そう言って腰を抱かれて連れて行かれる。
思わず見上げてしまう。
「ん?何かついてる?」
「いや………」
イオニシスと横井さんがニコニコと私達に笑顔を向けてきた。
「何処から現れた?」
「ふふっ、なかなか入ってきそうにないから、迎えにきたんだよ」
「そうですね。2人で何処かに行こうとしてましたよね」
「「うっ………」」
ばれてた……
「まぁ、来てくれたからいいけどね。」
そう言って案内された老舗の和食料理店の個室。
亜希子と並んで座る。
「彩花、何飲みますか?ここは美味しい日本酒が置いてあって、彩花も気にいると思いますよ。」
「日本酒は、冷酒しか飲めないのよね……熱燗は匂いが苦手で……亜希子は?」
「私は何でも大丈夫です。」
亜希子はもう開き直っている。さすがだ……
横井さんが店の人にお酒を注文し、料理を運んでもらうよう頼んでくれた。
「そうそう、僕の事は和真(かずまさ)って呼んでくださいね。横井さんだと他人行儀で、壁を感じてしまうから。職場では横井で良いんですけどね。」
そう言って笑っていた。
「ここは魚料理が美味しいんです。お酒にも良くあいますしね。気にいると思いますよ」
運ばれた料理は彩もすごく綺麗で、美味しそう。
居酒屋みたいにガツガツは行けないけどね……
「彩花?どうしたんですか?緊張して。食べさせてあげましょうか?」
いきなり何を言い出すんだ!!そんな羞恥プレイいりません!!
プルプルと首を振り拒絶する。
「大丈夫、いただきます。」
そう言って箸をつける
「美味しい……」
思わず微笑んでしまう。口の中でとろける感じはなぜ??幸せ~~~~
「喜んでもらってよかった。ふふっ、可愛い」
「亜希子も食べてごらん。美味しいですよ」
亜希子も頬を染めて喜んでいる。
美味しい。もう超感激。
もう2度と来れないかもしれないから、しっかり味わおう!!
そう意気込みながら、お酒の力も借りて、楽しく食事を楽しんだ。
「書かれていた住所も店に名前も一致しているが……」
2人でメモをもう一度確認する。間違いないが……敷居が高い。
「亜希子、私にはこの店無理だわ。高級すぎる。違う店行っていいかなぁ……」
「ん~~~~それは良くないと思いますが……、私にも無理かも……」
2人で頷き合ってUターンしようとしたら、声かけられた。
「何処に行こうとしてるの?入るよ」
そう言って腰を抱かれて連れて行かれる。
思わず見上げてしまう。
「ん?何かついてる?」
「いや………」
イオニシスと横井さんがニコニコと私達に笑顔を向けてきた。
「何処から現れた?」
「ふふっ、なかなか入ってきそうにないから、迎えにきたんだよ」
「そうですね。2人で何処かに行こうとしてましたよね」
「「うっ………」」
ばれてた……
「まぁ、来てくれたからいいけどね。」
そう言って案内された老舗の和食料理店の個室。
亜希子と並んで座る。
「彩花、何飲みますか?ここは美味しい日本酒が置いてあって、彩花も気にいると思いますよ。」
「日本酒は、冷酒しか飲めないのよね……熱燗は匂いが苦手で……亜希子は?」
「私は何でも大丈夫です。」
亜希子はもう開き直っている。さすがだ……
横井さんが店の人にお酒を注文し、料理を運んでもらうよう頼んでくれた。
「そうそう、僕の事は和真(かずまさ)って呼んでくださいね。横井さんだと他人行儀で、壁を感じてしまうから。職場では横井で良いんですけどね。」
そう言って笑っていた。
「ここは魚料理が美味しいんです。お酒にも良くあいますしね。気にいると思いますよ」
運ばれた料理は彩もすごく綺麗で、美味しそう。
居酒屋みたいにガツガツは行けないけどね……
「彩花?どうしたんですか?緊張して。食べさせてあげましょうか?」
いきなり何を言い出すんだ!!そんな羞恥プレイいりません!!
プルプルと首を振り拒絶する。
「大丈夫、いただきます。」
そう言って箸をつける
「美味しい……」
思わず微笑んでしまう。口の中でとろける感じはなぜ??幸せ~~~~
「喜んでもらってよかった。ふふっ、可愛い」
「亜希子も食べてごらん。美味しいですよ」
亜希子も頬を染めて喜んでいる。
美味しい。もう超感激。
もう2度と来れないかもしれないから、しっかり味わおう!!
そう意気込みながら、お酒の力も借りて、楽しく食事を楽しんだ。
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