私の恋愛事情

異世界生活

明日の楽しみ

ないと思ったのに、しっかりと貪られました。
何がいけなかったのでしょうか……

「私に話って？」とふられたから、仕事先が心配なことと、帰りたい事を伝えて……彼の表情が変わって行った。
ニコニコしながらも、何か探るような表情になり………

「そうですね、向こうの世界での貴方の存在は、勝手ながら消ささせてもらいました。だから、大丈夫ですよ。そうですね、子供が出来たら、私と一緒になら時々は連れて行ってあげますよ。あくまでも、時々です。愛しい貴方の望みですからね……」

そう言って、朝までコースで、今日も昼まで起きれませんでした。
いったい、その執着はどこまで続くのか……なんて考えてしまう。

「おはようございます。お目覚めですか？お食事の準備ができていますよ。あと、明日のお客様の件ですが」
「そうそう、明日会えるのですよね。私の方がお伺いした方がいいと思ったんですが……」
「大丈夫ですよ。あちら様も、今の現状をご理解してくださってるので、是非お伺いさせて下さいとの事なので」

そう、明日、私と同郷である他の方々に会える。我が家でお茶会なんだ。
初めてなんだけど、全てお任せ下さいと言ってくれて、私自身も良くわからないから、お願いした。
マナーは気にしないで良いとも言ってくれたしね。
知りたいことは沢山あるし、今後の不安とかもあるから……

明日を楽しみに、食事の席についた。
それにしても、思ったより身体が軽いのは何故だろう？だき潰された感半端なじゃったんだけどなぁ……
まぁ、良しとするか……