私の恋愛事情

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異世界生活

お茶会

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お茶会の準備が整い、少し早い時間に2人の女性がやって来た。

「こんにちは。お茶会のお誘いありがとうございます。これ、つまらない物ですが」

そう言って手渡されたのは、色んな色のマカロンだった。

「わざわざありがとうございます。えっと……」

「上條 美咲。19歳です。父は、緋の国で単身赴任中、魔王をしているルカリオンです。で、母の……」
「こんにちは。阿佐美です。夫がいつもイオニシスさんに、お世話になっております。」
「美咲、君は私の婚約者だったよね。挨拶でそれは伝えないの?」

彼女達の後ろから現れた背の高い男性が、美咲さんを抱きしめている。

「アル、なんでついて来るのよ。今日は同郷のお茶会って行ったじゃない!!」
「少し黒のに用事があったのですよ。ほら、美咲、挨拶やり直して」
「良いじゃないの。」
「良くありませんよ。君が誰のものか、よ~く言いきかせましょうか?私はかまいませんよ?」
「白の魔王、アルフレッドの婚約者の上條 美咲です………ほら、言ったわよ。離れて!」
「ふふっ、可愛い美咲。また後でね」

そう言って、彼女の頬に口づけして、姿を消した。
イオニシスも私に対して激甘だけど、魔王って、自分の伴侶に対して半端ないの??

「ごめんなさいね。魔族って、執着心強いから。特に力が強ければ強いほど強いみたいよ」

そう言って笑っている阿佐美さん。
もう慣れっこなんですね。凄いです。

「こんにちは、送れて済みません。子供達を預けてまして……」
「由希さん、こんにちは。お子さん元気?」
「双子ですから、元気すぎて困ってますよ。」

えっ、凄く綺麗な……男性?

「初めまして、蒼の魔王、フリードリヒの妻の由希です。ちなみに男です。男で妻って信じられませんよね。本当、しかも、男に孕ませるなんて……」
「男性でも、産めるんですか?子供??」
「そうみたいですよ。実際産みましたから。しかも双子。可愛いんですけどね。どうも、魔力の強い者は相手が男でも種族関係なく孕ませれるみたいですよ。但し、婚姻の制約を行ってるものだけらしいんですけどね……」

衝撃の事実に目が点です。
なんでもありですか?みたいな感じです。

「まぁまぁ、積もる話もあるけど、とりあえず座らない?立ったままは疲れるわ」

そう言って、阿佐美さんが笑いながら座り出した。
私も慌てて皆さんに席を進める。

「もう、お母さん、図々しいよ!」
「ここは、年長者が仕切った方が良いでしょ。ね」

そう言ってウィンクをする阿佐美さんは、女性の私からみても可愛らしいです。
メイド達がお茶をカップに注いでくれて、後ろに下がる。

「初めまして、今日は来てくださってありがとうございます。イオニシスに良くしてもらっている彩花です」
「そこは『妻』って言っとかないと、後で注意されるわよ。何処で聴いてるかわからないんだから……」
「えっ、そうなんですか?」
「そうよ、聴き流してると思うんだけど、そういうところのチェックは厳しいわよ。さっきも見たでしょ」

そう言って、阿佐美さんが自身の娘である美咲さんの方を見る。
美咲さん、真っ赤だ。可愛いけど、確かに人前でやられたら困る。

「そっ、そうですね。イオニシスの妻の彩花です。よろしくお願いします」

どうよ、これなら何処かで聴いてても文句はあるまい!!

「彩花さん、可愛らしいですね。よろしくお願いします。そうそう、僕もお土産持って来たんです。紅茶の茶葉なんですけど」

そう言って渡され、後ろに控えるメイドに渡す。

「早速入れさせていただきますね」

そう言って、ティーポットにお茶の準備をし、配られた。
ほのかに香る良い香りで、ほっとする。

「妊娠時にコーヒー飲ませてもらえなくて、紅茶に凝ってたんです。ほっとする香りで、味も美味しいんですよ」
「本当だ。美味しい」

そう言って、紅茶を堪能しながら、色んな話を楽しんだ。
お互いの出会いとか、こんな事に困るとか…
惚気みたいなのもあったけど、楽しい時間を過ごせた。
そうこうすると、時間が経つのも早く、気がつけばお互いのパートナーが迎えに来て連れ去るように帰っていった。

「本当に凄い執着」

ぽそっと呟いたつもりなのに……

「何か言った?ふふっ」

そう言いながら、腰を引き寄せ抱きしめながら、不埒な動きはやめて欲しい。

「直ぐに妻と言わなかったね。お仕置き決定だなぁ」

そう言って、寝室に連れ込まれたのは、何故なんだ~~~~~

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