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亜希子の呟き
会えた。
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「先輩!!」
ハルトに連れられて、魔王城にやってきた。
来て早々、先輩のところに案内してもらったんだ。
先輩の顔が見えて、かけて行こうとしたら、ハルトに羽交い締めにされた。
何故に?
「なんだかやけますね。お2人が仲良しなのは理解してるのですが……」
「理解してるなら、離して。先輩~~ふがふぐ」
口元を手で押さえられてと思ったら、今度は唇で塞がれた。
離せ!先輩のところに行くのよ!
先輩がこっちに歩いてきた。
「イオから聞いてたけど、2人は仲良しなんだね。よかったよかった。」
「ハルト、離して!先輩。元気そうでよかったです。いつのまにか結婚してるんだもの。超びっくりですよ。」
「それを言うなら、私もびっくりだよ。亜希子がここの世界の人と結婚してるんだもの。」
「そうなんですよ。半分強制ですけどね。今は良いですよ。」
「そうなのね。私も同じ感じかなぁ。ここの住民の執着は凄くてびっくりした。大事にはされてるんだけどね。」
「そうなんですよね~~」
そう話しながら、先輩に勧められて、テーブルにつく。
美味しそうなお菓子や軽食に、紅茶を入れてくれた。
あれ?先輩ってコーヒー派でなかったかなぁ……
「先輩、コーヒー派でなかったですか?」
「ん~~~、そうなんだけどね、どうもできたみたいなのよ。で、コーヒーは、イオに禁止されちゃったんだ。無事に生まれて、少しするまでダメだって。」
「ほほ~~、愛されてますね。」
「そうかも、亜希子もハルトさんに愛されてるじゃない。さっきのキスシーンも、なかなか」
「愛されてますけど、往来でのキスとかハグはどうかと思うんですよね~~、恥ずかしい……」
「そうだよね……」
2人で遠い目をする。
とうの犯人は知らん顔。
愛しい者を見る視線だけ感じます。
まぁ、ここまで愛されたら、まぁいっか。
そんな気持ちになりました。
今度、他の魔王の奥さんや婚約者を集めて女子会しよう!って話が盛り上がり、次の約束をし、時間が許せるまでしっかりだべりました。
帰ってから、抱き潰されるのは……ただ単にヤキモチからみたい。
癒してくれるから、よしとするか。
みんなが幸せなら良いよね。
そう考えて、ハルトに甘えたのでした。
Fine
ハルトに連れられて、魔王城にやってきた。
来て早々、先輩のところに案内してもらったんだ。
先輩の顔が見えて、かけて行こうとしたら、ハルトに羽交い締めにされた。
何故に?
「なんだかやけますね。お2人が仲良しなのは理解してるのですが……」
「理解してるなら、離して。先輩~~ふがふぐ」
口元を手で押さえられてと思ったら、今度は唇で塞がれた。
離せ!先輩のところに行くのよ!
先輩がこっちに歩いてきた。
「イオから聞いてたけど、2人は仲良しなんだね。よかったよかった。」
「ハルト、離して!先輩。元気そうでよかったです。いつのまにか結婚してるんだもの。超びっくりですよ。」
「それを言うなら、私もびっくりだよ。亜希子がここの世界の人と結婚してるんだもの。」
「そうなんですよ。半分強制ですけどね。今は良いですよ。」
「そうなのね。私も同じ感じかなぁ。ここの住民の執着は凄くてびっくりした。大事にはされてるんだけどね。」
「そうなんですよね~~」
そう話しながら、先輩に勧められて、テーブルにつく。
美味しそうなお菓子や軽食に、紅茶を入れてくれた。
あれ?先輩ってコーヒー派でなかったかなぁ……
「先輩、コーヒー派でなかったですか?」
「ん~~~、そうなんだけどね、どうもできたみたいなのよ。で、コーヒーは、イオに禁止されちゃったんだ。無事に生まれて、少しするまでダメだって。」
「ほほ~~、愛されてますね。」
「そうかも、亜希子もハルトさんに愛されてるじゃない。さっきのキスシーンも、なかなか」
「愛されてますけど、往来でのキスとかハグはどうかと思うんですよね~~、恥ずかしい……」
「そうだよね……」
2人で遠い目をする。
とうの犯人は知らん顔。
愛しい者を見る視線だけ感じます。
まぁ、ここまで愛されたら、まぁいっか。
そんな気持ちになりました。
今度、他の魔王の奥さんや婚約者を集めて女子会しよう!って話が盛り上がり、次の約束をし、時間が許せるまでしっかりだべりました。
帰ってから、抱き潰されるのは……ただ単にヤキモチからみたい。
癒してくれるから、よしとするか。
みんなが幸せなら良いよね。
そう考えて、ハルトに甘えたのでした。
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