異世界から来た華と守護する者

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この世界に馴染んできて

兄の計画

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ナディルが戦から帰ってきてだいぶと月日がたつが、未だ番に合わせようとしない。
皇帝の権力を使っても良いのだが、兄として応援したいという気持ちが強く言い出せないでいる。

私の元に報告にはやって来た。
待ちに待った愛しい番は何故か戦闘中に戦場に急に現れたと……
急に魔力が安定したと……
逸早く安全な場所に連れ帰りたいと行動することに決めたと…

その後は、敵方の者達は全て強制的に送り返した事
飛躍して敵国に潜入し、しっかりと威圧もしてきたと。

我が国に侵攻しない確約書を書かせ、ライトに渡し持ち帰って来た。
その書類は現在城の重要書類保管庫に置いてある。
何かの時には切り札になるからね。

国の立て直しに時間が掛かるよう武器庫など、一部城を破壊して、賠償金もしっかり受け取る段取りもしてきたのだから、我が弟ながら良い仕事をしてくる。

帰って来てのナディルは私に他の戦場にいた騎士達の長期休暇と、報奨金を願い出た。
頑張ってくれた騎士達に褒美を渡すのはこの国及び私の仕事だ。
もちろん他の者達との調整等必要だが……

金銭面はある程度決められたものがある。
休みも然り。
それにあてはめればいいだけだ。

褒美の宴を開催しようとしたが、自分たちには先ずは休みを……と。
他の騎士達や、建設関係、その他を駆使して国境沿いの強化と安全確保を…
街の整備を十分にし、流通をと提案された。

最もだとおもい、それは至急議題に上げて決定・決行している。
だが………やはり、弟の番の事が気になるのは仕方ないと思うのだけど……
私の義理妹にもなるわけだし。いわゆる家族だよね。

ナディルはなかなか首を縦にふらない。
番はまだこの世界に慣れていないから……
この国にも、この城にも慣れてない。
1番重要課題は、ナディル自身の事をもっと意識させなければいけないから……
愛してもらいたい、愛されたいから………と

そう言って会える機会も作ってもらえない。
ただ、他の者の目に触れさせたく無いだけだろうと思うけど……
兄は………寂しいよ。

もう少ししたら、国をあげての豊穣祭がある。
その時に会うことにしよう。

計画を立てなければ……
我が義理妹のお披露目を兼ねて。



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