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アカデミー
アカデミー生活中です(セイクリオン公爵家)
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「カルロスの件で、今回またヤツらが動き出した。今までの情報も踏まえてだが、アカデミー周辺で本人を監視、誘拐目的で近づいて来たようだ。殿下からの情報からも、奴隷商人が手を組んでこの国に潜伏し出したのは注意していたが…奴らは現場を抑えて捉えないと罪に問えないから泳がせておいたのだが、その一部が近づいたようだ」
「こちらの情報でも抑えております。」
「一部は違う案件で騎士団が現場確保し、その物的証拠書類にちかじか取引がある模様との報告が上がっていた。国王陛下からの呼び出しでお教えいただいたんだけどね。今度、殿下が統率して抑え込む予定らしい。張り切っておられたから…」
ん?その少し遠い目になってるのはどうした?
また殿下に無茶振りされたのか?
城勤めになってから、大変なようだ…
「俺たちは、親類としてあの国に会いに行こうと思うんだけど、どうだろうか?」
「一応、従兄弟で従姉妹だしな俺達。」
「今は引退している叔父上に会いにいくのでも良いんだけれど、協力はしてもらえないんだろうか?」
確かに、彼の国は、我妻の姉が嫁いだ。
全ての者が知っているわけではない。秘密とされている事だ。
私たち家族と、向こうの家族。そして、当時関わった者数名のみだ。
国がらみの…
まぁ、それでも、密かに付き合いはある。
向こうから極秘で情報をもらっているし、あの国自体も、あの団体には手を焼いているといっていた。
なら………
「ルシウスとシリウスはあの国に飛んでくれ。書状を書くから渡してほしい。あと…」
「義父上、私の方でも手を回しておきましょう。私の妻の憂いを祓う必要がありますから」
そういうと、交戦的な表情を表す。
この男は癖ものだ。
味方であれば安心だが、敵に回せば…
娘の『番』である事がこれほど心強いものはない。
「それでは、そちらの方を…」
「そうよ、私の可愛い弟、カルを守ってね」
そこでお前は、その男に抱きつきながらお願いするんだね。
うん。相手が喜んでいるから…父さんは寂しいよ…
昔は『パパのお嫁さんになる』って言ってたのにね。
結婚前は、必死で逃げてたのに、結局そうなったんだね…
いゃ、今は息子のことだ。
あの子が無事に結婚して、幸せを掴むまで…
ヤツとの繋がりが完全に途絶えるまでは、油断できない!!
家老や執事達の持ち込む情報を整理して、各者たちに指示を出していく。
今度こそだ!!!
少し落ち着いて考えようと席を外した。
その時、急に現れた見知らぬ男。
そう奮闘していた後、自室に現れた男。
見知らぬ男だが、見覚えがある。
そして、敵意は感じられないが…
この男は強い…
「初めてお目にかかる。マスターの父君」
黒装束の男。この衣装は現在国王の配下となっている忍者軍団の…
でも、この男は…それに今何と言った?『マスターの父君』…『父君?』
「我は忍者マスターガラ。マスターより召喚されしものでございます」
そう言って跪き頭を下げられた。
あの子は確か『英霊召喚』ができた。
そうだ。『英霊召喚』だ。ならこの男は…
「あなたは初代聖女様と巡礼を共にした…」
「その通りでございます。此度、ご子息様。そう、マスターと縁を結び仕えさせていただいている者でございます。お渡ししたいモノがございまして、参りました。」
そう言うと、ドサッと音がし、そこには大きな袋が。
袋の口を開け、見えたのは魔人族の男。
我が家の執事と双子の息子達を呼ぶ。
執事も息子達も驚愕の視線を送ったが、すぐに落ち着いて対応する体制を整えた。
流石は執事であり、城勤めをしている息子達だ。
「お初にお目にかかります。我が名はガラ。マスターに召喚されしものでございます。今回、我が主人にあだなす者を捕えましたので、こちらに」
そう言って、完全に袋から出した。
猿轡と拘束のロープで厳重に縛られている男を蹴飛ばした。
ゴロゴロと息子の前で止まる。
「出来ましては、そちらで尋問などされてはと。それでは失礼致します。」
そう言うが早いか、男は姿を消した。残ったのは拘束された男のみ。
あのガラと名乗る忍者も男を入れていた袋も消えていた。
「すぐさま地下へ」
執事に命じて連れて行かせる。
屋敷の者に尋問を任せよう。
あの男も行ったであろうが…
ヒラヒラと紙が手に…
「ここまで調べ上げたのか…ならば、確認といざという時の証人としてだな…」
紙に記されているのは、この男の名前と国籍。
そして、必要な情報の数々。
死なない程度に生かしておく必要がある…か…
息子達にも紙を見せ、情報を共有する。
もう一度会議だ。
すぐに集めて…
また、屋敷内は騒がしくなった。
「こちらの情報でも抑えております。」
「一部は違う案件で騎士団が現場確保し、その物的証拠書類にちかじか取引がある模様との報告が上がっていた。国王陛下からの呼び出しでお教えいただいたんだけどね。今度、殿下が統率して抑え込む予定らしい。張り切っておられたから…」
ん?その少し遠い目になってるのはどうした?
また殿下に無茶振りされたのか?
城勤めになってから、大変なようだ…
「俺たちは、親類としてあの国に会いに行こうと思うんだけど、どうだろうか?」
「一応、従兄弟で従姉妹だしな俺達。」
「今は引退している叔父上に会いにいくのでも良いんだけれど、協力はしてもらえないんだろうか?」
確かに、彼の国は、我妻の姉が嫁いだ。
全ての者が知っているわけではない。秘密とされている事だ。
私たち家族と、向こうの家族。そして、当時関わった者数名のみだ。
国がらみの…
まぁ、それでも、密かに付き合いはある。
向こうから極秘で情報をもらっているし、あの国自体も、あの団体には手を焼いているといっていた。
なら………
「ルシウスとシリウスはあの国に飛んでくれ。書状を書くから渡してほしい。あと…」
「義父上、私の方でも手を回しておきましょう。私の妻の憂いを祓う必要がありますから」
そういうと、交戦的な表情を表す。
この男は癖ものだ。
味方であれば安心だが、敵に回せば…
娘の『番』である事がこれほど心強いものはない。
「それでは、そちらの方を…」
「そうよ、私の可愛い弟、カルを守ってね」
そこでお前は、その男に抱きつきながらお願いするんだね。
うん。相手が喜んでいるから…父さんは寂しいよ…
昔は『パパのお嫁さんになる』って言ってたのにね。
結婚前は、必死で逃げてたのに、結局そうなったんだね…
いゃ、今は息子のことだ。
あの子が無事に結婚して、幸せを掴むまで…
ヤツとの繋がりが完全に途絶えるまでは、油断できない!!
家老や執事達の持ち込む情報を整理して、各者たちに指示を出していく。
今度こそだ!!!
少し落ち着いて考えようと席を外した。
その時、急に現れた見知らぬ男。
そう奮闘していた後、自室に現れた男。
見知らぬ男だが、見覚えがある。
そして、敵意は感じられないが…
この男は強い…
「初めてお目にかかる。マスターの父君」
黒装束の男。この衣装は現在国王の配下となっている忍者軍団の…
でも、この男は…それに今何と言った?『マスターの父君』…『父君?』
「我は忍者マスターガラ。マスターより召喚されしものでございます」
そう言って跪き頭を下げられた。
あの子は確か『英霊召喚』ができた。
そうだ。『英霊召喚』だ。ならこの男は…
「あなたは初代聖女様と巡礼を共にした…」
「その通りでございます。此度、ご子息様。そう、マスターと縁を結び仕えさせていただいている者でございます。お渡ししたいモノがございまして、参りました。」
そう言うと、ドサッと音がし、そこには大きな袋が。
袋の口を開け、見えたのは魔人族の男。
我が家の執事と双子の息子達を呼ぶ。
執事も息子達も驚愕の視線を送ったが、すぐに落ち着いて対応する体制を整えた。
流石は執事であり、城勤めをしている息子達だ。
「お初にお目にかかります。我が名はガラ。マスターに召喚されしものでございます。今回、我が主人にあだなす者を捕えましたので、こちらに」
そう言って、完全に袋から出した。
猿轡と拘束のロープで厳重に縛られている男を蹴飛ばした。
ゴロゴロと息子の前で止まる。
「出来ましては、そちらで尋問などされてはと。それでは失礼致します。」
そう言うが早いか、男は姿を消した。残ったのは拘束された男のみ。
あのガラと名乗る忍者も男を入れていた袋も消えていた。
「すぐさま地下へ」
執事に命じて連れて行かせる。
屋敷の者に尋問を任せよう。
あの男も行ったであろうが…
ヒラヒラと紙が手に…
「ここまで調べ上げたのか…ならば、確認といざという時の証人としてだな…」
紙に記されているのは、この男の名前と国籍。
そして、必要な情報の数々。
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もう一度会議だ。
すぐに集めて…
また、屋敷内は騒がしくなった。
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