竜の国のご都合主義?

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聖女と巡礼

聖女巡礼メンバーと別行動です。

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ディから教えてもらった情報は多岐に渡った。
ほぼ確証された内容だと思うけれど、僕の仲間達が情報を集めに出かけているから、それと照らし合わせて確認して行ったらいいだろう。多方面から見て得る方が良いし、早く問題解決に迎えるからね。
大きな問題は、例の『扉』だ。
あれが完璧に開けば、大きな厄災をもたらされる。
人類滅亡なんて比じゃないぐらいの厄災だ。
だって、あの扉は異世界に繋がるものらしく、悪魔が襲来してくるんだ。
悪魔にも階級。力の差があると思うけれども、凶暴化した魔獣よりも面倒なのは想像できるしな…

まず、浄化巡礼メンバーなんだけど、アイは時々人格が変わるような行動が見られたらしい。
そして、僕が勝手に浄化メンバーから離脱した。
メンバーの者達には多いな負担がかかっているため、急遽メンバーの補充が必要だと言ったらしい。
しかも、ディを指名した。
巡礼メンバーは、神からの刻印が贈られた者とされている。
聖女が魔力枯渇に陥った場合及び陥りそうになった場合に魔力譲渡が行いやすいからと。
本来は番か、ヒト族からの魔力でなければ、かなりの苦痛を伴う行為だ。
ヒト族は特別な種族で、どの種族にも魔力提供しやすいから、番と勘違いされる問題も多発しているぐらいにだ。

アイの訴えでは、僕が起こした問題は、その番が代わりに対処しべきだと。しかも、アステード王国王弟であり、かなりの実力者であるから、刻印が押されていなくても、魔獣を討伐し抑え込む事は十分にできるし、実際に行ってくれていた。だから、こっちに戻ってくるようにとの事らしい。
しかも、自分は無理やりこの世界に連れ込まれた聖女。自分の力をこの世界の都合で使用しているのであるから、自分が求める者を側にいてもらい、自分を守ってもらう権利があると主張しているとか。

僕との番も解消して、聖女アイがそこまで求めるなら二人を番にしても良いのではないかとの意見も持ち上がっている。そして、番を解消された僕は、ロザリアン神聖国の神殿に身を置き、この国の発展のために…
魔塔の方からは、僕の力を研究したいから、協力を要請したい…なんて事になりだしているらしい。

神殿に入れば、下手したら聖職者の誰かと婚姻させられて、子供を産まさせられる可能性が高い。
魔力の多い子供を手に入れる。他国の牽制もあり得るかもしれない。この色持ちのヒト族であるから。
魔力も搾取されながら、酷使…
魔塔の方では、極端にいえば実験体だ。

どっちも御免被る。絶対に嫌だ。
母が異世界から渡ってきた者である事は秘匿されていたが、一部の者は知っていた。
いくら隠していても、綻びが出るように、その情報は一部漏れた。
だから、その母親の子であり、この黒目黒い髪のヒト族の僕を欲しがるのだ。

黒目黒い髪は、家族で僕だけ。しかもヒト族。

ディがかなり怒りを抑えながら教えてくれた。
室温はかなり下がっていたと思う。
部屋の隅が一部凍っていたから、怒りで魔力が溢れたんだね…

後は、国の魔獣保街状況や、例の扉の状況だった。
前回からそんなに時間が経っていないのに出現した扉。
いつもはもっと間が空いていたらしい。
ディが前回と今回の二度と関わってしてしまうぐらいだから、余程だと言っていた。

前に、前回の聖女であるサヤカが言っていた事を思い出す。
確か前回と少し関係していたような…

ゲームではそんな設定はしていなかった。
ただ、普通のよくある人気設定だ。
ゲームを描いてくれた絵師が素晴らしく、声優も人気があるものが多かった。
実物がその描かれた絵とよく似ており、声も同じで驚いたんだけどね…

まぁ、ストーリーが大幅に変わってしまっているしなぁ…
僕自身がそうだしね。


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