竜の国のご都合主義?

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反撃?

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「ようこそ。大きくなったね。」
「やぁ、覚えてるか?」
「こんにちは。お久しぶり。」

そう言って迎えられたのは、ディール帝国前皇帝エドワード殿下のテント内にいる従兄達と従姉だった。
僕達は、ディアブロとディアの力でテント内に転移して来たんだけれどね。
いきなり姿を現せて驚かせるかと思ったけれど、思ったほど驚いていなかった。
一体どう言うことだろうか?

まぁ、僕は彼らにとっては甥っ子だし従弟であるから…

「あぁ、見知った気配の魔法展開を感じたからね。私は魔法とか得意だから。久しぶりだな。」

そう言って笑っていたのはエドワード殿下だ。そう、僕にとっては叔父だ。
ついつい忘れそうになるけれど…僕の周りは意外と凄い人が多いんだよね。
幼少時は知らなかったけれど、母が教えてくれた。
『秘密ね。』と唇に指を立てて。
僕の父と歳は変わらないと思うのだけれども…若々しい姿で驚いた。
父も年齢に対してものすごく若い姿を保っている。母は父親の影響で、父親と出会った頃と変わらない姿らしいけれど。これの関しても、前世を思い出した時に驚いたんだ。
向こうの世界と違っていたから。後、この世界の住人達の特徴とも言えるんだけれども…そんな事までは設定していなかったしね。
髭を描いたりして、多少の年齢が上には見える様には考えていたけれど…

まぁ、そんな事はいい。実際この世界では種族の違いで多少違うのだけれども、ある程度の年齢で姿形が変わらなくなるんだ。で、寿命近くで一気に老け込み…いゃ、老化が伺え出して、やがて永遠の眠りにつく。
番の契約をしていた場合。特殊事例以外は相手の寿命、そう、魔力が多く、寿命が長い方に合わせてお互い過ごし、相手が亡くなれば追いかける様に亡くなるんだ。
特殊事例とは、戦争や事故などで番が亡くなった場合とか、相手との年齢差が大きく、相手の寿命が来た時、子育て中などであれば、その子育てが無事に終わり、種族としての寿命が来ればこの世を去る感じだ。

この辺りは理由はよくわからないんだけどね。運命の番同士で『番契約』した場合、魂まで拘束したがる様だとある書籍にあったから、そんな感じなんだろう。きっと迎えにくるんだろうね…


いゃ、今はそんな事どうでもよくてだ。

「コロコロと表情が変わるのは遺伝的なものかな?どうだろうか?沙也加。」

そう言って背後に佇んでいる女性に蕩けそうな笑顔を向けている。
えっと…

「ふふふっ、マスターって言った方が良い?カルスト。」

そう言って笑いながら近づいて来たのは…

「えっと…サヤカ…様?叔母上?」

クスクス笑っている。うん、いつものサヤカだ。いゃ、もう呼び捨ては良くないだろう。
叔母上として敬う必要性があると思う。

でも、ついつい『サヤカ』って呼び捨てしてしまったら、御免なさい。
そう心で謝っておいた。

「おや、サヤカ殿ではございませんか。」

そう言ってにこやかにお辞儀をしたのは、さすが大賢者だ。

「アルスト殿、お久しぶり。アカリ様もね。ディアブロは相変わらずね。ディアは可愛い。」

そう言ってみんなの輪に入っていった。
エドワード殿下は、何とも言えない顔をしている。もしかして気づいている?

「実際に見て驚きだね。本当に素晴らしい力だ。あの英雄達が英霊として君に支えてるんだね。」
「はい。僕には勿体無いスキルだと思います。でも、大いに助かっていますし、今ではこのスキル持っていてよかったと思っています。」
「ふむ…沙也加もちゃっかり英霊と一緒に君の魔力を使って頑張っていた様だ。君のおかげで会えたしね…」

そう言いながら、何かを思い出している様だ。

「父上、立ち話も何だ。奥に入ってもらおう。そして、今後の計画とかもあるし。」
「あぁ、そうだった。ではカルストとその他のもの達も奥に入ってくれ。」

そう言われて、テントの奥に…
えっと、これはどう言う構造に??
外から見たら、普通の野営用に大型テントだったのに、入っていくとまるで邸宅の様な…

「あぁ、これは特殊な魔法を組み合わせておるようじゃ。空間転移と構築。そして…」
アルストがぶつぶつ言い出している。
なるほど。魔道具のテントと言うことか。
凄いな。どのくらい組み込んでいるんだろう。
高額商品間違いなしだとも思うけれど…

そんなことを考えながら、奥の部屋へと案内されて行った。


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