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新たなスタート
多分、『あの方』がやって来た
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学園に通いだし、友人ができた。
友人と楽しく会話をしながら、教室移動する。
この学園には、進学校という面と、お金持ちの方々が多いのか、普通の学校とは少し違った授業もあった。
というか、私が普通校しか通ったことがないから、知らなかっただけかも知れないけど……
マナーの時間や、ダンスの時間。勿論、社交ダンスだけど…あと、乗馬とか……
そうそう、マナーの時間に紅茶の美味しい入れ方とか、茶葉の選び方とかもあった。
これらに対しては、全て初めてで、直樹兄様や、直哉兄様が休みの時や、手が空いているときに教えてもらった。
てっきり、普通の学業だけだと思ったのにびっくりです。
そうこうしながらも、何とかクラスのみんなに、ついていく日々が続いていた。
「鬼龍院様が、戻られたみたいよ。この前までアメリカに行かれてたんですよね」
「そうそう、お父様のお仕事の手伝い及び、留学でしたか?」
クラスメイトがそう話していた。
鬼龍院?どっかで聞いたような………そうそう、今お世話になっている神澤家が確か鬼龍院家に使えてるとか言っていた。その鬼龍院だろうか?
スマホの電話帳にも鬼龍院の名前があったから、その人があの方なんだろうか?
怖くて聞けなかったし、勿論、話したこともないので電話もした事がない。
いきなり、『お世話になってます』なんて電話するのも変だと思って……
電話帳に記載されている鬼龍院 章人(きりゅういん あきひと)さん。どんな人かもわからない。
怖い人でなければ良いな………
思わずそんな事を考えていた。
まさか、同じクラスになるとは全然思わなかったんだ。
翌日、クラスのみんながさらにざわめいていた。
ガラガラと扉を開けてさっそうと入ってくる2人組。
どちらも見目麗しく、一瞬世界が違う………なんて思ってしまった。
見てはいけない……きっと……
そんなバカなことも考えたりした。
「章人様、玲也様、お久しぶりです」
そう言いって、何人かが彼らの周りを取り囲む。
色々と声かけられながらも、1人は冷たく受け応え、1人はニコニコしながら対応しながらも、自分のペースに話を上手く持っていっているように聞こえた。
しばらくして、近づいてくる人の気配……というか、教室なんだから、あたりまえなんだけど、なんだか気配が違う……
「ここ、空いてますよね」
そう言って、彼らは、何故か私の前後の席に座る。
何故に私の前後?
いたたまれず、違う席に行こうかとも思った。
確かに、窓側で、ちょうど私の前後が空いていたんだけどね……
いっそ、席替えしてもらいたい………
そんな心中だったのは内緒だ。無理なんだけどね……
ほら、私、超一般人ですから~~~
友人と楽しく会話をしながら、教室移動する。
この学園には、進学校という面と、お金持ちの方々が多いのか、普通の学校とは少し違った授業もあった。
というか、私が普通校しか通ったことがないから、知らなかっただけかも知れないけど……
マナーの時間や、ダンスの時間。勿論、社交ダンスだけど…あと、乗馬とか……
そうそう、マナーの時間に紅茶の美味しい入れ方とか、茶葉の選び方とかもあった。
これらに対しては、全て初めてで、直樹兄様や、直哉兄様が休みの時や、手が空いているときに教えてもらった。
てっきり、普通の学業だけだと思ったのにびっくりです。
そうこうしながらも、何とかクラスのみんなに、ついていく日々が続いていた。
「鬼龍院様が、戻られたみたいよ。この前までアメリカに行かれてたんですよね」
「そうそう、お父様のお仕事の手伝い及び、留学でしたか?」
クラスメイトがそう話していた。
鬼龍院?どっかで聞いたような………そうそう、今お世話になっている神澤家が確か鬼龍院家に使えてるとか言っていた。その鬼龍院だろうか?
スマホの電話帳にも鬼龍院の名前があったから、その人があの方なんだろうか?
怖くて聞けなかったし、勿論、話したこともないので電話もした事がない。
いきなり、『お世話になってます』なんて電話するのも変だと思って……
電話帳に記載されている鬼龍院 章人(きりゅういん あきひと)さん。どんな人かもわからない。
怖い人でなければ良いな………
思わずそんな事を考えていた。
まさか、同じクラスになるとは全然思わなかったんだ。
翌日、クラスのみんながさらにざわめいていた。
ガラガラと扉を開けてさっそうと入ってくる2人組。
どちらも見目麗しく、一瞬世界が違う………なんて思ってしまった。
見てはいけない……きっと……
そんなバカなことも考えたりした。
「章人様、玲也様、お久しぶりです」
そう言いって、何人かが彼らの周りを取り囲む。
色々と声かけられながらも、1人は冷たく受け応え、1人はニコニコしながら対応しながらも、自分のペースに話を上手く持っていっているように聞こえた。
しばらくして、近づいてくる人の気配……というか、教室なんだから、あたりまえなんだけど、なんだか気配が違う……
「ここ、空いてますよね」
そう言って、彼らは、何故か私の前後の席に座る。
何故に私の前後?
いたたまれず、違う席に行こうかとも思った。
確かに、窓側で、ちょうど私の前後が空いていたんだけどね……
いっそ、席替えしてもらいたい………
そんな心中だったのは内緒だ。無理なんだけどね……
ほら、私、超一般人ですから~~~
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