11 / 51
新たなスタート
2人から
しおりを挟む
「勿論、私だよ。君が身につけてくれる物だ。例えそれがお香であっても、私が準備したいよね」
そう言って、彼、章人様にくすくす笑われる。
「材料を調達したのは僕だけどね」
そう言って笑っているのは玲也様だった。
「章人様と玲也様にそこまでしていただくいわれは……」
「『様』はいらない。必要ない」
「でも……会ったのは教室が初めてで、鬼龍院様なんでしょ?ここの家は鬼龍院に仕えるから……」
何がなんだかよくわからない。
混乱して、頭がまわらない……
「僕たちが、君に逢ったのは教室が初めてではないよ。もっと昔。」
「記憶にございません………」
「そうだね。私達と教室で再会しても、君は顔をあわせてもくれなかったしね。ねぇ、綾乃」
いつの間にか、2人には抱き込まれ、匂いを嗅ぐなぁ~~~~
ワタワタしながら、暴れるも離してくれない。
「知ってる?妖の花嫁である番とは、匂いやいろんなものでもわかるんだよ」
「双子の妖の場合、同じ花嫁、番を持つ事もあるんだ。知ってた?」
「しっ……知りません……ていうか、『妖』事態、学校でこの前知ったばかりなのに……」
「君の両親は知ってたのにね……上手く隠されてたけど……」
へっ?両親は知っていた?どういう事?
そんなの、聞いた事ないし……知らない……
「章人様、玲也様、その話はまだ……」
「直政?君はこの神澤家の家長であり、鬼龍院家に使える者だよね。まぁ、正確には、君は父に仕えてるけど、どういう事?もしかして、私達から綾乃を隠すつもり?」
一瞬、空気が冷える。
怖い…………
「そのような事は………」
直政様が両膝を床について、何かに押さえつけられているようだ……
何これ………
「もっ……申し訳ございません。まだ時期……早々かと……」
「あぁ、綾乃の両親が亡くなって、まだそんなにたっていなかったものね」
「綾乃?あぁ、怖い思いをさせたね。ごめん。大丈夫だよ。直政に少し聞いてただけだから」
そう言って、抱きしめられる。
「ふふっ、震えてる。大丈夫だよ。怖がらせてごめんね。そんな顔も可愛いな。でも、僕達は、君の笑顔の方がもっと好きだから、今後、そんな顔させないと誓うよ。ごめんね。」
いつの間にか、冷気も消えて、ホッとする。
この2人、怒らせたら怖い………
関わりたくない………
「そうそう、僕達から離れようとしても無駄だよ。逃げれないし、逃がさない」
「今は覚えてなかったり、知らない事も多いかも知れないけど、いずれ思い出すだろうし、知って行ってくれたら良いよ。」
そう言って、笑っている。
「まずは、少し話そうか」
そう言って、ソファーに2人が座るも、何故2人の膝の上なのでしょうか?
この体制、絶対変だよね。
しかも、背中は章人さんに、もたれるようにされ、脚が落ちないように玲也さんに……って、
どんな羞恥プレイなの?
「降ろしてください!!恥ずかしい……」
「ん~~仕方ないな。わかった。じゃ」
そう言って、降ろしてはもらえたんだけど、2人の間で、しかも両方から腰を抱かれてしまった。
「これ以上は、妥協できないからね」
そう言って、嬉しそうに2人から頬を撫でられる……
羞恥で死ねる……
真剣にそう思ってしまったのは、仕方ないはず!!
そう言って、彼、章人様にくすくす笑われる。
「材料を調達したのは僕だけどね」
そう言って笑っているのは玲也様だった。
「章人様と玲也様にそこまでしていただくいわれは……」
「『様』はいらない。必要ない」
「でも……会ったのは教室が初めてで、鬼龍院様なんでしょ?ここの家は鬼龍院に仕えるから……」
何がなんだかよくわからない。
混乱して、頭がまわらない……
「僕たちが、君に逢ったのは教室が初めてではないよ。もっと昔。」
「記憶にございません………」
「そうだね。私達と教室で再会しても、君は顔をあわせてもくれなかったしね。ねぇ、綾乃」
いつの間にか、2人には抱き込まれ、匂いを嗅ぐなぁ~~~~
ワタワタしながら、暴れるも離してくれない。
「知ってる?妖の花嫁である番とは、匂いやいろんなものでもわかるんだよ」
「双子の妖の場合、同じ花嫁、番を持つ事もあるんだ。知ってた?」
「しっ……知りません……ていうか、『妖』事態、学校でこの前知ったばかりなのに……」
「君の両親は知ってたのにね……上手く隠されてたけど……」
へっ?両親は知っていた?どういう事?
そんなの、聞いた事ないし……知らない……
「章人様、玲也様、その話はまだ……」
「直政?君はこの神澤家の家長であり、鬼龍院家に使える者だよね。まぁ、正確には、君は父に仕えてるけど、どういう事?もしかして、私達から綾乃を隠すつもり?」
一瞬、空気が冷える。
怖い…………
「そのような事は………」
直政様が両膝を床について、何かに押さえつけられているようだ……
何これ………
「もっ……申し訳ございません。まだ時期……早々かと……」
「あぁ、綾乃の両親が亡くなって、まだそんなにたっていなかったものね」
「綾乃?あぁ、怖い思いをさせたね。ごめん。大丈夫だよ。直政に少し聞いてただけだから」
そう言って、抱きしめられる。
「ふふっ、震えてる。大丈夫だよ。怖がらせてごめんね。そんな顔も可愛いな。でも、僕達は、君の笑顔の方がもっと好きだから、今後、そんな顔させないと誓うよ。ごめんね。」
いつの間にか、冷気も消えて、ホッとする。
この2人、怒らせたら怖い………
関わりたくない………
「そうそう、僕達から離れようとしても無駄だよ。逃げれないし、逃がさない」
「今は覚えてなかったり、知らない事も多いかも知れないけど、いずれ思い出すだろうし、知って行ってくれたら良いよ。」
そう言って、笑っている。
「まずは、少し話そうか」
そう言って、ソファーに2人が座るも、何故2人の膝の上なのでしょうか?
この体制、絶対変だよね。
しかも、背中は章人さんに、もたれるようにされ、脚が落ちないように玲也さんに……って、
どんな羞恥プレイなの?
「降ろしてください!!恥ずかしい……」
「ん~~仕方ないな。わかった。じゃ」
そう言って、降ろしてはもらえたんだけど、2人の間で、しかも両方から腰を抱かれてしまった。
「これ以上は、妥協できないからね」
そう言って、嬉しそうに2人から頬を撫でられる……
羞恥で死ねる……
真剣にそう思ってしまったのは、仕方ないはず!!
0
あなたにおすすめの小説
快楽の檻は出られない。という夢を見ました
粉雪 雀
恋愛
目を覚ますと窓も扉もない、全く見知らぬ部屋にいたアミティは、「悪魔」を名乗る青年ヴァンと出会う。
ヴァン曰く、ここは『快楽の檻』
アミティ自身がヴァンと契約し、この部屋に自分とヴァンを閉じ込めたらしい。
「…という設定の夢なのね。」
あっさり受け入れてしまったアミティは快楽を求め始めたのだった。
あっさりめです。
離宮に隠されるお妃様
agapē【アガペー】
恋愛
私の妃にならないか?
侯爵令嬢であるローゼリアには、婚約者がいた。第一王子のライモンド。ある日、呼び出しを受け向かった先には、女性を膝に乗せ、仲睦まじい様子のライモンドがいた。
「何故呼ばれたか・・・わかるな?」
「何故・・・理由は存じませんが」
「毎日勉強ばかりしているのに頭が悪いのだな」
ローゼリアはライモンドから婚約破棄を言い渡される。
『私の妃にならないか?妻としての役割は求めない。少しばかり政務を手伝ってくれると助かるが、後は離宮でゆっくり過ごしてくれればいい』
愛し愛される関係。そんな幸せは夢物語と諦め、ローゼリアは離宮に隠されるお妃様となった。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
魔族の生き残り王女の婚姻
天瀬 澪
恋愛
アリシアは、世界最強と恐れられる魔族の王女だった。
けれど魔族の数々の蛮行が引き金となり、ついに他国から攻め入られてしまう。
生まれ持つ魔力で命を護られ、たった一人の生き残りとなってしまったアリシアは、魔族の国を滅ぼしたマクラウド国第三王子シリウスと婚姻を結ぶことが決まる。
「ーーー俺はこの国の王になり、この国の腐った部分を根本から変えたい」
シリウスから取引を持ちかけられ、アリシアは魔族の生き残りという運命を背負い、いずれシリウスから命を奪われるその日まで生きていこうと決めた。
いつか、心から誰かと笑い合いたいと、そんな淡い希望を抱きながら。
魔族の中で最弱の力を隠し、懸命に強い王女として振る舞うアリシア。
笑顔の裏で闘志を燃やし、国を変えようと他人のために行動するシリウス。
対極に立っていたはずの二人は、やがて強く惹かれ合う。
アリシアを待ち受ける運命は、破滅か、それとも―――。
無表情いとこの隠れた欲望
春密まつり
恋愛
大学生で21歳の梓は、6歳年上のいとこの雪哉と一緒に暮らすことになった。
小さい頃よく遊んでくれたお兄さんは社会人になりかっこよく成長していて戸惑いがち。
緊張しながらも仲良く暮らせそうだと思った矢先、転んだ拍子にキスをしてしまう。
それから雪哉の態度が変わり――。
一目惚れ婚~美人すぎる御曹司に溺愛されてます~
椿蛍
恋愛
念願のデザイナーとして働き始めた私に、『家のためにお見合いしろ』と言い出した父と継母。
断りたかったけれど、病弱な妹を守るため、好きでもない相手と結婚することになってしまった……。
夢だったデザイナーの仕事を諦められない私――そんな私の前に現れたのは、有名な美女モデル、【リセ】だった。
パリで出会ったその美人モデル。
女性だと思っていたら――まさかの男!?
酔った勢いで一夜を共にしてしまう……。
けれど、彼の本当の姿はモデルではなく――
(モデル)御曹司×駆け出しデザイナー
【サクセスシンデレラストーリー!】
清中琉永(きよなかるな)新人デザイナー
麻王理世(あさおりせ)麻王グループ御曹司(モデル)
初出2021.11.26
改稿2023.10
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる