君に逢えてよかった

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甘やかされながら

何で…

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「はーっ、はっ、ん~~~」

スルッと頬を撫でられる。
散々翻弄されて、身体が思うようにいかない。
こんなはずないのに…

「やっぱり、おまえだ。間違いない」
「ん……」

なに……?何を言ってるんだ?わからない…

「ずっと会いたかった…探していたんだ…」
「ひゃうぅ………!」

首筋に舌を這わされ、胸元を弄られる。
片手が背中を這うように触れられていたかと思うと…

「可愛い。なんて可愛いんだ。たまらない…」
「はぁはぁ…ふっ…やぁ…」

自分の声なのに、信じられない…なんで…

「溺れそうだ…なんだ、おまえの体は…甘い…これが番なのか…」
「そこ…触んないで…やぁ…」
「ここがいいのか?もっと可愛がらないとな…ここも、はちきれそうだ…」

サワサワと陰嚢や陰茎をさすられる。

「皇族でもある私を、ここまで翻弄するとは…」

グッと太腿を掴まれて、開かされ、腰を上げさせられる。

「可愛らしくヒクついている。そんなに欲しいのか?」

菊口に舌を這わされ、舐められ、入れられたかと思ったら、ずちゅんと指を入れられ、抜き差しされる。
ぬちゃぬちゃ、ぐりぐりとされながらも…

「やめて~~ん~~いっ…」
「ほら、いけ!!」

陰茎が口腔内に収められ、舐め、しごかれ、突かれて…

「あぁぁぁ~~~~~~!!」

ぷるぷると体をふるわせる。

「可愛くいけたな。美味かった。」

口の側に溢れついた白い液体を舌で舐める姿に、思わずゾクゾクした。
そんな趣味はないのに…

色香を漂わせる男を魅入ってしまった。
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