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プレゼント作戦
かっこよすぎ
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アルの誕生祝賀会。
広い大広間には色とりどりの華の様に着飾った方々と、軍服の様で煌びやかな服装の男女や、エンピ服の様な服装の人々がホールで賑わっていた。
軍服の男性はわかるんだけど……女性もいるんだ。
不思議な感覚だった。
楽団の演奏に合わせてホール中央で踊っている人。
カクテルなどを片手に談笑している人。
立食だが、優雅に食事をしている人。様々だ。
アルと共に会場入りして、皇帝陛下から開幕の挨拶があり、始まった。
皇帝陛下はアルとよく似ていた。
さすが親子。年相応の色気もあるが、ダンディだ。
相手を威圧する事なく、でもしっかり威厳がある。
アルも将来あんな風になるのかなぁ……
皇后様もとても綺麗な方で、愛しみを持って接せられていた。
理想なカップルだ。
「シオン、父上達ばかり見てないで、私を見て………」
ふと、私を引き寄せて抱きしめながら呟かれた。
ん~~~~~
アルはいつも以上に素敵すぎて、目が合わせられません。
物凄い破壊力です。
平凡な私は即座に逃げたいです。
ス~ッと視線を外そうとするのは仕方ないと思います。
アルは瞳を細めて見てくる。抱きしめられて嬉しい反面、いこごちが悪いです。
周りの視線も痛い………
特に、若い令嬢方?だと思うんだけど……ほら、初めてだからよくわからないのよ。
セシルさんが絵姿とかを見せて参加者の事を事前に教えてくれたけど、服装が変わったり、化粧したりしたら、女性って変わるから………
逃げたいのに逃げれない私。
は~な~し~て~~~~~
あたふたする私。
他の人達から見たらどう思うんだろう。
恥ずかしい……
クスクス笑うアル。
「あ……アル様、私少し風に当たってきたいので、離していただけませんか?」
本当は「アルバート様」とか「殿下」とかの呼び方が良いんだけど、却下された。
皇太子であるアルバート ・シュナイゼル 。
シュナイゼル 皇国の第一皇子なのだから、と思ったんだけど。
私は特別なんだからと……相談して、アル様に落ち着いた。
「一緒に行くよ」
そう言ってエスコートしようとしてくれる。
ライトがスッと側に寄ってきた。
「殿下、少しよろしいですか?」
アルが、ライトの方に振り向く。
今だ!!と思って、腕から逃れる。
「アル様、私向こうのでベランダでいますので……」
少し嫌そうな顔をするが、今は公の場。いつもの穏やかな表情に戻る。
さすが……
「仕方ないね、その場に必ずいて下さいね。後で行きますから。」
ため息を吐いてライトを伴って行った。
ホットして、ベランダに足を向ける。
そっと外に出る。
見えないところに行ったら怒られるだろう。
少し風に当たる。
「気持ちいい」
人に酔ったのかも知れない。
慣れてないから………それとも……
アルの姿を思い出す。
かっこよすぎでしょう………
頬が染まる。
広い大広間には色とりどりの華の様に着飾った方々と、軍服の様で煌びやかな服装の男女や、エンピ服の様な服装の人々がホールで賑わっていた。
軍服の男性はわかるんだけど……女性もいるんだ。
不思議な感覚だった。
楽団の演奏に合わせてホール中央で踊っている人。
カクテルなどを片手に談笑している人。
立食だが、優雅に食事をしている人。様々だ。
アルと共に会場入りして、皇帝陛下から開幕の挨拶があり、始まった。
皇帝陛下はアルとよく似ていた。
さすが親子。年相応の色気もあるが、ダンディだ。
相手を威圧する事なく、でもしっかり威厳がある。
アルも将来あんな風になるのかなぁ……
皇后様もとても綺麗な方で、愛しみを持って接せられていた。
理想なカップルだ。
「シオン、父上達ばかり見てないで、私を見て………」
ふと、私を引き寄せて抱きしめながら呟かれた。
ん~~~~~
アルはいつも以上に素敵すぎて、目が合わせられません。
物凄い破壊力です。
平凡な私は即座に逃げたいです。
ス~ッと視線を外そうとするのは仕方ないと思います。
アルは瞳を細めて見てくる。抱きしめられて嬉しい反面、いこごちが悪いです。
周りの視線も痛い………
特に、若い令嬢方?だと思うんだけど……ほら、初めてだからよくわからないのよ。
セシルさんが絵姿とかを見せて参加者の事を事前に教えてくれたけど、服装が変わったり、化粧したりしたら、女性って変わるから………
逃げたいのに逃げれない私。
は~な~し~て~~~~~
あたふたする私。
他の人達から見たらどう思うんだろう。
恥ずかしい……
クスクス笑うアル。
「あ……アル様、私少し風に当たってきたいので、離していただけませんか?」
本当は「アルバート様」とか「殿下」とかの呼び方が良いんだけど、却下された。
皇太子であるアルバート ・シュナイゼル 。
シュナイゼル 皇国の第一皇子なのだから、と思ったんだけど。
私は特別なんだからと……相談して、アル様に落ち着いた。
「一緒に行くよ」
そう言ってエスコートしようとしてくれる。
ライトがスッと側に寄ってきた。
「殿下、少しよろしいですか?」
アルが、ライトの方に振り向く。
今だ!!と思って、腕から逃れる。
「アル様、私向こうのでベランダでいますので……」
少し嫌そうな顔をするが、今は公の場。いつもの穏やかな表情に戻る。
さすが……
「仕方ないね、その場に必ずいて下さいね。後で行きますから。」
ため息を吐いてライトを伴って行った。
ホットして、ベランダに足を向ける。
そっと外に出る。
見えないところに行ったら怒られるだろう。
少し風に当たる。
「気持ちいい」
人に酔ったのかも知れない。
慣れてないから………それとも……
アルの姿を思い出す。
かっこよすぎでしょう………
頬が染まる。
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