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5.El Dorado(エルドラード)
生き残るために…
1
まるで慟哭のような、愛理の叫び──。
満員の観客の眼前で、愛理が性的絶頂に達した。
「イッた……これで2対1……!」
「残り時間は8分ある……まだ分からない」
愛理の圧勝で決着すると思われた試合。
だが、後半へ入った途端に攻めあぐねるこの展開は、恭子やケイにとって予想外であった。
「あーあ、愛理ちゃんったら……言わんこっちゃないわね~♪」
だが、史織だけは溜め息交じりに首をすくめて語る。
「可奈子ちゃんは、ウチのソープの常連さんなの♪確かにおチンポはミニミニサイズだけど、そのぶんBのテクはスゴイんだからっ❤︎」
史織はケラケラと笑いながら、隣で立ち尽くす恭子とケイを交互に見渡す。
「愛理ちゃんのツンツンした自信過剰な性格が、相手の本質を見誤らせちゃうの♪」
史織の言葉を聞き、恭子は下唇を噛んだ。
(確かに愛理はプライドが高い……それがこのEl Doradoのステージでは〝武器〟になると思ったけど、それが裏目に出た……?まさか史織さんは、それを知っていて……)
すべて予想通りだとでも言いたげな史織と、黙ったままの恭子。
「恭子ちゃん、愛理ちゃんを心配してるの?そんなに気にしなくてもダイジョーブよ❤︎愛理ちゃんは私が責任をもって、このEl Doradoの舞台でみっちり鍛えてあげるんだから❤︎」
そう言い終わると、史織は恭子の肩を軽く叩いてスタッフルームの側へと歩きだす。
「恭子ちゃん」
すれ違いざま、史織は恭子に寄り添い、耳元で囁く。
「アナタもそっち側の人なの?」
「!?……ッッ」
鼓膜にへばり着く甘い声と、刃のような凍てついた眼差し。
身体中をめぐる血液が瞬時に鉛のように重く濁ったような恐ろしい錯覚……。
恭子は言葉を返すことは愚か、史織の顔を見る事すらできなかった。
「……まぁいいわっ♪アナタ達の〝飼い主さん〟によろしく言っておいてっ❤︎」
史織は揚々と、ステージ裏を後にした。
2
ステージ上の愛理と可奈子は、なおもシックス・ナインの体勢でもつれ合う。
愛理は先程の性的絶頂によって、一時的に思考が鈍くなっていた。
膝や腰が小刻みに痙攣し、立ち上がることすらままならない。
(まずい……何とか……何とかしなきゃ……!)
だが、焦れば焦るほど思考が定まらない。次なる打開の一手が見出せない。
混乱の中、愛理が出した答えは〝責め〟であった。
(得意のフェラチオで搾り取るしかない……防御よりも、最後まで責めまくって勝つ!!)
目の前では恥垢まみれの可奈子のペニスが、グロテスクにヒクヒクと脈打っていた。
もはや、臭いや恥垢を気にしてなどいられない。自らの一番自信のある技で、可奈子をノックアウトする──!
愛理は恐るおそる可奈子のペニスに唇を触れる。粘膜のじっとりとした不快な感触に、反射的に愛理の肩がピクリと震える。
(恐れちゃダメ……いくわよッ!!大蛇口淫ッ!!)
愛理は固く目を瞑り、ひと息吐くと意を決したように一気にペニスを咥え込む。
ジュ……ル……
「ん"ッ!?ん"ンンンン──!!❤︎」
(くあ"ァァァッ!?❤︎臭いッ!!❤︎臭いくさいくさいくさいィィィッ❤︎❤︎❤︎)
ペニスを咥えた途端から口腔に広がるとてつもない激臭に、愛理は思わず頭を掻き毟って激しく悶絶した。
肉体の拒絶反応で無意識に分泌される多量の唾液が、こびりついた恥垢を溶かして喉に流れ込む。
それはまるで可奈子のフェロモンを濃縮した〝性の蜜〟とも呼べるような、即効性の悪魔的媚薬だった。
(スゴいッ❤︎これスゴいッ❤︎狂うッ❤︎こんなの味わったらッ……私ッ……❤︎❤︎)
鼻腔から抜ける淫臭と、舌を犯す野蛮な雄の味に、愛理の脳は〝服従〟した。
「ふゥッ!?❤︎ん"ぐゥゥゥッ❤︎❤︎」
愛理の身体が一瞬、ボディブローを食らったようにギュッと縮こまり、身体を支えていた右手が崩れマットに肘をついた。
(イッてるッ……?❤︎私……激臭チンポしゃぶって……イッてるゥ……??❤︎)
3
呑み込んだはずの獲物が放つ〝猛毒〟に、大蛇は倒れた。
「ふゥゥ……❤︎ンふゥゥゥゥ……ッ❤︎」
愛理はペニスをすっぽりと咥えたまま、視点の定まらぬ虚ろな目で朦朧としている。
しかし幸いなことに、フロア内の観客は愛理が今まさに性的絶頂を迎えたことに気付いていない。
試合をジャッジメントするステージアナウンサーも、絶頂のカウントを取る素振りは見せない。
それどころか対戦相手である可奈子さえ、愛理の絶頂にはまるで気付いていなかった。
異変に気付いたのは、ごく限られたサークルメンバーだけだ。
「愛理……今イッた……?」
「ええ、しかも思ったよりダメージがデカいわ。あんな深いイキ方するなんて……」
恭子とケイは、愛理の〝不覚イキ〟をすぐさま見抜いた。
「あははッ♪おチンポ咥えた方がイッちゃうなんて!やっぱりアナタは〝極上のマゾ〟ね、愛理ちゃん❤︎」
控え室のモニター前では、史織が愛理の醜態を嘲笑う。
「……ふふ、それでこそ〝淫乱〟よ」
そして2階席のVIPルームでは、絶対女王が俄かに微笑んだ。
4
『残り時間、5分!』
アナウンサーの叫びがフロアに響くと、場内もラストスパートへ向けて熱を帯びる。
「愛理ッ、頑張ってッ!!」
「責めてッ!可奈子ッ!!」
膠着する両者を鼓舞するように、観客からは声援が飛ぶ。
愛理は未だ意識が曖昧なまま、しかし何とかフェラチオを続行しようと唇を窄めて愛撫を試みる。
(負けたくない……こんな……とこで……!)
ジュプッ……チュパ……❤︎
満身創痍で動かす舌と唇が、可奈子の剥き身のペニスを不規則にヌルヌルと這いずる。
「おォッ❤︎愛理さんッ❤︎それッ❤︎気持ちイイよッ❤︎」
チュッ……ポンッ!❤︎
「あンッ!❤︎」
可奈子が堪らず熱い吐息を漏らすと、愛理の口からペニスが弾むように勢いよく躍り出た。
愛理の唾液に濡れたペニスはピンッ、と上向きに張り詰めたまま、照明を浴びてテラテラと輝き、まるで別の生き物のように可奈子の腹の上で脈を打って蠢いている。
可奈子のペニスは、今もなお〝臨戦態勢〟を保ち続けていた。
「それにしても……可奈子のスタミナはモンスター級ってカンジ」
ケイは半ば呆れたように腰に手をやって溜息を吐く。
「精液って、まさに言葉どおり〝精力の液〟なの。つまり、射精すればするほど、本来ならばスタミナはどんどん奪われていくはずなんだけど……」
ケイの言葉に、恭子も頷く。
「可奈子の力が抜けるのは、射精後のせいぜい1分ほど……その後は何事も無かったように、呼吸も調って、チンポも勃つ……」
「それにあのバカげた射精量……こっちまで匂いが漂ってくるほどの濃い精液……」
ステージ中央でもつれ合う2人の女を見つめながら、ケイは呟く。
「〝ミルキー・タフ〟……その名に偽りナシね」
残り時間は3分を切っていた。
5
「ふぅんッ!!」
「あッ!?」
突如、可奈子が仰向けの身体を弓のように反らせた。その勢いで、上に乗っていた愛理の身体がバランスを崩して横倒しになる。
可奈子はその一瞬の隙を逃さず、愛理の身体の下から抜け出すと、今度は愛理の両足首を掴んで強引に股をこじ開けた。
(なんで!?どこにそんなパワーが残ってるのよ!?)
自らの体力を犠牲にしながらも終始責めに費やし、可奈子を2度の射精に導いた。
だが、それでもなお可奈子の性欲は旺盛であり、試合開始時と何ら遜色のない〝勃起〟を愛理の眼前に見せつけている。
「ハァッ❤︎ハァッ❤︎愛理さァんッ❤︎」
不死身。まるでゾンビ。
「イヤッ……来ないで……!」
愛理の表情が、恐怖に曇る。
「それッ!!」
可奈子は愛理の股の間に身体をねじ込み、その勢いのままに覆い被さる。
10cmの体格差をそのまま浴びせられた愛理は、為す術もなく下敷きにされてしまった。
「んぐゥッ!?あッ……うッ……」
愛理の苦悶の呻き声に、まるで耳を貸さない可奈子。
「やめッ……苦しッ……どいてッ!!離してェッ……!!」
死に物狂いでもがく愛理を、可奈子は体重で押し潰す。
「愛理さん……これで最後ですッ❤︎」
強く愛理の身体を抱き止めたまま、耳元で愛理に宣言した。
「ラスト……膣内に射精させてくださいッ……❤︎」
6
「ぅ……ぁ……?」
圧迫に苦悶する愛理には一瞬、可奈子の言葉の意味が理解できなかった。
(なっ……膣内……?)
戸惑う愛理を無視し、可奈子はいきなり立ち上がると、そのまま愛理の両太ももを担ぎ上げた。
「きゃあッ!?」
その勢いで、愛理の下半身は頭上側に後転し、いわゆる〝まんぐり返し〟の体勢になることを強いられる。
『おおぉ……!!』
観客から湧き上がる感嘆の声。
ぱっくりと口を開ける、肉厚な桃色の濡れた花弁。
隠すべき〝オンナの恥部〟が、ここにいるすべての人間の眼前に、無防備に晒されている。
錯乱した意識の中でも、この状況が意味する〝絶望的な恥辱〟を愛理は理解した。
「ひッ……!?いッ、嫌ァァァァァァッ!!嫌ッ!嫌ッ!ありえないッ!!」
手足を振り乱し、狂ったように泣き叫ぶ愛理の身体を、可奈子は冷静に制御しながら逃げる隙を与えない。
「愛理さんッ❤︎挿入ますッ❤︎」
「嫌ッ!膣内ダメッ!!離してェッ!!」
がむしゃらに抵抗する愛理。
息が上がり、全身から汗が噴き出す。
愛理は渾身の力を込めて、可奈子の身体を突き放し、可奈子はその抵抗を受け流してペニスの挿入を試みる。
「あぅッ❤︎くッ❤︎こンのォ……!おとなしくしてッ!!」
「嫌ッ!!嫌ァァッ!!ひィッ!?あぁゥッ!?キャァッ!!」
2度、3度と、可奈子のペニスが愛理の膣穴を目掛けて突き立てられる。
しかし、陰唇の弾力と愛液の滑りに阻まれて、上手く挿入できない。
愛理はペニスを挿入される寸前のところで、腰を捩り、可菜子に照準を絞らせない。
『残り時間、1分ッ!!』
アナウンスが叫ぶ。もう時間が無い。
「あぁッ、もうッ!!」
スパンッ!スパァンッ!!
「ひぎッ!?痛ッ……!」
焦りと苛立ちから、可奈子は愛理の尻を平手で打つ。鋭い痛みに愛理の顔が歪み、抵抗の力が一瞬弱まった。
可奈子はその機を逃さない。
ツプッ、プ……クチュッ!❤︎
「ん"ォッ❤︎はぁぁッ❤︎挿入ったッ❤︎あははッ❤︎挿入っちゃったァ❤︎」
「あッ!?❤︎あンッ❤︎やだッ❤︎嫌嫌嫌ァァァァッ!!!❤︎」
脱皮したばかりの可奈子のペニスが、ついに愛理の膣内へと挿入された。
7
クチュッ❤︎クチュッ❤︎クチュッ❤︎
「はッ❤︎はッ❤︎あァッ❤︎おチンポ気持ちイイッ、気持ちイイッ、きもちいいィッ❤︎」
「くゥッ❤︎あッ❤︎あッ❤︎やめてッ❤︎動かないでッ❤︎」
大股に開き、スクワットのように全身でピストンする可奈子。
小ぶりながら、根元から亀頭の先まで確かな硬度を保つペニスが、愛理の膣壁をリズムよくコリコリと掻き立てる。
愛理はまんぐり返しの姿勢で固められたまま、可奈子に押し潰されて身動きが取れない。
(嫌ッ!嫌ッ!どうしよう!どうしよう!)
愛理は、すぐそこに迫る〝膣内射精〟の恐怖から、まるで思考回路が働かない。
何もできぬまま、ただひたすらに、可奈子のピストンをまともに食らい続ける〝ダッチワイフ状態〟である。
パンッ❤︎パンッ❤︎パンッ❤︎パンッ❤︎
可奈子のピストンが一段と速まった。フィニッシュへ向けてスパートを掛ける。
「ふッ❤︎ふッ❤︎ふッ❤︎ほォォッ❤︎イクッ❤︎イクぅッ❤︎愛理さんッ❤︎膣内でッ❤︎……イキますッ……!❤︎いっちばん濃いヤツ……昇ってきてますッ!!❤︎」
膣内射精を宣言する可奈子。それと同時に、場内の歓声は今宵1番の盛り上がりを見せる。
『出せッ❤︎出せッ❤︎出せッ❤︎出せッ❤︎』
『孕めッ❤︎孕めッ❤︎孕めッ❤︎孕めッ❤︎』
観客から沸き上がる〝出せ〟〝孕め〟という非情なコール。
先程まで愛理に向けられていた声援が、今はすべて彼女の醜態を嘲笑う〝悪魔の声〟に聴こえる。
「う"ぁぁぁぁッ!!い"ゃ"ぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
力の限りに叫ぶ愛理。
だが、彼女にできる抵抗はもはやそれだけだった。
可奈子の精液が、あの量、あの濃度、あの匂いの精液が、愛理の子宮を目掛けて今まさに発射されようとしている。
(終わるッ!!私がッ、愛理が終わるッ!!!)
「あ、イクッ❤︎チンポイクッ❤︎あぁぁイクイクイクイクイクイクイクッ❤︎❤︎❤︎」
「い"や"ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!!」
8
可奈子が種付けを決行せんと、一層前屈みになって愛理にのし掛かる。
両脚を後方に伸ばし、両手を愛理の顔の横に置き、腰を深く押し付ける。
まるでネコ科動物が獲物に飛び掛かる直前のような〝射精へのクラウチング〟だ。
だがその時──。
ズルッ!
「うぁッ!?」
突如、可奈子が体勢を大きく崩す。
バランスを失った可奈子の身体は、そのまま愛理の頭上側に転倒する。
チュポンッ!
崩れた勢いで、ペニスが愛理の膣内から抜けてしまう。
その引き抜かれた刺激が、可奈子の暴発寸前のペニスには致命傷となった。
「あィッ……くゥゥゥッ❤︎❤︎❤︎」
ビュルッ❤︎ドビュルルッ❤︎ブリュッ❤︎
可奈子のペニスから射出される、太い白濁の放物線。
それは可奈子の事前予告どおり、この試合で最も濃く、多量で、長い射精であった。
そして、その精液の放たれた先には、愛理の顔があった。
「んぶッ!?!?ん"ンンッ……ぶはァァッッ!!!!」
粘度のある重い精液が、愛理の顔面に直撃する。
必死に呼吸をする愛理の口に、鼻に、容赦なく浸透し、愛理の表情が判らぬほどに汚してゆく。
ドサァ……
約10秒もの間、精液を吐き出し続け、可奈子は真横に倒れた。
「はッ❤︎はッ❤︎あぁ……そんな……」
予想外のハプニングに、事態が把握できない可奈子。
約束された〝膣内射精の達成〟は、果たされなかった。
ゴォォン……!ゴォォン……!
『そこまでッ!』
けたたましい銅鑼の音が、フロアの空気を震わせて響く。
『3ー1で……勝者、愛理ッ!!』
勝ち名乗りを受けた愛理は、ステージ中央で大の字に倒れ込んだまま動かない。
「う……ぶふッ……ゲホッ……うぐぅ……」
まるで勝者とは思えない、精液まみれの無様な姿であった。
9
「愛理ッ!」
ステージ裏から、恭子が駆け寄る。
倒れたままの愛理の身体を抱き起こし、頬を叩いて意識を確認する。
「大丈夫?立てそう?」
「あ……恭……ケホッ!ゴホッ!」
呼吸が乱れて上手く会話できない愛理。顔面に精液がまとわり付き、目蓋を開けることもできない。
恭子は愛理に肩を貸して立ち上がらせる。
「さぁ、行こう」
今宵の勝者は、満身創痍でステージを降りてゆく。
その姿を、El Dorado主催者である史織はモニタールームで満足そうに見つめていた。
「いいわ愛理ちゃん……その顔、その姿……ゾクゾクしちゃうわ❤︎……あんッ❤︎」
「ジュルッ❤︎チュパッ❤︎……んふふッ、史織さん、ホーント〝愛理ちゃん〟にゾッコンですねぇ❤︎」
史織の足下に跪き、陰部に顔を埋めて舐る女。
「ふふっ、妬いちゃうかしら?いずれアナタとも対戦することになるかもね……あッ❤︎そこイイッ❤︎」
「ジュルル……❤︎でもいいんですかぁ?ARISAさんが黙ってないと思うんですけどぉ?」
「ARISAちゃんのやり方じゃ手ぬるいのよ。でも結局、私とARISAちゃんの目指す場所は同じ……〝マゾの最高傑作〟を生み出すことよ……❤︎」
モニターの液晶に照らされ、史織の顔が恍惚に歪む。
今宵の愛理の一戦は、最終目的への〝序章〟に過ぎない……。
「ARISAちゃんにはどう映ったかしらね?今夜の〝美しいマゾ豚〟の姿は……❤︎」
10
「うぅ……あくっ……はぁッ」
控え室に戻った愛理は、糸が切れたようにソファに倒れ込んだ。
身体を大きく揺らしながら息を吐き、背もたれに頭を乗せて天井を仰ぐ。
恭子はミネラルウォーターのペットボトルを愛理に持たせてやると、愛理の衣装を脱がせ、濡れタオルで顔や身体を拭いてゆく。
「うわっ、すごいドロドロ……髪までベットリ。シャワー浴びた方が早いかも」
愛理はペットボトルに口を付け、喉を鳴らして飲み干してゆく。
空になったボトルを床に投げ捨て、恭子から濡れタオルを受け取り、自ら顔を拭く。
「はぁ、はぁ……ありがとう、恭子。ごめんなさい、みっともなくて……」
タオルに顔を伏せ、詫びの言葉を述べる愛理。
「怖かった……怖かったの……やっぱり……ナマ本番は……まだ怖いの……」
その言葉に、恭子は首を横に振る。
「何言ってんの。愛理は勝ったんだから、胸を張っていいんだよ。初めての試合なんだしさ……」
だが、愛理にとってはその慰めの言葉こそが惨めに感じた。同情されるのは、自らの姿が〝哀れ〟に見えているからだ。
さすがの愛理も、心が折れていた。
「……ねぇ恭子、教えて」
「ん?」
「最後、可奈子に何があったの?あのままだったら私、確実に膣内出しされてた……」
あの瞬間、確かに愛理は膣内射精を〝覚悟〟した。
いや、無力さを悟り〝諦めた〟のだ。
だが、結果的には愛理自身の預かり知らぬところで膣内射精は回避された。
その時、一体可奈子に何が起こったのか。
恭子は顛末を話した。
「可奈子が射精するために体勢を変えた時、右足を滑らせた。踏み込んだ場所のマットが、その前に射精した精液でヌルヌルだったんだよ」
「……え?精液で滑った……?」
あまりにも意外な顛末。あまりにも滑稽な理由。
「……ふッ、あははは……」
愛理が思わず笑う。
そんな「天の悪戯」とも思えるような現象に、サークルの頂点を目指す女〝愛理〟としての人生は救われたのか。
「はははッ、まるでコントみたいね」
吐き捨てるように愛理が自嘲気味に笑うと、恭子も節目がちに小さく笑った。
「ふふっ、運だって実力のうち。持ってる人間は、知らぬ間に手に入れてるんだよ」
笑いながら、愛理の瞳が微かに潤んだ。
11
ガチャ……
突如、控え室のドアが開く。
「愛理ちゃんっ」
「!?」
顔を覗かせた人物に、2人は驚いた。
「あっ……ARISAさん!?」
突然現れたサークルの頂点に君臨する女、ARISA。
その横には、先程まで恭子と共に試合を見守っていたケイの姿もあった。
恭子がすぐさま立ち上がりARISAに寄ろうとすると、ARISAは片手で制して愛理に近付く。
「いいのよ恭子、愛理ちゃんに挨拶したらすぐ帰るわ。愛理ちゃん、まずは初勝利おめでとう……かしら?」
腕を組みながら、ソファに横たわる愛理を見下ろすARISA。
言葉とは裏腹に、その目は氷柱のように鋭く、冷徹に研ぎ澄まされていた。
「観ててくれたんですね……でも、ご覧の有り様。おめでとうなんて、言ってもらえる内容じゃ無いわ」
愛理はARISAの顔を見ずに、ぶっきらぼうに答える。
ARISAも、愛理の返答にこくりと頷く。
「そうね、はっきり言って期待はずれ。Eランクの戦いでこんな感じじゃ、先が思いやられるわ」
「う……」
真正面から戦いっぷりを否定され、愛理は口を噤む。
だが、絶対女王の言葉はあまりに尤もな正論で、それは他でもない愛理自身が一番よく理解していた。
「愛理ちゃん、あなたのポテンシャルは私も認めてる。他の娘とは明らかに違うわ」
ARISAは膝を折り、愛理に目線を合わせて語りかける。愛理も、正面からARISAの顔を見つめ返す。
「そのかわり、誰よりも臆病で、誰よりも卑屈ね。それがあなたのポテンシャルを抑えてしまう〝呪縛〟になってるわ。尊大で高飛車な性格も、その弱さを隠すための強がり……」
「ッ……!そんなこと……!」
〝そんなこと分かってる〟──。
愛理は叫んでやりたかったが、絶対女王の目の前で晒してしまった醜態に言い訳はできない。
(私……弱い……試合だけじゃない、〝オンナとして〟弱い……)
突きつけられた事実に、どうする事もできない己の実力。
「愛理ちゃん、次の試合はいつかしら?」
「1週間後……」
ARISAは愛理の返答に小さく頷くと、横に立つケイに〝特命〟を与えた。
12
「ケイ、愛理ちゃんを鍛えてあげて。あなたを相手にプレイをこなせば、とりあえずEランクレベルなら戦えるでしょ?」
「……私はいいけど、愛理はどうなの?」
ケイは表情を変えぬまま、愛理を睨む。
「待って、何の話?あなたは誰なの?」
愛理は初対面のその女を睨み返し、素性を問いただす。
ケイは愛理の正面に立ち、顔を近づけて名乗る。
「私はケイ。このサークルの創設メンバーで、普段はARISAの業務を手伝う秘書みたいなモノ」
ケイは口早に自己紹介をすると、再び愛理に問う。
「で?あなた自身はどうするの?愛理」
「どう……って……」
あまりにも突然の提案に、戸惑うばかりの愛理。
「あなたが勝ちたいなら、私が鍛えて勝たせてあげる。もし勝ちたくないなら、そのままでもいいかもね。今のあなたじゃ、Eランクですら危ういんだから」
業を煮やしたケイが、愛理に噛みつく。鼻で笑うかのように、侮蔑の目線を投げつけた。
そのケイの言葉に、愛理の目付きが変わる。
「……勝ちたいに決まってるじゃない」
愛理は絞り出すような声でケイに言い返す。見開いた瞳には、涙が潤んでいた。
「勝ちたいわよッ!そのためにEl Doradoに参加したんだものッ!こんな場所で……躓いてなんかいられないわ……!」
涙の滴が頬を伝って、膝上に握りしめた拳に落ちる。
見せたくなかった、己の弱さ。
だが仮面を剥がされた今、愛理にそれを取り繕う余裕なんて残されていなかった。
ARISAが愛理の涙を指で拭う。
「愛理ちゃん、その負けん気だけは見失わないで。それが愛理ちゃんの一番の武器だからね❤︎」
「……はい」
ARISAは愛理を労うと、唇に軽くキスをして立ち上がる。
「……じゃあ、ケイ、あとは頼んだわ。私だって、愛理ちゃんが〝昇ってくる〟のが楽しみなんだからっ❤︎」
そう言い残すと、ARISAは髪をなびかせ、甘い残り香だけを置いて控え室を後にした。
13
「試合の5日前には禁欲に入る。となると、鍛えられるのは実質2日も無い。とにかく、今日はゆっくり休んで。明日の朝から始めるから」
「あ、朝から?分かったわ……」
銀縁の眼鏡を指で上げながら、ケイは愛理に指示する。
「あと恭子、あなたにも手伝ってもらうから。また連絡するわ」
「え、私?」
「そう、詳細は後ほど。私も今日のところは帰るわ。じゃあね」
ARISAの後を追うように、ケイもそそくさと部屋を出て行ってしまった。
残された愛理と恭子は、呆気に取られた互いの顔を見合う。
「……ケイってなんだか、忙しないヒトね」
「悪いヤツじゃないんだけどね。生真面目っていうか、さ」
恭子は苦笑いしながら、既に居ないケイの代わりに弁明する。
「まぁ……ARISAさんの言うとおり、負けん気で戦うしかないよね。愛理にしおらしく、狡猾になんて似合わないし」
「でも……やっぱりそれだけじゃダメみたい。大勢の観客の前で、スポットライトを浴びながらセックスするなんて……正気じゃダメなのよ」
El Doradoの洗礼を浴び、自信とプライドを打ちひしがれた愛理だが、ひとまずの1勝をもぎ取った。
次の戦いまで、あと1週間──。
まるで慟哭のような、愛理の叫び──。
満員の観客の眼前で、愛理が性的絶頂に達した。
「イッた……これで2対1……!」
「残り時間は8分ある……まだ分からない」
愛理の圧勝で決着すると思われた試合。
だが、後半へ入った途端に攻めあぐねるこの展開は、恭子やケイにとって予想外であった。
「あーあ、愛理ちゃんったら……言わんこっちゃないわね~♪」
だが、史織だけは溜め息交じりに首をすくめて語る。
「可奈子ちゃんは、ウチのソープの常連さんなの♪確かにおチンポはミニミニサイズだけど、そのぶんBのテクはスゴイんだからっ❤︎」
史織はケラケラと笑いながら、隣で立ち尽くす恭子とケイを交互に見渡す。
「愛理ちゃんのツンツンした自信過剰な性格が、相手の本質を見誤らせちゃうの♪」
史織の言葉を聞き、恭子は下唇を噛んだ。
(確かに愛理はプライドが高い……それがこのEl Doradoのステージでは〝武器〟になると思ったけど、それが裏目に出た……?まさか史織さんは、それを知っていて……)
すべて予想通りだとでも言いたげな史織と、黙ったままの恭子。
「恭子ちゃん、愛理ちゃんを心配してるの?そんなに気にしなくてもダイジョーブよ❤︎愛理ちゃんは私が責任をもって、このEl Doradoの舞台でみっちり鍛えてあげるんだから❤︎」
そう言い終わると、史織は恭子の肩を軽く叩いてスタッフルームの側へと歩きだす。
「恭子ちゃん」
すれ違いざま、史織は恭子に寄り添い、耳元で囁く。
「アナタもそっち側の人なの?」
「!?……ッッ」
鼓膜にへばり着く甘い声と、刃のような凍てついた眼差し。
身体中をめぐる血液が瞬時に鉛のように重く濁ったような恐ろしい錯覚……。
恭子は言葉を返すことは愚か、史織の顔を見る事すらできなかった。
「……まぁいいわっ♪アナタ達の〝飼い主さん〟によろしく言っておいてっ❤︎」
史織は揚々と、ステージ裏を後にした。
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ステージ上の愛理と可奈子は、なおもシックス・ナインの体勢でもつれ合う。
愛理は先程の性的絶頂によって、一時的に思考が鈍くなっていた。
膝や腰が小刻みに痙攣し、立ち上がることすらままならない。
(まずい……何とか……何とかしなきゃ……!)
だが、焦れば焦るほど思考が定まらない。次なる打開の一手が見出せない。
混乱の中、愛理が出した答えは〝責め〟であった。
(得意のフェラチオで搾り取るしかない……防御よりも、最後まで責めまくって勝つ!!)
目の前では恥垢まみれの可奈子のペニスが、グロテスクにヒクヒクと脈打っていた。
もはや、臭いや恥垢を気にしてなどいられない。自らの一番自信のある技で、可奈子をノックアウトする──!
愛理は恐るおそる可奈子のペニスに唇を触れる。粘膜のじっとりとした不快な感触に、反射的に愛理の肩がピクリと震える。
(恐れちゃダメ……いくわよッ!!大蛇口淫ッ!!)
愛理は固く目を瞑り、ひと息吐くと意を決したように一気にペニスを咥え込む。
ジュ……ル……
「ん"ッ!?ん"ンンンン──!!❤︎」
(くあ"ァァァッ!?❤︎臭いッ!!❤︎臭いくさいくさいくさいィィィッ❤︎❤︎❤︎)
ペニスを咥えた途端から口腔に広がるとてつもない激臭に、愛理は思わず頭を掻き毟って激しく悶絶した。
肉体の拒絶反応で無意識に分泌される多量の唾液が、こびりついた恥垢を溶かして喉に流れ込む。
それはまるで可奈子のフェロモンを濃縮した〝性の蜜〟とも呼べるような、即効性の悪魔的媚薬だった。
(スゴいッ❤︎これスゴいッ❤︎狂うッ❤︎こんなの味わったらッ……私ッ……❤︎❤︎)
鼻腔から抜ける淫臭と、舌を犯す野蛮な雄の味に、愛理の脳は〝服従〟した。
「ふゥッ!?❤︎ん"ぐゥゥゥッ❤︎❤︎」
愛理の身体が一瞬、ボディブローを食らったようにギュッと縮こまり、身体を支えていた右手が崩れマットに肘をついた。
(イッてるッ……?❤︎私……激臭チンポしゃぶって……イッてるゥ……??❤︎)
3
呑み込んだはずの獲物が放つ〝猛毒〟に、大蛇は倒れた。
「ふゥゥ……❤︎ンふゥゥゥゥ……ッ❤︎」
愛理はペニスをすっぽりと咥えたまま、視点の定まらぬ虚ろな目で朦朧としている。
しかし幸いなことに、フロア内の観客は愛理が今まさに性的絶頂を迎えたことに気付いていない。
試合をジャッジメントするステージアナウンサーも、絶頂のカウントを取る素振りは見せない。
それどころか対戦相手である可奈子さえ、愛理の絶頂にはまるで気付いていなかった。
異変に気付いたのは、ごく限られたサークルメンバーだけだ。
「愛理……今イッた……?」
「ええ、しかも思ったよりダメージがデカいわ。あんな深いイキ方するなんて……」
恭子とケイは、愛理の〝不覚イキ〟をすぐさま見抜いた。
「あははッ♪おチンポ咥えた方がイッちゃうなんて!やっぱりアナタは〝極上のマゾ〟ね、愛理ちゃん❤︎」
控え室のモニター前では、史織が愛理の醜態を嘲笑う。
「……ふふ、それでこそ〝淫乱〟よ」
そして2階席のVIPルームでは、絶対女王が俄かに微笑んだ。
4
『残り時間、5分!』
アナウンサーの叫びがフロアに響くと、場内もラストスパートへ向けて熱を帯びる。
「愛理ッ、頑張ってッ!!」
「責めてッ!可奈子ッ!!」
膠着する両者を鼓舞するように、観客からは声援が飛ぶ。
愛理は未だ意識が曖昧なまま、しかし何とかフェラチオを続行しようと唇を窄めて愛撫を試みる。
(負けたくない……こんな……とこで……!)
ジュプッ……チュパ……❤︎
満身創痍で動かす舌と唇が、可奈子の剥き身のペニスを不規則にヌルヌルと這いずる。
「おォッ❤︎愛理さんッ❤︎それッ❤︎気持ちイイよッ❤︎」
チュッ……ポンッ!❤︎
「あンッ!❤︎」
可奈子が堪らず熱い吐息を漏らすと、愛理の口からペニスが弾むように勢いよく躍り出た。
愛理の唾液に濡れたペニスはピンッ、と上向きに張り詰めたまま、照明を浴びてテラテラと輝き、まるで別の生き物のように可奈子の腹の上で脈を打って蠢いている。
可奈子のペニスは、今もなお〝臨戦態勢〟を保ち続けていた。
「それにしても……可奈子のスタミナはモンスター級ってカンジ」
ケイは半ば呆れたように腰に手をやって溜息を吐く。
「精液って、まさに言葉どおり〝精力の液〟なの。つまり、射精すればするほど、本来ならばスタミナはどんどん奪われていくはずなんだけど……」
ケイの言葉に、恭子も頷く。
「可奈子の力が抜けるのは、射精後のせいぜい1分ほど……その後は何事も無かったように、呼吸も調って、チンポも勃つ……」
「それにあのバカげた射精量……こっちまで匂いが漂ってくるほどの濃い精液……」
ステージ中央でもつれ合う2人の女を見つめながら、ケイは呟く。
「〝ミルキー・タフ〟……その名に偽りナシね」
残り時間は3分を切っていた。
5
「ふぅんッ!!」
「あッ!?」
突如、可奈子が仰向けの身体を弓のように反らせた。その勢いで、上に乗っていた愛理の身体がバランスを崩して横倒しになる。
可奈子はその一瞬の隙を逃さず、愛理の身体の下から抜け出すと、今度は愛理の両足首を掴んで強引に股をこじ開けた。
(なんで!?どこにそんなパワーが残ってるのよ!?)
自らの体力を犠牲にしながらも終始責めに費やし、可奈子を2度の射精に導いた。
だが、それでもなお可奈子の性欲は旺盛であり、試合開始時と何ら遜色のない〝勃起〟を愛理の眼前に見せつけている。
「ハァッ❤︎ハァッ❤︎愛理さァんッ❤︎」
不死身。まるでゾンビ。
「イヤッ……来ないで……!」
愛理の表情が、恐怖に曇る。
「それッ!!」
可奈子は愛理の股の間に身体をねじ込み、その勢いのままに覆い被さる。
10cmの体格差をそのまま浴びせられた愛理は、為す術もなく下敷きにされてしまった。
「んぐゥッ!?あッ……うッ……」
愛理の苦悶の呻き声に、まるで耳を貸さない可奈子。
「やめッ……苦しッ……どいてッ!!離してェッ……!!」
死に物狂いでもがく愛理を、可奈子は体重で押し潰す。
「愛理さん……これで最後ですッ❤︎」
強く愛理の身体を抱き止めたまま、耳元で愛理に宣言した。
「ラスト……膣内に射精させてくださいッ……❤︎」
6
「ぅ……ぁ……?」
圧迫に苦悶する愛理には一瞬、可奈子の言葉の意味が理解できなかった。
(なっ……膣内……?)
戸惑う愛理を無視し、可奈子はいきなり立ち上がると、そのまま愛理の両太ももを担ぎ上げた。
「きゃあッ!?」
その勢いで、愛理の下半身は頭上側に後転し、いわゆる〝まんぐり返し〟の体勢になることを強いられる。
『おおぉ……!!』
観客から湧き上がる感嘆の声。
ぱっくりと口を開ける、肉厚な桃色の濡れた花弁。
隠すべき〝オンナの恥部〟が、ここにいるすべての人間の眼前に、無防備に晒されている。
錯乱した意識の中でも、この状況が意味する〝絶望的な恥辱〟を愛理は理解した。
「ひッ……!?いッ、嫌ァァァァァァッ!!嫌ッ!嫌ッ!ありえないッ!!」
手足を振り乱し、狂ったように泣き叫ぶ愛理の身体を、可奈子は冷静に制御しながら逃げる隙を与えない。
「愛理さんッ❤︎挿入ますッ❤︎」
「嫌ッ!膣内ダメッ!!離してェッ!!」
がむしゃらに抵抗する愛理。
息が上がり、全身から汗が噴き出す。
愛理は渾身の力を込めて、可奈子の身体を突き放し、可奈子はその抵抗を受け流してペニスの挿入を試みる。
「あぅッ❤︎くッ❤︎こンのォ……!おとなしくしてッ!!」
「嫌ッ!!嫌ァァッ!!ひィッ!?あぁゥッ!?キャァッ!!」
2度、3度と、可奈子のペニスが愛理の膣穴を目掛けて突き立てられる。
しかし、陰唇の弾力と愛液の滑りに阻まれて、上手く挿入できない。
愛理はペニスを挿入される寸前のところで、腰を捩り、可菜子に照準を絞らせない。
『残り時間、1分ッ!!』
アナウンスが叫ぶ。もう時間が無い。
「あぁッ、もうッ!!」
スパンッ!スパァンッ!!
「ひぎッ!?痛ッ……!」
焦りと苛立ちから、可奈子は愛理の尻を平手で打つ。鋭い痛みに愛理の顔が歪み、抵抗の力が一瞬弱まった。
可奈子はその機を逃さない。
ツプッ、プ……クチュッ!❤︎
「ん"ォッ❤︎はぁぁッ❤︎挿入ったッ❤︎あははッ❤︎挿入っちゃったァ❤︎」
「あッ!?❤︎あンッ❤︎やだッ❤︎嫌嫌嫌ァァァァッ!!!❤︎」
脱皮したばかりの可奈子のペニスが、ついに愛理の膣内へと挿入された。
7
クチュッ❤︎クチュッ❤︎クチュッ❤︎
「はッ❤︎はッ❤︎あァッ❤︎おチンポ気持ちイイッ、気持ちイイッ、きもちいいィッ❤︎」
「くゥッ❤︎あッ❤︎あッ❤︎やめてッ❤︎動かないでッ❤︎」
大股に開き、スクワットのように全身でピストンする可奈子。
小ぶりながら、根元から亀頭の先まで確かな硬度を保つペニスが、愛理の膣壁をリズムよくコリコリと掻き立てる。
愛理はまんぐり返しの姿勢で固められたまま、可奈子に押し潰されて身動きが取れない。
(嫌ッ!嫌ッ!どうしよう!どうしよう!)
愛理は、すぐそこに迫る〝膣内射精〟の恐怖から、まるで思考回路が働かない。
何もできぬまま、ただひたすらに、可奈子のピストンをまともに食らい続ける〝ダッチワイフ状態〟である。
パンッ❤︎パンッ❤︎パンッ❤︎パンッ❤︎
可奈子のピストンが一段と速まった。フィニッシュへ向けてスパートを掛ける。
「ふッ❤︎ふッ❤︎ふッ❤︎ほォォッ❤︎イクッ❤︎イクぅッ❤︎愛理さんッ❤︎膣内でッ❤︎……イキますッ……!❤︎いっちばん濃いヤツ……昇ってきてますッ!!❤︎」
膣内射精を宣言する可奈子。それと同時に、場内の歓声は今宵1番の盛り上がりを見せる。
『出せッ❤︎出せッ❤︎出せッ❤︎出せッ❤︎』
『孕めッ❤︎孕めッ❤︎孕めッ❤︎孕めッ❤︎』
観客から沸き上がる〝出せ〟〝孕め〟という非情なコール。
先程まで愛理に向けられていた声援が、今はすべて彼女の醜態を嘲笑う〝悪魔の声〟に聴こえる。
「う"ぁぁぁぁッ!!い"ゃ"ぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
力の限りに叫ぶ愛理。
だが、彼女にできる抵抗はもはやそれだけだった。
可奈子の精液が、あの量、あの濃度、あの匂いの精液が、愛理の子宮を目掛けて今まさに発射されようとしている。
(終わるッ!!私がッ、愛理が終わるッ!!!)
「あ、イクッ❤︎チンポイクッ❤︎あぁぁイクイクイクイクイクイクイクッ❤︎❤︎❤︎」
「い"や"ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!!」
8
可奈子が種付けを決行せんと、一層前屈みになって愛理にのし掛かる。
両脚を後方に伸ばし、両手を愛理の顔の横に置き、腰を深く押し付ける。
まるでネコ科動物が獲物に飛び掛かる直前のような〝射精へのクラウチング〟だ。
だがその時──。
ズルッ!
「うぁッ!?」
突如、可奈子が体勢を大きく崩す。
バランスを失った可奈子の身体は、そのまま愛理の頭上側に転倒する。
チュポンッ!
崩れた勢いで、ペニスが愛理の膣内から抜けてしまう。
その引き抜かれた刺激が、可奈子の暴発寸前のペニスには致命傷となった。
「あィッ……くゥゥゥッ❤︎❤︎❤︎」
ビュルッ❤︎ドビュルルッ❤︎ブリュッ❤︎
可奈子のペニスから射出される、太い白濁の放物線。
それは可奈子の事前予告どおり、この試合で最も濃く、多量で、長い射精であった。
そして、その精液の放たれた先には、愛理の顔があった。
「んぶッ!?!?ん"ンンッ……ぶはァァッッ!!!!」
粘度のある重い精液が、愛理の顔面に直撃する。
必死に呼吸をする愛理の口に、鼻に、容赦なく浸透し、愛理の表情が判らぬほどに汚してゆく。
ドサァ……
約10秒もの間、精液を吐き出し続け、可奈子は真横に倒れた。
「はッ❤︎はッ❤︎あぁ……そんな……」
予想外のハプニングに、事態が把握できない可奈子。
約束された〝膣内射精の達成〟は、果たされなかった。
ゴォォン……!ゴォォン……!
『そこまでッ!』
けたたましい銅鑼の音が、フロアの空気を震わせて響く。
『3ー1で……勝者、愛理ッ!!』
勝ち名乗りを受けた愛理は、ステージ中央で大の字に倒れ込んだまま動かない。
「う……ぶふッ……ゲホッ……うぐぅ……」
まるで勝者とは思えない、精液まみれの無様な姿であった。
9
「愛理ッ!」
ステージ裏から、恭子が駆け寄る。
倒れたままの愛理の身体を抱き起こし、頬を叩いて意識を確認する。
「大丈夫?立てそう?」
「あ……恭……ケホッ!ゴホッ!」
呼吸が乱れて上手く会話できない愛理。顔面に精液がまとわり付き、目蓋を開けることもできない。
恭子は愛理に肩を貸して立ち上がらせる。
「さぁ、行こう」
今宵の勝者は、満身創痍でステージを降りてゆく。
その姿を、El Dorado主催者である史織はモニタールームで満足そうに見つめていた。
「いいわ愛理ちゃん……その顔、その姿……ゾクゾクしちゃうわ❤︎……あんッ❤︎」
「ジュルッ❤︎チュパッ❤︎……んふふッ、史織さん、ホーント〝愛理ちゃん〟にゾッコンですねぇ❤︎」
史織の足下に跪き、陰部に顔を埋めて舐る女。
「ふふっ、妬いちゃうかしら?いずれアナタとも対戦することになるかもね……あッ❤︎そこイイッ❤︎」
「ジュルル……❤︎でもいいんですかぁ?ARISAさんが黙ってないと思うんですけどぉ?」
「ARISAちゃんのやり方じゃ手ぬるいのよ。でも結局、私とARISAちゃんの目指す場所は同じ……〝マゾの最高傑作〟を生み出すことよ……❤︎」
モニターの液晶に照らされ、史織の顔が恍惚に歪む。
今宵の愛理の一戦は、最終目的への〝序章〟に過ぎない……。
「ARISAちゃんにはどう映ったかしらね?今夜の〝美しいマゾ豚〟の姿は……❤︎」
10
「うぅ……あくっ……はぁッ」
控え室に戻った愛理は、糸が切れたようにソファに倒れ込んだ。
身体を大きく揺らしながら息を吐き、背もたれに頭を乗せて天井を仰ぐ。
恭子はミネラルウォーターのペットボトルを愛理に持たせてやると、愛理の衣装を脱がせ、濡れタオルで顔や身体を拭いてゆく。
「うわっ、すごいドロドロ……髪までベットリ。シャワー浴びた方が早いかも」
愛理はペットボトルに口を付け、喉を鳴らして飲み干してゆく。
空になったボトルを床に投げ捨て、恭子から濡れタオルを受け取り、自ら顔を拭く。
「はぁ、はぁ……ありがとう、恭子。ごめんなさい、みっともなくて……」
タオルに顔を伏せ、詫びの言葉を述べる愛理。
「怖かった……怖かったの……やっぱり……ナマ本番は……まだ怖いの……」
その言葉に、恭子は首を横に振る。
「何言ってんの。愛理は勝ったんだから、胸を張っていいんだよ。初めての試合なんだしさ……」
だが、愛理にとってはその慰めの言葉こそが惨めに感じた。同情されるのは、自らの姿が〝哀れ〟に見えているからだ。
さすがの愛理も、心が折れていた。
「……ねぇ恭子、教えて」
「ん?」
「最後、可奈子に何があったの?あのままだったら私、確実に膣内出しされてた……」
あの瞬間、確かに愛理は膣内射精を〝覚悟〟した。
いや、無力さを悟り〝諦めた〟のだ。
だが、結果的には愛理自身の預かり知らぬところで膣内射精は回避された。
その時、一体可奈子に何が起こったのか。
恭子は顛末を話した。
「可奈子が射精するために体勢を変えた時、右足を滑らせた。踏み込んだ場所のマットが、その前に射精した精液でヌルヌルだったんだよ」
「……え?精液で滑った……?」
あまりにも意外な顛末。あまりにも滑稽な理由。
「……ふッ、あははは……」
愛理が思わず笑う。
そんな「天の悪戯」とも思えるような現象に、サークルの頂点を目指す女〝愛理〟としての人生は救われたのか。
「はははッ、まるでコントみたいね」
吐き捨てるように愛理が自嘲気味に笑うと、恭子も節目がちに小さく笑った。
「ふふっ、運だって実力のうち。持ってる人間は、知らぬ間に手に入れてるんだよ」
笑いながら、愛理の瞳が微かに潤んだ。
11
ガチャ……
突如、控え室のドアが開く。
「愛理ちゃんっ」
「!?」
顔を覗かせた人物に、2人は驚いた。
「あっ……ARISAさん!?」
突然現れたサークルの頂点に君臨する女、ARISA。
その横には、先程まで恭子と共に試合を見守っていたケイの姿もあった。
恭子がすぐさま立ち上がりARISAに寄ろうとすると、ARISAは片手で制して愛理に近付く。
「いいのよ恭子、愛理ちゃんに挨拶したらすぐ帰るわ。愛理ちゃん、まずは初勝利おめでとう……かしら?」
腕を組みながら、ソファに横たわる愛理を見下ろすARISA。
言葉とは裏腹に、その目は氷柱のように鋭く、冷徹に研ぎ澄まされていた。
「観ててくれたんですね……でも、ご覧の有り様。おめでとうなんて、言ってもらえる内容じゃ無いわ」
愛理はARISAの顔を見ずに、ぶっきらぼうに答える。
ARISAも、愛理の返答にこくりと頷く。
「そうね、はっきり言って期待はずれ。Eランクの戦いでこんな感じじゃ、先が思いやられるわ」
「う……」
真正面から戦いっぷりを否定され、愛理は口を噤む。
だが、絶対女王の言葉はあまりに尤もな正論で、それは他でもない愛理自身が一番よく理解していた。
「愛理ちゃん、あなたのポテンシャルは私も認めてる。他の娘とは明らかに違うわ」
ARISAは膝を折り、愛理に目線を合わせて語りかける。愛理も、正面からARISAの顔を見つめ返す。
「そのかわり、誰よりも臆病で、誰よりも卑屈ね。それがあなたのポテンシャルを抑えてしまう〝呪縛〟になってるわ。尊大で高飛車な性格も、その弱さを隠すための強がり……」
「ッ……!そんなこと……!」
〝そんなこと分かってる〟──。
愛理は叫んでやりたかったが、絶対女王の目の前で晒してしまった醜態に言い訳はできない。
(私……弱い……試合だけじゃない、〝オンナとして〟弱い……)
突きつけられた事実に、どうする事もできない己の実力。
「愛理ちゃん、次の試合はいつかしら?」
「1週間後……」
ARISAは愛理の返答に小さく頷くと、横に立つケイに〝特命〟を与えた。
12
「ケイ、愛理ちゃんを鍛えてあげて。あなたを相手にプレイをこなせば、とりあえずEランクレベルなら戦えるでしょ?」
「……私はいいけど、愛理はどうなの?」
ケイは表情を変えぬまま、愛理を睨む。
「待って、何の話?あなたは誰なの?」
愛理は初対面のその女を睨み返し、素性を問いただす。
ケイは愛理の正面に立ち、顔を近づけて名乗る。
「私はケイ。このサークルの創設メンバーで、普段はARISAの業務を手伝う秘書みたいなモノ」
ケイは口早に自己紹介をすると、再び愛理に問う。
「で?あなた自身はどうするの?愛理」
「どう……って……」
あまりにも突然の提案に、戸惑うばかりの愛理。
「あなたが勝ちたいなら、私が鍛えて勝たせてあげる。もし勝ちたくないなら、そのままでもいいかもね。今のあなたじゃ、Eランクですら危ういんだから」
業を煮やしたケイが、愛理に噛みつく。鼻で笑うかのように、侮蔑の目線を投げつけた。
そのケイの言葉に、愛理の目付きが変わる。
「……勝ちたいに決まってるじゃない」
愛理は絞り出すような声でケイに言い返す。見開いた瞳には、涙が潤んでいた。
「勝ちたいわよッ!そのためにEl Doradoに参加したんだものッ!こんな場所で……躓いてなんかいられないわ……!」
涙の滴が頬を伝って、膝上に握りしめた拳に落ちる。
見せたくなかった、己の弱さ。
だが仮面を剥がされた今、愛理にそれを取り繕う余裕なんて残されていなかった。
ARISAが愛理の涙を指で拭う。
「愛理ちゃん、その負けん気だけは見失わないで。それが愛理ちゃんの一番の武器だからね❤︎」
「……はい」
ARISAは愛理を労うと、唇に軽くキスをして立ち上がる。
「……じゃあ、ケイ、あとは頼んだわ。私だって、愛理ちゃんが〝昇ってくる〟のが楽しみなんだからっ❤︎」
そう言い残すと、ARISAは髪をなびかせ、甘い残り香だけを置いて控え室を後にした。
13
「試合の5日前には禁欲に入る。となると、鍛えられるのは実質2日も無い。とにかく、今日はゆっくり休んで。明日の朝から始めるから」
「あ、朝から?分かったわ……」
銀縁の眼鏡を指で上げながら、ケイは愛理に指示する。
「あと恭子、あなたにも手伝ってもらうから。また連絡するわ」
「え、私?」
「そう、詳細は後ほど。私も今日のところは帰るわ。じゃあね」
ARISAの後を追うように、ケイもそそくさと部屋を出て行ってしまった。
残された愛理と恭子は、呆気に取られた互いの顔を見合う。
「……ケイってなんだか、忙しないヒトね」
「悪いヤツじゃないんだけどね。生真面目っていうか、さ」
恭子は苦笑いしながら、既に居ないケイの代わりに弁明する。
「まぁ……ARISAさんの言うとおり、負けん気で戦うしかないよね。愛理にしおらしく、狡猾になんて似合わないし」
「でも……やっぱりそれだけじゃダメみたい。大勢の観客の前で、スポットライトを浴びながらセックスするなんて……正気じゃダメなのよ」
El Doradoの洗礼を浴び、自信とプライドを打ちひしがれた愛理だが、ひとまずの1勝をもぎ取った。
次の戦いまで、あと1週間──。
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