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第1話「事なかれ主義の終焉と、異世界での目覚め」
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田中 修(47歳)の人生は、呆気なく幕を閉じた。
金曜日の夜。特売の発泡酒と、妻に頼まれたマヨネーズをエコバッグに入れ、上機嫌で横断歩道を渡っていた時だ。
信号無視のトラックが突っ込んできた。
(あ、ぶつかる)
そう認識した瞬間、修の思考は停止した。走って逃げる気力も、大声で助けを呼ぶ瞬発力もない。ただ、「誰かが何とかしてくれないか」「もしかしたら奇跡的にトラックが避けてくれるんじゃないか」という、いつもの他力本願な思考が頭をよぎっただけだ。
もちろん、奇跡は起きなかった。鈍い衝撃と、そして永遠の闇。
享年47歳。平凡で、中途半端で、最後まで運任せの人生だった。
……はずだった。
「……おい、起きろ。ええい、起きんか、この飲んだくれが!」
わら半紙を丸めて耳元で擦り合わせたような、不快なダミ声で修は意識を取り戻した。
頭が割れるように痛い。二日酔いだろうか? いや、昨日は発泡酒を一本飲もうとしたところで……。
ゆっくりと目を開ける。知らない天井だ。いや、天井ですらない。煤けた木の梁が剥き出しになっている。鼻を突くのは、カビと埃、そして何かが腐ったような異臭。
「やっと起きたか。ったく、ツケばかり溜めやがって。金がねえなら出ていきな!」
目の前に仁王立ちしていたのは、樽のような体型をした赤ら顔の中年女だった。麻袋のような粗末な服を着ている。
「えーと……どちら様でしょうか。ここは……病院?」
修が自分の口から出た声に驚愕した。いつもの、会社で媚びへつらう時に出る掠れた声ではない。もっと若く、張りがある声だ。
慌てて自分の手を見る。シミもシワもない、二十代の頃のようなハリのある皮膚。だが、爪の間は泥で真っ黒だ。
「はあ? 寝ぼけてんじゃないよ! ここは王都の外れ、宿屋『豚のいびき亭』だよ! お前さん、ルークだろ! 昨日散々飲んで暴れて、ツケ払わずに寝こけてたじゃないか!」
ルーク? 王都?
状況が飲み込めない。だが、長年培った「サラリーマンの危機回避本能」が警鐘を鳴らす。このおばさんは、本気で怒っている。ここで反論したら面倒なことになる。
「す、すみません! すぐに、その、善処いたしますので……!」
修は反射的に土下座の姿勢を取ろうとした。だが、体が言うことを聞かない。足元がふらつき、そのまま床に転がってしまった。
「チッ、情けない男だね。ほらよ!」
女将は修……いや、「ルーク」の胸倉を掴むと、信じられない怪力で引きずり起こし、そのまま宿の外へと放り投げた。
ドサッ!
硬い石畳に打ち付けられ、修は呻き声を上げた。痛い。痛すぎる。こんなハードな体験は、新入社員研修の富士登山以来だ。
よろよろと立ち上がり、周囲を見渡す。
石造りの建物が並ぶ、中世ヨーロッパ風の街並み。行き交う人々は見たこともない服を着て、腰には剣を帯びている者もいる。そして何より、空には月が二つ浮かんでいた。
「……マジか」
これが、最近流行りの異世界転生というやつか。
修は愕然とした。神様に文句の一つも言いたかった。
俺は、ほどほどの幸せと、ぬるま湯のような日常を愛していたのに。剣と魔法? モンスター? そんなストレスフルな世界、真っ平御免だ!
「おい、そこの貧相な兄ちゃん」
絶望に暮れる修の前に、見るからに柄の悪い男たちが三人、立ちはだかった。革鎧を着て、腰には短剣をぶら下げている。
「ここらで見ねえ顔だな。通行料、払ってもらおうか」
チンピラだ。どの世界にもいる、一番関わりたくない人種。
修の心臓が早鐘を打つ。逃げたい。誰か助けてくれないか。警察はどこだ。
「あ、あの、その……今、手持ちがなくてですね……」
震える声で言い訳をするが、男たちはニヤニヤと笑いながら距離を詰めてくる。
「ないなら、その服でも置いていきな。あと、痛い目も見てもらうぜ」
先頭の男が拳を振り上げた。
修は目を瞑り、体を縮こまらせた。殴られる。痛いのは嫌だ。誰か、何とかしてくれ!
その時だった。
『――スキル【事なかれ主義の加護】が発動します』
頭の中に、無機質な声が響いた。
次の瞬間。
拳を振り上げた男の足元の石畳が、ほんの少しだけ、不自然に陥没した。
「うおっ!?」
男はバランスを崩し、派手に前のめりに転倒した。その拍子に、後ろにいた二人の仲間を巻き込み、三人まとめて将棋倒しになった。
「いってぇ……なんだ、この石畳!」
「大丈夫か、アニキ!」
男たちが間抜けな声を上げて混乱している。
修は呆然とそれを見ていた。何が起きた? 今のタイミング、あまりにも出来すぎている。
『スキル説明:【事なかれ主義の加護】。自身の周囲で発生する「自身に不利益な事象」に対し、一度だけ確率操作を行い、回避・軽減を試みる。ただし、結果は保証されない。発動には精神力を消費する』
頭の中の声がそう告げる。
修は理解した。これは、神様がくれた唯一の武器だ。
俺のような、戦う力も気概もない人間に与えられた、情けなくて、最強の「逃げスキル」。
「……逃げろ!」
修は、転生後初めて自らの意思で強く地面を蹴った。
男たちが立ち上がる前に、路地裏へと駆け込む。
心臓が破裂しそうだった。息が苦しい。だが、不思議と高揚感があった。
自分で、回避したのだ。
ただ運を待つのではなく、与えられた「運を操作する力」を使って、危機を脱したのだ。
路地裏の暗がりで膝に手をつき、荒い息を吐きながら、修はニヤリと笑った。
「これなら……この世界でも、なんとか楽して生きていけるかもしれない」
だが彼はまだ知らない。
「楽をするための努力」が、これまでの人生で最もハードなものになるであろうことを。
異世界に放り出された、心が弱いおっさんの、奇妙な冒険が幕を開けた。
金曜日の夜。特売の発泡酒と、妻に頼まれたマヨネーズをエコバッグに入れ、上機嫌で横断歩道を渡っていた時だ。
信号無視のトラックが突っ込んできた。
(あ、ぶつかる)
そう認識した瞬間、修の思考は停止した。走って逃げる気力も、大声で助けを呼ぶ瞬発力もない。ただ、「誰かが何とかしてくれないか」「もしかしたら奇跡的にトラックが避けてくれるんじゃないか」という、いつもの他力本願な思考が頭をよぎっただけだ。
もちろん、奇跡は起きなかった。鈍い衝撃と、そして永遠の闇。
享年47歳。平凡で、中途半端で、最後まで運任せの人生だった。
……はずだった。
「……おい、起きろ。ええい、起きんか、この飲んだくれが!」
わら半紙を丸めて耳元で擦り合わせたような、不快なダミ声で修は意識を取り戻した。
頭が割れるように痛い。二日酔いだろうか? いや、昨日は発泡酒を一本飲もうとしたところで……。
ゆっくりと目を開ける。知らない天井だ。いや、天井ですらない。煤けた木の梁が剥き出しになっている。鼻を突くのは、カビと埃、そして何かが腐ったような異臭。
「やっと起きたか。ったく、ツケばかり溜めやがって。金がねえなら出ていきな!」
目の前に仁王立ちしていたのは、樽のような体型をした赤ら顔の中年女だった。麻袋のような粗末な服を着ている。
「えーと……どちら様でしょうか。ここは……病院?」
修が自分の口から出た声に驚愕した。いつもの、会社で媚びへつらう時に出る掠れた声ではない。もっと若く、張りがある声だ。
慌てて自分の手を見る。シミもシワもない、二十代の頃のようなハリのある皮膚。だが、爪の間は泥で真っ黒だ。
「はあ? 寝ぼけてんじゃないよ! ここは王都の外れ、宿屋『豚のいびき亭』だよ! お前さん、ルークだろ! 昨日散々飲んで暴れて、ツケ払わずに寝こけてたじゃないか!」
ルーク? 王都?
状況が飲み込めない。だが、長年培った「サラリーマンの危機回避本能」が警鐘を鳴らす。このおばさんは、本気で怒っている。ここで反論したら面倒なことになる。
「す、すみません! すぐに、その、善処いたしますので……!」
修は反射的に土下座の姿勢を取ろうとした。だが、体が言うことを聞かない。足元がふらつき、そのまま床に転がってしまった。
「チッ、情けない男だね。ほらよ!」
女将は修……いや、「ルーク」の胸倉を掴むと、信じられない怪力で引きずり起こし、そのまま宿の外へと放り投げた。
ドサッ!
硬い石畳に打ち付けられ、修は呻き声を上げた。痛い。痛すぎる。こんなハードな体験は、新入社員研修の富士登山以来だ。
よろよろと立ち上がり、周囲を見渡す。
石造りの建物が並ぶ、中世ヨーロッパ風の街並み。行き交う人々は見たこともない服を着て、腰には剣を帯びている者もいる。そして何より、空には月が二つ浮かんでいた。
「……マジか」
これが、最近流行りの異世界転生というやつか。
修は愕然とした。神様に文句の一つも言いたかった。
俺は、ほどほどの幸せと、ぬるま湯のような日常を愛していたのに。剣と魔法? モンスター? そんなストレスフルな世界、真っ平御免だ!
「おい、そこの貧相な兄ちゃん」
絶望に暮れる修の前に、見るからに柄の悪い男たちが三人、立ちはだかった。革鎧を着て、腰には短剣をぶら下げている。
「ここらで見ねえ顔だな。通行料、払ってもらおうか」
チンピラだ。どの世界にもいる、一番関わりたくない人種。
修の心臓が早鐘を打つ。逃げたい。誰か助けてくれないか。警察はどこだ。
「あ、あの、その……今、手持ちがなくてですね……」
震える声で言い訳をするが、男たちはニヤニヤと笑いながら距離を詰めてくる。
「ないなら、その服でも置いていきな。あと、痛い目も見てもらうぜ」
先頭の男が拳を振り上げた。
修は目を瞑り、体を縮こまらせた。殴られる。痛いのは嫌だ。誰か、何とかしてくれ!
その時だった。
『――スキル【事なかれ主義の加護】が発動します』
頭の中に、無機質な声が響いた。
次の瞬間。
拳を振り上げた男の足元の石畳が、ほんの少しだけ、不自然に陥没した。
「うおっ!?」
男はバランスを崩し、派手に前のめりに転倒した。その拍子に、後ろにいた二人の仲間を巻き込み、三人まとめて将棋倒しになった。
「いってぇ……なんだ、この石畳!」
「大丈夫か、アニキ!」
男たちが間抜けな声を上げて混乱している。
修は呆然とそれを見ていた。何が起きた? 今のタイミング、あまりにも出来すぎている。
『スキル説明:【事なかれ主義の加護】。自身の周囲で発生する「自身に不利益な事象」に対し、一度だけ確率操作を行い、回避・軽減を試みる。ただし、結果は保証されない。発動には精神力を消費する』
頭の中の声がそう告げる。
修は理解した。これは、神様がくれた唯一の武器だ。
俺のような、戦う力も気概もない人間に与えられた、情けなくて、最強の「逃げスキル」。
「……逃げろ!」
修は、転生後初めて自らの意思で強く地面を蹴った。
男たちが立ち上がる前に、路地裏へと駆け込む。
心臓が破裂しそうだった。息が苦しい。だが、不思議と高揚感があった。
自分で、回避したのだ。
ただ運を待つのではなく、与えられた「運を操作する力」を使って、危機を脱したのだ。
路地裏の暗がりで膝に手をつき、荒い息を吐きながら、修はニヤリと笑った。
「これなら……この世界でも、なんとか楽して生きていけるかもしれない」
だが彼はまだ知らない。
「楽をするための努力」が、これまでの人生で最もハードなものになるであろうことを。
異世界に放り出された、心が弱いおっさんの、奇妙な冒険が幕を開けた。
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