人妻嬲り

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執着

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 ハロウィーンから二週間、何事もなく過ぎた。雰囲気と媚薬の力に負けて、将紀を裏切ってしまったという心の痛みは、薄まることはなかった。

 信彦の話によると、媚薬は小さな瓶一本で百万を超える高価なものらしく、表のルートでは売ってないそうだ。値段が高いだけあって、効果は絶大で、どんな不感症な女性でも、自らSEXをねだるぐらい強力らしい。なんでも、ハリウッドや一部のセレブが、乱交パーティーやハーレムを作るときに用いていると言っていた。

 確かに薬を使われたにせよ、信彦と浮気をしてしまったという事実は変わらない。忙しくしているときはいいが、ほっとくつろぎ出すと、あの時のことが思い出され、ズンと心が沈んでいった。

 それと同時に、狂乱な夜の疼きが、いまだにくすぶり続けていた。まだ、薬の効果が続いているようにすら感じる。ふとした瞬間にフラッシュバックのように思い出され、激しい性欲に身悶えるのだった。


 頬にくすぐったい感触に、目が覚めた。霞んだ瞳が、次第にはっきりしていくと、いつにも増して優しげな笑みを浮かべて、エプロンを着けている将紀がいた。朝日が差し、綺麗な黒髪がキラキラと光り、切れ長の涼やかな瞳に胸がドキッと跳ねる。

「おはよう、優花ちゃん」

「お、おはよう……」

 寝顔を見られたという恥ずかしさに、頬を染めて、照れながら横を向いて、両手で顔を隠した。

「昨日は帰りが遅くなってごめんね。会社で問題が発生してさ、その対応に時間がかかったんだ。お詫びに美味しい朝食を作ったから、一緒に食べようよ。さぁ、起きて」

 そう言って、起こしてもらうと、将紀の唇と重なった。かすかに柑橘系の爽やかな匂いが香ってくる。昨日は、デートの後、将紀のマンションでずっと一緒に過ごす予定でいた。将紀は、医学部生ながら自分で会社を経営しているため、ここ一週間会えないでいたため、久しぶりの逢瀬に優花の心は弾んだ。

 だが、マンションに着くなり、携帯の着信が鳴った。

「ごめん。ちょっと出てくる。できるだけ早く帰るよ」

 将紀は、すごく別れがたそうにしながら、出て行った。結局、優花が寝るまで帰ってこなかった。

 顔を洗い、身支度をして、リビングに行くと、食欲をそそる味噌汁の匂いが漂ってきた。

「もうできてるよ」

 テーブルには、ホテルの朝食を思わせるような、豪華な料理が並んでいた。いつも絶品料理が何品か出されるのだが、贖罪の意味もあるのか、いつもより品数が多い。

「うわぁ~、美味しそう」

 優花は、目を輝かせて、席に着くと、将紀が座るのを待って、「いただきます」の挨拶をした。

「この味噌汁すごく美味しい」

 将紀の料理は、手間暇をかけて作っている分だけ格別に美味しい。料理を作っているときの将紀は、鼻歌がでそうなくらい楽しそうだし、仕事や医学のことも料理を作っているといいアイデアが浮かぶそうだ。

「よかった。優花ちゃんにそう言ってもらえると、うれしいよ」

 将紀は、にっこり微笑むと、熱々の白いごはんを口に入れた。

 



 将紀のマンションを出て、高校に行くために、駅へ向かって歩いていた。すると、偶然にも視線の先に、信彦と香住の二人を見つけてしまった。優花の心臓の鼓動が、急激に早まった。

 二週間前の四人での激しいSEXが頭から離れない。特に、信彦との背徳のSEXは筆舌に尽くしがたいほどの強烈な快感を肉体に刻みついていた。

「どこにいくのかしら」

 二人のことが、いや、信彦のことが気になって仕方がなかった。絶対についていってはいけない、と最大級の警告音が鳴り響く。そうよ、ついていくわけない、そう独り言を呟き、駅へと進む。

 数歩進んで身体が立ち止まった。振り向くと、二人が視界から消えるところだった。

 このとき、優花はあとをつけていくことに決めてしまった。身体が意思とは関係なく、動いてしまったのだ。ちょっとついていくだけ、少しついていったらすぐに元に戻る、そう心に繰り返す。ちょっとだけ……ちょっとだけだから。
 
 商店街のアーケードを通ると、まだどの店もシャッターが降りている。通勤途中のサラリーマンやOLたちが足早に歩いているだけだ。

 ふたりが脇道へと消えた。

 慌てて優花は追いかけると、細い路地沿いに立つ、雑居ビルの外階段を上がっていくのが見えた。信彦はスーツ姿、香住は女子大生らしい楚々としたブラウスにフレアスカートを履いていて、後ろから見えれば、仲の良いの普通の恋人達だ。

 階段を下から見上げると、香住の膝下に見えるスラリと伸びた脚が、モデルのように美しかった。

 しばらく、階段を上がるかどうか悩んだが、意を決して、優花も鉄製の外階段を上がり始めた。すると、上からあきらかに香住のものと分かる喘ぎ声が耳に届いた。

「はぅっ、ぁ、ぁあっ、すごい……ぁあっ、大きい……ぁああんっ、香住、壊れちゃぅうう」

 香住は、手すりを掴み、後ろから激しく貫かれていた。スカートだけが捲られ、香住の白い臀部がかすかに見える。信彦が、下からズンズンと余裕をもって突き刺すと、香住はあられもない声で泣いていた。

「外だと感じ方が違うな。オレのものをうれしそうに締め付けやがる。この変態」

 信彦の手が、バシバシと香住の眩いばかりに白い肌を容赦なく叩きつける。お尻を打ちつける音が、ビルに反響して、優花の胸を締め付ける。

「あぁぁっ、だ、だって……だって、こんなところで……す、するなんて……あああっ、ぅんっ、いっ、いいいっ、すごくいいっ」

 最上階に近い階段の途中で、二人は激しく抱き合っていた。立ったまま、信彦がバックから突いているのが、下から見えた。

 逞しい勃起した怒張が、香住のお尻の亀裂を出入りしているのが、はっきり見てとれた。

「ぁ゛~~っ、ぁぁ゛ぁっ、も、もう……もう、香住イッちゃいそうです、ご主人様」

 興奮であっという間に天国への階段を駆け上ったのか、早くも香住が舌足らずに訴えている。ぐちゅっぬちゅっっと卑猥な音ともに、お尻を打ちつける音が、優花の秘部を疼かせた。

「まだだ、勝手にイクなよ」

「だって……ぁ、ぁあああっ、感じすぎちゃって……はぁあっ、いいっ、オマンコ、いいっ」

 どうやら香住は、優花と同じく野外でのSEXに異常に昂ぶり、興奮するようだ。

「も、もう……だ、だめぇぇ……ひぃいいいっ」

 サディスティックな瞳が、一瞬優花を捕らえたような気がした。見つかったと思い、とっさにしゃがみ、息を潜めた。気を遣ったような高まりが響いた。それなのに、腰の動きがますます激しくなり、パンパンと腰を打ちつける音が大きくなる。

「ひぃやぁぁぁ……は、激しすぎる…ぁああっ、ひっ、ひっ、ひぃいいいいーーーー」

「オレに苛められたいんだろう?なぁ?」

 パチーーーンという大きな音が優花を襲う。

「いっぱい苛めてやるからよぁ。オラ、オラ」

 パチーーーーン、パチーーーーーーーン

 まるで、優花に言っているみたいだ。信彦の手が、何度も何度もお尻を叩いていく。

(あぁぁ、や、やめて……わたしを嬲らないで……)

 優花は手をつき、膝をつけると、肌を打つ音に合わせて腰が揺れる。次はおまえがこうなる番だぜ、っと信彦の激しい責めはそう訴えているようにしか聞こえなかった。

(い、いやぁ……そんなの嫌なの……)

「アァ゛~~~ッッ、じぬじぬ……ひぃぎぃいいい、ぁああっ、は、はげしすぎるよぁぉおおお~~~」

「うりゃぁ、うりゃぁ」

「いぐぅ、いぐっ、香住、いぐぅううううううーーーーぁぁああああっ」

 香住の絶頂の声に、ハッとした優花は、慌てて音を立てずに、階段を降りていった。




 優花は、満員電車を避けるため、普段は朝早く電車に乗る。しかし、今日は、信彦達を追ったため、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗るしかなかった。

 まだ先ほどの興奮が残っていた。走ったから息が荒いのだと自分に言い聞かせるが、あきらかにジンジンという疼きが優花の身体を熱くさせていた。

(どうして見に行ったのだろう)

 身体とは別に、頭の中では、後悔だけが残った。やはり行くべきではなかったのだ。将紀という恋人がいながら、SEXを許してしまっただけでも許されないのに、自分から信彦のあとをつけてしまった。彼との関係は、二度とあってはならないことだし、その前に彼に関わらないことだ。

 確かに抗しがたほど魅力的だ。将紀とは違った野性味溢れる風貌と色気溢れる雰囲気に迫られたら、たいていの女性は断れないだろう。それに、支配者としてのあの目。本格的に調教されたら、きっと抜け出せなくなる。そんな予感があった。

 その時だ。香住の臀部を後ろからやんわりと触る者がいた。痴漢だ。

 香住は振り返り、相手の男性を睨み付けようとして振り返ると、そこにいたのは、嗜虐の笑みをたたえた信彦が立っていた。

(なんで……?どうして……?)

 信彦達の野外SEXを覗いて昂ぶった身体が火がつき、切なく蕩けだした。信彦の手が、お尻の亀裂をなぞるように動いている。

「なぁ、オレに会いにきたんだろう?あの日のSEXが忘れられなかった、違うか?くくく。可愛がってやるから、足を開きな」

「ち、違います…」

 低く子宮に響くような甘い声に痺れた頭は、それだけ言うのが精一杯だった。スカートの中に手を入れてくると、無意識に足を開いてしまう。

 高鳴りはじめた鼓動に胸を締めつけられ、戸惑いとためらいに心を震わせていると、お尻の肌をパンスト越しに触れてきた。布を通して熱く感じるほどの手のひらのぬくもりの前に、優花の両腿はもじもじと蠢いた。

 中に入れた手は、背中から指を下着の縁に引っかけ、大胆にもパンストと一緒に下着まで下ろしてしまう。そして、閉じた脚の太腿に手を差し入れた。

「あっっ…!」

「もうこんなに熱くなっちゃってるじゃないか」

 内腿の付け根に入りこんだ指は、湿った熱気に包まれる。

「こ、こんなところでするの?」

 優花は、ドアのガラスに上気した頬を押しつけて顔を歪めた。

「興奮するだろう?きっと病みつきになるぜ」

 信彦は、指先で陰毛を撫でつつ、股間の柔肉をそっとなぞる。

「あっ……!」

 わざと焦らすような指遣いがはじまるや、柔肉のなかが勝手に熱く蠢いて焦れる。優花の形も感触も、反応までもを知り抜いた柔肉の膨らみを、繊細な指遣いでそっとそっと撫でまわしていく。

「ぁ、あぁんっ……ぁんっ、あんっ……」

 くすぐったさと羞恥、それに焦燥感で、熱い股間はジュクジュクとぬかるみ、優花は次々と押し寄せてくる快美感を必死に唇を噛んでこらえる。

(わたしを追いかけてきてくれたんだよね)

 そう思えばあまりに切なくて、優花は内腿を閉じ合わせ、挟みつけた信彦の指に柔肉を蠢かせて応えようとしてしまう。

「なぁ、ドキドキするよな」

 やがて、節くれ立った長い指が、敏感な反応を示す恥唇の外側の感触をしっかり味わいながら、信彦は腿できつく挟みつけられた窮屈なままの指を折り、割れ目を前後になぞりはじめた。ちょっと指先に力をこめれば、恥唇がパックリ割れて、ねっとりと熱い蜜が絡んできた。

「ぅ、ぁ、ぅうんっ」

 太い指先はゆっくり、ゆっくり淫裂に沿って、スリ、スリと滑る。甘くとろける刺激が膣穴の周りに蓄積していく。

(……あっ……だ、だめ……)

「はぅッ……ァアッ……ぁ、あァーんッ」

 頭のなかが真っ白になり、身体中の神経が恥ずかしい部分に集中して、優花はまるで自分自身が性感帯そのものになったような気がした。

「すごい濡れているじゃないか。どう、気持ちいいだろう?」

 震えだす割れ目を縦になぞりあげれば、できたてのチーズケーキのように熱くて、軽く押せばグチュッと震えてしまうような襞肉が触れて、指先からツーッと愛液が伝っていく。

「ぁぁっ……ぅぅんっ……」

 信彦の体を押しかえそうとするかのように、優花は無意識のうちに背中を弓反らせ、腰をくねらせ、恥唇を収縮させる。

(ぁああっ、お、お願い……もっと苛めて……感じさせて……)

 そんな優花の身体の反応を見透かし、信彦はネチョネチョになった秘唇のまわりを中指の先で弄くるだけで、決して蜜壺の中にまで侵入しようとはしない。

 背後から信彦は、優花の白くなめらかなうなじや耳の裏を舐め始めた。柔らかく目に見えないくらいな細かな産毛の生えた透き通るような白い肌の上をピンクの舌が、味わうように動いていく。

「はふっ、ぁ、ぅ、ゥッ」

(な、舐めたら……だめぇ……こ、声が……)

 優花は必死に声を出すまいと我慢するが、熱い吐息に紛れて、小さな甘い声が漏れる。小さく身体が、ピクン、ピクンッと震える。

 信彦の指は、そんな優花の反応を楽しむように、愛液が滴り落ちる淫裂を、執拗に擦り続けた。

 ヌチュッ  クチュッ  グチュッ  プチュッ

 熱く恥ずかしい愛液が、どんどん溢れ出て、トロリと糸を引いて下着とパンストに落ちていった。

 火照りを癒やすように熱い舌先が 、優花の耳裏をツツゥーーーーーと舐めていく。そして、舌が耳へと辿り着くと、カリカリっと甘噛みをし出した。

「……ハッ……ぁあっ、ぅ、ぅんっ」

 秘部の奥に疼いているチリチリと焦がすような性欲が理性を抑え込もうとする。

「おいおい、声を出したら気付かれるだろう?」

 そう言いながら、信彦は、気付かれても構わないという大胆さで、責め立てる。

 優花は、電車がブレーキをあけても、足を踏ん張る気力さえ残っていない。ただ、揺れに任せて、ふらふらと黒いパンプスが前に後ろにふらつく。脱力したようにうなじを反らせて、物欲しいような、今すぐ抱きつきたくなるような衝動が噴き上げてくる。形の良い眉を寄せ、瞼を閉じ、小さく開いた唇の間からは、白い歯が覗いている。これ以上責められると、取り返しのつかないことになりそうだった。

 ニットのセーターの上から、優花の乳房をぐっと鷲づかみした。やわやわと揉みしだいていく。ハァ、ハァと熱病にかかったような吐息が次々に漏れていった。

 公共の場で辱められることの狂わしいまでの快楽に、優花はドアと信彦の体で挟みつけられた身体を必死に抑え込もうとする。大きく息を吐きだし、こみあげる嗚咽をまぎらわせようとした。

(恥ずかしいのに……死ぬほど気持ちいい……)

 自分のドM度がこれほどとは。普通ではないとは分かっていても、どうしようもなく感じてしまう自分に、戸惑ってしまう。そうして自分の身体がマゾだと認めれば認めるほど、女の官能がなおさら炎立ってしまうのだ。

 膣口をくちゅくちゅと指先で遊ぶと、淫裂から愛液が溢れ出す。

 電車がカーブに差しかかった。ゆっくりと電車が大きく傾いていく。信彦は優花の身体に体重をかけながら、その瞬間を見はからって、中指と人差し指を恥唇のなかに、焦らしに焦らされた花園のぬかるみに突き刺していった。

「ぅ~~~んっ、ぁぁぁっ」

(ぁぁぁ、だ、だめぇぇぇぇーーー)

 優花の蜜壺は、トロトロに溶けきっており、信彦の長く太い指を歓喜しながら咥え込んでいった。溢れ出た愛液が、内腿をじわじわと静かに濡らしていく。

 艶めいたうめき声をあげても、電車の揺れに自分の体を支えるのがせいいっぱいで、優花と信彦の痴戯に気づく乗客はいないようだ。

「ほら、こうしてほしかったんだろう?たっぷりオレの指を味わいな」

 信彦の二本指は、うれしそう蜜壺に咥えられ、グイグイと力をこめて膣道深くへと突きあげを開始した。

「ぁぅっっ……ぁ~~~っっっ」

(ぁあああ、いいつ……気持ちいい……あぁああんっ)

 この指の責めを、この充溢感を、待ち焦がれていたのだ。優花はここが電車の中であることも、周囲に多くの目があることも忘れて、抉るように侵入してくる指を全身で受けとめ、締めつけ、咥えこんだ。快楽に浸りきって、信彦の指の責めを歓喜の中で応えるのだった。

「ぁあ~~~っ、はぅ~~っ」

(ぁああ、す、すごい……い、いいっ……気持ちいい……)

 熱くドロドロに蕩けて熔岩のようになった膣の肉襞にヌッチャリと吸いつかれ、指が締めつけられる。熱気をはらんだ太腿の奥は、噴きだした汗と淫蜜とでヌルヌルしていて、潤みが指先に絡みついてくる。

 大量の汁気をあふれさせた肉びらを指腹で撫でさすると、女は太腿を絞りこみ、腰を後方に突きだしてくる。信彦には、それがまるで肉棒をおねだりしているように感じられるのだ。ねっとりと熱く蕩けた肉のありさまが感じられ、そして発情する牝の匂いまで見えるように思えて、信彦の欲情はいよいよ昂る。

 なんて甘美で、たまらないほどの快感なのだろう。優花は、もう何をどうしていいのかわからなかった。目を閉じ、息を殺し、ひたすら全身で恍惚の世界に没頭した。

(ぁあ、やめて……わたしを……犯さないで……)

 満員電車のなかで何人もの乗客に体を挟まれ、押しつぶされると、近くの知らない男達に押さえつけられ、無理矢理秘部をかきまわされているような錯覚に陥る。

 いやそれは錯覚ではなく、願望だったかもしれない。そしてこの期に及んで願望を抱いてしまう自分の淫蕩さに呆れ、しかし、なぜかよけいに欲情と興奮をかきたてられてしまうのだった。

 優花は体内に不埒に突きこまれて暴れまわる指に全身の神経をそばだてて、湧きあがってくる震えを味わう。

(こんなの……ぁああっ、こんなこと、いやらしすぎる……)

 埋めこんだ二本の指を交互に小刻みに震わせてると、ドッと多量の蜜が垂れて信彦の指に滴っていった。

「あっ……」

 思わず嗚咽をもらしてしまった。すると、隣りで体を密着させていた中年男が、チラリと横目で優花の顔を盗み見てきた。怪訝そうに、優花の顔をジロジロ見つめる。

「…………」

 たちまちカーッと赤らんでいく顔を必死にそむけ、咳払いをして平静さを装った。しかしその間も、優花の身体のなかで二本の指は嬲るのを楽しむように、蹂躙し続けた。

「なぁ、わたし今オマンコを弄られて感じてますって教えてやれよ」

 信彦が、耳元で羞恥心を煽る。そんなこと言えるわけがない。

 くちゅくちゅと粘膜が擦れる音、ハァ、ハァっと喘ぐ声が周囲に聞こえてしまうのではないかという不安と羞恥に、優花はここになって始めて、にわかに取り乱しはじめた。

 それなのに、優花の心を読んだように、優花の弱いところを執拗に責め立ててくる。改めて信彦が生粋のサディストだということを実感する。

「ぁあぁ、だめ……だめ……だってば……」

 顔を歪め、内腿をもじつかせてうろたえても、やはりオマンコを指で嬲られる気持ちよさにはかなわない。

「ほらっ、さっきの男、また見てるぜ。おまえのアヘ顔見せてやれよ」

 心臓が破裂するかと思うくらいドキっとして、ゆっくりと中年男をちらっと見た。男は、窓の外を睨み付けるように見ているのを確認して、ほっとする。それでも、心臓のドキドキは止まらなかった。

 信彦はかさにかかって、ますます大胆に二本指で蜜壺全体をかきまわし、前後にピストンするような抽送まで加えてくる。

「ぅぅっっっ~~~~っっ」

(ぁああああっ、バレちゃう……優花がエッチなことをしていることがバレちゃうよ……)

 優花はたまらず股間をしっかりと閉じ、擦り合わせ、火照った顔を俯かせ、お尻の肉をひきつらせた。

「ふふふ。興奮するよな~。優花最高だろう?この感じ、優花なら分かるだろう?」

「ぁあっ……ァ~~ぁぁぁーっ……ぁあン……」

(感じちゃう……おかしくなっちゃうくらい感じちゃう……どうしてこんなに気持ちいいの…)

 呼吸がせわしくなって乱れ、もれそうになる嗚咽を必死にこらえれば、嗚咽の代わりに、股間から熱い蜜がとめどなく溢れだしてしまう。

 どうだ、ほーら!……

 滴りだす愛液で、指ばかりか手のひら全体をヌルヌルに濡らしつつ、秘部全体を包んで手首だけで、ぐちゅぐちゅっと手マンを始めた。指は膣の中に入ったまま動かさず、手首の振動だけなのだが、手のひらが恥唇全体を刺激し、膣奥を指がコツコツと責めてくるため、頭が真っ白になるほどの強烈な快感の波が押し寄せてきた。

「ぅ゛~~~ぅぅぅっ、ぉっっっ」

(ヒイィ、ヒィイイイイーーーーーーーーーだめ、だめ、だめぇぇぇぇーーー)

 蜜壺からヌチャッヌチャッという音が発生し、優花の耳に届き、一瞬心臓を凍らせた。

 それなのに、電車が大きく揺れたのに合わせて身体が傾き、蜜壺の中の指が、

『スブズブズブッッッ』

これ以上ないというくらい奥まで入っていった。

「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅx~~~」

(ぅ゛ぉ゛~~~~ぉ、ぉ゛、ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っっっ)

 電車が揺れて身体を押しつぶされるたびに、優花は全身をのけ反らせて声をあげ、こみあげる快感をこらえ、そして堪能するのだった。

(あ~~~、最高………はぁっ)
 
 もう周囲の乗客を気づかうゆとりもなく、顔を真っ赤にして額に汗を浮かばせていた。

 抉りこまれた指で女体の芯を蹂躙されながら、衣服越しにではあれ獣欲を剥きだしにした信彦の肉棒がお尻に押しつけてくるのが感じられた。

(の、信彦様の……オチンポ……)

 服越しにも分かる、信彦の硬くて逞しくて灼熱のように熱いシンボル。それが、優花のお尻に当たっているのだ。そのあまりのふしだらさに、優花は激しく狼狽しながら、欲情してしまう。

(ぁああっ、ほ、欲しい……ぁあっ、だめだって……)

 本能の求めるがまま、優花は片手を後ろにまわし、密着した二人の体の間にこじ入れていく。ベルトはすでに解かれ、下着の中に手はスルリと入っていった。

 予想通り、昂ぶりをみなぎらせた肉棒はすでに下着の中で窮屈そうに勃起していた。火傷するほど熱く、鉄のように硬い肉棒が、じかに優花の手に触れる。

(ぁ、熱い……ぁああっ、素敵……)

 震える手で、しかし思いきり握りしめれば、信彦の口からうめきがもれる。男の欲情を掴んだ実感に優花自身の官能も煮えたぎり、女体の芯から嗚咽がほとばしりでる。

 優花が強弱をつけて掴んだ肉棒を握り揉めば、信彦もネチョネチョの膣道を指で抉り抜く。まるで本当にセックスしているような、いや、肉交以上に激しくやるせない興奮に、二つの体がめくるめく。

 満員電車のなかで四方から体を押しつぶされながら、二つの欲情が混ざり合い、昂り合って昇りつめていく。

(アァ~~~、いいっ……気持ちいい……ぁああっおかしくなっちゃう……ぁあああっ)

 優花の身体は制服のなかで熱く火照り、紅潮し、必死に息を殺してわななき、さらに淫らな刺激を求めてドアに乳房を押しつぶし、勃起した乳首に学校指定バッグの角をあてがい、こねりつぶす。

(もうだめぇぇぇ……ぁあああっ、イキそう……ぁああっイッちゃうぅぅ……)

 電車のちょっとした揺れのたびに、信彦はことさら大袈裟に体を動かしながら、優花の手で握り掴まれ揉まれる快感に酔いしれ、その快感に衝き動かされては、がむしゃらに女体を指で責め立てた。

 電車のもうひと揺れ、もうひと押し、もうひと握り、もうひと突きで、女体の芯は煮え蕩け、しなり、ひきつり、オルガスムスを得られる。

 そのとき。

 ガクンッ

 電車がいままでにないくらい大きく揺れ、乗客は、手すりをもった身体が限界まで揺れ、窓際の乗客は、潰されたようにぎゅっと押された。

 信彦の手は、そのタイミングに合わせて、手のひらでクリトリスを擦りながら、膣の最奥を

『ズブズブズブズブーーーーーーーー』

と突き上げた。

「おぉぉ゛~~~~ぉ゛っっ、ぁぁぁぁぁぁっ」

(イクッ、イクッ、イクッぅ……イッ、イッちゃぅううううううううううーーーーー)

  ヌルヌルにたぎった肉襞は、指にねっとりと絡みつくばかりか、まるで指の精でもしぼりとるかのように蠕動する。

 優花は絶頂に深々と首を折り、何かに耐えるように背中を震わせた。信彦がクリトリスをこねまわすと、ビクッと顔が跳ねあがった。膣が痙攣して、指を食い締めてくる。

 優花は、電車が止まる気配に、うっとりと薄目を開ける。気怠いような幸福感が温かく全身に拡がっていた。すでに、ベージュのパンストも黒の下着も、べっとりと濡れていた。全身がしっとりと汗ばみ、額やうなじには数本の髪の毛が貼り付いていた。

 優花は絶頂の余韻に浸っていた。ジンジンと痺れるような幸福感に包まれて、どこかふわふわと浮いているように感じる。

「電車降りるぞ。ついて来い」
 
 優花は、慌ててパンストと下着を急いで上でに上げると、電車のドアが開いたと同時に、信彦に手を引っ張られながら、電車の外に出た。
 





 電車を降りると、駅のすぐ隣のデパートのトイレに駆け込んだ。トイレは、障害者用のスペースの広いところである。

「ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……」

 トイレに入るとお互い昂ぶった感情をぶつけるように、激しく舌を絡め、獣のようにお互いを求めた。再び優花のパンストと下着を一気に脱がせ、洋式の便器の上に放るように座らせた。

 お互い発情し合い、荒々しいSEXをするのは、優花は初めてだった。信彦はかぶりつくようにして、淫裂に舌を差し入れた。瑞々しい桜色の媚肉は、ヒダの一枚一枚に愛液を蓄え、淫らに香っていた。

 じゅるじゅるっっとわざと激しい音を立て、羞恥心を煽りながら、湧き出す淫らな蜜をすする。柔らかな唇で吸い付いて、舌先で敏感な粘膜を責め立てた。

「ぁっ、ぃ、やぁ…ぁあっ、ぅ、んんっ、ぁふつ……ひゃぁっ、ぁああっ 」

 壁に後頭部を擦りつけて、優花は漏れる矯声を左手で押さえ込もうとした。焦らされていた媚肉が一斉に歓喜し、甘い電流で美少女の肢体をピクッピクッと震わせる。閉じた瞼の裏で、きらめく大きな火花が何度も飛び散った。

 トロトロの花弁を掻き分け、信彦は、恥唇の内側を、レロレロと上下に舌を振動させた。獣の舌のように舌があちこちに動き、優花の中を蹂躙していく。楚々とした膣穴から愛液がトロリと垂れてきて、催促するようにヒクヒクと蠢いている。

「こんなところでするから興奮してるんだろう?分かるぜ、その気持ち」

「ぁっ、か、感じちゃう……バレちゃう……他の人に……ぁああっ」

 こらえようとしても、女の身体が反応して悦びの声を上げてしまう。公共の場でこんな激しいSEXをしていると考えただけで、興奮し、どうしようもなく感じてしまうのだ。

 ニットのセーターをたくし上げ、ブラジャーのホックを外すと、信彦の五本の指が、母親似の豊かな乳房に食い込んできた。将紀はしない荒々しさで、搾るように揉み転がす。ピンクの小さめの乳首を指で摘まみ、サディスティックにギュッーーーと潰してきた。

「ぉ゛~~~ぉおお、だ、だめぇ……ぅ゛~~ぅんっ、ぁああっ」

 優花は顔を左右に振り乱し、後頭部を後ろの壁に押しつける。きつく瞼を閉じて、悩ましい声をあげた。

「ぁああっ、や、やめてぇぇ…乳首、弱いの……」

「乳首が気持ちいいだろう?きつく弄られるのが好きだもんな、こんなふうに」

 乳首を弄っていた指が、キリキリと時計回りに捻られる。優花は、慌てて自分の口を両手で塞いだ。

「ぅぅぅんんんっ……」

(ひぃひぃいいいいいいーーーーー)

 千切れんばかりにさらにキリキリキリと可憐な乳首がねじられていく。

「ぅぅぅうううううううううううう」

(ヒイィ、ヒイィ、ヒィイイイイイイイイーーーーぁあああああっ)

 両乳首を痛々しいまでに嬲られ、ついに優花は絶頂に達してしまう。乳首を吊られたまま、便器の上でピクンピクンっと身体が跳ねていった。

「やっぱ優花、最高だぜ。乳首だけでイキやがった」

 豊満な胸を揉みつつ、信彦は今イッたばかりの蜜壺を舐めしゃぶる。ぐしょぐしょのトロトロマンコを隅々まで舐め回すと、物欲しそうに蜜穴が、閉じたり開いたりと動いた。

 信彦は長い舌を伸ばし、包皮からわずかに頭を出した桜色の陰核を、ペロンと舐め上げた。

「ぅぅぅううっ」

(ぁぁあああっ……)

 ピクンと、バネ仕掛けのように身体が跳ね上がるが、両手で、口を必死に抑える。

 ヌルヌルの包皮を剥くと、貪るように陰核をチュゥチュゥと吸い始めた。嵐のような激しさで吸い立てる。

「ぁあっ、あああっ、き、くぅぅーーーー、ぁああっ、クリが……吸われてる……)

 ジュルジュルルッと音を立て唾液とともに扱いていく。将紀の痒いところに手が届くような繊細さは一切もちあわせず、野獣のようにクリトリスを嬲り続けた。

「ヒィィ、ヒィッ、ヒィイイイイイーーーぁあああっだめだめ……激しすぎる……ああああっ」

「うるせぇーーよ。大人しくオレに喰われろ」

 陰核は、息をするのもやっという感じで、プルプルと痙攣する。そのまま、口に咥え一キュッ------気に吸引した。痙攣していた陰核は、限界まで引っ張り上げられた。

「ぅ~~~~ぅ゛っ、ぅ゛ぅ゛ぅ゛っっっっっ~~~」

(ぎぃいいいいいいいーーーーーーぁあああっ、いぐっ、いぐっ、いぐぅううううううーーー)

 手で口を塞ぐだけでは、無理だと考え、手の中で唇を噛んで、声を殺した。それでも、あまりに強烈な快感に、声が漏れ出てしまう。優花は、力なく後頭部を壁にもたせかけ、頬を紅く染めて薄く目を開いていた。

 うっとりとしたように信彦を見つめている。半開きになった桜色の唇から、ツゥーーーと唾液が糸を引き、ぽたっ、と数滴、制服へと滴り落ちていく。

「優花、ここからが本番だぜ」

 信彦は、ベルトを外して、下着ごと脱ぐと、優花の両足を拡げて、抱え上げた。使い込まれたペニスが、膣口を刺激してそそり立つ。信彦は腰を落とすと、一気に蜜壺に突き刺した。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」

 じゅぷぷっ、淫らな音をたてて、肉棒は柔らかい膣穴に沈み込んでいく。愛液が押し出され、溢れ出す。とろけきった桃色の膣粘膜が、一斉に肉棒に絡みついた。熱い膣ヒダを巻き込みながら、肉棒が蜜壺を貫いていく。

 熱く硬い肉棒が、美少女の蜜壺に埋め尽くされ、脳を灼け尽くすような快感に襲われた。

「ああああっ、あ~~~っ、ぁ゛ッ、ぁ゛ッ、ぁあ゛~~~あ゛あ゛っっ」

「おいおい、声が外に聞こえるだろうが。これでも口に咥えておけよ」

 信彦は、優花の下着を丸めて、口の中に詰め込んだ。深く挿入したまま、優花の両手を自分の首に巻き付かせ、両足を抱えて持ち上ると、優花を空中に浮かせたまま、大きく開いた蜜壺に突き入れた。

 はち切れんばかりに膨らんだ亀頭が、みっちりと取り囲む膣ヒダを押し拡げて突き進む。敏感な粘膜が擦れ合って、強烈な快感を生み出した。

「ぅぅうぅぅううぅぅぅぅぅ、ぅ゛ぉぉぉぉっ」

(お゛ぉ゛~~~っっ、ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛、お゛っ、お゛っ、゛おっ)

 駅弁ファックの名の通り、力任せに抱えた美少女を、巧みに腰を使いながら、突いていく。腰を突くだけではない。両手で抱えた優花の腰を逞しい腕が、ブランコのように前後に揺するのだ。

 突き出された肉棒と腕で引き寄せられる蜜壺の勢いがぶつかり、膣の最奥にもの凄い衝撃が走った。

「ぅぅぅぅううううぅううううううううううーーーーー」

(ヒィ、ヒィ、ヒィィィィィィィイイイイーーーヒィィィィィイイイイーーーー)

 優花は苦悶に満ちた表情で、これまでにない快楽に頭の中がバチバチと火花が散った。苦しそうで気持ちよさそうな矯声を、封じられた口の中で絞り出すように吐いていた。

 濡れそぼった恥唇には、恥毛が貼り付き、左右に大きく拡がって、美味しそうにペニスを咥え込んでいる。美少女の足は、下品なくらい信彦の腰の前でM字に開かれ、鍛えられた肉体が、肉棒の抽送を繰り返した。

 優花は、落とされないよう、必死に信彦の首にぶら下がりながら、パンパンパンパンという激しい音とともに怒張を突かれていった。怒張が勢いよく蜜壺に突き刺さるたびに、愛液が飛び散っている。

(す、すごい……こんなの初めて……ぁあああっ、おかしくなる……おかしくなっちゃう…)

 野獣のような激しいSEXに優花は、我を忘れて快楽に没頭した。、ズンズンと身体の中心を杭で打ち込まれると、電流計が振り切れるような衝撃な電流が走り、美しい髪を振り乱し、炎のような喘ぎを放つのだった。

「うりゃぁぁぁ、うりゃうりゃーー」

 大きく引いた腰が、まっすぐに膣壺を貫く。ぷしゅっっ、と水音をたてて、愛液が結合部から噴き出す。

「んっっっつぅぅっぅぅぅぅ」

(んっ、はぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛っ、ア゛ァ゛~~~~ッ、イクッ、イクッ……ぁああっ、イクッ)

 首筋から背筋を弓なりに曲げて、くぐもった矯声を身体の奥底から絞り出す。意識が飛びそうなくらい、目の前が真っ白に弾けた。膣穴全体で、信彦のペニスを引き千切らんばかりに締め付けた。

「もうイッたのかよ。どうだ?よかったろ。将紀はこんな激しいSEXはしなさそうだしな。駅弁ファック、好きになりそうだろう?」

 優花は、コクリッと頷いた。信彦は、優花を抱きかかえながら前に進むと、便器の上にドサッと置いた。

「うぅ……」

 そのまま優花の身体に覆い被さると、膣ヒダの感触を楽しむように、亀頭が前後に膣粘膜を突っついて擦った。

 膣穴の上側を、ずりゅずりゅと、抉られる。優花のGスポットが弱点であることを、信彦はよく知っていた。そこを執拗に責め立てた。すると、優花の腰が、ピクンピクンと痙攣するように震え出した。「ぅうっ、ぅぅううっ」という喘ぎ声が、切れ切れに溢れ出す。熱にうなされたように、くぐもった声を吐き出していた。

「ふふふ、優花、歓んでるね。もうオレなしじゃ生きていきないんじゃない?」

 より硬く太くなった肉棒を、次第にペースを上げて抜き差しする。リズミカルに腰を振り、じゅぶっ、じゅぶっとペニスで膣穴を突き上げる。うにゅうにゅと吸い付く膣ヒダをものともしない。

「はぅっっっっっ、ぅぅぅうぅぅうっっ」

(ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~きもぢ゛いい~~ィイ゛イ゛ぃぃ~~ぁ゛あ゛~、あ゛ッ、あッ、あ゛ッ、ぁ゛あ゛~~~」

「さぁ、次は、優花の大好きな奧だぜ」

 ズブスブズブズブッッ

「ぅぅうううううっっっっっ」

(ぁああああっ、イィ~~~、ぁあっ、いいよ~~、確かに……信彦様なしでは生きていけないかも……)

 信彦は、両足を引き寄せて、より深く怒張を埋め込んだ。熱く膨らんだ亀頭が、優花のぬるぬるの膣ヒダを激しく突き抜けていく。鈴口から垂れ流される愛液が、便器を伝って、床へポタポタと落ちていった。引火しそうな快感を求めて膣ヒダが、信彦の肉棒に絡みつく。

 衰えを知らない肉棒が、何度も何度も膣奥を叩きつけてくる。ズンッ、ズンッと敏感な子宮に重く響いてくる。野獣が襲いかかるような激しいSEX。すべてを忘れさせてくれるような嵐のようなSEX。

 優花は、子宮が欲情して、猛る肉棒を歓んで吸い付いている。膣ヒダは、まるで恋人を迎えるようにうねうねと絡みついていた。信彦の腰に、足を絡みつけ、両手で抱き締めて、大好きホールドで快感を貪った。

「ぅぅぅぅうううぅううぅうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーー」

(あッ、ああッ、だ、だめぇぇぇ、だめ、だめ、あぁッ、い、やぁぁ、ぅぅううんんっ、はぁぁぁぁぁぁぁ」

 豊かな胸を突き出すように仰け反り、優花はビクッ、ビクッと痙攣し、絶対に離すまいと必死になって信彦を抱き締めるのだった。
 



 

「じゃぁね、優花ちゃん。オレ、このすぐ近くのレストランなんだわ」

 信彦は、服を着ると、そう言って手を振った。それにつられて、手を振る。

「あっ、今度将紀と一緒にレストランに食べにおいでよ。腕によりをかけて作るからさ。じゃぁ、勉強頑張れよ」

 トイレのドアを閉めると、何事もなかったように、信彦は去って行った。優花の子宮はまだ熱く火照ったままだ。だが、心の中は冷たい風が吹き抜けていた。 
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