ある世界の始まり

７日目

??????????
『本当は先に来た娘達に伝えてもらおうかと思ったんだけど、皆バラけちゃったから私から伝えさせてもらうね。
この世界は所謂原始時代です。
街も先住民も居ません。
魔物はいないけど獣は居ます。
望み通り転生はさせてあげたからそれぞれ頑張ってね。
あちらで転生を望んだ人間はここに送り込むから仲良くやってねー。』




「はーーーー？
ネットショッピングはー？」



「嘘？何も無い世界で不老で生きていくの？」



「俺の内政チート。。。。
俺のハーレム。。。」



「剣は？剣が無いと無力なんだが？」



「そういえば魔法のある世界に転生ってしか説明されなかったな。てっきり中世世界だと勘違いしてた。
でもクラフトと錬金術って最高の組み合わせじゃないか？」

「そうね。生きていく分には問題無いけど、あっちで働いていた方が楽だったかも。」

「それは言ってもしょうがないな。
拠点を作るにしても水と塩が要る。
海側に移動しよう。」

「同じ時間に起きて、働いて同じ時間に寝る。
そんな生活だったからチートが貰えるならなんて飛びついちゃったけど。前向きに行かないと。」




「伝えてくれたんだな。
どうする？残ってる人達と合流する？」

「私達だけじゃもし子供が出来ても不安だし、そうしよっか。」

「子供。。。。
クミ。しない？」

「はあー。レヴィがここまで淫乱だったなんて。
明日には出発するよ。
じゃあ僕もお願いね。クミ」





経済が無い世界ならクラフトと錬金術とネットショッピングで無敵じゃないでしょうか。