小説家になるための戦略ノート

坂崎文明

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2015年

読者への信頼、2015年の「小説家になろう」での生き残り戦略

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ぼっち転生記 作者:ファースト
http://ncode.syosetu.com/n2662ce/(作者退会)

日刊ファースト 作者:ファースト
http://ncode.syosetu.com/n2146cl/(作者退会)

【ぼっち転生記と神眼の勇者とチート開拓記+きのこ】
http://www.sfast.jp/

小説家になろう ランキング上位にいくための、不正なポイント稼ぎについて 作者:森永ピノ子(感想 91件 ブックマーク登録 133件 総合評価1,911pt)
http://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3079cl/


 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします!

 さて、2015年になりました。年賀状もまだ書けてませんが、初詣は近所の氏神様にちらっと行ってまいりました。

 とりあえず、何があるかわからないので、「小説家になろう」の作品を全部、バックアップ取ってPCとメモリーカードにでも保存しましょう。

 バックアップ方法はこちらから(投稿済み小説>小説情報編集>下の方に「小説のバックアップ」をとるをクリックすればOKです。詳しくは以下のURLから)
http://syosetu.com/man/novelbackup/


 昨年の流れを引きずりますが、森永ピノ子さんの大ヒットエッセイはポイントも伸びていますが、感想欄が結構、新鮮な意見が多くて、特に読み専の読者さんの感想がいいです。

 「ランキング上位にいくための、不正なポイント稼ぎ」というのは、結構、あるんじゃないか?と思って日刊上位を見たら不審な作品もなきにしもあらずでしたが、とりあえず、読み専の読者さんを信頼してもいいと思いました。

 「なろう」に登録している読み専の読者さんというのは、読者の中でもかなり目が肥えた人たちではないかと思います。おそらく、潜在的な将来、作者になる人たちです。ブラウザのブックマークで小説を読む人もいるし、登録してまで読むというのは結構なファンなんではないかと思います。


 だから、感想欄にも書かれてるように、不正で一時期上位に行っても、それが長続きはすることはあまりなく、いずれ淘汰されるというのも頷ける意見だと思いました。

ぼっち転生記 作者:ファースト
http://ncode.syosetu.com/n2662ce/(作者退会)


 書籍化作家さんのファーストさんのこの作品の更新日付を見るとわかりますが、6/30頃から、ほとんど毎日、更新しています。多少ストックはあったにしても、結構、凄いなあと思ったりします。

 ファーストさんの以前の名義Sさんで投稿してた頃、すでに結構な量で10作品ぐらいは書かれていたと思います。記憶があいまいですが、かなり多作の方のようです。だから、引出しやネタ的には色々と持ってるとは思います。割烹にも書かれていました。

 サカモト666さんも書籍化に辿りつくまでにかなりの作品を試行錯誤していて、大体、なろうに来て1年ぐらいで書籍化が決まる作者の方は、小説新人賞の投稿歴や小説を書いてきたキャリアがかなり長い人が多いと思われます。みかみてれんさんなどもなろうで人気が出てきても書籍化に時間はかかったし、新人賞の投稿歴も長いそうで、デビューまでに13年ぐらいかかったと言われています。突然、デビューする方もいますが、結構、みなさん苦労人?という気がします。


 みかみてれんさんの超感動する書籍化報告を新年なので読み返してみます。
 やっぱり、いいですね。


◇◆◇ 書籍化報告2014 ◇◆◇

「だって好きなことをして、それを続けて。
 自分が楽しくて、他の人に喜んでもらえるだなんて、最高じゃないですか!」(みかみてれん)
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/178437/blogkey/905249/

『書籍化作家が絶対にやってはいけない13の事項』
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/178437/blogkey/957582/(作品改定によりリンク切れ)
  
書籍化作家が絶対にやってはいけない7の事項 作者:みかみ てれん
https://ncode.syosetu.com/n2277ct/


 西尾維新さん「少女不十分」という本を読んでいますが、冒頭に小説家の主人公が自分語りするとこがあって、非常に面白いです。ただの戯言なのに、それだけで読ませる作家です。そこが凄い。

 この「なろう」で書籍化できたとしても、みかみてれんさんもおっしゃるように「定期更新はやめれないし」、それが書籍化される時には書き直し追加執筆はしないといけない。書店向けのおまけのSSをつけたり。

 毎週、新しいネタを考えて作品を更新しつづける「なろう」の小説家の方たち、内容がテンプレだとか、いまいち面白くない、同じような作品ばかりと言われたり、盗作、パクリ騒動に巻き込まれたり……。

 そりゃ、この過酷な執筆環境だとそれはあるかもしれないと。

 それが楽しいと思える人が生き残っていくのかな?とも思いますが、ラノベの世界、小説家になろうの世界はいろんな意味で過酷ですね。

 小説家になろうに来る人は、特に書き手は「できるなら書籍化作家になりたい!」という人が大部分で、趣味でのんびりやろうという方は少なくて、そのことがここの書き手をストレス展開に追い込んでいくように思えます。

 「自分の好きなようにどんどん小説を書く!」

 実はこれが一番の「小説家になろう」での生き残り戦略ではないかと思います。

 今年は、ただ、小説を沢山書いたな、という年にしたいですね。 



 ということで、今年も小説書かずにエッセイスタートの一年になりましたが、今年も易経の龍の話を最後に。


乾為天の龍:リーダーの易経
http://bloom.at.webry.info/200802/article_1.html


 潜龍の時代(夢や志を抱く時代)→見龍の時代(ブックマーク二桁ぐらい、小説家の現実を見て目が開かれる時代)→鍛錬龍の時代(君子終日乾乾時代、ブックマーク100~1000でとにかく、夢中で小説を書く)→躍龍の時代(或いは躍りて淵に在りの時代、ブックマーク3000以上で注目を浴びだす、二次選考突破、コンテストベスト10入り)→飛龍の時代(ブックマーク1万以上で書籍化作家に)→亢龍の時代(大人を見るに利ろし、書籍化したけど驕りが出て「ネット掲示板」で叩かれる、パクリ疑惑とか出る。ここで潜龍の頃の志や読者の大切さを思い出せると踏みとどまる)→潜龍の時代に戻る、あるいは更なる飛躍の時代の準備期(一見、トラブルで現場を離れるが、実は神様が次のサイクルの準備をさせてる時代)。

 僕はまだ「見龍」ぐらいなんだけど、鍛錬龍の時代(君子終日乾乾時代)で毎日、コツコツ小説を書く、ある意味、駄作を量産する量稽古の時代に突入することになります。

 量稽古するうちに、質も上がっていくので、そこから「躍龍」のヒントが見えてくる時代になりそうです。

 ということで、この年もよろしくお願いします。







(あとがき)

ファースト@神保町でカルチャースクール・原稿執筆室 運営中
https://twitter.com/sfastk1


 ファーストさんの近況ですが、作品執筆はまだやってる?ようで、作品の漫画化などもしてるようです。
 神保町でカルチャースクール・原稿執筆室 運営中だそうです。

 4年ぐらい経つと退会する作者の方も多くて、規約違反などで退会した方もアルファポリスなどで活躍してる人が多いです。
 小説かになろう→アルファポリス出版のパターンが一番、多いので、小説かになろうで別の出版社で電子書籍化→アルファポリスで紙の本出版というパターンも多いです。

 まあ、ファンタジーと恋愛ものが圧倒的に多いですね。

 「SAO」「魔法科高校の劣等生」など大ヒット作家はKADOKAWAがもっていく場合も多いのですが、「ゲート」とか「居酒屋ぼったくり」などアニメ化、ドラマ化してる作品も出てますね。

ゲート
http://www.gate-alphapolis.com/

居酒屋ぼったくり
https://www.alphapolis.co.jp/bottakuri 
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