小説家になるための戦略ノート

坂崎文明

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2016年

信用創造という錬金術、世界を手中にしている国際金融資本たち

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 『洗脳経済~150年の呪縛~』(苫米地英人著)を読んでるんですが、信用創造の仕組みというのが興味深いです。

 100万円の貯金があると、銀行の準備金制度によってそれを担保として8333万円貸すことができます。

無からお金を生み出す信用創造とは何か
http://trivialnews.net/moneyasdebt/


 つまり、お金は借金が生まれることによって創造されるのです。
 しかも、そのお金は銀行のコンピューターの帳簿に書かれてるだけのお金です。
 その銀行は政府と法律によって守られてます。
 政府は銀行に沢山、借金が在りますからね。
 正確には銀行が新規国債買ってくれないと予算が組めないということです。


 だから、3000万の住宅ローンを組んだ場合、最初の一年ぐらいで元金は返済されてることになります。
 銀行側から見ればね。

 ただ、銀行もすでに業者などに2000万ほど支払ってるので、帳簿上は2000万は返してもらわないと困る訳ではあります。

 ローン破綻が相次いで起こらなければまあ、問題はない訳です。銀行はそのための担保というものを要求して来ますし、土地などは取り上げることができます。

 不良債券というのは、このローン破綻が起こりそうな得意先であって、そこが破綻がしたら被害額によって貸し倒れ引当金を準備金制度によって積まないといけないんでしょうね。

 無から有を産み出してるといっても、実際の銀行業務は大変そうです。
  ただ、通常は銀行が直接、貸すのではなく、ローン会社の子会社が貸すわけで、銀行は子会社のローン会社に融資するので、やっぱり、これは100万円で8333万円のお金を生み出してる訳です。


 ただ、銀行はその国の中央銀行にコントロールされていて、その中央銀行は実は国の所有ではなく、ロスチャイルドなどの国際金融資本家の持ち物です。

 その中央銀行はスイスのバーゼルにある国際決済銀行によってコントロールされています。
 BIS規制だとか、バーゼルⅢとか聞くと思いますが、これが日本の銀行の不良債権とかの基準、自己資本比率を決めます。
 ロスチャイルドなどの国際金融資本家の持ち物です。
 

お金ができる仕組み 銀行の詐欺システム お金のバカバカしさが分かると腹が立つ
https://blog.goo.ne.jp/zabuyamato/e/3cf27605e072254388a93e35deda89ae



---------------------------
通貨の発行と管理を私に任せてくれ
そうすれば誰が法律をつくろうとも私の知った事ではない。
―マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド (銀行家)
---------------------------
 
 どうしてそういうことになったかというと、『明治維新という名の洗脳』(苫米地英人著)を読めばよくわかります。

 簡単に説明すると、イングランド銀行(中央銀行)は王様が戦争する資金を彼らから借りる条件として中央銀行の設立を認めてしまうんですね。

 フランスの中央銀行も同じような感じですかね。
 FRBはクリスマスにだまし討ち的に大統領が調印してしまったようです。


>1930年 中央銀行の中央銀行である国際決済銀行(BIS 通称バーゼル・クラブ)が設立される。
BISの前身は、パリ講和会議でドイツに苛酷な賠償を課した賠償委員会である。 
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/bis


 ヒトラーのドイツは戦争中も国際決済銀行に賠償金を支払っていたんですが、戦争になるとその国の通貨は使えなくなって、外資系銀行の国際決済通貨を使うしかなくなってしまうんですね。
 国際決済通貨はBISが発行する訳です。
 国が戦争すると非常に儲かります。

 日銀はフランスのロスチャイルド系の代理人が設立のアドバイザーになっているので、表明上の株式の55%は政府が持っていて、20%が天皇家で、残り25%はロスチャイルドなどの国際金融資本家たちです。
 いろいろと説がありますので、なんせ非公開なんで分かりません。
 株式の55%は政府なのは確かです。

 イギリス、フランス、FRB、日銀は共に国際金融資本家たちの手中にあり、国際決済銀行(中央銀行を監督する銀行)も支配下にあるので、世界の銀行はほとんど支配下にあり、北朝鮮だとか、シリア、ロシア、中国など支配下にない銀行は残りわずかです。

 世界征服は目前ですね。

 日本は安部総理が安保、憲法改正によって戦争のできる国にしてるので、中国と戦争になるというシナリオが描かれています。
 
 三菱は車部門を日産に吸収合併されて、東芝は隠し赤字のある原子力部門を買わされて不正会計→事業解体、日立も含めてもう原発、軍事部門を強化していくしか手がなくなってますよね。

  
 三菱UFJ銀行が政府の国債を買わないというニュースがありましたが、国債が消化できなくなると国家予算が組めなくなるんです。

 アベノミクスの本当の狙いはこの国債の安定消化のために、日銀に国債を買わせてそのまま持ち続けて借金をチャラにする作戦だったんですね。
 年金と日銀で株価を買い支えもしてますね。

 これはしかし、禁じ手というか、国際金融資本家たち的には資本主義の否定に繋がるので看過できない。

ヘリコプターマネーの誘惑、日本国民に大惨事招くとJPモルガン警告(モルガンは確かロスチャイルド系ですね)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-19/O5VKPU6S972L01


2016年6月10日三菱東京UFJ銀行”国債離れ”のカラクリをDr苫米地英人が解説!Tokyo MXバラいろダンディ木曜日,前園真聖,橋本マナミ,篠原伸信一,梅沢富美男,長谷川豊
https://youtu.be/0nISDpnXKwY



 今までは一度、新規発行の国債を大手銀行に買わせてそれを日銀が買ってたんですが、これだとあまり儲からない。
 市中にある国債を買って日銀に売ると毎月6兆円も儲かるので、国債買取資格を返上すると新規発行の国債を買う義務がなくなるんですね。

 BIS規制のバーゼルⅢで銀行が国債を持つとリスクになるということが決められていて、大手銀行が国債を買わなくなる流れが出来ています。
 三菱UFJ銀行の株主は外国人が多いです。


三菱東京UFJ銀行を支配しているのはロックフェラー家だった?Dr苫米地英人が徹底解説! 三菱東京UFJ銀行のトップすら知らない事実をDr苫米地英人がカラクリを解説!
https://youtu.be/3T7x-CU-Egs


 
 苫米地英人博士の意見としては、日銀が毎年80兆円を刷って財政ファイナスするのはいいが、その中の25兆円で税金を半分還付して消費部門を活性化するという提案です。

 法人税は25→12.5%になるし、所得税も半額になるしいんじゃないかなと思います。

 つまり、日本の財政は結構、危機的な状況にありますが、日銀を使って財政的な手当てをしていますのでさてどうなることやらという感じですね。

 このままいくと財政破綻→IMF管理で韓国の二の舞ですが、すでに日本の大企業って国際金融資本家の持ち物に近いので、破綻させる必要性はないのですが。

 次回は『明治維新という名の洗脳』(苫米地英人著)の感想というか、どうしてそうなってしまったの?という話をします。







(あとがき)

 今日は自宅の外壁の修理などしてたら、母親と妹が神社に行った帰りに道を間違って遭難しかけたらしく、出迎えに行ってきました。

 まあ、道に迷っただけなのですが、危うく捜索隊が出るところでした。
 事実、妹の車にたどり着いたら、近所の畑をしてる人が三人ぐらいが捜索してくれてました。
 迷惑かけたし、感謝してますが、いや、危なかった。

 ということで、電子書籍用記事遅れています。
 
 
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