小説家になるための戦略ノート

坂崎文明

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2014年

小説を読んでもらうためのブログ戦略

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 前回、小説を読んでもらうためのWEB戦略について書きました。

 その集客の中核エンジンがブログということで、ブログのアクセスアップ策について、今回は書いてみます。


1、基本はなるべくマメに更新すること。

 これはまあ、基本ですが、毎日は無理でも、週一とか、必ず土曜日に更新するとか決めておくのがいいですね。読者の方もその方が読みやすいです。

 小説家になった際の締切の練習になるかもしれません。

 最初は方向性がわからないと思いますが、書いているうちに、自分が得意な、書きたいテーマが出てきます。

 そうしたら、そのテーマを深く掘り下げていって、なるべく、専門性を上げて下さい。この方針は『弱者ランチェスター戦略』であると、気づいた方もいると思います。 

 ウェブでも、いろいろな記事を扱う2ちゃんねるまとめサイトやニュースサイト的ブログもありますが、弱小ブログはニッチな分野に集中して記事を書くのがいいです。

 

 2、ネタが無くなってきたら、ニュースをネタにする。

 さっき、そういうニュースネタは、ダメだって言ったじゃん!という声が聞こえて来そうです。

 でも、背に腹は代えられない時はあります。こういう時はなるべく、小説や漫画、映画、本などのニュースに絞って更新します。

 分野はあくまで、物語に関するものにします。ブログ論とかでもいいですが、自分の書きたいことで、好きな分野に特化して、テーマを絞るのがいいと思います。

 いろいろな話題を書いていくと、検索エンジンのキーワードにひっかりやすくなって、そこからの人の流入があります。そういうアクセス解析機能があるブログを選び、自分のブログがどういうキーワードで読まれているか?分析しながら、更新しましょう。

 アクセスが上がりやすいキーワードがいいですが、あくまで、自分自身の小説とか、自分自身のテーマに沿ったものにしましょう。自分の軸というものを意識して書いていきます。


3、自分の関心がある分野のブログと交流しよう。

 これは小説にネタになりそうな話が書かれたブログでもいいし、自分の関心のあるブログでいいです。

 たぶん、かなりの人気ブログもあるかと思いますが、読者登録したり、ブックマークしたり、コメントしたり、自分なりに楽しめばいいと思います。

 そういう交流によって、やはり、自分のブログに人が来るようになるし、アクセスアップになります。

 ただ、アクセスを上げるためだけにブログを更新してはいけません。本末転倒になってしまうし、自分の書き手としての軸は大切にしていきましょう。小説をタダ、ウケるためにだけ書いてはいけないことと同じです。


4、炎上対策はしっかりと。

 ブログをやってると、他のブログと論争になったり、ブログが炎上してしまうこともあります。

 ネットの住人だって人間ですし、人間として不快なことには反発します。

 特に、他人のお金儲けとか、売名行為、アクセス上げるためだけの『釣りタイトル』や、『炎上』目的の記事などは不快になることが多いです。

 書き手の人間性、誠意、信念がやはり大事だと思います。

 アクセスを上げるためだけに、ブログを更新しないということが、一番、大事です。

 
5、まとめ

 小説を読んでもらうためのブログ戦略は、自分が小説を書く際の姿勢や信念、大切なことに気づかせてくれると思います。 

 実はそのことが、ブログのアクセスを上げるより大事なことです。

 自分の作品は売れてほしいのは、本音だと思いますが、それだけでない『何か』を知ることの方が大事です。

 その『何か』は人が小説を書いていく上で、一番大切なことで、自分が小説を書く本当の動機を教えてくれると思います。

  






(あとがき)

奇皇后
https://www.ch-ginga.jp/feature/kikougou/points/index.html


 この韓流時代ドラマが面白すぎて、もう悪役令嬢みたいな恋愛ものなのですが、一度、こういう作品を書いてみたいと思ってしまいます。
 こういう書けたら、もう一生食べていけそうな感じなんですが、ちょっと書けないかなとも思います。


韓国時代劇(歴史ドラマ)視聴率ランキング
http://koread.tank.jp/entry21.html


 日本と韓国の歴史の繋がりが分かる「朱蒙」(扶余とか三本足の烏がでてくる。天皇家のルーツ?)。
 「鉄の王 キム・スロ」(日本の出雲、吉備へ鉄の技術を伝えた国)。
 「快刀 洪吉童/ホン・ギルドン」(韓国に伝わる義賊伝説をベースにしてるのだが、ラストが切なすぎる)。
 「百済の王 クンチョゴワン」(日本とも繋がり深いが、壮絶過ぎるストーリー)。
 「広開土太王」(高句麗王の話だが、百済とか日本の歴史に繋がっていく)。

 このあたりが韓国と日本の歴史を知るのにいいドラマですね。
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