カクヨム、noteではじめる小説家、クリエーター生活

坂崎文明

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2017年

売れるWeb小説像が見えてきたが、自分の小説はマイペースです

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 プライベートも仕事もいっぱいいっぱいで、エッセイさえ書かない日々が続いていますが、母子手帳、牛乳有害説、遺伝子組み換え食品、洗脳集団「福島エートス」などの記事の下書きがnoteに溜まっていく日々です。

209洗脳軍団「エートス・プロジェクト」福島で進行中注意!
http://taniguchi11.blog.fc2.com/blog-entry-270.html


 イメージ悪くなるので、もうトンデモエッセイ(単なる事実ですが)書くの辞めようかと思ったりしています(爆)
 あまりのショックでnoteのフォロワーが減るので、イメージ戦略的にはよくない(笑)

 だけど、単なる事実なんだけどね。子宮頸がんワクチンにも含まれるアルミは、多くのワクチンに含まれていて脳の中枢に集積する傾向があり炎症を起こし、全身麻痺、記憶障害になるし、セシウムは心筋に溜まり心筋梗塞を起こすし、ストロンチウムは骨に蓄積してガンの原因になる。突然死が東京で10倍ぐらいになって医者が慌ててるがもう遅いよね。


 それはともかく、映画好きの友人と今年のヒット映画などについてLINEで毎日話してたら、売れるWeb小説像が見えてきたというお話です。

カクヨムの小説のタイトルにもよく現れてるけど、
https://kakuyomu.jp/

1、一発ネタとしてのWeb小説(コンテンツ)がヒットしやすい。小説でなくてひとつのネタとして小説を書く。PPAP、パーフェクトヒューマンなどのような感じで、横浜駅が増殖しちゃうとか、勇者が慎重過ぎるとか。

 ただ、小説の内容的には面白いけど、結構、緻密な構成だとか、その人の作家性を発揮しても全く構わない。そこが逆にウリになる。個性になる。全体的な方向性だけでよい。

2、最初は笑いを取って読者の興味を引き、最後は泣かせる、感動させる構成が多い。下北沢の小劇場のノリ、あるいは「真田丸」の三谷脚本的な構成である。

 「この世界の片隅に」が実はコメディタッチの日常ドラマが基調だったりして、それが「ほたるの墓」になることを防いでいるし、最終的には悲惨な話も出てくるし、主人公が日本政府の洗脳から解かれるシーン、地獄のシーン、最終的にさりげない救いを加えて天国に誘って観客を感動というか、絶句、呆然とさせるという傑作になっている。
 この作品「ほたるの墓」かよと思わせて、最後に救いがあるのが感動に繋がっている。

 これは新海誠のデビュー作「ほしのこえ」においては、彼女が宇宙怪獣(人?)と戦うために銀河系の遠くにいって携帯メールに時差が生まれちゃうというラブストーリーに宇宙戦争がクロスする作風だった。まあ、ガンバスターだけど(笑)、面白いのだが。

ほしのこえ
http://shinkaimakoto.jp/distantstar


 それが「君の名は。」の前半の男女の入れ替わりと隕石の落下などの作風と全く変わってないのだが(コメディタッチから地獄が出現)、そこから奇跡が起こるというか、どんでん返しが凄いというか、そこでブレイクしたもんだから作家性を捨てたなどという批評もあるが、学研のムー(インタビューもあるのだが今度、買ってみる)を愛読していたという伝奇SF的作風もそのままである。

「君の名は。」新海誠監督登場!(学研のムー)
http://gakkenmu.jp/mu/9367/


 「ほしのこえ」の作風は「君の名は。」の作風と完全に被っていて、前半の男女の入れ替わりというコメディから地獄→天国という構成はやはり同じである。

 友人から僕の作家性に対する指摘もあったのだが、アニメ実写映画の押井守監督の作品にも言えるのだが、作家性が出すぎるとエンタメ作品としてはダメになるという傾向があって、「攻殻機動隊」とか「うる星やつら」「パトレイバー」などの原作物に押井守テイストの作家性が加わるぐらいがエンタメ作品としてはちょうど良かったりする。

 これは新海誠監督のブレイク要因とも絡んでくるが、「ほしのこえ」→「君の名は。」ではどういうふうに作風が変わってるのか?というポイントが重要かもしれない。

 僕が仮に「君の名は。」を小説で書いたなら、途中の悲惨な話で終わらせていただろうし(泣)、希望的どんでん返しは書けないだろうし、さらなる地獄を書いてしまうだろう(爆)と友人に言われてたりした。

 結局、3.11の影響が僕の作風に影を落としてることに気づいたりした。
 どうしても「シンゴジラ」に近いものになってしまう。

 3.11後の悲惨な日本の状況が頭から離れず、その状況からどうやってサバイバルするかというのが僕の小説の無意識のストーリー展開で、なるほどなと思ったりした。

 エッセイ同様、もう少し読者サービスに徹した作風に転換しないといけないし、作家性にこだわり過ぎるのではなく、そこに新しい要素や、ユーモア感覚を加えるような余裕が必要だろう。

 それは作家性を捨てるということではなく、自分の新しい側面を発見するということである。

 とはいえ、どうも小説は多忙が片付くまで書けそうもないし、8万字の小説をカクヨムコンテストで10万字にするという目標も危うくなってきた。

 そんなこんなで僕の小説の作風はマイペースで推移するので、ここに自分で書いたヒット法則は完全無視でございます(泣)

 物語には「物語内の法則」というものがあって、作者の自由にはならないので、主人公たちの勝手な活躍を見守るしかないのが作者というものなんだろうね。
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