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五十七話 忘れた記憶 ③
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「………………ナ。…………イナ」
「うっ、ううん……」
「……ミイナ。ミイナ!」
「うえっ!?」
「いつまで寝てるの! 早く起きなさい!!」
黒一色の景色から一転、光の溢れる世界へと変わった。
「ふあぁぁあ……。もう朝かー……」
私が話している。でも、私は話していない。これが私の記憶。過去の私がした経験を私は私目線で見ている。今の私が何かを話したり、行動したりは出来なくて少し不思議な感じがするけど、これが記憶の追体験か。
「早いなー……。もう朝かぁ……」
まだ寝ぼけてる私。不安定な足取りでベットから起き上がり、部屋から出ていく。
「やっと起きたの! さっさと顔を洗って来なさい!」
「おはようミイナ。よく眠れたかい?」
そして、私は見た。部屋から出てすぐの居間にあるテーブルに二人が居るのを。髪の長い快活な女性と、眼鏡の優しそうな男性が居るのを。
「うん……。おはよう……。お父さん、お母さん」
私の父と母の姿を私は見た。
「……えー、またパンとスープだけ? たまにはお肉食べたいなぁ」
「文句があるなら食べなくていいわよ。お母さんが食べちゃうから」
「別に食べるけどさ。でも、たまにはさぁ。お肉食べたいなぁー」
「それならあんたが冒険者にでもなって稼いでくれればいいのよ。お父さんとお母さんに贅沢をさせてちょうだい」
「だから、私には冒険者なんて無理だよ」
文句を垂らしながらも朝食を食べていく私。その文句に対し母が返答し、父はそんな二人の様子を多少苦笑しながら見ている。
なんてことのない普通の家族の朝の食卓。
「ふあぁぁぁ。あー、ねむ……」
「あんたそんなにダラダラしてたら遅刻するわよ。今年で最後なのにいきなり遅刻? 少しはちゃんとしなさい」
「分かってるよ。……ふあぁ」
「はあ、まったく……。そんな様子じゃ来年が思いやられるわ。どうするのか知らないけど」
「大丈夫大ー丈夫」
未だに起きてるのか起きてないのかのような感じで話しながら朝食を取る。この頃は随分怠けていたな私。
「なーにが大丈夫なのよ。あんた学校今年で終わりで仕事一つに決めないといないのにどうするのか決めてないでしょ。何も大丈夫なことないじゃない」
「大丈夫だよ。何かしらにはなるよ」
「あっそ。どうにもならなくてもお母さんもお父さんも助けてませんからね」
「はいはい。分かってますよー」
ダラダラとした時間を過ごす私。そんな私とは違い、お父さんはさっと立ち上がり私に問う。
「ごちそうさま。それじゃあ、父さんはそろそろ行ってくるよ。ミイナ、時間は大丈夫なのかい?」
「え? わわっ、あれもうこんな時間!?」
時計の針は既に八時前を指している。学校の始業時間までもうあと少ししかない。私は慌てて朝食をかきこむ。
「ははは。じゃあ、行ってくるよ。ミイナも遅れないようにね」
「ぅうん! いってらっしゃい! それとごちそうさま! 私ももう行く!」
「あんたまだパジャマじゃない!」
「ぎゃー! そうだった! お母さん着替え取ってー!」
「まったくこの子は……。……寝癖もついてるわよ」
慌しい朝の時間を過ごす。いつも通りの私の日常の風景。
「あっ! ミイナおねえちゃん! おはよう!」
「ハァ……。お、おはよう。フーちゃん」
「あ、ミイナさんおはようございます。また遅刻ですか?」
「遅刻してないでしょ!? メルノくん!?」
走って何とか始業前に学校に到着した私を出迎えてくれたのはフーちゃんとメルノくん。二人共私より年下で七歳と十三歳。
「今日は二人だけ?」
「そうみたいですね。遅刻してくる人もいるかもしれませんが」
「私は遅刻してないからね」
今日学校に来ていたのはこの二人と私だけ。学校なんて言っても大都市のちゃんとしているようなものじゃなくて、ここのはすごく適当なもの。建物だって小さな小屋みたいな建物だし、決まった先生は居ないし。集会所みたいな感じで行っても行かなくてもいい。でも、一応始業の時間は決まっている。時間を守ることを身につける為に。
そもそも子供でもみんな仕事がある。七歳ぐらいになれば色んな仕事を子供達に大人が手伝わせる。それで仕事を覚えていき、十七になる頃には一つに決める。学校はその仕事の合間に行き、読み書きや計算を学ぶ。
だから、学校に多くの子供が集まることは少ない。小さな村で子供の数が少ないこともあるが大抵三、四人ぐらい。先生となる大人が居ればその人に教えてもらい、居なければ自習か生徒の中で一番年上の人に教えてもらう。今日は大人がいないから私が先生だ。
「じゃあ、始めよっか。フーちゃんは今日何するの?」
「わたしね、おえかきする!」
「うん、じゃあ文字を勉強した後でね。メルノ君は?」
「僕はこの本を読みます」
「……うん。頑張って」
今日はフーちゃんに文字を教える。メルノ君は……、一人でそれ読んでいてもらおう。私には理解出来なそうな本だから。
「それでは僕はこれで失礼します。ありがとうございました」
「うん。お疲れさま。また今度ね」
「バイバイー」
私とフーちゃんがお絵かきに夢中になっていると気づけば昼前になっていた。メルノ君はずっと一人で難しそうな本を読んでいて私何も教えてない。酷い先生だ。
「私達も帰ろうかフーちゃん」
「うん!」
メルノ君も帰ったし、もう昼前だしそろそろ帰ろう。散らかった絵や道具を片付け、私はフーちゃんを家に送っていった。
「うーん! 疲れたー!」
太陽が低く、そろそろ姿を隠そうかとする夕方。私は一人村の近くの草原に来ていた。
午前中は学校で先生をして、その後午後からは畑仕事をしていた。農作物に水をやったり、雑草や害虫などを除去したり。肉体労働は疲れる。でも、その疲れた後にこの草原で寝っ転がるがるのがすごく気持ちいい。疲れもあってすぐに眠くなるぐらいに。
私の村は街からは離れているからか人も魔物も全く来ない。普通のところならこんな無防備に草原で寝っ転がってたりしたら魔物に襲われて死んじゃうだろうけど、ここはそんな心配は無い。魔物なんて居ないし来ない。すごく平和なのだ、私の村は。
「ふあぁぁ。……来年どうしようかな……?」
私は今年中に仕事を何にするか決めないといけない。いつもは畑仕事をしたり、裁縫したり、学校に行ったり色々してるけど、来年には一つの職につかないといけない。
「畑仕事は疲れるし、裁縫はそんなに上手くないし。何がいいのかな……?」
私には何が向いているのかを考える。将来について考えていた時期が私にもあった。まあ、考えもしなかった未来になったが。
「学校は楽しいのになぁ。ずっと学校に居れればいいのに。…………先生になろうかな?」
学校には今決まった先生は居ない。時間が出来た大人がなるか年上の生徒がなるかだ。それなら、私が先生としてずっと学校にいようか。そうすれば、大人の負担も減るし、年上の生徒も学ぶことが出来る。何より私が学校にずっと居られる。
「子供好きだし、教えるのも上手くないかもしれないけど好き。……いいかも?」
学校の先生になろうかな。意外と私に合ってるんじゃない?なんて寝っ転がって考えていた時、何かが私の上を飛んで行くように見えた。でも、眠たかった私はそれをよく確認しなかった。こんな人も魔物もやって来ないところにそんなものあり得ないと。
「来年私は……………」
睡魔に抗えず、私は眠りへと落ちていった。
そして。
飛び起きるのだった。
何かが、全てが崩れ去るような音を聞いて。
崩れ去ったのは建物だろうか、私の描いていた未来だろうか。
飛び起きた私は、夕暮れのせいか真っ赤に染まる村を目指して私は走り出した。
「うっ、ううん……」
「……ミイナ。ミイナ!」
「うえっ!?」
「いつまで寝てるの! 早く起きなさい!!」
黒一色の景色から一転、光の溢れる世界へと変わった。
「ふあぁぁあ……。もう朝かー……」
私が話している。でも、私は話していない。これが私の記憶。過去の私がした経験を私は私目線で見ている。今の私が何かを話したり、行動したりは出来なくて少し不思議な感じがするけど、これが記憶の追体験か。
「早いなー……。もう朝かぁ……」
まだ寝ぼけてる私。不安定な足取りでベットから起き上がり、部屋から出ていく。
「やっと起きたの! さっさと顔を洗って来なさい!」
「おはようミイナ。よく眠れたかい?」
そして、私は見た。部屋から出てすぐの居間にあるテーブルに二人が居るのを。髪の長い快活な女性と、眼鏡の優しそうな男性が居るのを。
「うん……。おはよう……。お父さん、お母さん」
私の父と母の姿を私は見た。
「……えー、またパンとスープだけ? たまにはお肉食べたいなぁ」
「文句があるなら食べなくていいわよ。お母さんが食べちゃうから」
「別に食べるけどさ。でも、たまにはさぁ。お肉食べたいなぁー」
「それならあんたが冒険者にでもなって稼いでくれればいいのよ。お父さんとお母さんに贅沢をさせてちょうだい」
「だから、私には冒険者なんて無理だよ」
文句を垂らしながらも朝食を食べていく私。その文句に対し母が返答し、父はそんな二人の様子を多少苦笑しながら見ている。
なんてことのない普通の家族の朝の食卓。
「ふあぁぁぁ。あー、ねむ……」
「あんたそんなにダラダラしてたら遅刻するわよ。今年で最後なのにいきなり遅刻? 少しはちゃんとしなさい」
「分かってるよ。……ふあぁ」
「はあ、まったく……。そんな様子じゃ来年が思いやられるわ。どうするのか知らないけど」
「大丈夫大ー丈夫」
未だに起きてるのか起きてないのかのような感じで話しながら朝食を取る。この頃は随分怠けていたな私。
「なーにが大丈夫なのよ。あんた学校今年で終わりで仕事一つに決めないといないのにどうするのか決めてないでしょ。何も大丈夫なことないじゃない」
「大丈夫だよ。何かしらにはなるよ」
「あっそ。どうにもならなくてもお母さんもお父さんも助けてませんからね」
「はいはい。分かってますよー」
ダラダラとした時間を過ごす私。そんな私とは違い、お父さんはさっと立ち上がり私に問う。
「ごちそうさま。それじゃあ、父さんはそろそろ行ってくるよ。ミイナ、時間は大丈夫なのかい?」
「え? わわっ、あれもうこんな時間!?」
時計の針は既に八時前を指している。学校の始業時間までもうあと少ししかない。私は慌てて朝食をかきこむ。
「ははは。じゃあ、行ってくるよ。ミイナも遅れないようにね」
「ぅうん! いってらっしゃい! それとごちそうさま! 私ももう行く!」
「あんたまだパジャマじゃない!」
「ぎゃー! そうだった! お母さん着替え取ってー!」
「まったくこの子は……。……寝癖もついてるわよ」
慌しい朝の時間を過ごす。いつも通りの私の日常の風景。
「あっ! ミイナおねえちゃん! おはよう!」
「ハァ……。お、おはよう。フーちゃん」
「あ、ミイナさんおはようございます。また遅刻ですか?」
「遅刻してないでしょ!? メルノくん!?」
走って何とか始業前に学校に到着した私を出迎えてくれたのはフーちゃんとメルノくん。二人共私より年下で七歳と十三歳。
「今日は二人だけ?」
「そうみたいですね。遅刻してくる人もいるかもしれませんが」
「私は遅刻してないからね」
今日学校に来ていたのはこの二人と私だけ。学校なんて言っても大都市のちゃんとしているようなものじゃなくて、ここのはすごく適当なもの。建物だって小さな小屋みたいな建物だし、決まった先生は居ないし。集会所みたいな感じで行っても行かなくてもいい。でも、一応始業の時間は決まっている。時間を守ることを身につける為に。
そもそも子供でもみんな仕事がある。七歳ぐらいになれば色んな仕事を子供達に大人が手伝わせる。それで仕事を覚えていき、十七になる頃には一つに決める。学校はその仕事の合間に行き、読み書きや計算を学ぶ。
だから、学校に多くの子供が集まることは少ない。小さな村で子供の数が少ないこともあるが大抵三、四人ぐらい。先生となる大人が居ればその人に教えてもらい、居なければ自習か生徒の中で一番年上の人に教えてもらう。今日は大人がいないから私が先生だ。
「じゃあ、始めよっか。フーちゃんは今日何するの?」
「わたしね、おえかきする!」
「うん、じゃあ文字を勉強した後でね。メルノ君は?」
「僕はこの本を読みます」
「……うん。頑張って」
今日はフーちゃんに文字を教える。メルノ君は……、一人でそれ読んでいてもらおう。私には理解出来なそうな本だから。
「それでは僕はこれで失礼します。ありがとうございました」
「うん。お疲れさま。また今度ね」
「バイバイー」
私とフーちゃんがお絵かきに夢中になっていると気づけば昼前になっていた。メルノ君はずっと一人で難しそうな本を読んでいて私何も教えてない。酷い先生だ。
「私達も帰ろうかフーちゃん」
「うん!」
メルノ君も帰ったし、もう昼前だしそろそろ帰ろう。散らかった絵や道具を片付け、私はフーちゃんを家に送っていった。
「うーん! 疲れたー!」
太陽が低く、そろそろ姿を隠そうかとする夕方。私は一人村の近くの草原に来ていた。
午前中は学校で先生をして、その後午後からは畑仕事をしていた。農作物に水をやったり、雑草や害虫などを除去したり。肉体労働は疲れる。でも、その疲れた後にこの草原で寝っ転がるがるのがすごく気持ちいい。疲れもあってすぐに眠くなるぐらいに。
私の村は街からは離れているからか人も魔物も全く来ない。普通のところならこんな無防備に草原で寝っ転がってたりしたら魔物に襲われて死んじゃうだろうけど、ここはそんな心配は無い。魔物なんて居ないし来ない。すごく平和なのだ、私の村は。
「ふあぁぁ。……来年どうしようかな……?」
私は今年中に仕事を何にするか決めないといけない。いつもは畑仕事をしたり、裁縫したり、学校に行ったり色々してるけど、来年には一つの職につかないといけない。
「畑仕事は疲れるし、裁縫はそんなに上手くないし。何がいいのかな……?」
私には何が向いているのかを考える。将来について考えていた時期が私にもあった。まあ、考えもしなかった未来になったが。
「学校は楽しいのになぁ。ずっと学校に居れればいいのに。…………先生になろうかな?」
学校には今決まった先生は居ない。時間が出来た大人がなるか年上の生徒がなるかだ。それなら、私が先生としてずっと学校にいようか。そうすれば、大人の負担も減るし、年上の生徒も学ぶことが出来る。何より私が学校にずっと居られる。
「子供好きだし、教えるのも上手くないかもしれないけど好き。……いいかも?」
学校の先生になろうかな。意外と私に合ってるんじゃない?なんて寝っ転がって考えていた時、何かが私の上を飛んで行くように見えた。でも、眠たかった私はそれをよく確認しなかった。こんな人も魔物もやって来ないところにそんなものあり得ないと。
「来年私は……………」
睡魔に抗えず、私は眠りへと落ちていった。
そして。
飛び起きるのだった。
何かが、全てが崩れ去るような音を聞いて。
崩れ去ったのは建物だろうか、私の描いていた未来だろうか。
飛び起きた私は、夕暮れのせいか真っ赤に染まる村を目指して私は走り出した。
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