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六十二話 忘れた記憶 ⑧
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「…………!ミッちゃん……!」
反転した視界が元に戻ると目の前にはすごく不安そうなリンさんの顔があった。
「ミッちゃん! ミッちゃん! 大丈夫?」
「はい……。大丈夫です」
正直に言うと少ししんどい。身体よりも頭が。追体験から戻ってきて、忘れた記憶を一気に取り戻したからだろうか。頭の中で渦が巻いてるような気持ち悪さが。でも、こんな少し涙目になってまで心配してくれるリンさんに更に心配をかけるわけにはいかない。
「やあ。おはよう。目覚めはいかがかな?」
次に声をかけてくれたのはコウジさん。声をかけてくれたのでそっちを見ると、コウジさんは一人優雅にお茶を楽しんでいた。そう言えば私が追体験に行く前からお茶飲んでたな。どれだけ飲むんだ。と言うより私はどれだけ記憶の追体験に行ってたんだろう。
「目覚めの一杯だ。香りを楽しんでからゆっくり飲みたまえ。頭がスッキリするだろう」
そう言って私にまたお茶をくれる。そのお茶を受け取り言われた通り香りを嗅いで飲んで行くと確かに頭が少しスッキリした。侮ることなかれお茶。
「やーっと帰ってきたか。ずいぶん時間かかったなあ? ミイナ」
「シオンさん……」
さっきまで居なかったはずなのにいつの間にか居たシオンさん。なんかもう驚かない。それどころか安心する。またこの人を馬鹿にして笑う顔を見れて。
「全部見てきただろ? 思い出したの覚えてるか?」
「……はい」
私が忘れた記憶。村のこと、親のこと、そして、マルクのこと。全部、全部見て、聞いて、感じて、追体験して思い出した。
「よし、じゃあ行くか」
「え?」
「行くんだろ? マルクのとこに」
「それは……、そうですけど……」
「ならさっさと行くぞ。ほら、立てミイナ」
「で、でも……」
「あ?」
私は全部思い出した。忘れた記憶を。何故強さを求めたのかを。私を成すべきことを。マルクへの復讐心を。
マルクへ復讐をしたい。そのために師匠達に師事し強さを得ようとした。だから、これからマルクのところへ私が向かうのは当然だ。
でも、そんなことに師匠達を巻き込んでいいんだろうか。私の復讐なんかに。師匠達を利用しようとしてるみたいで気が引ける。
「その、一緒に来て欲しいけど、来て貰っちゃいけないような気がして……」
「は? 誰がお前のために行くなんて言ったんだ?」
「え?」
マルクのとこに行くのは私の為じゃないの? じゃあ、なんで?
「俺達だって暇じゃねえんだ。理由がなきゃあんな奴に構いになんか行かねえよ。なあ?」
「そうそう! なんかボクはSランクだからね! よく分かんないけど答えに行かないといけないみたいなんだよ! 何の話なのか未だに分かってないけど! ……それにちょっとボクを馬鹿にしてた感じがムカついたんだよね。ぶっ飛ばしたい」
「麗しいメイドに、活発なドラゴン娘。是非とも。是非とももう一度お会いし、お愛したい! 全ては私の愛の為に!」
「俺はあの神父様に懺悔行かねえとな。ついでにキャラ被ってるし矯正しとかねえと。胡散臭えのは俺一人で十分だ」
ええ……。思った以上にみんな自分の為だった。それも結構欲望丸だし。
「なあ? お前だって自分の為に行くんだろ? ドン・オーガスト」
「……そうだ。全て俺が片付ける。……俺が蒔いた種だ」
「だとよ。ほら、誰もお前の為に行くやつなんて居ねえだろ? 自分の為に行くんだよ。たまたまお前と同じとこにな」
師匠達はみな自分の為に私と共に来てくれると言った。それは私に気を使わせないためか本当に自分の為かは分からない。でも、マルクのとこに行くのはみんな決めてるらしい。みんな自分の理由で。それなら利用にはならないかな……?
「それに何を今更躊躇してんだ? お前俺と会った時から記憶無くしてんのに俺を利用する気満々だっただろが。自分で無理なら強い誰かにマルクを殺して貰えばいいだっけ?」
「うっ……!」
確かにそう思ってた時もあった。けど、それをまさか見抜かれてたとは。影読みってそこまで読み取れるのか。恐るべしシオンさん。そして、影。
そうだ。私は自分の影と話してきた。私が知らない私のことまで知ってる私の影と。それで知ったはずだ。いかに自分が卑怯な人間かを。復讐の為に師匠達を利用しようと思ったのは事実。じゃあ、なんで今はそれに対して気が引けるんだろう。
「それ何の話? それにそう言えばあの時ミッちゃんなんであんな怖い顔してたの? 何か……、あっ! 別に、その、聞きたいとかじゃないからね! その、言いたくなら、いや、うん! もう何も言うな! ミッちゃん喋るの禁止!」
「ええ……」
何も言ってないのに喋るの禁止されてしまった。理不尽過ぎる。まあ、リンさんなりに気を使った結果暴走しちゃったんだろうけど。だけど、
「…………私の住んでた村が、私の友達や両親、私の全てがマルクによって破壊されたんです」
「え!? ミッ、え、ええっ!? はか、ええ!? う、き、禁止って言った! 禁止! 喋るの禁止!」
「まあまあ。ちょっと聞いてやれよ。悲劇のヒロイン様のそれはそれは可哀相なお話だぜ?」
「いや、でも、え、なんでそんな言い方するの?」
「…………私の村は……」
その後、私は自分の過去に何があったのかを師匠達に話した。私が忘れ、思い出したマルクとの過去を。シオンさんに嫌味を言われようともリンさんに止められようとも構わず話した。
「……そんなひどいことがあったんだね……」
一通り話し終え静まり返ってしまった室内。その静かさを破ってくれたのはリンさんだった。
「よし! じゃあ、あのムカつくやつはミッちゃんに譲るよ! ミッちゃん! ギッタギタのボッコボコにしてやるんだよ!」
「……いいんですか?」
「いいよ! やっちゃって!!」
「……はい」
グッと親指を立て笑うリンさん。そんなにリンさんに対し私はほくそ笑んだ。
「でも、ミッちゃんホントにひどい目にあったんだね……。悲劇のヒロインって言うのも間違いじゃないぐらい……」
「おっ。おめでとうミイナ。お前は悲劇のヒロインになれたぞ」
「なにシオン? なれたってなにが?」
「悲劇のヒロインってのは周りからそう言われないとなれないからな。酷い。可哀相。辛かったね。そう言って貰ってはじめて『私は悲劇のヒロイン。だから、権利があるよね』ってなれるんだよ。なあ?」
「権利?」
権利……。……ああ、そうか。私は悲劇のヒロインになりたかったんだ。同情してもらって、権利があることを周りに知らせたかったんだ。私に復讐する権利があることを。
私が師匠達に過去の事を話したのは私の復讐を肯定してもらう為。肯定してもらえれば、復讐なんかをしても私は師匠達から見捨てられない。どこまでも浅ましいな、私は。それに自分で気づかなかったくせにシオンさんにあっさり見抜かれてるし。愚かで未熟。
でも、肯定は得れた。
「……そうです。私には権利がある。私にはマルクへ復讐をするが。あいつに私の全てを壊されたんだから、今度はこっちが全部壊してやる。壊して、奪って、絶望させてやる」
愚かで卑怯なくせに小心者だから常識とかに縛られる。復讐は悪い事。何も生まず負の連鎖が続くだけ。そんな世間の常識や道徳に縛れる。でも、私は復讐をしたい。だから、師匠達に話して肯定をしてもらう。誰かに答えを貰って自分で決める。自分の欲望ですらも。
「でも、私一人じゃ勝てないから皆さんの力を貸して下さい。私の復讐の為に。私も皆さんと一緒に行かせて下さい」
何も言わず利用しようとするから気が引けるんだ。私は卑怯だけど、小心者すぎる。いざとなると躊躇する。だから、もう言ってしまおう。堂々と自分の欲望を。師匠達の力を利用させて欲しいと。
「ミイナ。お前が自分で決めたんだろ。なら、好きにしろよ。俺達はお前を否定したり拒否したりしない。助けもしないけどな」
「大丈夫だよミッちゃん! ボクは助けるからね! ミッちゃん助けて、ついでにぶっ飛ばしてやろ」
「ふっ。助けると言いつつ、ついでに自分の目的を果たそうとは愚かだなリンよ」
「は? 人のこと言えないでしょ?」
「馬鹿な。私はついでではない。私は私の目的の為に行くのだ。全ては私の愛の為に! 助けてやるのはついでだ」
「愚かだなぁ」
こんな私を受け入れてくれる素晴らしい師匠達。もう何も迷うことはない。私は自分が決めた道を前だけ見て進むだけ。師匠達は何だかんだ言いながらもついてきてくれるから。後ろは見なくていい。ただ前へ。
「よし、決まったな。じゃ、行くか」
「はい!」
「まあ、マルクのとこに行く前に先にこっちに寄ってくんだけどな」
「え? あれ、ええ!? また真っ黒!?」
「良い休憩になったろ。修行再開だ。ちゃんと覚えろよ?」
マルクの方へ進む前に、私は再び黒一色の世界に連れ戻された。
反転した視界が元に戻ると目の前にはすごく不安そうなリンさんの顔があった。
「ミッちゃん! ミッちゃん! 大丈夫?」
「はい……。大丈夫です」
正直に言うと少ししんどい。身体よりも頭が。追体験から戻ってきて、忘れた記憶を一気に取り戻したからだろうか。頭の中で渦が巻いてるような気持ち悪さが。でも、こんな少し涙目になってまで心配してくれるリンさんに更に心配をかけるわけにはいかない。
「やあ。おはよう。目覚めはいかがかな?」
次に声をかけてくれたのはコウジさん。声をかけてくれたのでそっちを見ると、コウジさんは一人優雅にお茶を楽しんでいた。そう言えば私が追体験に行く前からお茶飲んでたな。どれだけ飲むんだ。と言うより私はどれだけ記憶の追体験に行ってたんだろう。
「目覚めの一杯だ。香りを楽しんでからゆっくり飲みたまえ。頭がスッキリするだろう」
そう言って私にまたお茶をくれる。そのお茶を受け取り言われた通り香りを嗅いで飲んで行くと確かに頭が少しスッキリした。侮ることなかれお茶。
「やーっと帰ってきたか。ずいぶん時間かかったなあ? ミイナ」
「シオンさん……」
さっきまで居なかったはずなのにいつの間にか居たシオンさん。なんかもう驚かない。それどころか安心する。またこの人を馬鹿にして笑う顔を見れて。
「全部見てきただろ? 思い出したの覚えてるか?」
「……はい」
私が忘れた記憶。村のこと、親のこと、そして、マルクのこと。全部、全部見て、聞いて、感じて、追体験して思い出した。
「よし、じゃあ行くか」
「え?」
「行くんだろ? マルクのとこに」
「それは……、そうですけど……」
「ならさっさと行くぞ。ほら、立てミイナ」
「で、でも……」
「あ?」
私は全部思い出した。忘れた記憶を。何故強さを求めたのかを。私を成すべきことを。マルクへの復讐心を。
マルクへ復讐をしたい。そのために師匠達に師事し強さを得ようとした。だから、これからマルクのところへ私が向かうのは当然だ。
でも、そんなことに師匠達を巻き込んでいいんだろうか。私の復讐なんかに。師匠達を利用しようとしてるみたいで気が引ける。
「その、一緒に来て欲しいけど、来て貰っちゃいけないような気がして……」
「は? 誰がお前のために行くなんて言ったんだ?」
「え?」
マルクのとこに行くのは私の為じゃないの? じゃあ、なんで?
「俺達だって暇じゃねえんだ。理由がなきゃあんな奴に構いになんか行かねえよ。なあ?」
「そうそう! なんかボクはSランクだからね! よく分かんないけど答えに行かないといけないみたいなんだよ! 何の話なのか未だに分かってないけど! ……それにちょっとボクを馬鹿にしてた感じがムカついたんだよね。ぶっ飛ばしたい」
「麗しいメイドに、活発なドラゴン娘。是非とも。是非とももう一度お会いし、お愛したい! 全ては私の愛の為に!」
「俺はあの神父様に懺悔行かねえとな。ついでにキャラ被ってるし矯正しとかねえと。胡散臭えのは俺一人で十分だ」
ええ……。思った以上にみんな自分の為だった。それも結構欲望丸だし。
「なあ? お前だって自分の為に行くんだろ? ドン・オーガスト」
「……そうだ。全て俺が片付ける。……俺が蒔いた種だ」
「だとよ。ほら、誰もお前の為に行くやつなんて居ねえだろ? 自分の為に行くんだよ。たまたまお前と同じとこにな」
師匠達はみな自分の為に私と共に来てくれると言った。それは私に気を使わせないためか本当に自分の為かは分からない。でも、マルクのとこに行くのはみんな決めてるらしい。みんな自分の理由で。それなら利用にはならないかな……?
「それに何を今更躊躇してんだ? お前俺と会った時から記憶無くしてんのに俺を利用する気満々だっただろが。自分で無理なら強い誰かにマルクを殺して貰えばいいだっけ?」
「うっ……!」
確かにそう思ってた時もあった。けど、それをまさか見抜かれてたとは。影読みってそこまで読み取れるのか。恐るべしシオンさん。そして、影。
そうだ。私は自分の影と話してきた。私が知らない私のことまで知ってる私の影と。それで知ったはずだ。いかに自分が卑怯な人間かを。復讐の為に師匠達を利用しようと思ったのは事実。じゃあ、なんで今はそれに対して気が引けるんだろう。
「それ何の話? それにそう言えばあの時ミッちゃんなんであんな怖い顔してたの? 何か……、あっ! 別に、その、聞きたいとかじゃないからね! その、言いたくなら、いや、うん! もう何も言うな! ミッちゃん喋るの禁止!」
「ええ……」
何も言ってないのに喋るの禁止されてしまった。理不尽過ぎる。まあ、リンさんなりに気を使った結果暴走しちゃったんだろうけど。だけど、
「…………私の住んでた村が、私の友達や両親、私の全てがマルクによって破壊されたんです」
「え!? ミッ、え、ええっ!? はか、ええ!? う、き、禁止って言った! 禁止! 喋るの禁止!」
「まあまあ。ちょっと聞いてやれよ。悲劇のヒロイン様のそれはそれは可哀相なお話だぜ?」
「いや、でも、え、なんでそんな言い方するの?」
「…………私の村は……」
その後、私は自分の過去に何があったのかを師匠達に話した。私が忘れ、思い出したマルクとの過去を。シオンさんに嫌味を言われようともリンさんに止められようとも構わず話した。
「……そんなひどいことがあったんだね……」
一通り話し終え静まり返ってしまった室内。その静かさを破ってくれたのはリンさんだった。
「よし! じゃあ、あのムカつくやつはミッちゃんに譲るよ! ミッちゃん! ギッタギタのボッコボコにしてやるんだよ!」
「……いいんですか?」
「いいよ! やっちゃって!!」
「……はい」
グッと親指を立て笑うリンさん。そんなにリンさんに対し私はほくそ笑んだ。
「でも、ミッちゃんホントにひどい目にあったんだね……。悲劇のヒロインって言うのも間違いじゃないぐらい……」
「おっ。おめでとうミイナ。お前は悲劇のヒロインになれたぞ」
「なにシオン? なれたってなにが?」
「悲劇のヒロインってのは周りからそう言われないとなれないからな。酷い。可哀相。辛かったね。そう言って貰ってはじめて『私は悲劇のヒロイン。だから、権利があるよね』ってなれるんだよ。なあ?」
「権利?」
権利……。……ああ、そうか。私は悲劇のヒロインになりたかったんだ。同情してもらって、権利があることを周りに知らせたかったんだ。私に復讐する権利があることを。
私が師匠達に過去の事を話したのは私の復讐を肯定してもらう為。肯定してもらえれば、復讐なんかをしても私は師匠達から見捨てられない。どこまでも浅ましいな、私は。それに自分で気づかなかったくせにシオンさんにあっさり見抜かれてるし。愚かで未熟。
でも、肯定は得れた。
「……そうです。私には権利がある。私にはマルクへ復讐をするが。あいつに私の全てを壊されたんだから、今度はこっちが全部壊してやる。壊して、奪って、絶望させてやる」
愚かで卑怯なくせに小心者だから常識とかに縛られる。復讐は悪い事。何も生まず負の連鎖が続くだけ。そんな世間の常識や道徳に縛れる。でも、私は復讐をしたい。だから、師匠達に話して肯定をしてもらう。誰かに答えを貰って自分で決める。自分の欲望ですらも。
「でも、私一人じゃ勝てないから皆さんの力を貸して下さい。私の復讐の為に。私も皆さんと一緒に行かせて下さい」
何も言わず利用しようとするから気が引けるんだ。私は卑怯だけど、小心者すぎる。いざとなると躊躇する。だから、もう言ってしまおう。堂々と自分の欲望を。師匠達の力を利用させて欲しいと。
「ミイナ。お前が自分で決めたんだろ。なら、好きにしろよ。俺達はお前を否定したり拒否したりしない。助けもしないけどな」
「大丈夫だよミッちゃん! ボクは助けるからね! ミッちゃん助けて、ついでにぶっ飛ばしてやろ」
「ふっ。助けると言いつつ、ついでに自分の目的を果たそうとは愚かだなリンよ」
「は? 人のこと言えないでしょ?」
「馬鹿な。私はついでではない。私は私の目的の為に行くのだ。全ては私の愛の為に! 助けてやるのはついでだ」
「愚かだなぁ」
こんな私を受け入れてくれる素晴らしい師匠達。もう何も迷うことはない。私は自分が決めた道を前だけ見て進むだけ。師匠達は何だかんだ言いながらもついてきてくれるから。後ろは見なくていい。ただ前へ。
「よし、決まったな。じゃ、行くか」
「はい!」
「まあ、マルクのとこに行く前に先にこっちに寄ってくんだけどな」
「え? あれ、ええ!? また真っ黒!?」
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