92 / 100
九十話 古本屋 ④
しおりを挟む
「リンさん! リンさん! 待ってください! リンさん!!」
古本屋から飛び出したリンをミイナも飛び出し追いかける。リンのスピードは速い。だが、それは普段の話。俯いて走る今はミイナでも追いかけられるほど。
「ハァハァ……、リンさん……」
「……ボクって邪魔なのかな」
俯いて走っていたリンは大きな樹の前で止まった。樹の前で顔は下を地面を向いてる。その背中へミイナ恐る恐る言葉を投げかける。
「そ、そんなことないですよ、コウジさんもきっと何か理由があって……」
「……理由ってなに?」
「そ、それは……その……」
答えを知らない問いに対しまともに答えることが出来ない。しかし、それは間違いだった。答えないのは肯定と同じ意味を持つ。
「……この前だって書き置き一枚残して勝手に出てった。その後探して、……やっと、見つけた時もボクと一緒に居る、の……、すんごい……嫌……、そうだった」
樹に向かいミイナに背を向けている今リンがどんな顔をしているのか分からない。だが、その小さな背中がか弱く震えていることは見て分かってしまう。
「……し、師匠は、ボクのことっ……嫌いなんだっ。ボ、うっ、……ボ、ボクなんて……ボクなんて生まなきゃよかったって思ってっ、るんだ……、…うう、うあ、うあああぁっ……!」
ついには大きな声で泣き出したリン。溢れた悲しみは雫となり零れ落ち、足元を濡らしていく。
「リ、リンさん……」
「ううわあーん!ボクはっ、邪魔なんだっ!いない方がっいいんだっ!生まれなきゃっ、よかったんだっ!」
泣き出したリンに対しどう言葉をかけるべきなのか迷うミイナはただ見ているしか出来なかった。何をするべきか。何という言葉をかけるべきなのか。一つも間違ってはいけない。間違えると最悪な結末を迎えると重圧を感じ、それが更に頭を乱す。
「うえっ、えええぇ…、し、師匠は、いつもっ、ひっく、ボクをうう、悲しそうな目で、……見てた……」
ただでさえ小さなリンが更に小さくなっていく。このままではリンが消えてなくなってしまうようにミイナは感じていた。いつも元気で笑顔の絶えないリンが消えてしまう。心が壊れてしまう。それは防がなくては。だが、答えが見つからない。
「うううっ、なんで……? なんで悲しそうなのっ……? んぅぅ、……親子なのに……」
「……親子……」
泣きじゃくるリンが言った一言。「親子」という一言。特別な一言ではない、普通の一言。
だが、この一言がミイナの雑念を吹き飛ばす。迷いも重圧も全てが吹き飛ぶ。リンにとってもミイナにとってもこの単語は大きな意味があった。
ミイナは少しの間目を瞑る。リンの震える小さな背中も泣きじゃくる声も今は見えない聞こえない。今見るのはかつての記憶。
ミイナは思い出す。かつての、在りし日の記憶を。
そして、すべきことを見つけ目を開く。
「……リンさん。ほら、コウジさん言ってたじゃないですか。何が起ころうといいんだなとかなんとか。きっと今がそうなんですよ」
かつてミイナがコウジと初めて会った時のコウジとリンの会話の一部。私と関わることで何が起ころうともいいのかとリンへ問いかけていたコウジ。
「これからその何かが起ころうとしていて、それからリンさんを守るためにわざと拒絶している様なことをしているんですよ」
「……何かって、なに……?」
「それは分からないです。コウジさん話してくれてないですもん」
コウジの言う何かは二人共知らない。コウジは多くを語らない。彼の口から出る言葉は彼自身を褒め称える言葉がほとんどで、自身の過去や目的などは一切語らずリンでも全く知らないことだ。
「でも、きっとそうなんですよ。だって、シオンさんを監禁までしてるんですよ。何かすごいことが起こるんですよ」
「…………そんなの分かんないじゃん。本当に師匠が何かあるかなんて」
人を監禁するという大それたことまでしているコウジ。しかし、それが何を意味するのかまでは分からない。これからの事に繋がっているのかもしれないし、単にその事だけで完結するのかもしれない。どういう意図でコウジがシオンを監禁なんてするのかは二人には分からない。
「そうですね。じゃあ、探りに行きましょうよ。コウジさんが何を隠しているのか」
「探る……?」
それなら探ればいい。分からないなら分かるようにすればいい。コウジが何故シオンを監禁したのか。何をしようとしているのか。これから何が起きるのか。
「知らないまま、分からないまま、このまま進んで、もう元に戻れなくなったら悲しいでしょう? 探りましょうよ。話しましょうよ。どんな些細なことでもいいから、見つけに行きましょうよ」
「……探っても何もないよ……」
「その時は、その時で考えましょうよ。私賢くないからあんまり力になれないかもしれないですけど、精一杯力になりますから。…………もう、会えなくなってからじゃ何も出来なくなりますよ」
ミイナの言葉にピクッとリンは反応を示す。
「もう会えない……?」
「……ただの勘ですが嫌な感じがするんです。ここで間違えたらもう取り返しがつかないことになる気がして」
「……そんなのミッちゃんが思ってるだけじゃん」
「そうですね。でも、もし当たったら嫌でしょう? 当たってからあの時しておけばって後悔したくないでしょう?」
ミイナの優しく諭す様にリンへ話しかける。年長者が年少者へ諭す様に。知る者が知らぬ者へと伝える様に。そして、その声色とは裏腹に言葉にはある思いが秘められていた。
「…………私は今も後悔しています」
自らの後悔の念が。
「もっと話しておけばよかったなーとか、もっと言う事聞いて、お手伝いして楽させてあげればよかったなーとか。……もう私は大丈夫って返事してあげたかったなとか。……私は出来なかった」
ミイナが思い出したのは自分の両親のこと。もう二度と会えない彼らの為に自分は何が出来たのか。もっと何をするべきだったのか。これは出来た。あれは出来なかった。これをしてあげたかった。後悔してももう遅い。もう二度と会えない。
「リンさんはまだ間に合いますよ。頑張りましょうよ。私も力になりますから。弱いけど、役に立たないかもしれないけど、盾になることぐらいは出来ますよ。辛い事ははんぶんこしましょう。一緒に泣いて、一緒に苦しんで。そして、一緒に笑いましょうよ。私達、そんな師弟じゃないですか」
だが、これから何をすべきなのかは分かる。会えない彼らが何を願っていて何を自分はすべきか。同じ後悔を目の前で繰り返させるのか。それを彼らが、自分が願っているのか。自分は何をしたいのか。
「……師匠に拒否権は無いんですよっ! 嫌って言っても首根っこ掴んで引っ張って行きますから!……ねっ?」
ニヤニヤと笑いながら問いかける。いつも助けてくれる師匠ならどうするか。きっとこうするだろうな、最低だな。でも、これに助けられてきたんだから、今も助けてもらおう、と。
「…………ごめん。嫌なこと思い出させちゃって」
「いいんですよ。……あれがあったから今こうしてリンさんとお話し出来てるって面もありますし。それに謝って欲しいから思い出したんじゃありませんよ?」
師匠が弟子を助けるのは当然。そして、逆もまた然り。助けてはいけないという道理は無い。
「……うん。そうだね。ごめんじゃないね」
ぐしぐしと濡れた目を拭う。今もう必要のないものだ。
「ありがとっ! ミッちゃん!」
ミイナへと振り向いたリンは笑顔で前を向いた。
古本屋から飛び出したリンをミイナも飛び出し追いかける。リンのスピードは速い。だが、それは普段の話。俯いて走る今はミイナでも追いかけられるほど。
「ハァハァ……、リンさん……」
「……ボクって邪魔なのかな」
俯いて走っていたリンは大きな樹の前で止まった。樹の前で顔は下を地面を向いてる。その背中へミイナ恐る恐る言葉を投げかける。
「そ、そんなことないですよ、コウジさんもきっと何か理由があって……」
「……理由ってなに?」
「そ、それは……その……」
答えを知らない問いに対しまともに答えることが出来ない。しかし、それは間違いだった。答えないのは肯定と同じ意味を持つ。
「……この前だって書き置き一枚残して勝手に出てった。その後探して、……やっと、見つけた時もボクと一緒に居る、の……、すんごい……嫌……、そうだった」
樹に向かいミイナに背を向けている今リンがどんな顔をしているのか分からない。だが、その小さな背中がか弱く震えていることは見て分かってしまう。
「……し、師匠は、ボクのことっ……嫌いなんだっ。ボ、うっ、……ボ、ボクなんて……ボクなんて生まなきゃよかったって思ってっ、るんだ……、…うう、うあ、うあああぁっ……!」
ついには大きな声で泣き出したリン。溢れた悲しみは雫となり零れ落ち、足元を濡らしていく。
「リ、リンさん……」
「ううわあーん!ボクはっ、邪魔なんだっ!いない方がっいいんだっ!生まれなきゃっ、よかったんだっ!」
泣き出したリンに対しどう言葉をかけるべきなのか迷うミイナはただ見ているしか出来なかった。何をするべきか。何という言葉をかけるべきなのか。一つも間違ってはいけない。間違えると最悪な結末を迎えると重圧を感じ、それが更に頭を乱す。
「うえっ、えええぇ…、し、師匠は、いつもっ、ひっく、ボクをうう、悲しそうな目で、……見てた……」
ただでさえ小さなリンが更に小さくなっていく。このままではリンが消えてなくなってしまうようにミイナは感じていた。いつも元気で笑顔の絶えないリンが消えてしまう。心が壊れてしまう。それは防がなくては。だが、答えが見つからない。
「うううっ、なんで……? なんで悲しそうなのっ……? んぅぅ、……親子なのに……」
「……親子……」
泣きじゃくるリンが言った一言。「親子」という一言。特別な一言ではない、普通の一言。
だが、この一言がミイナの雑念を吹き飛ばす。迷いも重圧も全てが吹き飛ぶ。リンにとってもミイナにとってもこの単語は大きな意味があった。
ミイナは少しの間目を瞑る。リンの震える小さな背中も泣きじゃくる声も今は見えない聞こえない。今見るのはかつての記憶。
ミイナは思い出す。かつての、在りし日の記憶を。
そして、すべきことを見つけ目を開く。
「……リンさん。ほら、コウジさん言ってたじゃないですか。何が起ころうといいんだなとかなんとか。きっと今がそうなんですよ」
かつてミイナがコウジと初めて会った時のコウジとリンの会話の一部。私と関わることで何が起ころうともいいのかとリンへ問いかけていたコウジ。
「これからその何かが起ころうとしていて、それからリンさんを守るためにわざと拒絶している様なことをしているんですよ」
「……何かって、なに……?」
「それは分からないです。コウジさん話してくれてないですもん」
コウジの言う何かは二人共知らない。コウジは多くを語らない。彼の口から出る言葉は彼自身を褒め称える言葉がほとんどで、自身の過去や目的などは一切語らずリンでも全く知らないことだ。
「でも、きっとそうなんですよ。だって、シオンさんを監禁までしてるんですよ。何かすごいことが起こるんですよ」
「…………そんなの分かんないじゃん。本当に師匠が何かあるかなんて」
人を監禁するという大それたことまでしているコウジ。しかし、それが何を意味するのかまでは分からない。これからの事に繋がっているのかもしれないし、単にその事だけで完結するのかもしれない。どういう意図でコウジがシオンを監禁なんてするのかは二人には分からない。
「そうですね。じゃあ、探りに行きましょうよ。コウジさんが何を隠しているのか」
「探る……?」
それなら探ればいい。分からないなら分かるようにすればいい。コウジが何故シオンを監禁したのか。何をしようとしているのか。これから何が起きるのか。
「知らないまま、分からないまま、このまま進んで、もう元に戻れなくなったら悲しいでしょう? 探りましょうよ。話しましょうよ。どんな些細なことでもいいから、見つけに行きましょうよ」
「……探っても何もないよ……」
「その時は、その時で考えましょうよ。私賢くないからあんまり力になれないかもしれないですけど、精一杯力になりますから。…………もう、会えなくなってからじゃ何も出来なくなりますよ」
ミイナの言葉にピクッとリンは反応を示す。
「もう会えない……?」
「……ただの勘ですが嫌な感じがするんです。ここで間違えたらもう取り返しがつかないことになる気がして」
「……そんなのミッちゃんが思ってるだけじゃん」
「そうですね。でも、もし当たったら嫌でしょう? 当たってからあの時しておけばって後悔したくないでしょう?」
ミイナの優しく諭す様にリンへ話しかける。年長者が年少者へ諭す様に。知る者が知らぬ者へと伝える様に。そして、その声色とは裏腹に言葉にはある思いが秘められていた。
「…………私は今も後悔しています」
自らの後悔の念が。
「もっと話しておけばよかったなーとか、もっと言う事聞いて、お手伝いして楽させてあげればよかったなーとか。……もう私は大丈夫って返事してあげたかったなとか。……私は出来なかった」
ミイナが思い出したのは自分の両親のこと。もう二度と会えない彼らの為に自分は何が出来たのか。もっと何をするべきだったのか。これは出来た。あれは出来なかった。これをしてあげたかった。後悔してももう遅い。もう二度と会えない。
「リンさんはまだ間に合いますよ。頑張りましょうよ。私も力になりますから。弱いけど、役に立たないかもしれないけど、盾になることぐらいは出来ますよ。辛い事ははんぶんこしましょう。一緒に泣いて、一緒に苦しんで。そして、一緒に笑いましょうよ。私達、そんな師弟じゃないですか」
だが、これから何をすべきなのかは分かる。会えない彼らが何を願っていて何を自分はすべきか。同じ後悔を目の前で繰り返させるのか。それを彼らが、自分が願っているのか。自分は何をしたいのか。
「……師匠に拒否権は無いんですよっ! 嫌って言っても首根っこ掴んで引っ張って行きますから!……ねっ?」
ニヤニヤと笑いながら問いかける。いつも助けてくれる師匠ならどうするか。きっとこうするだろうな、最低だな。でも、これに助けられてきたんだから、今も助けてもらおう、と。
「…………ごめん。嫌なこと思い出させちゃって」
「いいんですよ。……あれがあったから今こうしてリンさんとお話し出来てるって面もありますし。それに謝って欲しいから思い出したんじゃありませんよ?」
師匠が弟子を助けるのは当然。そして、逆もまた然り。助けてはいけないという道理は無い。
「……うん。そうだね。ごめんじゃないね」
ぐしぐしと濡れた目を拭う。今もう必要のないものだ。
「ありがとっ! ミッちゃん!」
ミイナへと振り向いたリンは笑顔で前を向いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる