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十七話 休息
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「………………」
「おっー! ついたー! すごーい! 人多ーい!」
「一週間と五日ね。まあ、よしとするか」
話すことも出来ない。立つことも。まともに呼吸することも。し、死ぬ……。
「いつまで這いつくばってるんだよミイナ」
「……シオ、ン、さんは、走ってな、いから……」
声がまともに出ない。今から一週間と五日前。私達はこの商業都市に向けて走り出した。それでやっと着いたけどもう話すことすら出来ない私。
「まあ俺は走ってないけど。リン見てみろよ。あんなに元気だぞ」
「……これが、若、さ……」
シオンさんは影潜りとか言う魔法で勝手に私の影の中に潜って走ってないから元気なのはいいとして、一緒に走ってたリンさんがあんなに元気なのはなんでだろう。そうか。あれが若さか……。
「ふふん! ミッちゃんとボクとじゃ鍛え方が違うんだよっ!」
「そう、ですか……。ふぅ……」
ようやく落ち着いてきた。まずはゆっくり深呼吸。すぅーはぁー。ふぃー。
「まあ、良かったじゃねえかミイナ。まだまだ鍛え足らねえが一応は身体は出来上がった。これからは基礎鍛錬から実戦に移行出来るぞ」
「そうそう! ジグザグ走りも一応は出来てたよ! これからは実戦で幽歩完成を目指せるよ!」
そう言えば、これを走りきれば基礎鍛錬は終われて、ジグザグ走りも習得出来るとか言われてたっけ。基礎鍛錬が終わる。ようやくあの地獄の様な日々から抜け出せるんだ。やったー。
「じゃ、早速クエスト受けに行くか」
「早速過ぎる!」
さっきまでずっと、一週間と五日間もずっと走ってたのに! 休憩なしでもう次ですか!? ああ、地獄は終わらない……。
「ねえ、今日ぐらい休ませてあげようよ。可哀想だよ」
おおっ! 女神が! 女神がこんなところに! そうですリンさんもっと言ってやって!
「それにせっかく商業都市に来たんだよ。色々見たくない?」
あ、本当の目的はそれですか。私の休息より観光が目当てですね。まあ、確かにせっかく商業都市に来たのに何も見ないなんてもったいないですよね。シオンさん観光したいです! 観光して休憩したいです!
「んー? そうだな。好きにしろよ」
「「やったぁ!」」
やった! これで今日は休める! 思えばずっと走ってた。ここに来るために走る前はヴォルフに追いかけられて森の中ずっと走ってたし。ようやく休憩が!
「じゃあな。明日の朝冒険者ギルドに行くからそれまで自由に過ごしてろ」
「はい!」
「うん!」
そう言うとシオンさんは商業都市の中へと消えていった。シオンさんもなんだかんだ言って観光したかったのかな?
「行こうミッちゃん!」
「はい行きましょう!」
シオンさんが人混みの中へと消えていった後、私達もそれを追うように商業都市へと入って行った。
「すごい綺麗……」
「いいニオイー! 美味しそう。じゅるり」
都市の中を二人で散策する。きれいに整備された都市の中にはどこを見渡しても人、人、人。そして、色とりどりの店と商品。あっ、あれ可愛い。あれ美味しそう。
「これだけあると目移りしちゃうね」
「そうですね。どれもこれも魅力的ですよね」
都市の中にあるものは全部魅力的に見える。どれも可愛いし、綺麗だし、美味しそうだし。いいなぁ。全部欲しい。
「……でも、私そんなにお金無いんですよね」
そう、私は貧乏。冒険者としてこなしたクエストなんて……一個もなかった。薬草採取も出来てないし、ゴブリン討伐も出来てない。お金は以前持っていた分しかないけど、それももう尽きそう。
「大丈夫! ボクが奢ってあげるから!」
「え! いいんですか!」
リンさんが奢ってくれる!? やはり女神はここにいたんだ。
「うん! だって、ボクは師匠だもん!」
師匠、師匠だから奢ってくれるリンさん。可愛い。リンさんは何かと自分が私の師匠であることを自慢する。きっと今までは弟子の立場だったからかな。それがまるで背伸びして大人ぶってるみたいで可愛い。
「ありがとうございます! 師匠!」
「むふっ。いいんだよっ! ボクは師匠だもんっ!」
ああ可愛いなぁ。こんな可愛い師匠持てて幸せだなぁ。もう一人の師匠は一ルピーたりともくれずにどこかに消えたけど。
「それで何が欲しいの? ミッちゃん」
「そうですねー。あ。あれがいいです」
名物! と大きな旗を掲げている店で売っている鳥の串焼き。大きな鳥の身を何個も串に刺し、それにタレをつけて焼いている。うーん。香ばしい匂いがたまらない。
「あれね。ちょっと待ってね。……うん! 大丈夫!」
ん? 大丈夫? 大丈夫って何が?
「何が大丈夫なんですか?」
「ん? お金」
「お金?」
お金ってなんでそんなこと確認する必要があるんですか? リンさんはお金いっぱい持ってるんじゃないんですか?
「リンさん今いくら持っているですか?」
「今? 今は……五百ルピー」
「五百!?」
五百ルピーって私と同じぐらいしかないじゃないですか! 一回の食事が格安のギルド飯で大体二百五十ルピーぐらいだし、リンさんの所持金食事二回分だけ……。それなのに一本六十ルピーするあれを奢ってもらう。そんなこと出来ない……。
「お金なんて無くなったら稼げばいいんだよ!」
「そ、そうですよね! リンさんならすぐ稼げますもんね」
私と違って強いリンさんならきっと冒険者ランクがすごい高いんだろうなぁ。私はまだ登録した時の初期ランクであるFランクだけどリンさんはBとかAとか、もしかしたらSランクとかなのかも。ランクが上がる程の難しいクエストを受けられて報酬も増えるからリンさんならすぐ稼げるんだろうなぁ。
「うん! 面倒くさいけど一日頑張っていっぱいクエストこなせばお金手に入るよ!」
「そうですね! ……いっぱい?」
一日にいっぱいクエストをこなす? そんなことしなくても一つこなせばお金いっぱい手に入るのに?
「……リンさん冒険者ランクっていくつですか?」
「ん? Eだよっ!」
「……E?」
E? ……E!?
「わ、私と一つしか変わらないじゃないですか!?」
「あ、ミッちゃんFなんだ」
「そうですけど! なんでそんなに低いんですか!?」
リンさんあんなに強いのになんでそんなに低いんですか!? 実力的にもっと高ランクのはずでしょ!
「だって、クエストはお金なくなったらちょっとやるぐらいだし、全然ランク上がらない。それに冒険者登録すればギルドにある仮眠室をタダで使えるし、食事も安く済ませられるし、更にクエスト受けなくて良くなるし」
確かに冒険者登録すれば仮眠室は無料だし、安い食事を食べることが出来ますけど。私も絶賛それ利用してますし何も言えないですけど。
「ボクたち貧乏だねっ!」
「……そうですね」
そんなことを元気よく言われても……。
「まあまあ。見るだけならタダだよ。それにボクの旅の目的は師匠探しだし。買えなくても色んなの見て回ろうよ」
「……はい。そうしましょうか」
私達は何も買わずただ都市の中を見て回った。リンさんの師匠は見つからなかったけど、見て回るだけでも十分楽しかったし、いいや。
こうして私の貴重な休息は過ぎていった。
「おっー! ついたー! すごーい! 人多ーい!」
「一週間と五日ね。まあ、よしとするか」
話すことも出来ない。立つことも。まともに呼吸することも。し、死ぬ……。
「いつまで這いつくばってるんだよミイナ」
「……シオ、ン、さんは、走ってな、いから……」
声がまともに出ない。今から一週間と五日前。私達はこの商業都市に向けて走り出した。それでやっと着いたけどもう話すことすら出来ない私。
「まあ俺は走ってないけど。リン見てみろよ。あんなに元気だぞ」
「……これが、若、さ……」
シオンさんは影潜りとか言う魔法で勝手に私の影の中に潜って走ってないから元気なのはいいとして、一緒に走ってたリンさんがあんなに元気なのはなんでだろう。そうか。あれが若さか……。
「ふふん! ミッちゃんとボクとじゃ鍛え方が違うんだよっ!」
「そう、ですか……。ふぅ……」
ようやく落ち着いてきた。まずはゆっくり深呼吸。すぅーはぁー。ふぃー。
「まあ、良かったじゃねえかミイナ。まだまだ鍛え足らねえが一応は身体は出来上がった。これからは基礎鍛錬から実戦に移行出来るぞ」
「そうそう! ジグザグ走りも一応は出来てたよ! これからは実戦で幽歩完成を目指せるよ!」
そう言えば、これを走りきれば基礎鍛錬は終われて、ジグザグ走りも習得出来るとか言われてたっけ。基礎鍛錬が終わる。ようやくあの地獄の様な日々から抜け出せるんだ。やったー。
「じゃ、早速クエスト受けに行くか」
「早速過ぎる!」
さっきまでずっと、一週間と五日間もずっと走ってたのに! 休憩なしでもう次ですか!? ああ、地獄は終わらない……。
「ねえ、今日ぐらい休ませてあげようよ。可哀想だよ」
おおっ! 女神が! 女神がこんなところに! そうですリンさんもっと言ってやって!
「それにせっかく商業都市に来たんだよ。色々見たくない?」
あ、本当の目的はそれですか。私の休息より観光が目当てですね。まあ、確かにせっかく商業都市に来たのに何も見ないなんてもったいないですよね。シオンさん観光したいです! 観光して休憩したいです!
「んー? そうだな。好きにしろよ」
「「やったぁ!」」
やった! これで今日は休める! 思えばずっと走ってた。ここに来るために走る前はヴォルフに追いかけられて森の中ずっと走ってたし。ようやく休憩が!
「じゃあな。明日の朝冒険者ギルドに行くからそれまで自由に過ごしてろ」
「はい!」
「うん!」
そう言うとシオンさんは商業都市の中へと消えていった。シオンさんもなんだかんだ言って観光したかったのかな?
「行こうミッちゃん!」
「はい行きましょう!」
シオンさんが人混みの中へと消えていった後、私達もそれを追うように商業都市へと入って行った。
「すごい綺麗……」
「いいニオイー! 美味しそう。じゅるり」
都市の中を二人で散策する。きれいに整備された都市の中にはどこを見渡しても人、人、人。そして、色とりどりの店と商品。あっ、あれ可愛い。あれ美味しそう。
「これだけあると目移りしちゃうね」
「そうですね。どれもこれも魅力的ですよね」
都市の中にあるものは全部魅力的に見える。どれも可愛いし、綺麗だし、美味しそうだし。いいなぁ。全部欲しい。
「……でも、私そんなにお金無いんですよね」
そう、私は貧乏。冒険者としてこなしたクエストなんて……一個もなかった。薬草採取も出来てないし、ゴブリン討伐も出来てない。お金は以前持っていた分しかないけど、それももう尽きそう。
「大丈夫! ボクが奢ってあげるから!」
「え! いいんですか!」
リンさんが奢ってくれる!? やはり女神はここにいたんだ。
「うん! だって、ボクは師匠だもん!」
師匠、師匠だから奢ってくれるリンさん。可愛い。リンさんは何かと自分が私の師匠であることを自慢する。きっと今までは弟子の立場だったからかな。それがまるで背伸びして大人ぶってるみたいで可愛い。
「ありがとうございます! 師匠!」
「むふっ。いいんだよっ! ボクは師匠だもんっ!」
ああ可愛いなぁ。こんな可愛い師匠持てて幸せだなぁ。もう一人の師匠は一ルピーたりともくれずにどこかに消えたけど。
「それで何が欲しいの? ミッちゃん」
「そうですねー。あ。あれがいいです」
名物! と大きな旗を掲げている店で売っている鳥の串焼き。大きな鳥の身を何個も串に刺し、それにタレをつけて焼いている。うーん。香ばしい匂いがたまらない。
「あれね。ちょっと待ってね。……うん! 大丈夫!」
ん? 大丈夫? 大丈夫って何が?
「何が大丈夫なんですか?」
「ん? お金」
「お金?」
お金ってなんでそんなこと確認する必要があるんですか? リンさんはお金いっぱい持ってるんじゃないんですか?
「リンさん今いくら持っているですか?」
「今? 今は……五百ルピー」
「五百!?」
五百ルピーって私と同じぐらいしかないじゃないですか! 一回の食事が格安のギルド飯で大体二百五十ルピーぐらいだし、リンさんの所持金食事二回分だけ……。それなのに一本六十ルピーするあれを奢ってもらう。そんなこと出来ない……。
「お金なんて無くなったら稼げばいいんだよ!」
「そ、そうですよね! リンさんならすぐ稼げますもんね」
私と違って強いリンさんならきっと冒険者ランクがすごい高いんだろうなぁ。私はまだ登録した時の初期ランクであるFランクだけどリンさんはBとかAとか、もしかしたらSランクとかなのかも。ランクが上がる程の難しいクエストを受けられて報酬も増えるからリンさんならすぐ稼げるんだろうなぁ。
「うん! 面倒くさいけど一日頑張っていっぱいクエストこなせばお金手に入るよ!」
「そうですね! ……いっぱい?」
一日にいっぱいクエストをこなす? そんなことしなくても一つこなせばお金いっぱい手に入るのに?
「……リンさん冒険者ランクっていくつですか?」
「ん? Eだよっ!」
「……E?」
E? ……E!?
「わ、私と一つしか変わらないじゃないですか!?」
「あ、ミッちゃんFなんだ」
「そうですけど! なんでそんなに低いんですか!?」
リンさんあんなに強いのになんでそんなに低いんですか!? 実力的にもっと高ランクのはずでしょ!
「だって、クエストはお金なくなったらちょっとやるぐらいだし、全然ランク上がらない。それに冒険者登録すればギルドにある仮眠室をタダで使えるし、食事も安く済ませられるし、更にクエスト受けなくて良くなるし」
確かに冒険者登録すれば仮眠室は無料だし、安い食事を食べることが出来ますけど。私も絶賛それ利用してますし何も言えないですけど。
「ボクたち貧乏だねっ!」
「……そうですね」
そんなことを元気よく言われても……。
「まあまあ。見るだけならタダだよ。それにボクの旅の目的は師匠探しだし。買えなくても色んなの見て回ろうよ」
「……はい。そうしましょうか」
私達は何も買わずただ都市の中を見て回った。リンさんの師匠は見つからなかったけど、見て回るだけでも十分楽しかったし、いいや。
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