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脱獄開始
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「未来の勇者くんだと......?」
どうして俺が勇者であることをこいつは知っているんだ? 冒険の初めから勇者の正体に気づくって相当なことだぞ?
いや、今はそんなことはどうでもいいか。ここから出られるのならば、誰の協力であろうと構いやしない。明日は我が身どころか、ホントに明日死ぬかもしれないのだから。
「おい。あんたが誰なのかは知らないが、俺を助けてくれるんだな!? 頼む、早くここから出してくれ!!」
さすがに勇者が一日でゲームオーバーなんて展開は格好がつかないどころか、もはや論外だ。これならスライムにでも冒険させたほうがまだ面白くなりそうだし......、ところが黒ローブの反応は俺の予想とは逆に、実に冷たいものであった。
「ん? いやいや、君を牢から出すことはできないよ? だって自分が脱獄させたのがバレてしまったら共犯になっちゃうじゃないか?」
「............」
は?
「え? だって君が捕まったのは自業自得であって、自分は関係ないでしょ? そもそも牢の鍵なんて自分は持っていないし、解錠の魔法なんて使えないし......」
えっ、ちょっと待て? この流れで来ていて、やっと汚い牢屋から抜け出せると思っていたら、助けるつもりがないだとぉ!?
「は、話が違うじゃねえか!? 俺をここから出してくれるんじゃないのかよ!?」
「うん? 脱獄させるなんて一言も言ってないよ? 自分は助けてやると君に言ったのさ。つまり牢から出るには自分の力で出てくれってわけだよ」
「はぁーーっ!!!?」
何なんだよ、こいつは......!? わざわざ地下牢まで俺を嫌がらせしに来たのか? それとも捕まった囚人をただ見に来ただけだとか? 客寄せパンダか、俺は......?
「うーん。確かに今の君は、水槽で飼われてる魚みたいな感じだね。」
いや、例えが複雑すぎるわ......。しかもよりにもよってうお座だから余計に......、ってしれっと人の心を読むなや!?
「ははっ、勘違いしないでくれ。脱獄は手伝うことはできないけど、君に情報を与えることはできるだろう? そうだね、まずはこのイルディス王国について話そうか。この呪われた王国についてね」
ええ......、はぁ、まあいっか。情報収集も大切なことではある。特にRPGとかじゃあ町の住民との会話は必須の行動でもある。
「呪われた王国だと?」
そりゃあ魔法や呪いはファンタジーでは珍しくもない概念だが......、冒険のスタート地点としては、かなり残酷な例えだ。
「実はこの王国では一年ほど前に、王妃が暗殺されているんだ。犯人は魔族の戦士だった。竜騎士って知ってるかい? あっ、この場合は竜の力を秘めた騎士とかじゃなく、騎士みたいな姿をした竜だよ。要はモンスターってやつさ」
「モンスターが? そりゃあ確かに恐ろしいな」
「そう、けど災厄はそれだけでは終わらなかった。三日前に起きたイルディス王国第一王子暗殺事件だよ。寧ろメインはこっちのほうさ」
「あー、ここで第一王子か」
確かあの女騎士もそう話してたっけか? 王子が暗殺されたって......。んで、俺がその容疑者となってしまったと......。
「ロスト・エルヴィアーノ・イルディス。王族でありながら文武両道の騎士......、どころか歴代最強とさえ言われた天才だったんだよ。それこそ真の勇者とも呼ばれていたぐらいさ」
「勇者? えっ、俺じゃあなくて王子が勇者なの?」
「それぐらい凄かったってことさ。まあ、亡き王子の伝説はそうそうたることばかりだからね。例えばワイバーンの群れ百匹を単身で、それも五分以内で全滅させたとか、あとゆうめいな話では全長百メートルはあろう巨大なエメラルドラゴンを一人で......」
「いや、もう言わんでいいから!!」
ヤバイな、第一王子。あれ? これ普通に勇者のスペックで負けてね? いや、まだ勇者としての本領を発揮したわけじゃないが、とてもじゃないが追い付けそうにないぞ、これ?
「おやおや? ひょっとして自分の話を聞いて王子の活躍にびびっちゃったのかい? 困るなぁー、君は仮にも勇者なんだからさー」
煽るな、煽るな。まあこの際実力差が開いていることは仕方のないこととして......。
「で? 話を聞いてる限り、今のところ俺へのアドバイスにすらなってねえぞ? 暗殺された王子の武勇伝なんて、脱出には何の役にも立たんぞ?」
「おっと、失敬! ついつい話が横道にそれちゃったよ。まあ要はこの王国には勇者と呼ばれるぐらい強い騎士がいたって話さ」
いくらなんでも横道にそれすぎだっての。
「いや、だからそれの何が......」
「勇者の剣だよ」
「......はぁ?」
いきなり何だよ、今度は? 勇者の剣がどうかしたのか?
「亡き王子が勇者に例えられたのには理由があるんだ。それはこのイルディス王国が、かつて世界を魔族から救った初代勇者の生まれた地だからさ」
「初代勇者か......。俺にとっては大々々先輩ってわけね」
「関係上はね。それでかの初代勇者が手にした伝説の武具がこのイルディス王国の中心部にある、イルディアの城内部に保管されているんだよ。場所はおそらくだけど宝物庫だと思う」
ははーん、段々読めてきたぞ? つまりはそうゆうわけね?
「要はここから脱出するには、その勇者の剣を手に入れればいいってわけか?」
ん? でもそれじゃあ剣を手に入れるためには檻の中から抜け出さなきゃあならんから、結局どうしようもなくないか?
「うん、勇者の剣と脱獄は直接関係ないよ? 自分が言いたいのはこれから先のためにも宝物庫からどうにか剣を入手さてほしいってだけ」
「えっ!? ちょっ、脱獄は......!?」
ホントにアドバイス送ってるだけじゃねえか!? しかも脱獄には何の役にも立たない(一応貴重ではあるけれど)情報だし。
「大丈夫大丈夫、君は仮にも勇者だしこれぐらいお茶の子さいさいでできるって。あっ、見張りの看守が来たみたいだね。それじゃあ自分はもう行くから......、バイビ~~」
バイビ~~じゃねえよ!! って、あれ? 一瞬目を離しただけなのに、もういねえ!?
「............」
さて、結局進展のないまま時間だけが過ぎてしまった......。こんなとき、あの頭の回転だけは早い弟なら、難なく試練を乗り越えるのだろうけれど......。
「勇者だから大丈夫だぁ? ったく、言ってくれるぜ!」
上等じゃねえか!? 勇者に'諦め'なんて単語はねえ!
「この危機的状況を突破してみせらぁ!?」
パンイチ勇者、一か八かの地下牢からの大脱獄開始だ!!
どうして俺が勇者であることをこいつは知っているんだ? 冒険の初めから勇者の正体に気づくって相当なことだぞ?
いや、今はそんなことはどうでもいいか。ここから出られるのならば、誰の協力であろうと構いやしない。明日は我が身どころか、ホントに明日死ぬかもしれないのだから。
「おい。あんたが誰なのかは知らないが、俺を助けてくれるんだな!? 頼む、早くここから出してくれ!!」
さすがに勇者が一日でゲームオーバーなんて展開は格好がつかないどころか、もはや論外だ。これならスライムにでも冒険させたほうがまだ面白くなりそうだし......、ところが黒ローブの反応は俺の予想とは逆に、実に冷たいものであった。
「ん? いやいや、君を牢から出すことはできないよ? だって自分が脱獄させたのがバレてしまったら共犯になっちゃうじゃないか?」
「............」
は?
「え? だって君が捕まったのは自業自得であって、自分は関係ないでしょ? そもそも牢の鍵なんて自分は持っていないし、解錠の魔法なんて使えないし......」
えっ、ちょっと待て? この流れで来ていて、やっと汚い牢屋から抜け出せると思っていたら、助けるつもりがないだとぉ!?
「は、話が違うじゃねえか!? 俺をここから出してくれるんじゃないのかよ!?」
「うん? 脱獄させるなんて一言も言ってないよ? 自分は助けてやると君に言ったのさ。つまり牢から出るには自分の力で出てくれってわけだよ」
「はぁーーっ!!!?」
何なんだよ、こいつは......!? わざわざ地下牢まで俺を嫌がらせしに来たのか? それとも捕まった囚人をただ見に来ただけだとか? 客寄せパンダか、俺は......?
「うーん。確かに今の君は、水槽で飼われてる魚みたいな感じだね。」
いや、例えが複雑すぎるわ......。しかもよりにもよってうお座だから余計に......、ってしれっと人の心を読むなや!?
「ははっ、勘違いしないでくれ。脱獄は手伝うことはできないけど、君に情報を与えることはできるだろう? そうだね、まずはこのイルディス王国について話そうか。この呪われた王国についてね」
ええ......、はぁ、まあいっか。情報収集も大切なことではある。特にRPGとかじゃあ町の住民との会話は必須の行動でもある。
「呪われた王国だと?」
そりゃあ魔法や呪いはファンタジーでは珍しくもない概念だが......、冒険のスタート地点としては、かなり残酷な例えだ。
「実はこの王国では一年ほど前に、王妃が暗殺されているんだ。犯人は魔族の戦士だった。竜騎士って知ってるかい? あっ、この場合は竜の力を秘めた騎士とかじゃなく、騎士みたいな姿をした竜だよ。要はモンスターってやつさ」
「モンスターが? そりゃあ確かに恐ろしいな」
「そう、けど災厄はそれだけでは終わらなかった。三日前に起きたイルディス王国第一王子暗殺事件だよ。寧ろメインはこっちのほうさ」
「あー、ここで第一王子か」
確かあの女騎士もそう話してたっけか? 王子が暗殺されたって......。んで、俺がその容疑者となってしまったと......。
「ロスト・エルヴィアーノ・イルディス。王族でありながら文武両道の騎士......、どころか歴代最強とさえ言われた天才だったんだよ。それこそ真の勇者とも呼ばれていたぐらいさ」
「勇者? えっ、俺じゃあなくて王子が勇者なの?」
「それぐらい凄かったってことさ。まあ、亡き王子の伝説はそうそうたることばかりだからね。例えばワイバーンの群れ百匹を単身で、それも五分以内で全滅させたとか、あとゆうめいな話では全長百メートルはあろう巨大なエメラルドラゴンを一人で......」
「いや、もう言わんでいいから!!」
ヤバイな、第一王子。あれ? これ普通に勇者のスペックで負けてね? いや、まだ勇者としての本領を発揮したわけじゃないが、とてもじゃないが追い付けそうにないぞ、これ?
「おやおや? ひょっとして自分の話を聞いて王子の活躍にびびっちゃったのかい? 困るなぁー、君は仮にも勇者なんだからさー」
煽るな、煽るな。まあこの際実力差が開いていることは仕方のないこととして......。
「で? 話を聞いてる限り、今のところ俺へのアドバイスにすらなってねえぞ? 暗殺された王子の武勇伝なんて、脱出には何の役にも立たんぞ?」
「おっと、失敬! ついつい話が横道にそれちゃったよ。まあ要はこの王国には勇者と呼ばれるぐらい強い騎士がいたって話さ」
いくらなんでも横道にそれすぎだっての。
「いや、だからそれの何が......」
「勇者の剣だよ」
「......はぁ?」
いきなり何だよ、今度は? 勇者の剣がどうかしたのか?
「亡き王子が勇者に例えられたのには理由があるんだ。それはこのイルディス王国が、かつて世界を魔族から救った初代勇者の生まれた地だからさ」
「初代勇者か......。俺にとっては大々々先輩ってわけね」
「関係上はね。それでかの初代勇者が手にした伝説の武具がこのイルディス王国の中心部にある、イルディアの城内部に保管されているんだよ。場所はおそらくだけど宝物庫だと思う」
ははーん、段々読めてきたぞ? つまりはそうゆうわけね?
「要はここから脱出するには、その勇者の剣を手に入れればいいってわけか?」
ん? でもそれじゃあ剣を手に入れるためには檻の中から抜け出さなきゃあならんから、結局どうしようもなくないか?
「うん、勇者の剣と脱獄は直接関係ないよ? 自分が言いたいのはこれから先のためにも宝物庫からどうにか剣を入手さてほしいってだけ」
「えっ!? ちょっ、脱獄は......!?」
ホントにアドバイス送ってるだけじゃねえか!? しかも脱獄には何の役にも立たない(一応貴重ではあるけれど)情報だし。
「大丈夫大丈夫、君は仮にも勇者だしこれぐらいお茶の子さいさいでできるって。あっ、見張りの看守が来たみたいだね。それじゃあ自分はもう行くから......、バイビ~~」
バイビ~~じゃねえよ!! って、あれ? 一瞬目を離しただけなのに、もういねえ!?
「............」
さて、結局進展のないまま時間だけが過ぎてしまった......。こんなとき、あの頭の回転だけは早い弟なら、難なく試練を乗り越えるのだろうけれど......。
「勇者だから大丈夫だぁ? ったく、言ってくれるぜ!」
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