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第一章
09 雪のエリアボス戦〈中〉
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隕石が降ってきた。それも一つではない。その方角には巨大な白い蛇が血だらけになりながらもまだ木々をなぎ倒しながら移動していた。
詠唱完了。
ブルーチームの魔法使いが遂に出て来たということは、決着をつけにきている証だ。ド派手な演出が魅力的な魔法は剣や弓矢と違い全体攻撃も可能。巨大モンスターであれば広範囲にダメージを与えられる一方でMP管理が重要になってくる。スキル発動よりMPを大量に消費する魔法は、MPの枯渇は回復魔法に回す余力を失う為、攻撃魔法は最小限に魔法使いは後衛で前衛の回復に回る傾向があるが、敵の体力が減った状況を見て、前衛に出て攻撃に回ることで敵に反撃をさせない目的がある。
だが、それよりも効果的だったのはジュリーのスキル効果だろう。普通のモンスターであればジュリーの斬撃は必殺もの。治癒が不可能で流血を止めることが出来ない時点で対策のしようがなく、一撃で仕留めなくても後は勝手に死ぬのだから必殺相当に値する。大型モンスターやエリアボスの場合はそれでも中々死なない為、更に別の攻撃が必要だ。
「あともう少しだ!」
攻略組プレイヤーの披露は極寒のフィールドではより体力を奪う。早く終わらせたい思いと、ようやく終わるという両方の気持ちがプレイヤーの感情を高めた。
と、そこへ突如天候が悪化し一気に視界最悪の吹雪が吹き荒れ始めた。
「ちくしょう! あと少しってところで吹雪なんていらねぇよ」
誰かが文句を垂れた直後、蛇の移動が止まった。蛇が死んだわけではない。蛇の頭が徐々に持ち上がり、口を開き出した。
「何かやる気だぞ」
特殊モンスターやエリアボスにありがちな追い詰められた時に見せる行動。ドラゴンであれば空へと逃げ、モグラ野郎であればより凶暴性を増し、敵によって何をしてくるのかは分からない。特に初見である以上前衛は一旦後ろに下がり警戒する。
視界が悪い中、うっすらと吹雪の中見えるその巨大な頭はボヤけて見えるのか、二重、三重に見える。
「なんかおかしいぞ」
そう仲間が言った。
「おい、頭が増えていないか?」
三重に見えた残像は、残像ではなく、首の数が一つから3つに増えていた。そして、最終的に3つは更に分裂し、9つへと変化した。
それはつまり、第二形態。
ヒュドラ、もしくはヒュドラーを連想させるその姿は開いた口から紫色の霧、毒をブレスし始めた。
「全員ガスマスク用意! 無い者は撤退せよ」
無論、ガスマスクの必要性を事前に知っていた者はいない。全員が初見であり、このフィールドモンスターで毒を使うモンスターは全くと言っていい程に出現しない。念の為の解毒剤というアイテムを用心の為に持っているだけで、毒ブレスを防ぐものではない。
その場にいたブルーチームの魔法使いはさっきの攻撃魔法でMPの残量は乏しい。状態異常回復と回復魔法を他のプレイヤーにかけているうちにMPは枯渇する。そうなれば転移アイテムで撤退する他ない。
次々とプレイヤーがその場から姿を消していく中、白のチームだけは全員ガスマスクを着用していた。
それは白チームがボスの事前情報を何らかの方法で知っていたとかではない。単純に、白チームはこのエリアにいる雑魚モンスターを銃声などの音が響く武器を使用せず、毒で敵を処理するつもりで自らを防護する為に用意していたに過ぎなかった。だが、ガスマスクを全員着用したチームを他のチームのメンバーはどのように見えたかと言えば、それはもう不気味としか言いようがない。
「もう命も残り僅かだと言うのに、まだこれだけの抵抗が出来るんですね。少し、燃えちゃうじゃないですか」
ジャンヌはそう言って弓矢を引き、黒い矢を思いっきり放った。スキルが発動し、光速で飛んだその矢はまるで光の矢のごとく、蛇の目玉を貫いた。
ジャンヌのもう一つのスキル〈視界良好〉はジャンヌにだけ霧や吹雪、暗闇といった状況でも問題なく敵を視認出来ることだ。
狙撃タイプのプレイヤーは大抵命中率アップを強化しがちにある。例え弓矢や銃がド素人でもシステムが手助けしてくれる。それが〈命中率アップ〉である。故に、ゲームと現実は当然ながら結果は異なる。
リアルに再現するだけでリアルを追求しているわけではない。
プレイヤーがドラゴン相手に生き延び勝利出来たのもシステムのおかげと言っていい。プレイヤーはシステムによって生かされている。だから、この世界に現実のような死は存在しない。ペナルティを受けた上で復活する。プレイヤーは復活する意思さえあれば、何度でも復活し再スタートが可能だ。ゲーム世界でのプレイヤーの死後も、プレイヤーとしての意識は存在し、再スタートボタンを押すだけだ。
魂とは意識であり、ゲーム世界でのプレイヤーという仮想の肉体はいくら滅びようとも、モンスターに食われようと、背後からプレイヤーに撃たれ殺されようとも、死んだのはただの肉体に過ぎない。そして、魂に死は存在しない。再スタートボタンを押さなければ肉体は滅んだままで、その表示が永遠に続くだけだ。その間も、再スタートボタンはいつでも押せる状態にあり、意識はいつでも選択可能状態が続くだけだ。
これほど死を実感しないものはない。もし、死を実感出来るのなら、全員ドラゴンや蛇と戦うことを放棄しただろう。
なのに、死を最小限におさえたがるのはレベルが下がるというペナルティがついてくるからだろう。プレイヤーの戦闘力が下がるということは最悪、最前線の攻略組にいられなくなるかもしれないからだ。
だが、そんな恐れすら感じないのが白チームの特徴でもある。全員、死亡ゼロ回。攻略組脱落者ゼロ。全員、チーム結成の初期メンバー。これは他のチームにない特色である。そう、それが白という色を持つチームだった。
「ジャンヌ、お前の攻撃が効いたのか知らんが、また頭が一つ増えたぞ」
首が一つ増えたとも言う。
「それではヒュドラではありませんね。ヒュドラの頭の数は確か9つ。記憶に間違いがなければですが」
「いや、あれには色々な説があった筈だ。9つは断定出来ないだろうし、そもそもあれがヒュドラかも不明だ。いや、そんなことはどうでもいいな」
「また、考えるのが面倒になりましたか?」
「それを言うなら私よりも考えるより敵を多く斬り刻む方が得意な連中を私は沢山知っているのだが」
ジャンヌはクスッと笑った。
「ええ、そうでした」
その背後にはガスマスクをつけた白のメンバー達が各々の好きな武器を構えていた。どれも物騒な武器で、ジャンヌも本当の武器に持ち替える。それは弓矢ではなく、頭を潰すのに最高に適した武器、巨大なハンマー。
ジュリーも仕込み刀をステッキにおさめ、自分も本当の武器に持ち替える。それはまるで死神が持つような黒い鎌だった。
「やはり首をザッとやるのが一番」
「あら、何を言ってるんですかリーダーは。頭をぐちゃぐちゃに潰すのが一番最高ですよ」
その後ろでは棘つきのメイスを構えた者や火炎放射器、その他様々。
「それじゃ、誰が一番最高にあいつを殺せたか勝負だ」
「いいんですか? 私が勝つかもしれませんよ」
「ふん、そう言う無駄口はいらん。結果で示せ。では各自適当に」
ジュリーの合図で本当に全員がバラバラに行動を始めた。
これが本当にチームなのか? そう疑ってしまう程に、皆が皆自分勝手に暴れ始めた。いや、これが白の本性なのだろう。それは、ガスマスクに隠れた狂気の目がそう物語っている。
詠唱完了。
ブルーチームの魔法使いが遂に出て来たということは、決着をつけにきている証だ。ド派手な演出が魅力的な魔法は剣や弓矢と違い全体攻撃も可能。巨大モンスターであれば広範囲にダメージを与えられる一方でMP管理が重要になってくる。スキル発動よりMPを大量に消費する魔法は、MPの枯渇は回復魔法に回す余力を失う為、攻撃魔法は最小限に魔法使いは後衛で前衛の回復に回る傾向があるが、敵の体力が減った状況を見て、前衛に出て攻撃に回ることで敵に反撃をさせない目的がある。
だが、それよりも効果的だったのはジュリーのスキル効果だろう。普通のモンスターであればジュリーの斬撃は必殺もの。治癒が不可能で流血を止めることが出来ない時点で対策のしようがなく、一撃で仕留めなくても後は勝手に死ぬのだから必殺相当に値する。大型モンスターやエリアボスの場合はそれでも中々死なない為、更に別の攻撃が必要だ。
「あともう少しだ!」
攻略組プレイヤーの披露は極寒のフィールドではより体力を奪う。早く終わらせたい思いと、ようやく終わるという両方の気持ちがプレイヤーの感情を高めた。
と、そこへ突如天候が悪化し一気に視界最悪の吹雪が吹き荒れ始めた。
「ちくしょう! あと少しってところで吹雪なんていらねぇよ」
誰かが文句を垂れた直後、蛇の移動が止まった。蛇が死んだわけではない。蛇の頭が徐々に持ち上がり、口を開き出した。
「何かやる気だぞ」
特殊モンスターやエリアボスにありがちな追い詰められた時に見せる行動。ドラゴンであれば空へと逃げ、モグラ野郎であればより凶暴性を増し、敵によって何をしてくるのかは分からない。特に初見である以上前衛は一旦後ろに下がり警戒する。
視界が悪い中、うっすらと吹雪の中見えるその巨大な頭はボヤけて見えるのか、二重、三重に見える。
「なんかおかしいぞ」
そう仲間が言った。
「おい、頭が増えていないか?」
三重に見えた残像は、残像ではなく、首の数が一つから3つに増えていた。そして、最終的に3つは更に分裂し、9つへと変化した。
それはつまり、第二形態。
ヒュドラ、もしくはヒュドラーを連想させるその姿は開いた口から紫色の霧、毒をブレスし始めた。
「全員ガスマスク用意! 無い者は撤退せよ」
無論、ガスマスクの必要性を事前に知っていた者はいない。全員が初見であり、このフィールドモンスターで毒を使うモンスターは全くと言っていい程に出現しない。念の為の解毒剤というアイテムを用心の為に持っているだけで、毒ブレスを防ぐものではない。
その場にいたブルーチームの魔法使いはさっきの攻撃魔法でMPの残量は乏しい。状態異常回復と回復魔法を他のプレイヤーにかけているうちにMPは枯渇する。そうなれば転移アイテムで撤退する他ない。
次々とプレイヤーがその場から姿を消していく中、白のチームだけは全員ガスマスクを着用していた。
それは白チームがボスの事前情報を何らかの方法で知っていたとかではない。単純に、白チームはこのエリアにいる雑魚モンスターを銃声などの音が響く武器を使用せず、毒で敵を処理するつもりで自らを防護する為に用意していたに過ぎなかった。だが、ガスマスクを全員着用したチームを他のチームのメンバーはどのように見えたかと言えば、それはもう不気味としか言いようがない。
「もう命も残り僅かだと言うのに、まだこれだけの抵抗が出来るんですね。少し、燃えちゃうじゃないですか」
ジャンヌはそう言って弓矢を引き、黒い矢を思いっきり放った。スキルが発動し、光速で飛んだその矢はまるで光の矢のごとく、蛇の目玉を貫いた。
ジャンヌのもう一つのスキル〈視界良好〉はジャンヌにだけ霧や吹雪、暗闇といった状況でも問題なく敵を視認出来ることだ。
狙撃タイプのプレイヤーは大抵命中率アップを強化しがちにある。例え弓矢や銃がド素人でもシステムが手助けしてくれる。それが〈命中率アップ〉である。故に、ゲームと現実は当然ながら結果は異なる。
リアルに再現するだけでリアルを追求しているわけではない。
プレイヤーがドラゴン相手に生き延び勝利出来たのもシステムのおかげと言っていい。プレイヤーはシステムによって生かされている。だから、この世界に現実のような死は存在しない。ペナルティを受けた上で復活する。プレイヤーは復活する意思さえあれば、何度でも復活し再スタートが可能だ。ゲーム世界でのプレイヤーの死後も、プレイヤーとしての意識は存在し、再スタートボタンを押すだけだ。
魂とは意識であり、ゲーム世界でのプレイヤーという仮想の肉体はいくら滅びようとも、モンスターに食われようと、背後からプレイヤーに撃たれ殺されようとも、死んだのはただの肉体に過ぎない。そして、魂に死は存在しない。再スタートボタンを押さなければ肉体は滅んだままで、その表示が永遠に続くだけだ。その間も、再スタートボタンはいつでも押せる状態にあり、意識はいつでも選択可能状態が続くだけだ。
これほど死を実感しないものはない。もし、死を実感出来るのなら、全員ドラゴンや蛇と戦うことを放棄しただろう。
なのに、死を最小限におさえたがるのはレベルが下がるというペナルティがついてくるからだろう。プレイヤーの戦闘力が下がるということは最悪、最前線の攻略組にいられなくなるかもしれないからだ。
だが、そんな恐れすら感じないのが白チームの特徴でもある。全員、死亡ゼロ回。攻略組脱落者ゼロ。全員、チーム結成の初期メンバー。これは他のチームにない特色である。そう、それが白という色を持つチームだった。
「ジャンヌ、お前の攻撃が効いたのか知らんが、また頭が一つ増えたぞ」
首が一つ増えたとも言う。
「それではヒュドラではありませんね。ヒュドラの頭の数は確か9つ。記憶に間違いがなければですが」
「いや、あれには色々な説があった筈だ。9つは断定出来ないだろうし、そもそもあれがヒュドラかも不明だ。いや、そんなことはどうでもいいな」
「また、考えるのが面倒になりましたか?」
「それを言うなら私よりも考えるより敵を多く斬り刻む方が得意な連中を私は沢山知っているのだが」
ジャンヌはクスッと笑った。
「ええ、そうでした」
その背後にはガスマスクをつけた白のメンバー達が各々の好きな武器を構えていた。どれも物騒な武器で、ジャンヌも本当の武器に持ち替える。それは弓矢ではなく、頭を潰すのに最高に適した武器、巨大なハンマー。
ジュリーも仕込み刀をステッキにおさめ、自分も本当の武器に持ち替える。それはまるで死神が持つような黒い鎌だった。
「やはり首をザッとやるのが一番」
「あら、何を言ってるんですかリーダーは。頭をぐちゃぐちゃに潰すのが一番最高ですよ」
その後ろでは棘つきのメイスを構えた者や火炎放射器、その他様々。
「それじゃ、誰が一番最高にあいつを殺せたか勝負だ」
「いいんですか? 私が勝つかもしれませんよ」
「ふん、そう言う無駄口はいらん。結果で示せ。では各自適当に」
ジュリーの合図で本当に全員がバラバラに行動を始めた。
これが本当にチームなのか? そう疑ってしまう程に、皆が皆自分勝手に暴れ始めた。いや、これが白の本性なのだろう。それは、ガスマスクに隠れた狂気の目がそう物語っている。
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