異世界で『殺し屋』

アズ

文字の大きさ
4 / 10
第一章

04 慢心

しおりを挟む
 サヤカはベッドの中で、不思議な夢体験をした。それは、ガルシアの追体験だった。それは、ガルシアの少年期から遡る。当然、サヤカの知らないことだ。



◇◆◇◆◇



 酒に溺れた父親が大嫌いだった少年ガルシアは自分は真面目に生きようと学校にもいき、卒業後は製造業に就職までした。その時には両親は離婚しており、父親は金が無くなると路上生活者となっていた。どうせ稼いでもその金は酒で消えるのだから。どうしようもない大人。そんな父の背中に軽蔑し、自分は決してそうはならないと胸に刻みコツコツと働いた。しかし、その会社は不況により倒産。職を失ったガルシアは次の就職先を探す為に職業安定所へと向かうも、そこで目にしたのはほぼ似た理由で職を探しにきた人達の長蛇の列だった。その頃はどこも不況で厳しく、失業率が上がり社会問題化していた。一方でそういった状況もあってか闇バイトに手を染める者も多発していた。だが、そうでもしなければ路上生活者となってしまう。ガルシアはなんとか安い仕事を幾つも掛け持ちしながら、ほぼ毎日職業安定所へと向かった。だが、一ヶ月したあたりで職員から「あなたは仕事をされているので優先順位は後になります」と説明され、ガルシアはそれに激昂し職員を思わず投げ飛ばしてしまう。そこで他の職員に取り押さえられ冷静になったガルシアは、職員が鼻から血を流しているのを見て自分のしでかした過ちに気づく。彼の怒りは彼をどん底に叩き落した。彼は逮捕され実刑は免れたものの、世の中は罪を犯した彼を受け入れる寛容さはなかった。罰を受けようが受けまいが罪が彼から消えることはない。そう悟った彼は闇バイトに手を染めた。最初は遺体を運び埋める仕事だった。重労働だったが一回だけでバイト掛け持ち一ヶ月の10倍は貰えた。だが、毎回依頼があるわけではない。それに闇バイトにも高額報酬にはそれなりの倍率があって、毎回自分が選ばれるわけでもなかった。底辺だと見下していた連中でさえ競争に負けたのだ。自分が心底嫌になり、何度自分を傷つけたか。それでも、殴り飛ばした職員の傷より傷を増やそうとも、ガルシアの人生は更に過ちへとズルズル引きずられていった。理性では闇バイトにもリスクはつきもので、いつかは抜け出したいと考えていた。頭の中ではいずれ真っ当な仕事を手にする為に店を持つ。闇バイトはその資金にするつもりだった。だが、ある時にその闇バイトでしくじってしまい逮捕されたガルシアは遂に実刑判決が下された。服役中、まだ路上生活者の方がマシだったとガルシアは気づく。
 出所後の元受刑者には国からの支援があることを知ったのは服役中のことだった。そこで募集があった貿易会社に就職することになる。だが、その貿易船には違法な物が一緒に積まれてあった。貿易会社はガルシアの闇バイトをよく知っており、その大元はこの貿易会社の大元と同じ組織だった。全てを悟ったガルシアは自分が抜け出せるという認識がいかに甘かったかを思い知らされた。
 ガルシアが船を任される程に出世した頃、行方知らずだった父親が路上で凍死したのを裏社会の噂から耳にした。解剖の結果、父親は末期癌を患っていたのを初めて聞かされた。父は自分の病気を知って生きるのをやめたのだ。働くことを辞め、投げ出し、酒で夢を見て、そのまま深い眠りについたのだった。
 家には治療費を支払える余裕はなかった。父親が選択したのは、自分の命ではなく家を出ていくことだった。
 ガルシアは再び仕事でしくじり、船を沈没させ少なくとも証拠隠滅し船とともに自分も心中するつもりだった。大量の爆弾を起動させ、爆発を起こした。炎上する船。その時、彼は顔に火傷を負った。残念ながら彼はそこで死ぬことはなかった。救助され、警察から司法取引の誘いを受けた。喋れば、それは組織を裏切る行為。最も許されない掟だが、彼はそれを破り最後は良心に賭けた。
 どうせうまくいかない人生。ならば、最後は良いことをして死のう。
 彼はホテルで突然現れた少女を見て、悟った。組織は死神を派遣し、自分は殺されるのだと。
 結局、最後まで彼は不運にもうまくいくことはなかった。



◇◆◇◆◇



「殺した人間の過去を体験した?」
 夢で見た話をコナーズに説明したら、彼はお茶を飲みながら興味深そうにそう聞き直してきた。
「そう」
「また、新しい力が発現したか」
「まだ、コントロール出来ない」
「私に言われても分からない。だが、コントロール出来なければいちいち殺した人間の過去を体験するハメになるぞ。そうなったら精神も無事では済まなくなる」
「分かっている」
「コントロール出来るまで仕事はしない方がいい」
「そうしたいけど、あの人にそう言ったら素直に納得してくれると思う?」
「さぁな」
 タロン・ミケルセンが新たな住まいとして与えられた隠れ家は、私達にとってここが新たな拠点となる。組織が運営する一般のレストランの厨房から地下へ向かう扉があり、扉を開けて直ぐの階段を降りたフロアが全て私達の住まいになる。毎食、レストランのまかないが食べられ、店の酒も自由に飲める。別々の寝室に共有リビング、シャワーにトイレといった生活環境はほぼ整っている。更に武器の保管庫や札束の入った金庫、トレーニング器具まで揃っていた。外に出る時は厨房から裏口の扉から出入りする。
 決まりは幾つかある。部屋にある電話には出ること。留守にする時は必ず報告すること。掟は言うまでもないだろう。
 そして、部屋にある電話が鳴ったらそれが意味するのは
 ジリジリジリ。
「残念、仕事」
 サヤカはそう言うと、コナーズは彼女のかわりに電話に出る。
「もしもし」
「私だ。今、来れるか?」
 来れるかは来いという意味だ。コナーズはこの世界にだんだんと慣れようとしていた。
「今向かう」
 電話を切り、コナーズはサヤカに「呼び出しだ」と伝え、二人は出掛ける支度をした。



◇◆◇◆◇



 ミケルセンの邸宅にたどり着くと、彼は書斎で新聞を読みながらお茶をしていた。
「新聞は読んでいるか教授?」
「私は死人同然だ。そう認識してからは新聞は読んでいない」
「勿体ないな。大統領選はいよいよ終盤だ。接戦だがノーブルが今のところ僅かにリードしている。だが、選挙は最後まで何が起こるか分からないものだ。特にこの接戦ではな。相手は中々に手強い」
 そう言って新聞を目の前の机に置くと、彼は背もたれに寄りかかった。そして、タバコを吸い始めた。
「今日呼び出したのは次のターゲットが決まったからだ。名はフレッチャーという男だ。中々の大物だ。海を渡った先のマフィアのボスで、勢力拡大をはかろうとして昨日この国に入国してきた。実は武器の密輸先は奴らの国で正直フレッチャーは俺達のビジネスにとっては邪魔な存在なんだ。だから、入国している今を狙って欲しい。期間は奴がこの国に滞在中の間だ」
「そんな大物を消して良いのか?」
「大抵、頭が消えても新たな頭が生まれるだけだが、フレッチャーの後任は決まっていない。奴が後継者を指名していないからだ。当然、組織内で争いが起きる。その状況を俺達は利用する。ただ、問題が一つだけある」
「問題?」
「ああ。フレッチャーも俺がやったように能力者を仲間にして、自分のガードマンをやらせている。情報によれば白髪に青い瞳の女らしい。そいつは突然現れては突然消える。どこに現れるか分からない神出鬼没。まるでお前みたいだな」
「まさか、サヤカと同じ能力か?」
「いや、情報屋によると移動系じゃないかって話しだ。瞬間移動とかじゃないのか」
「そんな奴とどう戦えと」
「標的を見つけたら時間を止めればいい。そしたら、瞬間移動女もその間は止まっているだろ。相手からしてもサヤカの能力は瞬間移動と変わらんだろう。能力差では負けることはない筈だ」
「本当にそれだけだろうか」
「どういう意味だ?」
「サヤカは徐々に能力の範囲を広げている。さっきも殺した相手からその人物の過去が見えたそうだ。もし、相手も能力が成長するなら、それ以外の事が出来るかもしれない」
「悪いが情報はそれだけだ。あとはなんとかしろ。言っとくが失敗は許されない。俺達にとってこれは絶好のチャンスだ。失敗すればもうチャンスはないと思え」
 勿論、断ることは出来ないだろう。コナーズは当たり前のように「分かった」と返事をするだけだ。




◇◆◇◆◇



「今回のターゲットは前回より簡単にはいかないぞ。どうするつもりだ?」
「出たとこ勝負」
「まさか!? 対策も無しに突っ込む気か?」
「そうだけど。何かあるわけ?」
「タロン・ミケルセンはターゲット見つけ次第時間を止めてターゲット殺害後にそのまま逃げるという提案だったが?」
「どっちにしろその瞬間移動女は私の敵じゃない」
「君、いつからそんなふうになったんだ。自分の力に慢心してるんじゃないのか? だが、それが命取りになる場合だってあるんだ。単純な瞬間移動とは思わない方がいいと思うが」
「だとしても、時間はそんなにない。瞬間移動女とターゲットが一緒に逃げられたらもう追えない。ターゲットを見つけたらもう任務スタートよ」
「……分かった。気をつけろよ」
「分かってる」



◇◆◇◆◇



 私は教授がまだ殺しに乗り気でないのは流石に気づく。だが、仕方ないじゃない。私にはそれしか生きるすべがこの世界にはないのだから。ガルシアは普通の暮らしを求めていた。そういう生き方を持っていた彼が結局成し遂げられず死んだ。私のせいだけど。でも、私じゃなくても誰かが彼を殺していた。それが今度は自分になるか。能力で国外に逃げるか、もしくはこの能力を人の為に、ヒーローのように活躍していけば世間は私を受け入れるだろうか。そしたら私は躊躇なくタロン・ミケルセンを殺そう。だが、実際は政府は私の命を狙っている。危険かどうか関わらず。そして、大抵この世がそうだと分かればどこへ行こうと変わらない。まだ、協力的な教授に会えただけマシだ。
 ……私は教授に嫌われるべきじゃないかもね。
 だが、今はそれより任務だ。
 タロン・ミケルセンの話しによれば彼は首都にいるらしい。彼の組織のメンバーは元々は国の為に働いていた兵士で戦争が終わり無職になって彷徨った連中をフレッチャーが引き入れた。その為に戦力は高く地元警察では歯が立たない上に能力者を加え、この勢いに国外まで拡大しようという魂胆になったのだろう。その阻止が今回のミッションになる。フレッチャーの噂を耳にしている裏社会は彼の誘いを恐らくは断われないだろう。特にフレッチャー自ら出向いている以上、直接の誘いを断ればその場で処刑。見せしめにその遺体を晒す残酷な一面もあるとミケルセンは言っていた。死んで当然の男だし、そいつを殺したからといって涙が出るわけでもないだろうが、問題は彼を殺した後も、ガルシアを殺した時のように彼の残酷非道を体験するんじゃなかろうか。なんとかしてコントロールできるすべを見つけなければ。



◇◆◇◆◇



 移動は鉄道を使った。丸一日かけ喧騒な首都に到着し、高い建物が聳え立つ中で一際高いタワーへと向かった。なんでも、国の建築技術を示す為にも国一番の高い建物を国の予算で建築するプロジェクトが行われたのだ。しかし、予算不足で実のところその建物はまだ未完成のままで、そのまま長期間放置されていた。実は何度か再開しようとクラウドファンディングが行われたりしたが、思った以上に集まらなくて結局頓挫したままになって今では廃墟と化していた。立ち入り禁止の看板と柵があるが、建物には既に落書きがされてあった。
「教授、この建物に名前はあるの?」
「完成後に名前を募集する予定だったが結局叶わなかったから名も無い」
「名も無いか……なら『バベルの塔』と命名しよう」
「バベルの塔?」
「私の世界の言葉。その塔も完成することはなかったから。しかし、こんな廃墟にいったい幾ら税金を無駄にしたんだろうね」
「さぁ……皆覚えていないんじゃないか」
「そんなものか」
「この建物が建設中はそれどころじゃなかったからね。昔は仲間意識があってマフィアにも仲間が一致団結して抗ったものだけど、その当時からそれも失われた。政治家や警察の汚職や不況やらが顕になってからはこの国の行く末はどんどん暗闇になっていった。ある者は国外へ行き、ある者は裏社会を築いた。路上生活者が襲われる事件が多発したのもその頃だ」
「バラバラね」
「ああ、そうだ。その通りだ」
「この廃墟でそのフレッチャーは入っていくのが最後の目撃情報であってる?」
「そうだ。だが、妙だと思わないか?」
「当たり前に罠だね」
「気づかれたのか?」
「そもそもフレッチャーはタロン・ミケルセンに狙われているのを承知でこの国に入国したんでしょ。だとしたら、フレッチャーが何も考えていない筈がない」
「どうする?」
「行くよ。教授はそこにいて」
「分かった」



◇◆◇◆◇



 私にとって教授を失うのは痛手だ。通訳無しにはやっていけない。
 また、孤立した私は自分が名付けた『バベルの塔』へと入っていく。
 建物は螺旋階段があるだけで、それ以外に上に行く手段はない。
 成る程、上から撃ちまくれば登る奴は格好の餌食というわけか。それに、妙に臭う。ガスか? 現れたら火を放つのか? そしたら上の人間も助からないだろうに。それとも、脱出用にパラシュートでも用意があるのだろうか。どちらにせよ関係ない。時はゆっくり流れ、それは止まる。
 サヤカは階段を登っていき、標的を探す。だが、階段の途中に部下の姿もない。
 何だ、妙だ…… 。
 どんどん階段を登っていく。そして、最上階に上がった頃、そこにターゲットはおろか部下の姿すらない。
「あれ?」
 情報の間違いか?
 時間の流れをサヤカは戻した。
 その直後、銃声が響いた。背後からサヤカの右肩が撃たれた。痛みでサヤカは銃を落とした。
 直ぐに時間を止める。
 これより高い建物はない。だとしたら狙撃はあり得ない。
 振り返ると、身を隠していた兵士が銃口をサヤカに向けていた。こいつが撃ったんだ。
 思わず教授の忠告をここで思い出す。
「慢心……か」
 右手ではもう撃てない。左手で銃を持ち、その敵の額に銃口をつけると、サヤカは引き金を引いた。
「利き手でなくてもゼロ距離ならハズさないから」
 そう言って、他に潜んでいないか辺りを探る。
 しかし、敵はさっき殺した男一人だった。
 何だ、この違和感は。とにかく失敗だ。ターゲットはここにはいない。
 サヤカは螺旋階段を降りて下にいる教授と合流した。
 その時、サヤカは一旦時間の流れを戻す。
「コナーズ教授、失敗した」
「何!?」
「ターゲットはいない」
「情報が間違っていたのか?」
 情報が間違っていたというより……むしろ利用されたような……いや、そうだ。
「ガセだ。情報屋が裏切った」
 刹那、背中に違和感を感じた。いや、待って。刹那というより、いつからだ?
 サヤカはゆっくり振り返る。そこには白髪に青い瞳の女がサヤカを背中から刃物で突き刺していた。
「瞬間移動……」
「正解」
「私が引き返して教授と合流するのを最初から……」



 ポツポツと雨が振り始めた。それは徐々に強まり、血は流れていく。サヤカが再び時間停止をした時、既に彼女の姿はいなくなっていた。止まった雨粒だけで、辺りを見渡してもいる筈もなく。
「クソっ……」
 時間切れとなり、雨粒が落ちると同時にサヤカは崩れ落ちた。
「おい、大丈夫か!?」
「慢心……してたわ……」
 サヤカはそう言い残し意識を失った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

竜華族の愛に囚われて

澤谷弥(さわたに わたる)
キャラ文芸
近代化が進む中、竜華族が竜結界を築き魑魅魍魎から守る世界。 五芒星の中心に朝廷を据え、木竜、火竜、土竜、金竜、水竜という五柱が結界を維持し続けている。 これらの竜を世話する役割を担う一族が竜華族である。 赤沼泉美は、異能を持たない竜華族であるため、赤沼伯爵家で虐げられ、女中以下の生活を送っていた。 新月の夜、異能の暴走で苦しむ姉、百合を助けるため、母、雅代の命令で月光草を求めて竜尾山に入ったが、魔魅に襲われ絶体絶命。しかし、火宮公爵子息の臣哉に救われた。 そんな泉美が気になる臣哉は、彼女の出自について調べ始めるのだが――。 ※某サイトの短編コン用に書いたやつ。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

処理中です...