深海

アズ

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「誰がいなくなった?」


 朝、俺達の間で早速その話題から始まる。
 水上住宅に住んでる俺達からしてみたら行き場なんてない筈なのにだ。
 俺達の暮らしと言えば朝から夕方まで魚を釣って、それを食べる。毎日が魚。たまに、大きな島から船がやってきて、珍しい食べ物を貰って食べることがある。その中にとても甘い果実がある。尻みたいな形や真っ赤で綺麗なものとか、果実にも色々あるが、それは大きな島でしか採れないものらしい。歯のない年寄りでも食べれるし、子どもには擦り潰してジュースにして飲ませたりする。俺達はその大きな島へは行けない。親だって親友だって族長だって島に踏み入れたことがない。しきたりとかで、俺達は水上で暮らし大きな島へは決して足を踏み入れない。その島からやってくる人達の船は大きな帆船でいつも羨ましく思う。自分も、あんな大きな船に乗ってみたいと思うけど、大人達はそれを許さない。理由を訊いても決まって口々にしきたりとしか答えない。しきたりは規律を守るだけじゃない。水の神が我々を守ってくださる限り自分達はその信仰に従う必要があるというんだ。でも、誰も神を見たことがない。水の神だって言うんだから深海にいるんじゃないかと思うんだけど、一番長く潜っていられる族長の息子でも底までは行けないんだそうだ。誰も海の底を見たことがないらしい。あの大きな島からやってくる人達に訊いたら分かるんじゃないかと思うんだが、あの人達と接触して話しが出来るのは大人達だけだ。その船は決まって夜中のうちにはまたあの島へと戻ってしまうんだ。あの大きな船が来た後日、だいたい誰かがいなくなっている。きっと、あの船の人達が俺達の誰かを拐ってるに違いないと皆噂していた。特に問題を起こした人や悪い子はだいたい次の日には消えていた。大人達は水神様に深海へと連れて行かれたんだと言うんだ。誰も見たことがない筈なのに自信満々にそう語るのだ。だから、悪いことはしないように教育をする。まるで、言うことを聞かない不都合な人が偶然いなくなったと言わんばかりに。これは抑止力だと賢かった俺の兄も消えていなくなっていた。それなのに両親は動揺する様子もなくいたって冷静だった。俺の前ではそう装っているのかとも考えた。自分の両親を疑うのは気持ちのいいことではないからだ。でも、これだとまるでいなくなることが既に予定として決まっているかのような感じがした。その半年後、母は妊娠した。父は嬉しがって喜んでいたが、俺には兄のかわりにその子が生まれてくる、そんな不気味さを感じでいた。そっからだ、大人達は嘘ばかりで何が、どこからが本当なのかが分からない。俺も嘘をつくけど、大人達程複雑な嘘ではない。
 昨日、大きな島からやって来た赤で目立つ立派な帆船が夜のうちに去っていった。だから、俺達は誰がいなくなったのか自分達の中で点呼をとる。それから自分達の家族や身近な人達の異変を自己申告する。だが、今回はそういったこどがなかった。それに皆安堵した。必ずいなくなるわけではない。でも、いつ消えるか分からない恐怖は感じていた。
 果たし消えていった人達はその後どうなってしまったのだろうか?
 俺が知る限りでは100人以上は消えている。もっと遡ればそれ以上になるかもしれない。
 俺達の間でいなくなった人達がどこへ消えてどうなったのか話しになることがある。大抵、こき使われているか、死んでいるか、そんな話しばかりだ。でも、親も族長も知らない大きな島に上陸出来るなら、少しは羨ましいとも思う。そこでは見たことがないものに溢れていて、美味しいものが揃っている。美味しい果実を毎日食べられる。楽しいところかもしれない。あんな大きな船を持っているんだから、俺の知らない世界があの島にはありそうだ。そういった興味はあった。勿論、死ぬのは嫌だけど。
「今日は誰も消えていないようだな」
 そう言ったのは俺と同い年の12歳、ケビンだ。族長の孫で日焼けした上半身裸に肩から胸には熊のタトゥーが彫られてある。タトゥーは狩りをする人にだけ入れることが認められていて、彼の父親の下で見習いをし、誕生日の日に試験に合格し最年少でそのタトゥーを入れた。今では俺達の中でリーダー的存在になっている。でも、俺の中では息子だからと父親が甘くみて合格させたんじゃかいかと疑う心があった。最年少という異例がまさにその理由だが、そうすることで息子がいずれ族長となるべく道を父親が作ったようにも見て取れるからだ。勿論、証拠はない。父親の他にも試験を見守っていた大人達がいたのだから、証言はその人達からでもとれる。だが、その大人達も父親の狩り仲間だった。その時点で証言としては信用出来るのかと思ってしまう。無論、思っていても口にしない。族長の孫の悪口でも言って更に族長の長男を疑うようなことを口にでもすれば、今度は自分が消えるかもしれないからだ。そして、きっと周りは族長の孫が族長を目指すことに異論が言えない空気に大人達も負けるのだ。
 ケビンのタトゥーの目が鋭く俺を睨んだ。そんな気がする。俺は「ケビンが目を光らせてくれているおかげだよ」と彼を褒め称えた。ケビンは笑顔になって「だろ」と言ったので俺も作り笑いをして答えようとした直後に俺の腹深くにケビンの拳が入った。俺は腹を抱えながらその場に倒れ込んだ。そんな俺の体にはタトゥーはない。細い上半身をケビンの足がそれを踏みつけた。
「お前、俺に気に入ってもらいたかったら口だけじゃなくて心から俺を羨めよ」
 そう言って掌を差し出した。
「ほら、金。感謝してるんだろ? なら、金よこせよ」
「ケ、ケビン君……許してよ。昨日あげたので全部なんだ」
「なんだよ、俺の銀行のくせに引き出し拒否か? なら、無理矢理にでも引き出させてやるよ」
「金庫は空だからそんなことしたって無理だよ」
「金庫って」とケビンが笑うと、俺も笑った。ケビンはそれに腹が立って何度も蹴りを入れた。
「おい、みんな。手伝ってよ。こいつから現金引き出す為に穴開けるからよ」
「や、やめて……」
 だが、抵抗は虚しく俺はズボンを失い、海の上でパンツがプカプカ浮いていた。
 皆に笑われ、皆に蹴られ踏まれ、女の子からは笑われ、最後にケビンは「お前が消えなくて良かったよ。お前みたいな最高な玩具なんてないからよ」と言った。
 俺はどう反応したらいいのか分からず笑顔になって「ケビン君にそう言ってもらえると嬉しいよ」と言った。
 ケビンはそれにゾッとした。体中痣だらけになってもこいつは泣かず、いつも笑って見せるのだ。それを不気味に思わない筈がない。あんなの嘘に決まっている。お前が一番消えて欲しいのに、お前は消えずに俺の前に現れる。何故こんな目に合っているのに、毎回自分から俺の前に現れるのか分からなかった。
 全裸の同い年が傷だらけの体を起こし、隠すこともせず立ち上がった。
「皆無事で良かった。本当に」
 勿論、口ではそう言ったけど、本当のところはこいつら全員早く死ねと思っている。顔は可愛いのに心がブスな女が俺と同じ目に合ったらどんな反応をするのだろうか。怯えた顔でただ泣きながら懇願するか、俺みたいに少しでも気に入られる努力をするのか……彼女はどっちだろうか。俺は熟考する。
「こっち見んなよ」
 目線に感じた彼女は目線でそう訴えた。俺はそんな彼女の体を想像した。それに気づいた彼女は身震いを起こし顔を青ざめると、その場で膝をつき海に向かって嘔吐を始めた。その子の友達が彼女の背中を擦ってやる。
 天然パーマの俺は自分の頭が気に入らなかった。周りから虐められることも。どうしてそんな酷いことをするのか。俺は君達に暴力も振るったことはないし、暴言も罵ったこともないし、至って無害だと言うのに何がそう拒絶反応を起こされるのか。
 ケビンが俺の下半身を蹴り上げた。
「死にやがれ」
 俺は悶絶した。
 それから数週間の間にケビンはいなくなった。




 族長の孫がいなくなったことで、行方不明事件で分かったことは族長はその件に関与していないということだ。だからといって信仰心を持たない俺はケビンが水の神に深海へと連れ去られたとは思っていない。ケビンがいなくなって俺はもう彼から虐められることもないと分かるとホっとした部分と、今まで俺を無視せず反応してくれた唯一の彼を失った残念な部分と複雑に入り混じったカオスの感情がぐるぐると回り、ケビンのことを思い出しては脳内で彼を創造し対話して寂しさを誤魔化した。その中の彼は最初は相変わらず虐めてくるのだが、次第に彼は俺との誤解が晴れて暫くして仲直りする。ケビンは俺に優しく語る。皆、俺がしたようにお前のことを誤解していると話す。俺はケビンにどうしたらいいのか質問する。するとケビンは答えるので俺はケビンを失って悲しんでる皆の前に現れてまずは笑顔で「やぁ」と挨拶してから「ケビンはいなくなっちゃったから新しいリーダーが必要だと思うんだよね」と話し始め打ち合わせ通りに皆に提案する。
「俺なんかどう?」
 皆、は? って呆然していて俺は笑ってもう一度「だからケビンの代わりが必要でしょ? で、俺でもいいかな」と提案した。
「いやいやなんであんたなの」と女が言ったので俺は彼女のことを頭の世界にも作り出し俺とケビンで前と後ろで説得を始める。少女は今日も嘔吐をした。
「君、悪いもん食べたんじゃない?」とリーダーらしく心配してみた。
「魚ばかりじゃ駄目だよね。たまには肉も必要だと思うんだ」
「何言ってるの? 肉は駄目でしょ」と、嘔吐する彼女の背中を擦っている友達が言った。
「それじゃ鯨」
「それも駄目に決まってるじゃない」
「嫌いとかアレルギー?」
「そうじゃなくて」
「なら、いいんじゃない。肉も鯨も。美味しいよ」
「あんた……まさか、食べたの?」
 俺は頷いた。
「うん。美味かった」
「あんたが……」
「ん?」
「あんたが消えれば良かったんだよ。ケビンじゃなくてさ!」
「たかが鯨を食っただけで消えろとか嫌われなきゃいけないの? 大きな島の人達は虫を食べるとか噂があるけど、美味しい果実があるならそれ食べればいいのに、本当におかしいよね」
「あんたにはゴキブリがお似合いだよ」
「酷いこと言うんだね」
 次の週、ゴキブリ食えと言った女が消えた。お前が食えよって思うけど、その本人は消えちゃったからもう言えないや。代わりに頭の中でその子を創造してゴキブリを腹一杯に食わせてあげる。口の中でカサカサとゴキブリ達が動いてるんだ。




「二人も消えちゃったけど、リーダー不在のままはまずいと思うんだよね。だから、そろそろリーダー決めないかな? もし、俺じゃ駄目なら他の子でもいいだよ」
「いや、あなたでいいよ」
 よく嘔吐する女の子がそう言って皆もうんうんと頷いた。初めて皆のリーダーになれた。やっぱりリーダーは憧れるよね。皆はリーダーを自分達の上に置くから気持ちがいい。
「それじゃリーダーは俺ってことで」
 皆が拍手をしてくれた。
 そこへ孫を失った族長が現れた。族長は白髪で顔にはシワがあったが、まだ足腰はしっかりしていた。
「族長……どうかされましたか?」
「頼むから何もせんでくれ」
「え?」
「皆、お前のことを恐れている」
「族長、何のことか分かりませんが、行方不明に関しては俺は何も関係ありませんよ。だって、行方不明者は俺が生まれる前からもあったって話しじゃないですか」
「行方不明に君が関係しているとは思ってないない」
「なら、何故そんなことを?」
 しかし、族長は頭を下げてお願いするだけでそれ以外は何も言ってくれなかった。
 次の週、族長が行方不明になった。
 族長がいなくなったことはこれまでなかったことだ。それだけに皆に衝撃を与えた。
 族長が新たに決まるまではその息子、ケビンの父親が族長代理となった。でも、狩りの連中は間違いなく族長の息子を指名する筈だ。そいつは巨漢で背中に龍がいた。力も男達の中では一番あって迫力がある。頭は刈り上げていて俺はその人が密かに大きな島からやってきた船乗りと裏取引で肉や薬を貰っていたのを知っていた。だから、他の男達より筋肉もあって体も大きいんだ。ズルして族長になろうとしたケビンの親も結局ズルしてたわけだ。俺が言えたことじゃないけど。そんな俺に対してあの男の態度は露骨で、例えば此方が挨拶をしても無視するとか。ケビンが俺を嫌っていたようだから、父親もケビンから色々言われ俺を勝手に嫌っているんだろうと思っていたが、そんな男が族長が消えた後にやって来たというのはなんというか、偶然ではないんだろう。
「死ね」
 単純明快二文字で表現し終えるとナイフを抜き襲ってきた。俺は後退りして鋭利のナイフから避けた、つもりが目の前の男の最初の一歩で突き出したナイフと、二歩目の歩幅の距離が明らかに違って避ける間隔を読み間違え、俺はケビンの父親に左目をナイフでやられた。血が出て激痛が走り俺はその人に今すぐやめるよう懇願した。だが、目の前の男は全く聞く耳を持たず首を狙ってきた。殺気と狙い場所と狩りのリーダーという条件から俺は自分の死を予感した。
「死にたくない! まだ、死にたくない!」
「ふざけんな。息子と父を俺から奪っておいて」
「俺じゃないです! 聡明なあなたならそれに気づかない筈がない! あなたは単に二人も失ってその怒りの矛先を俺に向けているだけだ。だからといってあなたの怒りがおさまるわけではない。あなたはそうやって次々と人を殺していき、気づけば殺人鬼になるんだ」
 気づいたら俺はおかしくて笑っていた。だって、人を殺してしまう人って本当に自分の都合だけ考えて実行してしまうんだからどうしようもなく愚かだと思うんだ。そう思うと体だけデカくて頭の中が小さい男がどうしてもおかしくておかしくて笑ってしまうんだ。
 ああ、でもこのままだと俺この人に殺されて死んじゃうな。死んだらどうなるんだろ? 何も無いのかな。多分、そうなんだろう。
 ふと、俺の鼻が男から酒の臭いを感じとった。二人も失って酒に溺れ呑まれて勢いのままここまでやって来たんだろう。肉と鯨は駄目で酒と大麻はオッケーとかこの世界は本当に狂ってるよな。本当に笑っちゃうよ。いっそ色んな国の人が集まっていけないことを皆でしたらもしかすると幸せな世の中になるんじゃないのか。政治家同士で銃をぶっ放し殺し合い、肉と鯨を最後の晩餐で食べるんだ。それを市民が見て拍手をする。また、世界が平和になったって。多分、そんなことを本気で口にしたらまた嫌われちゃうんだろうな。でも、何も喋らなくても何でか勝手に嫌われて刃物を突きつけられ「死ね!」って言われるんだ。で、殺されて俺は死ぬと。死んだら何も無い。俺に怯えていた連中はホッとして、そこに平和を感じるんだろう。世の中、平和の価値観なんて実のところ皆それぞれ違っていて平和という簡単そうな意味ですら、価値観が統一されていない。俺達はその意味の違う言葉を使うことで誤認する。言葉は素晴らしい発明の一方で曖昧さが残る不完全なもので、そこに想像の余地が働いて小説という奥深さが生まれるんだけど、人同士だとぎくしゃくが生まれまた言葉に殺され殺して傍観者は仮面を外して普段見せない顔で色々口にする。その顔は俺とたいして変わらないくせに。
「なに笑ってるんだ、気持ち悪い」
 どうして拒絶するのか全く分からない。安心を求め人殺しをするくせにそんなこと言うなんて、自分は正気だと本気で思ってるのかこの男は? まさかね…… 。
 騒ぎを聞きつけ周りの男達は複数人で族長代理をおさえつけた。そのまま捕らえられ連行されていく。俺はまだ無事の右目でそれを見逃さなかった。
 その一週間後、その男が行方不明になった。
 そういった事が続いたせいか、次大きな島からやって来た船に探偵を名乗る恰幅のいい男と警察が乗船して現れた。
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