個人的意見

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 個人主義が広がりをみせる世の中で、独身貴族という言葉を羨ましく思うようになり、家庭に縛られない自由を求め、各々が束縛されない自分だけの時間を重要視するあまり、結婚という意識が薄れ、今では結婚が全てではないという言葉が当たり前のようになっている。
 確かに、結婚が全てではない。それは確認しておかなければならない。
 しかし、それが結果として人々は幸せへと向かったのだろうか?
 日本の幸福度は低いことは既に周知の事実だ。
 残念なことに、自由に各々が生きたいように生きれていないことになる。
 では、それは何故なのか?
 金か? 愛か?
 個人主義を突き進むにつれ、知らない間に己は他者との関わりに壁をつくり、その己を囲む壁、まさに箱の中に窮屈に閉じ込められ、その外から怯えながら生きているからだ。
 例えば、自分を囲む壁を越えて入ってくる、もしくは入ってこようとする人物には酷く警戒心を持つ。
 警戒心を解き放つには他者を外を理解する他ない。
 しかし、ほとんどは理解を選ばず、追い出すこと、排除を選択する。
 そして、己を守ろうと必死だ。
 まるで、人間に怯え威嚇する小動物のように。
 かと言って人懐っこければよいというわけではない。世の中には悪がいて、それを利用するやからがいるかだ。
 しかし、複数との他者に強く結束された人を悪は簡単には襲えない。何故なら、そこでは助け合いや、仲間が攻撃をされたら一緒に守るチームワークが存在するからだ。
 必要なことは己を囲っている壁をブレイクすることだ。他者との関係を強く結ぶことで、例えば会社との人間関係にも仲間意識が芽生える。
 残念ながら、仲間意識に欠けた人間関係は脆く、その職場環境は悪化してしまう。 
 問題は、その仲間を利用し独裁者が誕生することだ。つまり、仕切りやだ。自分はリーダーであり、自分の思い通りに従わせ、従わないものは村八分にし、虐めをし排除する。
 これでは問題解決とは言えない。


①己を囲む壁に近づくものを排除

②己の仲間をつくり、その周囲に壁をつくり、ちょっとした考えの違いや従わないものは排除


 ②の典型例は派閥だ。
 事例をあげると、とある職場や学校などの組織内ではaというグループとbというグループがある。aとbは基本仲が悪い。aのグループにbのグループのメンバーが出入りすることはない。
 aとbのどちらにも所属しない無派閥はaとbのどちらとも深い関係にはならず、距離をとる。
 これもまた人間関係が脆いと言える。例え、2つが衝突しなくても職場環境では新人がこれを見たら困惑するだろう。とんでもない職場に来てしまったと思うんじゃないのか。
 ②を放置することは基本的にいいことだとは思わない。②の壁も直ちにブレイクするべきだろう。そして、その役割は上司にある。
 でなければ重大なインシデントを引き起こすだろう。
 例えば②の状況が医療や保育や福祉に起きていたら、命を危険にさらされるのは患者や利用者なのだ。
 何を優先すべきかは明白だ。
 人間関係は意思疎通に直結する。
 例えば誰かがやってくれるだろうという安易で自分勝手は、ヒューマンエラーを引き起こす。
 お互いが意識しあい、これどうなった?と状況確認が互いにとれればヒューマンエラーは減少する。
 事故が起きてからでは遅いのだ。
 一つの職場で共通の目的意識を持ち、それがしっかりと共有され、一つにまとまり、馬鹿みたいな派閥争いや自己中心的や他人任せが無くなれば、よりよい職場環境、すなわち仲間意識が持てるようになる筈だ。
 ②の状況でなかったとしても、意思疎通が出来れば事故は防げるのだ。
 いくら何重にチェックを増やしても、それらが全て素通りしては意味がない。重要なのは数ではなく、一回のチェックで確実に防ぐことにある。それでも念の為に保険をかけておくわけだが、念頭は一回のチェックを確実に、だ。



 最後に、自由とは壁を破壊することだ。自分を解き放つことで、視界が広がり、そこには自由がある。
 自由いしに従って生きることも自由ではあるが、それは己しか見ていない。
 自由とは、共有することだ。
 何かを実現するのに、仲間がいれば、大きな実現へと向かっていく。
 自分一人では限界があり、それは小さいものだ。
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