女神様は異世界でめあわせたい!

能登原あめ

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サイズなんて関係ない! オレは幸せになる!※(過去限定)

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* ミニマムサイズのヒーローです。隠語注意です。男主人公と癒し系お姉さん。誰向けに書いたんだ? なあほエロです……。♡飛びます。
* 新春あほエロその1、正月限定公開(内容が少々アレなため)していたものです。GWなのでこれを機会に出しました。







******


「……それ、入ってんの?」

 五年ぶりにできた彼女との、初めてのセックス。
 正常位で俺の全てが収まっているのだが。

「…………」

 初めての彼女の時の経験が頭をよぎり萎えそう。あの時は親友だと思っていた男に彼女を寝取られて『ちっちゃくて物足りなかった』って言われたんだ――。

 すぐ抜けちゃう体位があるから残念ながらできる体位が限られている。
 それをカバーできるほどのテクニックも持ち合わせていなかった。どうも勘が鈍いらしい。

「あ……っ、んんっ、いいよっ……」

 彼女がなにかを察したのか、突然喘ぎ出した。
 えー。そんなわかりやすい演技つらい。

「ショウタくんっ」

 そう言ってきゅうっと膣を締めるから、その刺激で再度元気になった。

 早漏の称号はいらない。
 だが、彼女が誘うように腰を揺らすから煽られる。

「ショウタくんっ、気持ちいいっ……イっていいよぅ」

 俺は傷ついた心を抱えながら腰を振り、彼女の中で膜越しに果てた。
 そして……俺達はその後、なんとなく疎遠になり、別れてしまった。

 ちんこ問題。
 自信が持てない。

 小さいちんこがモテるのはBL界の受けらしい。
 風呂場で遭遇した姉にそう言って慰められ、エロBL漫画を貸してもらった。
 おもしろかったし、エロかったから慰めにもなったわけだけど。

 しかし現実問題、男が好きなわけでもないし、つき合いたいのは女の子で。

「どこかに、俺のことを受け入れてくれる女の子がいないかな……」
「いるわよ♡ 私に任せてくれる?」

 突然現れた超絶美しい女性に驚いた。

「あなたが俺の相手ですか?」
「まぁ♡ 違うわよ~♡ もっとぴったりな子がいるの。この世界ではないけど、よければ連れて行くわよ? 戻って来れないけど♡」
「その女の子が俺を好きになって満足してくれるなら……」

 ちんこ問題がクリアできるなら、この際別の世界もいいかもしれない。

「なる♡ なる♡ あのね……とっても素敵な子がいるの♡ お嫁さんにしてくれる?」
「相手もいいって言ってくれているんですか?」
「もちろん♡ 彼女はあなたのことが完全に好みだと思うし好きになる。あなたも好きになって大事にできると思うのよね」

 それならいいかもしれない。
 両親に姉ちゃん、ごめん!
 俺幸せになるわ!

「うん、うん♡ あなたの家族のことは任せて。ちゃんとうまくやるから。任せてちょうだい♡ じゃあ、幸せになってね!」







 
 次の瞬間、俺は柔らかい太ももに頭を乗せていた。
 目の前にはおっとりした雰囲気の女の子。
 俺より五つくらい年上かもしれない。

「大丈夫? 気持ち悪くない?」
「はい……すみません。あなたは……?」
「私はオネ。あなたは女神様のお告げの……私の旦那様ね」

 あっさり俺を受け入れてくれるみたいだ。
 確かに声も優しくて癒されそう。
 彼女の近くにいたら好きになっちゃうな。

「俺はショウタです。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね」

 彼女の太ももの上でのやりとり。
 優しく髪を撫でてくれるし、いい匂いがするし、彼女が屈むと胸が当たりそう。
 ムクムクとちんこが目覚めた。

「ショータ、って呼んでいい? ね、しよう?」

 そう言ってパンツの上からすりすり撫でる。
 最初に夫婦になれるか試すほうがいいのかもしれない。

「……はい、もし相性が合わなければ、はっきり言って欲しいです」
「ふふふ、そんなことあるはずないわ。ショータは少年ぽくて可愛い見た目も、これも……すべて私好みだもの。成人しているのよね?」
「はい」

 パンツを下げられ、ちょこんとあらわれたちんこを彼女が両手でそっと包み込む。

「可愛い♡ 美味しそう♡ いただきます♡」

 彼女の口内に全て飲み込まれ、激しく舌が動き、吸い上げられる。

「うっ……オネさんっ、もう、いいです。……俺、出ちゃいそうっ」

 ニコッと笑って、出していいよって。

「あっ、でも……っ、ああ――! ウッ‼︎」

 ぶるりと震え快感が突き抜ける。
 俺の吐き出したものを美味しそうに飲み込み、コロコロ転がすように舐めるからすぐに復活した。

「わぁ♡ ショータ、元気だねぇ! もう、元気になっちゃった。これ舐めてたらすぐ挿れたくなっちゃったの……お願い♡」

 彼女が愛おしいものを見るように微笑むから、いつもよりちんこも張り切っている。
 サイズも、ほんのちょびっと背伸びしてるみたいだ!

「そのままちょうだい。もう待てないの」

 彼女を横たえ脚を開くと、潤んでいる。
 俺がちんこを擦りつけると、ちゅくちゅくと音がした。

「ああっ♡ お願いっ♡」
「オネさんっ!」

 ちゅるんと一気に押し込んだ。

「ああん♡ ショータの可愛いちんちん、入っちゃったね♡ 気持ちいい……♡」
「……小さくてごめん」
「そこがいいのぉ♡ 私、ショータのちんちん好きっ。ちょうど♡ いいところに、あたる、からっ♡ ああっ♡ いい♡ もっと♡」
「オネさんっ! 可愛いっ、俺も気持ちいいっ」

 ちゅこ、ちゅこ、パンパン。

「ああん♡ いい、よぉ♡ これ、これ♡ これが欲しかったの~♡ 今度半ズボン履いてぇ~」
「ハイっ! いくらでも履きますよ! オネさんっ、好きです」
「わたしも♡ ショタ大好き♡」

 惚れるって!
 オネさんと夫婦になる!

 お風呂に入ってきれいにした後で、再戦したいと誘われた‼︎

 オネさん、最高!
 







******


 お読みいただきありがとうございます。
 なんか色々すみません。
 
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