私の魔法はなんでも砂糖に変えます。

能登原あめ

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13 このタイミングで③ *





「あっ……!レー……ンッ……‼︎」

 柔らかく綻びた陰唇を長い舌で下から上へと舐める。
 それからじゅるじゅると、花芯を吸い上げられて太ももに力が入った。

「ウィロウ、力を抜いて」

 彼が私の脚を撫でる。
 そうされたからといって、言われた通りにできるわけでもなく。
 浅く息を吐いて彼を見つめた。

「レーン……っ、からだ、おかしく、て……」

 なんでこんな風になっているのか、わからなくなってきた。
 嬉しそうに彼が顔を緩める。

「それでいいんだ」
「……そう……?」
「……うん、もう少し、ね……?」
「もう少し?」
「そう、痛くないように、しないとね」
「…………わかった」

 初めて彼の指が蜜口に触れる。
 ピクリと震える私をなだめるように、長い舌が花芯に触れた。

「ぅんっっ……!」

 思わず腰が浮く。
 彼の熱い息が、脚のつけ根にかかり、ムズムズする。

「自分で触れたことある?」

 じっと見つめられて、私はないって答えると嬉しそうに笑った。

「じゃあ、俺だけ、だね。たまらないな……」

 ゆっくりと指が私の奥へと飲み込まれる。
 痛みはなくてホッとしていると、花芯を舌で嬲りながら指をくにくに動かした。
 
「あっ……」
 
 指を動かされると、はしたなく濡れた音がしてますます身体が熱くなる。
 花芯に気を取られているうちに、いつのまにか指を増やされた。

 じゅぷじゅぷと水音が大きくなって、声が我慢できない。
 こんなのって恥ずかしい。
 こんなにわけがわからなくなるなんて。

「レーンっ!」
「イきそう?……怖くないよ、気持ちいいだけだから。漏らしてもいいから」

 花芯を強く吸い上げられて、目の前が真っ白になった。
 こんなイき方知らない。
 もっと、頭はクリアだったと思うのに。
 喘ぎながらぼうっと彼を見る。

「あぁ、すごい。色っぽいな。……もう一度、イってみて」

 彼の指をきゅうきゅうと締めつけてしまって、再度拡げようとするようにゆっくりと動く。

「っあ……、そんなに、続けて、なんてっ……あっ……‼︎」

 花芯をざらりと舐められて、あっけなく達した。

「イくの、上手。……あとどのくらいしたら、おねだりしてくれるかな?」
「……レーン……」

 もう無理だと口を開きかけたところで、店の扉をドンドン叩く音がした。

「…………」
「…………なんてタイミングだ」

 女性の甲高い声と、力強く何度も扉を叩く音が聞こえる。
 男の低い声も聞こえて、必要なものを手に入れるまで帰らないように思えた。

「…………私出るわ」

 ふぅっと息を吐いて彼の下から、するりと出た。
 とりあえず何か着ないと。
 これではナニをしていたかバレてしまう。
 服を拾おうと立ち上がって、よろけた。

「あっ……」

 お腹に腕を回され、転ばないでホッとする。
 それから愉しそうな様子でレーンにベッドに戻されて、額に口づけを受けた。

「ふふッ……俺が先に話を聞いてくるから、ゆっくりしていて」
 
 彼はほぼ乱れていない姿で、私の力の抜けた様子を満足そうに見てくるから頬が熱くなる。

 なにかおかしい。 
 私のほうが赤くなっている。

 彼は体裁を整えてから店の入り口へとむかった。

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