死ねのうらっかわ

えりんぎ

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もう来ない駅

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まじで今日は人生で最悪すぎる1日だ。

頬がジンジンする。私は周りの目も気にせず涙をボロボロこぼしながら、拳を固く握った。いつもの、見慣れた駅のホームをフラフラしながら歩いているのは、髪もメイクもぐちゃぐちゃな私。
普段なら、即刻逃げ出すくらいの痛い視線だったが今日はなんとも感じなかった。だってもうこの駅に降りることなんてないから。

嗚咽を漏らしながら改札を抜ける。なんとか階段を降りるが泣きすぎて頭はガンガン痛いし、視界はぼやけてるし、手すりにつかまって、感覚で辛うじて降りていた。

やめだやめだ。あんな男のことを、好きなのも、好きだったのも、思い出も、全部、やめろ、消えろ、消えろ、消えろ、消えろ

そう、思うたび涙が出る。その分、ああ自分って馬鹿だなって感じた

電車に乗り込んだ。自分の最寄り駅は右側のドアが開く。席は空いていたが、早く帰りたいし誰とも向き合いたくないからからドアの前に立った。暗くなった風景から、ぼんやり浮かび出した私の顔はぐちゃぐちゃで、右頬が赤かった。

数十分まえの鈍い感覚が頬に思い出される。
痛い。バチン、と、今まで私の頭を撫でていた手が、繋いでいた手が、優しく触れていた手が、こんな痛みを生み出せるのか、と何故か冷静で不思議な気持ちだった。

終わりがこんなんなのに、まだ離れるのが辛いとか。悲しいのと、まだ好きなのと、離れたくない寂しいっていうのと、気持ちがぐちゃぐちゃだった。とことん恋愛体質なんだな、と自分に嫌気がさして苛立った。

あぁ、月が近く見える、オレンジ色の月
明日も学校には行かなくちゃいけない。

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