3 / 3
口は災いの元
しおりを挟む
私の学校までは電車とバスで1時間半かかる。
電車に揺られながら、携帯電話を開いた。
あ、連絡来てる…
開くと「別れちゃったの?」「投稿消した?」「なんかあった?」
疑問形の連絡が3通来てた。なんだよ、みんな、いつも返事遅いくせに。こういう時だけ連絡早い。
「とうとう別れたよ」
3人に同じ文章を送った。学校で顔を合わせるのに、わざわざ連絡をくれるのは優しさなのか、好奇心なのか。
今の私にとっては、それについて触れられるのは負担でしかなかった。
言いたい人に、言いたい時に、報告させてよ
周りに公表してるとこういう時本当に面倒くさい。自分が悪いんだけど。
そこから私は誰にも返信せず、目を閉じた。
「次は、~駅…」
ハッと目が覚める。
変な夢を見たから電車でよく眠れてしまった。
急いで荷物を持ってドアから降りる。
一つ隣の車両から、見覚えのある後ろ姿が見えた。
「あ…」
心臓がどくんと一回、胸を打つ。
昨日の記憶が蘇る。
バチン、
と
右頬が痛む。
「おはよ!」
「うわっ!!」
驚いて後ろを振り向くと、丸い目に今日もミニスカートから細い足を見せている友人の梨花だった。
「どーしたの?ちーこ!早く駅いこー!」
電車に揺られながら、携帯電話を開いた。
あ、連絡来てる…
開くと「別れちゃったの?」「投稿消した?」「なんかあった?」
疑問形の連絡が3通来てた。なんだよ、みんな、いつも返事遅いくせに。こういう時だけ連絡早い。
「とうとう別れたよ」
3人に同じ文章を送った。学校で顔を合わせるのに、わざわざ連絡をくれるのは優しさなのか、好奇心なのか。
今の私にとっては、それについて触れられるのは負担でしかなかった。
言いたい人に、言いたい時に、報告させてよ
周りに公表してるとこういう時本当に面倒くさい。自分が悪いんだけど。
そこから私は誰にも返信せず、目を閉じた。
「次は、~駅…」
ハッと目が覚める。
変な夢を見たから電車でよく眠れてしまった。
急いで荷物を持ってドアから降りる。
一つ隣の車両から、見覚えのある後ろ姿が見えた。
「あ…」
心臓がどくんと一回、胸を打つ。
昨日の記憶が蘇る。
バチン、
と
右頬が痛む。
「おはよ!」
「うわっ!!」
驚いて後ろを振り向くと、丸い目に今日もミニスカートから細い足を見せている友人の梨花だった。
「どーしたの?ちーこ!早く駅いこー!」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる