スカヴェンジャー Ver:元ネタ

Erozombie

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スカヴェンジャー Ver:元ネタ3-1

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 お前は烈火のようだと言われた事がある。燃えさかる炎のように何もかもを炙り、焦がし、最後には自分すらも残らぬ哀れな炎のようだと。

 これが手前の親父殿から浴びせかけられる言葉というのだから、何とも皮肉が効いている。その炎みたいなガキを放りだした片割れが、何を偉そうにつー話だ。

 でも、まぁ間違いではないと思う。炎は何が気にくわないのか、触れた物を全て燃やしちまう。そして、俺は大抵何もかもが気にくわなかった。

 産まれた場所は、皇国三属領の西領でも貧しい開拓村で、鄙びてて気に入るようなモンは何一つ無かった。土と湿気た作物と、ガラスのような見た目の食えもしない除染作物の山。それ以外に目に付くのは、街道に吊された野盗や盗人の遺骸と警備の皇国軍くらいのもの。

 威圧的な軍の連中に、情けない小作農や農奴の連中。後は高慢な豪農連中も気にくわなかった。彼奴らは俺等を藁屑か何かと同じに思っていやがったし、見下される当人達もそう思っていた節がある。農閑期の前に、畑に鋤き込んで養分にしちまう屑の余り物みたいに。

 その態度も目線も気にくわなかった。全部燃えちまえって、積み上がった藁束にマッチを突っ込みたくなったのを覚えてる。

 俺は、産まれた場所が気にくわなかった。

 このキツ過ぎる目つきと、女の割りに広すぎる肩幅。後はでかいタッパも気にくわなかった。からかわれる機会に事欠かないからだ。やれデカ女だの不細工だのと、口さがない屑が人を貶めて少しでもすっきりしようとして寄ってきたもんだ。

 俺は、俺自身が気にくわなかった。

 虐められて泣いてた俺と、その俺に何も言わなかった家族連中も気にくわなかった。ガキなんだ、せめて頭の一つも撫でちゃどうなんだよ。その炎のようだと詰ったクソガキが、烈火のように盛らないとまともで居られなかった理由はお前達のせいでもあるんだからな。

 俺は、俺の家族と周囲の環境が気にくわなかった。

 そうだ、何もかんも気にくわねぇ。どいつもこいつも湿気た面して、人を馬鹿にしてる時だけ目を輝かせやがる。安い酒飲んでがなったり、腰振って暇を潰す事にしか興味がねぇ屑共だ。全員死んじまえって、毎日思ったっけか。

 でも、一つだけ気に入ったモンがあった。気にくわねぇ物だらけの世の中で、俺が自然と気に入った物が一つだけあったんだ。

 物を断ち切る感触が、何より心地よかった。確か、冬に備えて薪を割っていた時だっけか、あの物をたたき切る感覚の快い感覚に魅入られたのは。本当に気持ちよかった。

 力を込めて、刃にめり込んだ薪を台座に叩き付けてやれば、いい音と一緒に真っ二つに弾けて飛ぶ。まるで俺が気にくわない何もかもが割れ飛んだように、綺麗な断面を覗かせるんだ。脳髄がしびれるように気持ちよかった。

 家業を手伝うのが嫌な俺でも、薪割りだけは素直にやるし、兄弟に俺がやると言ったりして不思議がられたっけか。でも、そこで済んでたら、俺はただの小作農の薄汚い娘のままで、多分今頃冴えねぇ面して、どっかが抜けた野郎の嫁御にでもなって、無様に腹を膨らませてたんだろうか。

 でも、そうはならなかった。だから俺は此処にいるんだ。スカヴェンジャーとして。世の中悲観して暴力に身を委ねる、無頼の山師に成り果てて。

 ま、そう言いはしたが、悪くはねぇさ。むしろ、俺は今を気に入ってすらいる。跳んだネジの換わりに、ご機嫌なブツが収まってきたんだから。

 俺のネジが飛んじまったのは、より心地よい切る対象を見つけちまったからだ。

 刃を潜り込ませ、たたき切って一番面白い物……それは、人間だ。敵意を以て俺を害そうとして向かってくる人間だ。そいつがたたき切って一番心地が良いと、俺は知っちまった。

 13の時だ。随分体も出来てきて、月の物にも悩まされるようになって、その頃にはもうタッパも160近かった。後2年もすりゃあ大人の仲間入りをして、厄介払いにどっかに嫁がされたろうって時期。

 俺は隣町へ買い出しに出た帰り、野盗に拉致られた。何があったかは覚えてねぇ。エンジン音と後頭部を急に襲った鈍痛。後は苦痛と屈辱と闇だ。

 覚醒の合間合間にひでぇ痛みと臭さと苦みにえぐみ、形容したくねぇ不愉快な何もかもが断続的に襲いかかってきて、最後に気がついた時には薄ぎたねぇ廃墟に転がされてた。

 全裸に剥かれて、周りにゃ同じように薄汚い野郎共が下丸出しで寝っ転がって、無針注射器のシリンダーも転がってたっけか。そんで気付いたんだ、ああ、俺は汚されたんだなって。

 フラフラおぼつかねぇ体で起き上がろうとしたら、色々な分泌液で汚れきってた髪の毛が引っつかまれた。窓枠も嵌まってねぇ窓から差し込む月明かりに浮かび上がって、小汚くて不細工な野郎の面が見えてた。

 まだ若かったから、多分一番下っ端だったんだろうな。上の連中がお楽しみの間に見張りをさせられて、まだ俺を味わって無かったみたいだ。酷く血走った目で、息が荒かったから何となく分かった。お預け喰らった犬っころと同じ面してやがったからな。

 そんで、全員寝込んだのを良いことに、今度は手前の番って訳だ。見張りは大事だろうにご苦労なこった、西領軍は仕事が適当だからと言って、小遣い稼ぎになる野盗を易々と見逃す訳も無かろうに。

 だが、そりゃいいさ、属領を鎮守する軍閥連中も他にやることがあるから、たまに公民館でやってた1000年前の出来が悪ぃムービースターみてぇに推参してくることもないのだから。

 ただ、ちぃと気を抜き過ぎだったな。俺を犯してた連中は、常に何人かが手足を押さえて抵抗の術を奪ってた。抵抗がうざったいからじゃなく、急所を晒す行為なんだから、小さな事にでも気をはらわねぇと痛い目を見ると分かってたんだろうさ。

 この早漏の不細工は、そういった知識が無かったらしい。慌てながらベルトを外し、相当臭いだろうに俺へ覆い被さることに必死で、拘束なんて何一つとしようとはしなかった。

 どこもかしこもイテェし苦しいし気持ち悪ぃが、体が動かなかったわけじゃねぇ。それに、俺はこの世の中の何もかもが気にくわなかった。気に入る物なんて、本当に数少なかった。

 そして、気にくわない物の中で、最も癪に障るのが馬鹿にされたり軽く扱われたり、こーいった具合に玩ばれることだ。

 頭の芯がかっと燃えるようになったかと思えば、何もかもが終わってやがった。俺は、間抜け面した不細工の口を自分の口で塞いで声をだせねぇようにしてやってから、腰元にぶら下がってたナイフを引っこ抜いて首筋に突き立ててた。

 古い上に手入れもろくにされてない、鍛造された量販品のナイフだ。切れ味は良く無かったが、先端は尖ってるし、皮膚に金属を拒むだけの堅さはねぇ。簡単に切っ先は皮膚を突き破って、重要な欠陥やら神経、後は気道が通ってる首に潜り込んだ。

 殆ど即死だったんだろうな、くぐもった呻きを俺の口に吐き出してから野郎は死んだ。あっけないモンだと、口の中に注がれる血の味を覚えながら思った。ほんと、人間なんて容易く死んじまうんだなって。

 くっそ重い死体を退かして、溜まった血を吐き捨てても野盗共は寝入ったままだった。多分、自分達にも薬を使って満足するまでやったから、疲れてたんだろうさ。俺も、直ぐに寝込みたいほど疲れてた。

 でも、そいつらを見てると脳髄に煮えた鉄を流されたような怒りを感じたんだ。俺を汚して一方的に痛めつけた連中が、のうのうと幸せそうに眠りこけてやがる。そいつを許せるか? 許せるわけがねぇ。

 断続的に血を噴き出させてる馬鹿の首から、今し方使ったナイフを引っこ抜くと、俺は近場に転がってた奴から口を手で塞ぎつつ、首にナイフを突っ込んでやった。

 一人二人と数えながら淡々と、でも情熱を込めて丁寧に。そして気付いた、肉に刃を突き立って、零れた刃で傷口をこじ開ける気持ちよさを。

 一瞬強ばったり、暴れる体から力が抜けて行く感覚の心地よさったらない。鉈で薪をたたき切った時と似ているけど、それよりずっと上だった。そして、気付いたんだ。

 ああ、物をぶった切るのって、こんなに気持ちいいんだなって実感した時、体が震えたね。快楽だけじゃなく、それを受け入れちまってる手前に怖気を感じて。

 でも、気にくわねぇ何もかもに囲まれて生きている自分が、解放されたように思えた。物をたたき切る快感が、俺に生きていて良いという赦しを教えてくれたように思えたんだ。

 全部が終わった頃には、血と白い雫で汚れてた俺の股は別の物で濡れてたね。もう色々吹っ切った挙げ句、癖になっちまってたと思う。本当に最高だったんだ……拳銃で撃たれるよりすげぇ衝撃だったよ。

 その後、俺は死体に囲まれて眠りこけて、どんだけ経ったか忘れた頃に目が覚めた。もう、湿気た家に帰る気は欠片ほども失せちまってたっけか。

 それが、俺が自立してスカヴェンジャーになった切っ掛けだ。

 朝日を浴びながら、野盗共の住処を荒らして身なりを整えたら、とりあえず持てるモン全部持って廃墟を出た。湿気た野盗共だったが、暫く生きていくだけの路銀は手に入ったし、がたついてたが小銃やら拳銃にナイフなんぞも手に入った。

 廃墟の外に止めてあった、俺でも何とか転がせるバイクを見つけると、俺は近所で一番大きな街に向かうことにしたんだ。あのしょぼくれた農村に興味はねぇ。うざってぇ周りも、俺が気にくわねぇと思う以上に俺を疎んでた家族も何もかもがどうでもよかったから。

 それに、何よりも俺が覚えた快感から離れたくなかったんだ。本当に好きになれない世界で、初めて好きになれた感覚だから。脳髄がしびれるような感覚と快楽を、こらえ性の無いガキが忘れられる訳がねぇよなぁ。

 俺は、寝物語や与太話で聞いたスカヴェンジャーになろうと思った。軍や名士、後はどっかの誰かからの仲介さえあれば合法的に殺しが出来る仕事だから。野盗狩りは悪くないビジネスなんだよ、野盗が良いビジネスであるのと同じように。

 俺の生まれ故郷、皇国の最辺境たる西領は開拓途中だ。ほんの何十年か前に征伐されて属領になったから、未開拓地域がわんさとありやがる。だから人も物も金儲けの為にガンガンねじ込まれるから、それを襲って奪えば十分な儲けが出る。なもんで、倉庫に沸くネズミと同じくれぇ野盗はどこにでも居る。

 そして、遺跡にあんまり手が入っていないから、山師の需要は幾らでもあったし、それに応えるように好きこのんで荒事に飛び込む屑も供給された。俺が居た開拓村でも、こんなしみったれた所で終われるか、とか勇ましい事言って飛び出していった奴は数え切れないくらい居たな。

 つっても、誰一人戻ってきてねぇが。大凡、どっかで屍を晒したか、上げられる錦を未だに手に入れられてねぇのだろうさ。

 俺も、そんな連中の仲間になろうとしてるって現実に現実に笑いが出て来た。ちっぽけな、手前の好み一つで殺したり殺されたりされる所に突っ込んでいく。場合に寄れば、今回より悲惨な目に遭うことだってあるだろうさ。考えれば考えるほど滑稽だった。

 でも、馬鹿みてぇだからつって止めようとか帰ろうとは全く思わなかった。自然と、これでいいと思えたからだ。ああ、俺はこれでいいんだ。これの結果でくたばるのなら、それは別に気にくわねぇこともねぇと。

 納得して死ぬことが出来るってのは、大事だし難しいこった。狭ぇ開拓村だが、流行病やら事故でくたばる奴は幾らでも居た。そして、そういう手合いの末期は、大抵きたねぇもんだった。

 死にたくねぇ、まだいきてぇ、そんな事を血反吐やらゲロ吐きながら喚いて、最後は虫みたいに死んでいくんだ。どうせなら、笑いながら死ねば良い物をと、俺はいっつも思ってた。

 だからきっと、俺は戦いの中なら笑いながら死んでいける。この心地よい、物と命を断ち切る感覚と快楽がお供になるなら、地獄巡りも悪くねぇと思えた。

 俺は、俺は……「きろ」

 あん、なんだ……?「そあま」

 ああ? 寝てたのか、俺ぁ……『起きろクソアマ!!』

 不意打ちで浴びせられた怒号に脳が揺さぶられて、意識が浮かび上がってきた。急に意識が鮮明になる。ノイズ混じりの声は、右耳にねじ込んだヘッドセットのイヤホンから聞こえてくる。

 「あー……わりぃ、トミー、寝てたわ」

 頭をバリバリひっかきながら、体を引き上げた。礫砂漠染みた西領の荒れ地、岩の影で俺は熱を遮断する布を被って伏せていた。

 何でかと言えば、仕事の為だ。丁度良い遺跡が同業者組合から斡旋されなかったから、小遣い稼ぎがてら賞金首の野盗を狩りに来てんだ。

 『ふざけるな、吊すぞクソアマ。よく、この短時間で寝入れたな……薬入ってないだろうな?』

 「悪かったよ。安心しな、しゃっきりしてらぁ。それよっか、もういいのか?」

 体を起こして岩陰から鏡を覗かせると、その向こうに雑な野営地が見えた。遺跡じゃない廃墟を使った、野盗共の根城だ。頭数は20人ほどって所かね。

 『ああ、配置についてる。ニューロの準備も……終わったな』

 やり方さえ心得て、きちんと奇襲をすりゃ、お粗末な装備の野盗なら例え20人も群れようと4人でかたすのは訳のねぇ仕事だ。

 特に、こっちは地味だが多芸な野郎に重戦闘サイボーグ。後は何より心強い、死ぬ事のねぇ鋼の戦闘兵器が控えてる。

 大勢で弱者から物を巻き上げるしか能のねぇ、湿気たチンピラ相手に負ける筈もねぇ。何より、俺は俺で思う存分暴れりゃいいだけの、簡単な仕事だしな。

 『予定通り行くぞ。ニューロが最初の一発をぶち上げたら動け。後は臨機応変にな』

 「あいよ」

 返事をしながら、俺は側に転がしてあったマスクを手に取った。液晶のバイザーが嵌まったガスマスクだが、だたのガスマスクじゃねぇ。遺跡から見つけてきた、前文明の高性能な遺物だ。

 マスクの位置を調整していると、音が聞こえた。銃声だ。少し遅れて、バタバタ慌てた音や物を取り落としたり崩す音。ついでに怒号と悪罵が吐き出された。

 「おっ、良い腕ぇ」

 立てかけておいた鏡から見える野営地は、混乱の坩堝と化していた。そりゃまぁ、そうだろうさ。たき火の前で煙草吹かしてた仲間の頭が脳髄ぶちまけてながら吹っ飛んで、慌てない間抜けはこの世に居るまいよ。

 続いて銃声が二発三発と続き、同じ数だけ人間の頭が弾けた。ニューロが狙撃してるんだ、1.5kmの彼方から、普段使っているのとは別の自動兵器を使って。

 でけぇ狙撃銃にこれまた馬鹿でかい測距機をくっつけて、後はタイヤと脚に固定用のパイルを生やしただけの不格好な自動機械。無人狙撃手が地平の彼方から熱いキッスをデリバリー。50口径のお熱いキッスは、慎ましやかに尻を隠す馬鹿を楽々と遮蔽物ごと吹っ飛ばす。

 オマケに、俺が岩の上に適当にちょこんと置いたカメラからも映像が飛んでるから、ニューロにゃ死角は存在しねぇ。隠れた所でぶち抜ける遮蔽物越しだったら、どうとでもできんだからな。

 「畜生! 見張りは何してやがったんだよ!!」

 そんな的外れな怒号が聞こえたが、まぁ残念なことに、そっちは俺等三人で対処済みだ。例え居たところで、1.5km先の狙撃手を撃たれる前に発見できるとは思えねぇが。

  さて、そろそろ頃合いだな。野盗共、一カ所に偏って分厚い遮蔽物にひっこんじまった。流石に、あんだけバカスカぶっぱなせば、阿呆でもどっから弾が飛んできてるか分かるわな。

 とくれば、後は俺達の仕事だ。ダンスホールというほど洒落ちゃいないが、熱烈にチークダンスを踊ろうじゃねぇの。腰が抜けるほど気持ちよくしてやるぜ。

 マスクの中でキスするように唇を鳴らしてから、俺は今まで右手で玩んでいた缶を放り投げた。ただの缶じゃねぇ、自衛軍仕様の催涙ガスだ。

 「うわぁぁ!? なんだぁ!?」

 「げぼっ、かれぇ!? 目がっ、目がいてぇ!!」

 「ああああ! 何だちくしょ……イテェ!?」

 中々愉快な声が聞こえて来やがるな。そりゃそうだ、何の防備も無しに催涙ガスを浴びりゃ地獄だぜ。粘膜という粘膜に刺激物としちゃ一級の化合物が煙となって襲いかかるんだ。

 糜爛する程度じゃすまねぇぜ、何せ旧自衛軍がテロ屋相手に使ってた、不虞になってもかまわねぇよ、つー勢いで作ってある代物なんだからよ。

 「おうし、行くかぁ……突っ込むぜ、当てんなよ」

 下からバカバカ銃声が賑やかに聞こえるけど、どっから催涙ガスが放り込まれたか分からねぇから自棄になって撃ってるだけだろうな。その証拠に、味方の弾が当たった奴が上げる悲鳴と罵倒も聞こえるし。

 『甘く見んなクソアマ。しっかり避妊してやっから遊んでこい』

 下品なジョークだが、まぁ俺好みではあらぁな。いいさトミー、てめぇのジョークセンスに免じて、見たくもねぇ夢の苛つきはお前じゃなくて彼奴らで発散することにしてやるよ。

 ああ、そうだ、ここまで混乱しちまったのなら俺の独壇場だ。俺は沸き上がる喜悦を隠さずに笑みとして発散しながら、腰の両側にぶら下がった単分子ブレードを抜き放ち、崖から飛び降りて煙の中に飛び込んだ。
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