石橋書店

内藤 亮

文字の大きさ
7 / 23

静佳の庭

しおりを挟む
 土曜日、午後一時。仕事が終わった。瀬田クリニックに勤めて、はじめての休日だ。外に出ると、抜けるような青空が広がっていた。
 クリニックで会ったきり、まだ静佳に会っていない。『三芳野みよしの』の和菓子を持っていくことにした。『三芳野』は家族経営の小さな和菓子屋で、お昼過ぎにはほとんどの商品が売り切れになってしまう。狭い店内は、客が三人も入ると満員になってしまうから、店の外にはいつも長い行列ができている。列の後ろの客は半分諦め顔だ。近辺住民の人気店で、商品の種類は多いのだが、数が圧倒的に足りない。だからといって、機械を導入するとか、他人を雇う気はさらさらないらしい。商品がなくなると、昼前でもさっさと店を閉めてしまう。瀬田先生いわく、甘じょっぱいお稲荷さんが絶品だそうだが、いまだかってお稲荷さんなんて見たことがない。急がねば! 今度こそお稲荷さんをゲットするぞ。このところ、食べ物関係で走ってばかりいる。
 代謝異常症の三十女が全力で走ったところで、たかがしれている。店に着くと、客は一人もいなくて、商品棚がスカスカになっていた。おはぎが2個、みたらし団子とゴマ団子が一串ずつ、お赤飯が一パックしか残っていない。棚のものを全部買って店から出ると、後から入ってきた若い女性にすごい顔で睨まれた。すみません、と謝って急いで店から離れた。
 こんなに気持ちのいい昼下がり、独りであの家にいる静佳を想像すると、いつの間にか早足になっていた。ようやく門が見えてくる頃には、ヘトヘトだ。代謝異常症はツライ。
 息を整えて門を開けようとしたら、庭の方から人の声がする。静佳一人ではないようだ。
「静ちゃん、これじゃあ、らちがあかん。俺、道具取ってくるから。家に入って待ってな」 
 野太い声がして、足音が門に近づいてくる。石橋さん、じゃなくて静ちゃん? ここに私が居たらイカンだろう。静佳に会うのは日を改めるべきだ。急いで今来た道を戻ろうとしたら、勢いよく門が開いた。スミマセン。私はなんにも聞いてないし、見てもいませんから。 
 会釈してそのまま帰ろうとしたが、この道は、山道に向かう狭い一方通行だ。引き返すとしても、初対面の殿方と縦一例に並んで歩くしかない。気まずい。あまりにも気まずい。
「お嬢さん、静ちゃんに用があるんだろう?」 
「は、はい」
 お嬢さん、だなんて……。恥ずかしい。ちょっと嬉しいけど。
「お、『三芳野』じゃないか。お相伴させてくれるかい」 
「はい、もちろんどうぞ」
 と答えるしかないじゃないの。貴重なおはぎとお団子なのに……。
「静ちゃん、まだ庭に居ると思うよ。じゃ、また後で」
 静佳と同い年くらいだろうか。ちょっと片手をあげると、歳に似合わない軽やかな足取りで、スタスタと帰っていった。マタギのように引き締まった後ろ姿が格好良かった。
「こんにちは」
 日光がふりそそぐ静佳の庭は、『高野聖』ではなくて、メアリーとディコンが手入れする前の『秘密の花園』の小型版といった感じだった。生け垣のユキヤナギは、伸び放題で根本が枯れ、箒のような枝先のほうだけ新緑で覆われている。庭の隅にはレンガで囲ってある長方形の池があった。池には何もいないようで、ヘドロのような水は、ボウフラの温床になっているに違いない。ヒョロヒョロのつるバラが、貧弱な花をつけていた。
「やっと来てくれたのね。誠治さんに会ったでしょう?」
「はい」
「幼なじみなの。近くに住んでいて、時々、遊びにきてくれるのよ」
 今日の静佳はLibertyの赤い小花模様のブラウスにベージュのチノパンツ。足元はグリーンのガーデンブーツだ。熊手を手にし、大きな麦わら帽子を被った静佳は、イギリスの淑女のようだ。
 芝生というか、雑草7割芝生3割くらいの下草が、庭の三分の一くらい刈り込まれていて、三分の一のすっきり平らになった地面に、ボロボロの手押し式の芝刈り機が置かれていた。
「どう、元気にしていた?」
「はい、おかげさまで。あれから、お加減はいかがですか」
「もうすっかり。中で待っていて。ちょっとここ、掃いてからいくから」
「手伝います」
「まぁ、助かるわ。ありがとう」 
 二人で刈り取った雑草と芝生を集めて、袋に入れていたら誠治が戻ってきた。
 誠治は道具を取りにいっただけでなく、仕事着に着替えていた。紺のパッチに鯉口の上着、足元は地下足袋でキメている。洗いざらしの藍色の仕事着と銀色の角刈りがよく似合う。
「素敵! プロの方なんですね!」
「誠治さんは、その格好が一番よく似合うわ」
 女二人に褒められると、誠治は道具を置き、「梯子を取ってくる」と言って、そそくさと居なくなってしまった。
 ブルーシートの上に置かれた大小の植木バサミとノコギリは錆びひとつない。きれいに研いであって、いかにも切れ味が良さそうだ。木製の持ち手は長年使い込まれたものらしく、黒光りしていた。
「手伝いにいってきます」
「あの道ですものね。ひとりだと難儀だわ。若い人、よろしくね! 駐車場の方に居るはずよ」
「はい!」
 お嬢さん、とか若い人とか、若い頃からそんなふうに呼ばれたことはなかった。何だかもう、それだけでも気分があがる。
 走って駐車場に向かうと、誠治が軽トラックから竹(!)の脚立を降ろしていた。足掛けも竹でできていて、黒い紐で等間隔に縛り付けてある。丸い竹同士をずれないようにくくり付けるなんて。職人の手業は凄い。
「手伝います」
 誠治は、軽トラに乗せてある芝刈り機を指さした。
「お嬢さんは、芝刈り機を運んでくれるかい。そのまま引っ張っていけばいいから」
「岩佐と申します。お嬢さんなんて呼ばれると、くすぐったいです」
「あははっ。そうか。分かった。岩佐さん、そっちをたのむ」
 誠治は芝刈り機を荷台から下ろすと、レバーを上げて、刃先が地面に当たらないようにしてくれた。
「わっ、軽いですね」
「旧い芝刈り機は仕組みが単純だからな。先に行って。尻でも突いたら大ごとだ」
 尻って私の尻? セクハラとかパワハラは嫌だが、誠治の言葉はおおらかで、そんな感じが少しもしない。
「そんなに長い脚立、お一人で運べるんですか」 
「持ち方にコツがいるがな、軽いから楽なもんだ」
「ご自分で作ったのですか?」
 脚立は先にいくほど細くなっていて、半分に折りたたんである。きっちり組まれた竹の脚立は、素人目にもよく出来ていた。
「竹なんざぁ、いくらでもあるからな」
「なんでも出来るんですね!」
「植木屋なら当たり前だ」 
 誠治は照れくさそうに言うと、私の方を見ないようにして、先に行くよう、うながした。
 芝刈り機はカラカラと軽快な音をたてながら山道を進んでいく。振り返ると、誠治が抜群のバランスで脚立を運んでいた。
「まずは生け垣からだな。静ちゃんたちは芝生の方を頼む」
「はい!」 
「その前に、はい、これ」
 静佳がサファリ帽と軍手を貸してくれた。サファリ帽も軍手も綺麗に洗ってあって、私には少し大きかった。
 芝刈り機を押すと、ザクザクと雑草が刈り取られていく。リズミカルな植木鋏の音がする。目をあげると、誠治が作業の真っ最中だった。誠治が鋏をいれた後は、静佳の背丈くらいあったユキヤナギが腰のあたりくらいの高さになっていて、ごちゃごちゃの枝がスッキリ整えられている。素人が樹高を低くすると、丸坊主のようになるが、半分の高さでも枝ぶりを生かして切ってあるから、自然に樹形が整っている。来年の春はきっと花がたくさん咲くことだろう。 
 刈り取った雑草を熊手で集めるのはけっこう重労働だった。太陽の下で身体を動かすなんて何年ぶりだろう。時々頬をなでる風が心地いい。こういうアウトドア活動なら、いつでも歓迎なのだけれど……。
「そろそろ休憩にしましょうか」
 芝刈りが済んだ庭は広々として、草の匂いがした。誠治は生け垣の剪定を終えて、つるバラを誘引する支柱を作っている。支柱ももちろん竹だ。和のテイストだが、プラスチックの支柱よりずっといい。
「これだけやっつけちまうから、先に休んでいてくれ」
「遅くなると、里穂さんに怒られるわ。今日は終わりにしましょう」 
「むぅ、そうだな」
 誠治は渋々作業を終わらせると、道具を片付け始めた。
 通されたのは、古本の部屋の隣の部屋だった。アンティークの丸テーブルにダイニングチェアが四脚並べてある。
「ほとんど売り切れていて、全部買い占めてもこれだけでした。すみません」
「貴女が謝ることないわ。あの『三芳野』ですもの。お赤飯もあるし大丈夫」
 静佳は皿を持ってくると、串団子(ちょうど三個刺さっていた)と赤飯を三等分して箸を添えた。
「おはぎは、早いもの勝ち?」
 そう言っていたずらっ子のように肩をすくめた。
「赤飯と団子の甘辛が絶妙だな。こりゃあ、いい」  
 妙な組み合わせ、と思っていたが、誠治の言う通りだった。微妙な量の赤飯も、静佳が追いゴマをして綺麗に盛り付けてくれたから、かえってオシャレなくらいだ。静佳が淹れてくれた新茶がこれまたよく合う。
 おはぎは誠治が一つ、あとは私と静佳で半分にした。誰も遠慮しないで、ほぼ三等分というのがいい。幼なじみって、何年たってもこんな関係なのだろうか。
 美味しかった、と文字通りお腹の底から思った。
「明日、朝イチで来るよ」 
「助かるわ。ありがとう」
「道具、置いていってもいいか?」
「えぇ、もちろん。また明日、よろしくお願いします」
「おう、任せとけ」
 誠治が帰ると、急に静かになった。窓から差し込む夕陽が頼りない。部屋の温度も下がってきた。静佳がカーテンを閉め、電気を点けると、部屋の中がすっかり夜になった。
「明日、私も手伝いにきていいですか」 
「まぁ嬉しい、大歓迎よ。そうそう、本のことをすっかり忘れていたわ。こっちに来て」
 机の上に重ねて置いてあったのは、向田邦子の全集だった。ハードカバーで、まるで新品のような綺麗さだ。今どき、ハードカバーの全集本なんて買う人がいるのだ。豊かだなぁ。  
「素敵! いかにも向田邦子って感じですね」
 上質の紙に「向田邦子 全集」と印刷してあって、各巻には彼女の愛した猫の様々な肢体が影絵のように凹凸で浮き出ている。装飾はただ一匹の猫だけ。垢抜けてる。
「バッチリ好みです!」
「でしょう」
 静佳が自信たっぷりの顔で頷いた。
「安くするわよ」
「欲しいのは山々なんですけど……。置き場所がないんです……」
「私ったらうっかりしていたわ。嬉しくなっちゃってつい……」
 気まずい沈黙が漂っている。まだ紙と印刷の匂いがしそうな綺麗な本だ。ページをめくるとパリッと音がしそうだ。手元に置いて何度も読み返したい……。って、電子書籍の全集はすでに持っている。本のそんな余韻まで楽しむ、というのは、今の私には贅沢すぎる。
 静佳がひどく恐縮している。静佳のせっかくの好意を無駄にしたくない。
「お借りすることは出来ますか。貸本ってことにして。代金を支払います」
 静佳が顔をあげた。
「まぁ、そんな。好きなだけ借りていってちょうだい。お金なんていらないから」
「そんなの、ダメですよ。古本屋なのでしょう。仕事は仕事です。貸出期間と料金の設定をお願いします」
「そんな、他人行儀な……」
 静佳の顔が曇った。
「その方が私も借りやすいし、向田邦子を色んな人に読んでもらいたいんです。こんな綺麗な本を独り占めする訳にはいきません。ジョージ・オーウェルが働いていた古本屋は、貸本で利益を出していたそうですよ」
「まぁ、そうなの?」
 静佳が目を丸くした。ほら、食いついた。『動物農場』や『1984年』だけじゃない。ジョージ・オーウェルはやっぱり偉大だ。
「せっかく古本屋をやるなら、利益がでたほうが面白いじゃないですか」
「そうよね。商売をするなら、ちゃんとやらないといけないわよね」
 まるで、自分に言い聞かせているかのようだ。
「あの、無理のない範囲でやればいいのでは?」
 食べるためではなくて、心の充足のために仕事をするなんて、贅沢の極みだ。羨ましいの一言に尽きる。
「主人が亡くなって、二人で買い集めた本を処分するのもしのびなくて……。かと言って、手元に残しておくのも何だか息苦しくって。売ってしまえば自分が処分しなくて済むでしょう。それがお店をはじめたきっかけなの」
「ひとつ、訊いてもいいですか」
「何でもきいて」
「いままで、何冊くらいの本が売れたのですか」
 静佳がハッと顔をあげた。頬が赤くなっている。無理に手放す必要なんてないですよ、と言いかけて、慌てて言葉を飲み込んだ。夫婦の積み重ねてきた歴史を知らない私が、口を挟んでいいことではない。
「えぇと、貸本にして、色んな人に読んでもらったほうが、本も幸せかなって。静佳セレクト、とか命名して、お気に入りの本の伝道をするとか?」
「そうよね。そういう風に考えればいいのよね」
「すみません、偉そうなこと言って」
「岩佐さんはすぐ謝るのね。悪い癖よ。今日はおばあさんに活をいれてくれたんですからね。もっと威張っていいのよ」
「はい!」  
 元気な返事をすると静佳が笑った。
「この本も静佳さんの本なんですか」
「これはね、従兄の本だったの。ビブリオマニアっていうの? 従兄はそんなところがあって。従兄が亡くなったあとは、神田のプロがハイエナのごとく集まっていたわ。この本は、おこぼれみたいなものね」 
「ビブリオマニアのおこぼれって、ゴージャスですね。貸し出し料金はおいくらですか」
 従兄の本なら、売っても辛くないだろう、と思いたい。今回は借りるだけだし。
「じゃあ、一冊50円」
「安すぎませんか」
「いいのよ。布教のためだから」
 布教! 今の若い人が使うニュアンスと同じ?
「期限は?」
「岩佐さんは特別なお客様だから、好きな時に返してくれればいいわ。その代わり、感想を聞かせて」 
「う、感想ですか」 
「というか、二人で推し本の話をしましょうよ」
「推し、なんて言葉、知ってるんですか」
「まぁ、年寄り扱いしないでちょうだい」
 さっきまで自分のことをおばあさん、とか言っていたのに。イイね、静佳さん!
「ご飯、食べていかない? 大したものはないけど」
「はい、喜んで」
 そう答えた自分に驚いていた。
 
 

 
 
 



 
 



 
 

 

 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

後宮祓いの巫女は、鬼将軍に嫁ぐことになりました

由香
キャラ文芸
後宮で怪異を祓う下級巫女・紗月は、ある日突然、「鬼」と噂される将軍・玄耀の妻になれと命じられる。 それは愛のない政略結婚―― 人ならざる力を持つ将軍を、巫女の力で制御するための契約だった。 後宮の思惑に翻弄されながらも、二人は「契約」ではなく「選んだ縁」として、共に生きる道を選ぶ――。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

つまらない妃と呼ばれた日

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。 舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。 さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。 リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。 ――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。

エリート警察官の溺愛は甘く切ない

日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。 両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉

処理中です...