お願いいたします。

めんどくさい…

「さて続き始めますか！黒鋼よろしくね！」
軽いノリでエレノアは黒鋼に指示を出した。
更に映像が写し出され、今度はカレンを苛めていた先生アイロスが写し出された。実はアイロスは女生徒に手を出していた。カレンが手伝うようになってから次々と論文を発表し、それなりの地位と名誉を手に入れてからはなおさら女生徒を食い物にして言った。しかも何も言えない立場やすでに処女ではないものを中心に狙っていた。
どうやら映像ではカレンがターゲットで無理やり制服を脱がして、
「なんだこの体きったねぇし、気持ち悪わる。なんだこの顔みたいなのお前なんか抱く意味ないわ(笑)さっさと服着てこれやっておけ…誰か代わり探してくるわ。見た目だけなんだなお前。まぁこいつは頭脳だけの人形って感じでいいか。じゃあ後よろしくな(笑)」
アイロスはそう言ってどこかへ行った。
その後制服を着て出された課題に手を付けていた。課題はこの前発表された論文だった。すべて分かりやすく書いていた。王妃教育、学業、家でのメイド仕事、学校の予習、復習…親からの折檻…休む暇がないくらいで睡眠は1日3時間。そんな生活を5年送っていた。
さすがに授業中居眠りしても仕方がないレベルだった。最悪は3日寝ずに頑張ったこともあった。授業中しかられて反省文追加課題等更に忙しくなり、もっぱらフレディの相手はフローラがすることに。フローラの宿題はもちろんカレンがやる。
「また減った(笑)これで死ぬことが出来るのですね！エレノア様！最後に昨日の隷俗をエレノア様が解いたら…」
「晴れて姫巫女様だよ！私の主となり、巡業、祈りを捧げて貰えます！ようやく私も役目を果たせる！」
「騙したの？」
「私はあなたの望みをかなえるとは言ったが隷俗を解除すると言う意味で死なせるためではない。カレンが死ぬとこの世と冥界がくっついて死者と生者が区別付けられず大変なことになってしまう。だから死ぬなんて言わないで！お願いします。」

不定期ですみません。20話完結を目指しております。気が向いたらサイドストーリーをと考えております。治癒師バレッタの過去気になるかたがいたらの話です。