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3章 牛のホルモンはいかがですか?
第2話 食べられるかなって感じはするよねぇ
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翌日、昼食を摂った後、浅葱たちは馬車に乗り込み村へ向かう。明日の朝食と昼食用の買い物を手早く済ませ、牧場へと向かう。馬車は停車場に置いて、牧場まで歩いた。
牧場に着くと、外でスコットが待っていてくれた。
「アサギ、こんにちはぁ。カロム久しぶりぃ」
「こんにちは」
「おう、久しぶり」
「こちらが錬金術師さまだねぇ?」
浅葱の足元に立つロロアの前に、スコットが屈んだ。
「こんにちはぁ、錬金術師さま。スコットと言います。よろしくお願いしますねぇ」
「はい! よろしくお願いしますカピ!」
ロロアの元気な返事ににっこりと笑うスコットは、立ち上がると「さぁ」と皆を促す。
「内臓の料理、とっても楽しみだよぉ。他の人も楽しみにしてるんだぁ」
「全員で何人なんですか?」
「僕入れて3人だよぉ。僕と、昨日牛を解体してたふたりで全員なんだぁ」
「じゃあお料理は6人分ですね。僕も久しぶりにホルモン食べられるの楽しみです」
「ほるもん?」
カロムが首を傾げる。
「あ、内臓類の事をそう言うんです。僕の世界の違う国の学者さんが命名したって聞いた事があります」
「内臓って呼ぶより良いかもだねぇ。ホルモンかぁ」
そうしてスコットに案内された台所は、それなりの広さがあって使い易そうだった。見ると調理器具も豊富だ。
「昨日解体の時に女の人ひとりいたでしょう? あの人がねぇ、毎日のお昼をここで作ってくれるからさぁ、いろいろと揃ってると思うよぉ。野菜とかもいろいろ揃えてみたけど、行けるかなぁ」
スコットが開けてくれた食料庫と冷暗庫を見ると、確かに様々な食材がぎっしりと詰められていた。
「わぁ、充分です。ありがとうございます」
浅葱が礼を言うと、スコットは「良かったぁ」と胸を撫で下ろした。
「ホルモンもねぇ、今日解体したやつを用意してあるからねぇ」
「新鮮なのは嬉しいです。じゃあ早速」
浅葱が冷暗庫からホルモンを取り出そうとすると、スコットが「あ、ちょっと待ってあげてぇ」と止める。
「メイン、あ、女の人ね、メインが調理しているところを見たいって言ってたから、見せてあげても良いかなぁ。覚えたいのかなぁ。あ、座ってねぇ」
作業台の脇に置かれた椅子を勧められたので、浅葱たちは礼を言いながら掛ける。ロロアはカロムが抱き上げて、自らの膝に座らせた。椅子の数が3脚だったからである。
「勿論です。これでお口に合えば、ホルモンが捨てられなくなりますね」
「そうだねぇ。メインも「本当に美味しいの?」って半信半疑なんだけどさぁ、アサギは食べた事があるんでしょう?」
「何度も食べました。煮ても焼いても美味しいですよ。ホルモンにもいろいろな種類があって、味も食感も全部違うんです」
「そうそう~冷暗庫に入れる前に見せてもらったけど、赤いのとか白いのとか、黒いのもあったねぇ。白いのにもいろいろあったし」
「白いのだと、胃袋とか腸とか小腸とかかな。赤いのは心臓とか肝臓とか。黒いのは多分第3の胃袋ですね」
「後は頭と尻尾、どうするのぉ? お肉取れるだろうけど、量も多く無いだろうしさぁ」
「テール、尻尾は煮込むととろとろになりますよ。頭は頬のお肉が美味しいです。確かに量はあまり取れないですけどね。これもホルモンの一種なんですよ。後はタン、舌が美味しいんです」
「した? って舌ぁ?」
スコットが舌をべぇと出して来たので、浅葱は「はい、その舌です」と頷いた。
「いやいやいや、さっきから話聞いてると、何か凄いもん食べさせられそうな気がするんだが。アサギの料理の腕は信用してるが、何せ未知のものだからなぁ」
「未知のものを食べる楽しみって、あるよね!」
浅葱が満面の笑みを浮かべると、カロムは苦笑する。
「ま、楽しみでもあるんだけどよ」
「僕も楽しみにしていますカピ」
ロロアが言い、鼻を鳴らす。
その時、女性が部屋に飛び込んで来た。
「お、遅くなってごめんなさい!」
「あ、メインお疲れぇ。大丈夫だよぉ、待っててもらったよぉ」
「ええっ? そうなの! 益々ごめんなさいごめんなさい!」
「あ、大丈夫ですから本当に。昨日はちゃんと挨拶も出来なくてすいません。浅葱と言います」
浅葱が立ち上がって言うと、メインと呼ばれた女性は恐縮した様に何度も頭を下げた。
「こんにちは、メインです。ごめんなさいごめんなさい!」
「あ、あの、本当に大丈夫ですので、あの」
ごめんなさいの連発に浅葱が焦ると、スコットが「あはは~」とのんびりした調子で笑った。
「大丈夫だよぉアサギ。メインは謝り癖があるだけだから、気にしなくて良いよぉ」
「ごめんなさい!」
「だったら良いんですけど。吃驚しました」
「驚かせてしまってごめんなさい」
「いえいえ、大丈夫です」
「あの、僕は錬金術師のロロアと言いますカピ。こんにちは!」
ロロアがカロムの膝から降りて来ていた。元気に挨拶をするロロアを見て、メインが「わぁっ」と顔を輝かせた。
「本当に可愛い仔カピバラさんなんですね! 初めまして、メインです、ごめんなさい」
「よろしくお願いしますカピ」
「こちらこそよろしくお願いします。すいません」
「さぁて、揃ったところで調理開始かなぁ」
「はい、始めましょうか!」
浅葱は景気良く腕捲りをした。
まずはホルモンの処理である。牛の体内から取り出したままでは調理出来ない。余分な皮や脂を取り除いて行く。
これがなかなか大変なのである。部位も多いので、手間が掛かるのだ。
浅葱が勤めていた洋食屋では、ホルモン料理の提供は無かったので、食べる機会は焼肉屋や居酒屋、もつ鍋屋などが多かった。
家で食べる事もあったが、その際に買ってくるものは、臭み取りだけすれば調理出来る様な形にされたパック詰めのもの。
なので実は、浅葱はホルモンの処理をするのは初めてなのである。
屠殺場見学の際に見た作業を思い出しながら、見よう見まねで作業しているのである。
そうして四苦八苦しながらも、ホルモンは「浅葱が知っている、売られているもの」の状態になって行く。為せば成る、どうにかなるものだ。
真剣に見学しておいて本当に良かったと思う。こんな事になろうとは夢にも思わなかった訳だが。
あれ、どうして僕、異世界でホルモンの処理とかしているんだろう。ふとそんな考えが頭を過ぎったが、考えても詮無き事。スルースルー。
さて、そうして処理し終わった艶々と綺麗なホルモンが、部位ごとにボウルに収められる。
ホルモンはメジャーなものからマイナーなものまで数あれど、今回は浅葱が食べた事のあるメジャー部分のみを取り出した。
「やった……!」
浅葱の口から安堵の溜め息とともにそんな声が漏れる。
それらのボウルを覗き込みながらカロムと、カロムに抱き上げられたロロア、そしてスコットとメインが「おお……!」と声を上げた。
「こうなってみると、何か旨そうに見えなくも無いな」
「食べられるかなって感じはするよねぇ」
「確かに綺麗になりましたよね」
「どんなお味がするのですカピ?」
「部位によって違うんです。この白い小腸と大腸、チョウは脂が美味しいんですよ。味そのものは淡白かな。この第1の胃、ミノは同じ様に白いんですど、コリコリした食感。味はさっぱりしてます。第3の胃、センマイは味はあまり無いんですけど、歯応えが面白いんです。心臓、ココロはさくっとした食感で、肝臓、レバはほろほろした食感。これはどっちも生で食べても凄く美味しいんですけど、食中毒が怖いから止めておきましょう。頬肉、ツラミは赤身に近いと思います。タンもまたしっかりとした噛み応えで、味はどう表現したら良いのかな。ともかく食べてみて欲しいです。あ、商店でも売ってる横隔膜、あれもホルモンの1部なんですよ。ハラミとかサガリって僕たちは呼んでます」
「そうなのか!?」
「そうなのぉ!?」
「ええ!?」
カロムたちの驚きの声に、ああ、やはり知らなかったのかと浅葱は思う。
「何で。赤いのに」
「赤いけど内臓なんだよ。でも確かに赤身とあまり変わらないよね」
「へぇぇ、そうなんだぁ」
「ふぅん、俺ら、赤いからって普通に食ってたもんな」
「私も普通に赤身だと思って食べてました。ごめんなさい」
「そう思うと、ホルモンは美味しいものだと言う気がして来ますカピ」
「美味しいよ。あ、勿論好みはあると思うけど、僕の世界では人気だよ。だから大丈夫だと思う。じゃ、調理を始めましょうか」
浅葱は言うと、まずは大きな鍋に水を張った。
牧場に着くと、外でスコットが待っていてくれた。
「アサギ、こんにちはぁ。カロム久しぶりぃ」
「こんにちは」
「おう、久しぶり」
「こちらが錬金術師さまだねぇ?」
浅葱の足元に立つロロアの前に、スコットが屈んだ。
「こんにちはぁ、錬金術師さま。スコットと言います。よろしくお願いしますねぇ」
「はい! よろしくお願いしますカピ!」
ロロアの元気な返事ににっこりと笑うスコットは、立ち上がると「さぁ」と皆を促す。
「内臓の料理、とっても楽しみだよぉ。他の人も楽しみにしてるんだぁ」
「全員で何人なんですか?」
「僕入れて3人だよぉ。僕と、昨日牛を解体してたふたりで全員なんだぁ」
「じゃあお料理は6人分ですね。僕も久しぶりにホルモン食べられるの楽しみです」
「ほるもん?」
カロムが首を傾げる。
「あ、内臓類の事をそう言うんです。僕の世界の違う国の学者さんが命名したって聞いた事があります」
「内臓って呼ぶより良いかもだねぇ。ホルモンかぁ」
そうしてスコットに案内された台所は、それなりの広さがあって使い易そうだった。見ると調理器具も豊富だ。
「昨日解体の時に女の人ひとりいたでしょう? あの人がねぇ、毎日のお昼をここで作ってくれるからさぁ、いろいろと揃ってると思うよぉ。野菜とかもいろいろ揃えてみたけど、行けるかなぁ」
スコットが開けてくれた食料庫と冷暗庫を見ると、確かに様々な食材がぎっしりと詰められていた。
「わぁ、充分です。ありがとうございます」
浅葱が礼を言うと、スコットは「良かったぁ」と胸を撫で下ろした。
「ホルモンもねぇ、今日解体したやつを用意してあるからねぇ」
「新鮮なのは嬉しいです。じゃあ早速」
浅葱が冷暗庫からホルモンを取り出そうとすると、スコットが「あ、ちょっと待ってあげてぇ」と止める。
「メイン、あ、女の人ね、メインが調理しているところを見たいって言ってたから、見せてあげても良いかなぁ。覚えたいのかなぁ。あ、座ってねぇ」
作業台の脇に置かれた椅子を勧められたので、浅葱たちは礼を言いながら掛ける。ロロアはカロムが抱き上げて、自らの膝に座らせた。椅子の数が3脚だったからである。
「勿論です。これでお口に合えば、ホルモンが捨てられなくなりますね」
「そうだねぇ。メインも「本当に美味しいの?」って半信半疑なんだけどさぁ、アサギは食べた事があるんでしょう?」
「何度も食べました。煮ても焼いても美味しいですよ。ホルモンにもいろいろな種類があって、味も食感も全部違うんです」
「そうそう~冷暗庫に入れる前に見せてもらったけど、赤いのとか白いのとか、黒いのもあったねぇ。白いのにもいろいろあったし」
「白いのだと、胃袋とか腸とか小腸とかかな。赤いのは心臓とか肝臓とか。黒いのは多分第3の胃袋ですね」
「後は頭と尻尾、どうするのぉ? お肉取れるだろうけど、量も多く無いだろうしさぁ」
「テール、尻尾は煮込むととろとろになりますよ。頭は頬のお肉が美味しいです。確かに量はあまり取れないですけどね。これもホルモンの一種なんですよ。後はタン、舌が美味しいんです」
「した? って舌ぁ?」
スコットが舌をべぇと出して来たので、浅葱は「はい、その舌です」と頷いた。
「いやいやいや、さっきから話聞いてると、何か凄いもん食べさせられそうな気がするんだが。アサギの料理の腕は信用してるが、何せ未知のものだからなぁ」
「未知のものを食べる楽しみって、あるよね!」
浅葱が満面の笑みを浮かべると、カロムは苦笑する。
「ま、楽しみでもあるんだけどよ」
「僕も楽しみにしていますカピ」
ロロアが言い、鼻を鳴らす。
その時、女性が部屋に飛び込んで来た。
「お、遅くなってごめんなさい!」
「あ、メインお疲れぇ。大丈夫だよぉ、待っててもらったよぉ」
「ええっ? そうなの! 益々ごめんなさいごめんなさい!」
「あ、大丈夫ですから本当に。昨日はちゃんと挨拶も出来なくてすいません。浅葱と言います」
浅葱が立ち上がって言うと、メインと呼ばれた女性は恐縮した様に何度も頭を下げた。
「こんにちは、メインです。ごめんなさいごめんなさい!」
「あ、あの、本当に大丈夫ですので、あの」
ごめんなさいの連発に浅葱が焦ると、スコットが「あはは~」とのんびりした調子で笑った。
「大丈夫だよぉアサギ。メインは謝り癖があるだけだから、気にしなくて良いよぉ」
「ごめんなさい!」
「だったら良いんですけど。吃驚しました」
「驚かせてしまってごめんなさい」
「いえいえ、大丈夫です」
「あの、僕は錬金術師のロロアと言いますカピ。こんにちは!」
ロロアがカロムの膝から降りて来ていた。元気に挨拶をするロロアを見て、メインが「わぁっ」と顔を輝かせた。
「本当に可愛い仔カピバラさんなんですね! 初めまして、メインです、ごめんなさい」
「よろしくお願いしますカピ」
「こちらこそよろしくお願いします。すいません」
「さぁて、揃ったところで調理開始かなぁ」
「はい、始めましょうか!」
浅葱は景気良く腕捲りをした。
まずはホルモンの処理である。牛の体内から取り出したままでは調理出来ない。余分な皮や脂を取り除いて行く。
これがなかなか大変なのである。部位も多いので、手間が掛かるのだ。
浅葱が勤めていた洋食屋では、ホルモン料理の提供は無かったので、食べる機会は焼肉屋や居酒屋、もつ鍋屋などが多かった。
家で食べる事もあったが、その際に買ってくるものは、臭み取りだけすれば調理出来る様な形にされたパック詰めのもの。
なので実は、浅葱はホルモンの処理をするのは初めてなのである。
屠殺場見学の際に見た作業を思い出しながら、見よう見まねで作業しているのである。
そうして四苦八苦しながらも、ホルモンは「浅葱が知っている、売られているもの」の状態になって行く。為せば成る、どうにかなるものだ。
真剣に見学しておいて本当に良かったと思う。こんな事になろうとは夢にも思わなかった訳だが。
あれ、どうして僕、異世界でホルモンの処理とかしているんだろう。ふとそんな考えが頭を過ぎったが、考えても詮無き事。スルースルー。
さて、そうして処理し終わった艶々と綺麗なホルモンが、部位ごとにボウルに収められる。
ホルモンはメジャーなものからマイナーなものまで数あれど、今回は浅葱が食べた事のあるメジャー部分のみを取り出した。
「やった……!」
浅葱の口から安堵の溜め息とともにそんな声が漏れる。
それらのボウルを覗き込みながらカロムと、カロムに抱き上げられたロロア、そしてスコットとメインが「おお……!」と声を上げた。
「こうなってみると、何か旨そうに見えなくも無いな」
「食べられるかなって感じはするよねぇ」
「確かに綺麗になりましたよね」
「どんなお味がするのですカピ?」
「部位によって違うんです。この白い小腸と大腸、チョウは脂が美味しいんですよ。味そのものは淡白かな。この第1の胃、ミノは同じ様に白いんですど、コリコリした食感。味はさっぱりしてます。第3の胃、センマイは味はあまり無いんですけど、歯応えが面白いんです。心臓、ココロはさくっとした食感で、肝臓、レバはほろほろした食感。これはどっちも生で食べても凄く美味しいんですけど、食中毒が怖いから止めておきましょう。頬肉、ツラミは赤身に近いと思います。タンもまたしっかりとした噛み応えで、味はどう表現したら良いのかな。ともかく食べてみて欲しいです。あ、商店でも売ってる横隔膜、あれもホルモンの1部なんですよ。ハラミとかサガリって僕たちは呼んでます」
「そうなのか!?」
「そうなのぉ!?」
「ええ!?」
カロムたちの驚きの声に、ああ、やはり知らなかったのかと浅葱は思う。
「何で。赤いのに」
「赤いけど内臓なんだよ。でも確かに赤身とあまり変わらないよね」
「へぇぇ、そうなんだぁ」
「ふぅん、俺ら、赤いからって普通に食ってたもんな」
「私も普通に赤身だと思って食べてました。ごめんなさい」
「そう思うと、ホルモンは美味しいものだと言う気がして来ますカピ」
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