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記憶
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記憶
私にとって記憶とは霧のようで海のようで掴みどころのないものだ。
頭の奥底にあった思い出が離れては近づいてくる様は霧のように曖昧だ。
触れられるようで触れられない、触れられないようで触れられる、とてもむず痒いような、しかし心地良いその感覚は海の波にとても良く似ていると思う。
古い記憶に浸っていると深い霧の中を手探りで探索しているような、水底に沈んでいくような気分になる。
とても不思議な気分だが戻って来れなくなるような気がして時々怖くなる。
記憶に囚われすぎるのも良くないと己に言い聞かせても、生きるということは記憶を作ることでもあるから難しいものだ。
ならば全部忘れるという事もできるだろうがその選択肢は自分という存在を捨てるということと変わりない。
だから私は記憶の霧の中をさまよっても記憶の海の荒波に揉まれても生きていく。
私にとって記憶とは霧のようで海のようで掴みどころのないものだ。
頭の奥底にあった思い出が離れては近づいてくる様は霧のように曖昧だ。
触れられるようで触れられない、触れられないようで触れられる、とてもむず痒いような、しかし心地良いその感覚は海の波にとても良く似ていると思う。
古い記憶に浸っていると深い霧の中を手探りで探索しているような、水底に沈んでいくような気分になる。
とても不思議な気分だが戻って来れなくなるような気がして時々怖くなる。
記憶に囚われすぎるのも良くないと己に言い聞かせても、生きるということは記憶を作ることでもあるから難しいものだ。
ならば全部忘れるという事もできるだろうがその選択肢は自分という存在を捨てるということと変わりない。
だから私は記憶の霧の中をさまよっても記憶の海の荒波に揉まれても生きていく。
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