惑星の止血〜私が、噴火を止めるんですか!?〜

仁川路朱鳥

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第二章 第二節の補足

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 作者です。
 ちょっと、あとがきに書くべき内容なのはわかっているんですけども、一応書いておかねばならない内容なので、こうして間に挟んでいます。
 結論として、ここで言いたい内容は、「人肉を食べるのはやめろ」という話です。

 先ほど更新した、「第二章 第二節 マイトの選んだ道(2)」にて、『飢えに困った異邦人に対して、マイトが人肉食を勧める』場面がありましたが、文化や宗教でそうしている人……要するに『やりたくてやっている人』を除いて、こう言った提案をしてはいけません。まあ、新興宗教2世とかだとやりたくないのにやらされてる人もいると思うので、その辺りは当人から判断するしかないんですけども。

 というのも、医学的な理由がありまして。肉には「プリオン」と呼ばれるタンパク質が含まれており、ふだんは害を及ぼしません。しかし、同種族の体内に取り込まれると、害を及ぼす存在に成り果て、最終的には頭がおかしくなって死にます。これは共食いした後の生き物の肉を、別の生き物が食べたとしても、最終的には頭がおかしくなって死にます(例えば、豚のひき肉を加工して豚に食わせて、その蠱毒豚を人間に食べさせるなど)。
 確かに、いずれは誰だって死ぬんですけど、共食いすると寿命が縮まる上、頭がおかしくなってしまうデメリットがあります。絶対にやめましょう。進化説が正しいか、インテリジェンス・デザイン説が正しいか、空飛ぶスパゲッティーモンスター教が正しいかはさておき、こういう共食い防止システムがあるってことは、よく考えられた設計ですね……カニバリストが存在する以上、工事現場で『怪我に気をつけよう』みたいな張り紙をするぐらいの効果だったと思いますが。
 もっとこう……食べた瞬間相手は死ぬみたいな、毒きのこを見習ってほしかったですね。でもそうすると唇の皮も食べられない……(余談、触れるだけでも危険な毒きのこは存在する。ただし見た目がヤバそうなので誤食率は低い)

 で、マイトの忠告通りにスティル群地は人肉食を推進し、見事に持ち直して復活する結果となりましたが、『神話の言い伝えを聞かない人類』はある程度発生するものなので、またそのうち見事にやらかしてくれるでしょう。予想される展開としては、親世代からの言い伝えにうんざりした子ども世代がやりまくってから、その後増えまくった子どもの食事の用意にてんやわんやして、さらに子どもがやりまくり……結果:人民が飢える! が目に見えますね。ピラミッドを上下逆さまにして、砂漠に立ててやると、必ず倒れるように、頂点が増えれば増えるほど、それを支える大きな岩盤が必要になってきます。土地がほしい。

 最後に、何か役立つといいなあと作者が思っているリストを公開しておきます。気になったらGoogleとかに聞いてみようね。興味は、人類の進化のスパイス。

・プリオン病(実在)
 私は別に医学関係は詳しくないので、ぶっちゃけ付け焼き刃です。どうか私の不純な解説だけでわかった気にならずに、ご自身の目で確かめてほしい。
・ハンニバル=レクター(架空のキャラクター、代表作品は『羊たちの沈黙』)
 食趣向はともかく、単純に頭がいいのはとてもいいこと。「記憶の宮殿」には普通に憧れるしやろうとした時期もあるけど、あんな過去を経験してまで実践したくはないなぁ……もったいない精神はあるのかも?
・カエンタケ(実在)
 「触れるだけでも危険な毒きのこ」。画像検索してもらうとありがたいんですけど、これ、食べれそうに見えますか?? ちょっと、好奇心が働いて触ってみようと思ったりしますか?? 野生のきのこを採って食べるな それで何人死んでると思っているんだ
・日本の人口ピラミッド(実在)
 多分、いつか上が重くなって倒れる。
 これは私の過去作「グルケモールナクト 高温の鍵の秘密」のあとがき(表題は「おわりに」)で書いたことなんですけど、『がむしゃらに頭数を増やすよりも、全員が成人まで無事育てる社会にしろ』、これなんですよ。昨今の虐待ニュースとか聞いてても。例え数が少なくても、人生を楽しいものだと、有意義なものだと思えたなら、自然と子どもを産むはずなんですよ。そこを、一時の気の迷いとかで産んでしまうのがいけないんです。出産費用は覚悟の代金だからいいとして、母になる決意を持たなければいけないんです。
 ……このあたりの話題は絶対に熱くなっちゃうので、どこか別の機会に書きますね。

(この文書は最終章まで公開後、『あとがき』に移行されます。ここにしおりを挟むくらいなら、ブックマークしちゃってもいいんですよ……)
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