仁川路朱鳥詩集

仁川路朱鳥

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高1

死後の記憶の宮殿

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早死にする運命なら
何故生まれてきたのだろう
後に与える影響のみが
生きた証だろうか
早くに行ってしまうなら
何故ここに来たのだろう
飛び立った後に残したもの
多すぎて重いよ

失われていく記憶
記憶をつなぐ非現実
いつまでも いつまでも
夢見てたらしょうがない

守れなかった大切な人
守れなかった大切な物
どうか 夢の中では
幸せでいてほしい
愛を捧げた人も
愛を捧げた物も
いまは 現実にいない
現と夢つなぐ所にいる

あなたはどこにいますか
あなたはなにをしてますか

後戻りはできない
ここまで来たのだから
偶然であり必然の
宇宙の法則に従う
後戻りはできない
時間は巻き戻せない
心で追憶するしかない
永遠の恋人

愛は無駄だったのか
かけた時間捨てたのか
いつまでも いつまでも
悔やんでたらしょうがない

前を向いて歩ければ
歩いて行こうと思えるよ
ただ今は前を向けない
後ろしか見てられない
いたという記憶すら
無くなったらどこに行くの
ねえ 教えてよ行き先を
あなたはどこに向かうの

沖津 辺津 八握 生玉
死返 足玉 道返 蛇比礼
蜂比礼 品々物比礼
一二三四五六七八九十 布留部 由良由良止 布留部
一二三四五六七八九十 布留部 由良由良止 布留部

どうかもう一度だけ
どうかもう一度だけ
会わせて顔合わせて
また笑いあいたいんだ
どうかもう一度だけ
どうかもう一度だけ
側にいて 姿見せて
あなたでないといけない

永遠に後悔する
永遠に後悔する
わたしは わたしを
憎んで憎み切れない
わたしはわたしを殺す
わたしのいた記憶を消す
苦しまないように
思い出すことのないように

前を向いてほしいから
死者なんて見なくていいから
扉を開けて その先へ
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