仁川路朱鳥詩集

社会人(成人前)

仁川路夢日記190929

ショッピングモールに買い物へ行く

ゲームセンターがある
18時だからか仄かに暗い
機体の光だけがある空間
猫のぬいぐるみが欲しくて
手を伸ばしたのは
クレーンゲームだった
が、
神経衰弱の方が取れそうな気がした
財布の中の1000円をコインに変換して
神経衰弱を始める

最初は操作に手間取った
操作方法もどこを選ぶのかもわからない
段々コツが掴めてくると違ってくる
これは神経衰弱じゃない
これは目押しゲームだ

猫のぬいぐるみを取る点数に届かず
閉店の時間を迎えるので
使うことのなかったコインを印刷した
レシートと一緒に帰路につく

父親に無駄だと言われたが
私は無駄でなかったと言いたい

余談

普通に買った方が
安かったかもしれない
だが店頭に並んでいる
誰でも触れる
誰が触ったかわからない猫を
買うのは少し冒険的だ