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社会人(成人)
おはようと言えば おはようと返し
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おはようと言えば おはようと返し
またねと言えば またねと返ってくる
振られた手の行き先が
無に繋がっていたとしたら?
避けて通れない終着駅
分岐もなく必ず通る
改札口のように
だからこそ祈るのだろうか
世界の境目へと
故人の無事を
脈打ち昇る煙は魂の証
線香もたばこも同じ
弔いの果てには個人の満足
生きている実感を得る
埋葬、もしくは器官を
切り取られたとしても
弔いの果てには個人の満足
永遠の生のために
おはようと言えば おはようと返し
またねと言えば またねと返ってくる
ひとりを見送るための儀礼が
いつの間にか 単なる休みへと
なにが正しい弔い方か
ずっと考え込んでいた
古代エジプトでは
死者の労働を肩代わりする
人形をつくり、呪文を捧げ
上代アイヌでは
故人を思い煙を捧げる、
神の国へ帰っていくのだ
わたしの故郷では
故人の思想を盛り込んだ
詩集をひとり一人に、
所変わっても思いは同じ
なのに時代が赦さない
単なる情報 単なる数字
そこに思いは残らない
朝のニュースで流される死者の
名前と数字を覚えているか
ひとり一人の人生を思えているか
ひとり一人の苦しみを感じられるか
単なる遅延へと変えていないか
人のおしまいに手を添える、
その覚悟はあるだろうか
人の詩集に飾り紙を入れる、
その覚悟はあるだろうか?
この時代は間違っている
ひと一人を思えないのならば
すべてが輪をかけて滅びゆく
集合墓地 カタコンベ
死者を想う習慣が
なくなったとき それが
人類の終わりなのだろう
おはようと言えば おはようと返し
またねと言えば またねと返ってくる
そんな当たり前を当たり前と思わずに
覚えていてね わたしのことを
なにがあるかわからない、
踏み外せば止まらない、
そんな道を今なお歩く、もしくは
歩いて行った人たちへ、
歩いて行く人たちへ
またねと言えば またねと返ってくる
振られた手の行き先が
無に繋がっていたとしたら?
避けて通れない終着駅
分岐もなく必ず通る
改札口のように
だからこそ祈るのだろうか
世界の境目へと
故人の無事を
脈打ち昇る煙は魂の証
線香もたばこも同じ
弔いの果てには個人の満足
生きている実感を得る
埋葬、もしくは器官を
切り取られたとしても
弔いの果てには個人の満足
永遠の生のために
おはようと言えば おはようと返し
またねと言えば またねと返ってくる
ひとりを見送るための儀礼が
いつの間にか 単なる休みへと
なにが正しい弔い方か
ずっと考え込んでいた
古代エジプトでは
死者の労働を肩代わりする
人形をつくり、呪文を捧げ
上代アイヌでは
故人を思い煙を捧げる、
神の国へ帰っていくのだ
わたしの故郷では
故人の思想を盛り込んだ
詩集をひとり一人に、
所変わっても思いは同じ
なのに時代が赦さない
単なる情報 単なる数字
そこに思いは残らない
朝のニュースで流される死者の
名前と数字を覚えているか
ひとり一人の人生を思えているか
ひとり一人の苦しみを感じられるか
単なる遅延へと変えていないか
人のおしまいに手を添える、
その覚悟はあるだろうか
人の詩集に飾り紙を入れる、
その覚悟はあるだろうか?
この時代は間違っている
ひと一人を思えないのならば
すべてが輪をかけて滅びゆく
集合墓地 カタコンベ
死者を想う習慣が
なくなったとき それが
人類の終わりなのだろう
おはようと言えば おはようと返し
またねと言えば またねと返ってくる
そんな当たり前を当たり前と思わずに
覚えていてね わたしのことを
なにがあるかわからない、
踏み外せば止まらない、
そんな道を今なお歩く、もしくは
歩いて行った人たちへ、
歩いて行く人たちへ
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