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第一章
純潔である意味
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「気持ち悪い!!」
第一声がそれだった。
何に対してか聞く前にとりあえず謝る。
クッキーを手作りしたのが気に食わなかったかしら。
シャロンはそれだけでドン引きしたように顔をしかめたりしない。
もしかして味がおかしかったとか。だとしたら「気持ち悪い」という表現は使わない。
味の感想なら昨日もらったから、クッキーに関することではないのかも。
他にシャロンに不快な目をされる理由があったかしら?
出会った頃から今日までの記憶を探る。前世との記憶でごっちゃになってはいるものの、混乱はしない。
これといってシャロンに嫌われる出来事はなかった。
思い当たる節がなく困っていると、私にではなくヘレンにだと教えてくれる。
改めて口にしなくても、シャロンがヘレンのことを嫌っているのはよく知ってるので、わざわざ教えてくれなくてもいいのに。
何を心配しているのか、私はヘレンと上辺だけの付き合いはあっても、前みたいに全てを懸けて接することはない。
「気持ち悪い」という言葉の意味をシャロンは躊躇うことなく言った。その内容がまた正気とは思えなくて、頭痛の種となる。
この国では女性は十八歳になるまで純潔を守らなければならない。
ずっと昔、エドガーよりも性格の破綻した王子がいた。
王位継承争いの真っ只中、その王子は複数の女性を身篭らせた。一人はアカデミー在学中の同級生。一人は教師。一人は……齢十一歳の子供を。
王族の立場を悪用し、気に入った女性に手を出しては王族の権威と民からの信頼を落とした。
バカ王子がしでかしたことの責任として王宮で暮らす権利も与えた。王族の血を引く子供も分け隔てなく育てると約束までしたのに罪のない三人の女性は自ら命を絶った。
王族の子を産めば争いに巻き込まれることは目に見えている。子供を堕ろしたところで望んでいない婚約者以外と関係を強いられた事実は消えない。心が酷く傷つけられた。
特に十一歳の少女は虚ろ状態で、妊娠の発覚と共に部屋から飛び降り帰らぬ人となったのだ。
取り返しのつかないことをしたとバカ王子を廃嫡し、各家に保証金を払い、第三王子が王位継承を辞退したことにより国民の支持を最も集めていた第一王子が次期国王となり二度と同じ過ちを繰り返さないと誓った。
女性が純潔を守るのは女性の立場を守るためのものと、王族の醜態を忘れないため。
王族であるエドガーは当然、そのことを聞いているはずなのに。
国民一人一人を監視しているわけではないものの、誰もが守ってきたルール。
ルールは必要だから存在する。ルールが作られるには理由がある。そんなこともわからないなんてどうかしている。
あろうことかヘレンとエドガーに肉体関係まであったなんて。お互い好き同士なら、十八歳まで待てるはず。
他の人は皆、そうしている。
暗黙のルールとはいえ、王族のためのルールを王族が破れば示しがつかない。
過去と同じ過ちを犯すことは愚かだ。
陛下の耳に入ったら王位継承権は剥奪。留学という形で国を追い出すかも。
それはそれで面白そうではあるけど、たかが追放だけなんて私が殺されたことと比べれば割に合わない。
ほとぼりが冷めた頃に呼び戻すことも目に見えている。
命には命で償ってもらう。
周りに人がいないのをいいことにエドガーの悪口が止まらない。
シャロンの怒りは最もだ。私に気があるふりをして、実は他の女性、しかもヘレンと付き合っているなんて。
意図せず掴んだ証拠故にシャロンもどうするべきか悩んだはず。ヘレンの粗を探すつもりがとんだ秘密を知ってしまった。
ここまでくると下手に隠すより真実を打ち明けたほうがいい。
過去に何があったのか、私がディーを選んだ理由。
きっとシャロンはバカにしない。信じてくれるだろう。
私が未来から戻って来たなんて、バカげた話を。
説明が終わるとシャロンは「これで辻褄が合う」と納得した。
最終的に追い込む決定打はシャロンから譲り受けたあの書類となる。いずれは仲間になってもらうつもりだった。でもそれは今じゃない。
早くともアカデミー卒業後を予定していた。
シャロンほど心強い味方がいてくれるとこちらとしても大助かり。
暗部に依頼するならボニート伯爵にも包み隠さず真実を話す必要がある。
だけど……協力者は欲しいけど巻き込みすぎるのはよくない。
復讐に失敗したら、私と深く関わった人の首が飛ぶ。
ひやりとする感覚を思い出すと無意識に手で首が繋がっていることを確認した。
それと同時に私のせいでみんなの首が飛ぶ未来を想像してしまう。
この世界で裏切らないものがあるとすれば、血が赤いということ。
真っ赤な血で染め上げられた世界は抗うことをやめたいほど残酷だ。
最悪の事態はいつだって簡単に想像出来る。
一度死んだせいか、死のイメージはハッキリと映った。
自分が死ぬことよりも、私が巻き込んだせいで奪われる命があるのだと、恐怖を突きつけられる。
「大丈夫よアリー」
遠くから聞こえた声。
いつの間にか俯いていた私は、聞きなれた声に勢いよく顔を上げた。
見えていた血溜まりの世界が壊れる。
差し出されたシャロンの手を掴むと、現実世界へと引き戻された。
「私達は貴女の味方。絶対に……二度とあんな連中に殺させはしないわ。だから力を貸すことを許可して欲しいの」
絶対の根拠はない。たった一つのミスが致命傷となることだってある。
細心の注意を払ったところで、小さな綻びが段々と大きくなり取り返しのつかない事態を招くことを学んだ。
決して揺れることのない、空のように美しい水色の瞳は不安な私を映し出している。
迷う私をシャロンは抱きしめた。
急なことに名前を呼ぼうとすると、シャロンの鼓動が伝わったきた。
それは……生きている証。
真っ直ぐすぎる思いを断れない。戦うと決めたのなら信じなければならない。
私を支えてくれる味方はお金や権力で縛られた関係性ではなく、想いと想いで繋がりお互いを信頼し合ってる。
彼らのように使い捨ての駒としてぞんざいに扱うマネだけは絶対にしない。
ボニート伯爵には私から話すことにした。大切な一人娘を危険なことに巻き込もうとしてるのに、これまでと同じように接するなんて私には無理だった。
肩の荷が一つ降りたかのようにスッキリした。
そうか。シャロンに隠し事をするのは心苦しかったんだ。
予鈴が鳴る前に教室に行くと、昨日よりも殺伐とした空気が流れていた。その中心にいるのはお馴染みのヘレン。
あの子は一度は問題を起こさないと死ぬ病気にでもかかってるの?
前世ではそこそこ大人しくしてたじゃない。これも私が色んなことを変えたせいだと言うの?
未来が変わるのは必ずしも良いほうに、ではないということね。
……ちょっと待って。前世も今世も問題の起こし方は同じだ。
冷静になると昔のほうが酷かったことを思い出した。
私の親友であることを笠に着て色んな男子生徒と問題を起こしていたな。そのときは私が間に入って事なきを得ていた。
今でも私が庇ってくれると思っているのなら、残念すぎる頭にため息をつきたくなる。
注意深く観察すると、ヘレンと令嬢とその婚約者の修羅場であるのが確認出来た。
頭の中で簡単に整理してみた。
彼女と彼は婚約者。幼馴染みで仲も良かった。
ヘレンと出会ってから彼女そっちのけでヘレンの犬みたいに尽くすようになった。
寛大な心で許していたはずなのに、堪忍袋の緒が切れてしまったようね。
「もう無理!!貴方とは婚約破棄させてもらうわ!!ジーナ令嬢への態度は目を瞑ってあげたけど、アリアナ様に対する侮辱は許せないわ!!」
私も関係していたなんて。申し訳なく思う。婚約した当時は好きの想いはあったはずなのに。
子供同士で婚約破棄は出来なくても、婚約者として蔑ろにされているとわかれば彼の家にしがみつく必要はなくなる。
子爵と階級は同じでも、彼女の家のほうが格上だ。
彼の家は彼女の家からかなりの支援を受けていたはず。婚約破棄ともなれば打ち切りどころか慰謝料請求。
同時にこれまでに支援してきたお金を返せと言われても、素直に従うしかないだろう。
息子の恥部をお金で解決出来るなら安い。
彼のヘレンへの想いは一方通行の片想いだとしても、異議を申し立てるには充分。
子爵は真面目な人だったのに、その性格を受け継げなかったようね。
いくらヘレンの愛らしさに目が眩んでも、大切にするべき人を見誤ってしまえば後の祭り。誰からも助けてもらえない。
視界の端にカルを見つけた。
まともな教育を受けていないヘレンの言動はともかく、自らの立場も弁えずに男子生徒を唆そうとする振る舞いに我慢の限界がきていた。
怒りを抑えてくれているカルを宥めているとヘレンにタックル……抱きつかれた。
第一声がそれだった。
何に対してか聞く前にとりあえず謝る。
クッキーを手作りしたのが気に食わなかったかしら。
シャロンはそれだけでドン引きしたように顔をしかめたりしない。
もしかして味がおかしかったとか。だとしたら「気持ち悪い」という表現は使わない。
味の感想なら昨日もらったから、クッキーに関することではないのかも。
他にシャロンに不快な目をされる理由があったかしら?
出会った頃から今日までの記憶を探る。前世との記憶でごっちゃになってはいるものの、混乱はしない。
これといってシャロンに嫌われる出来事はなかった。
思い当たる節がなく困っていると、私にではなくヘレンにだと教えてくれる。
改めて口にしなくても、シャロンがヘレンのことを嫌っているのはよく知ってるので、わざわざ教えてくれなくてもいいのに。
何を心配しているのか、私はヘレンと上辺だけの付き合いはあっても、前みたいに全てを懸けて接することはない。
「気持ち悪い」という言葉の意味をシャロンは躊躇うことなく言った。その内容がまた正気とは思えなくて、頭痛の種となる。
この国では女性は十八歳になるまで純潔を守らなければならない。
ずっと昔、エドガーよりも性格の破綻した王子がいた。
王位継承争いの真っ只中、その王子は複数の女性を身篭らせた。一人はアカデミー在学中の同級生。一人は教師。一人は……齢十一歳の子供を。
王族の立場を悪用し、気に入った女性に手を出しては王族の権威と民からの信頼を落とした。
バカ王子がしでかしたことの責任として王宮で暮らす権利も与えた。王族の血を引く子供も分け隔てなく育てると約束までしたのに罪のない三人の女性は自ら命を絶った。
王族の子を産めば争いに巻き込まれることは目に見えている。子供を堕ろしたところで望んでいない婚約者以外と関係を強いられた事実は消えない。心が酷く傷つけられた。
特に十一歳の少女は虚ろ状態で、妊娠の発覚と共に部屋から飛び降り帰らぬ人となったのだ。
取り返しのつかないことをしたとバカ王子を廃嫡し、各家に保証金を払い、第三王子が王位継承を辞退したことにより国民の支持を最も集めていた第一王子が次期国王となり二度と同じ過ちを繰り返さないと誓った。
女性が純潔を守るのは女性の立場を守るためのものと、王族の醜態を忘れないため。
王族であるエドガーは当然、そのことを聞いているはずなのに。
国民一人一人を監視しているわけではないものの、誰もが守ってきたルール。
ルールは必要だから存在する。ルールが作られるには理由がある。そんなこともわからないなんてどうかしている。
あろうことかヘレンとエドガーに肉体関係まであったなんて。お互い好き同士なら、十八歳まで待てるはず。
他の人は皆、そうしている。
暗黙のルールとはいえ、王族のためのルールを王族が破れば示しがつかない。
過去と同じ過ちを犯すことは愚かだ。
陛下の耳に入ったら王位継承権は剥奪。留学という形で国を追い出すかも。
それはそれで面白そうではあるけど、たかが追放だけなんて私が殺されたことと比べれば割に合わない。
ほとぼりが冷めた頃に呼び戻すことも目に見えている。
命には命で償ってもらう。
周りに人がいないのをいいことにエドガーの悪口が止まらない。
シャロンの怒りは最もだ。私に気があるふりをして、実は他の女性、しかもヘレンと付き合っているなんて。
意図せず掴んだ証拠故にシャロンもどうするべきか悩んだはず。ヘレンの粗を探すつもりがとんだ秘密を知ってしまった。
ここまでくると下手に隠すより真実を打ち明けたほうがいい。
過去に何があったのか、私がディーを選んだ理由。
きっとシャロンはバカにしない。信じてくれるだろう。
私が未来から戻って来たなんて、バカげた話を。
説明が終わるとシャロンは「これで辻褄が合う」と納得した。
最終的に追い込む決定打はシャロンから譲り受けたあの書類となる。いずれは仲間になってもらうつもりだった。でもそれは今じゃない。
早くともアカデミー卒業後を予定していた。
シャロンほど心強い味方がいてくれるとこちらとしても大助かり。
暗部に依頼するならボニート伯爵にも包み隠さず真実を話す必要がある。
だけど……協力者は欲しいけど巻き込みすぎるのはよくない。
復讐に失敗したら、私と深く関わった人の首が飛ぶ。
ひやりとする感覚を思い出すと無意識に手で首が繋がっていることを確認した。
それと同時に私のせいでみんなの首が飛ぶ未来を想像してしまう。
この世界で裏切らないものがあるとすれば、血が赤いということ。
真っ赤な血で染め上げられた世界は抗うことをやめたいほど残酷だ。
最悪の事態はいつだって簡単に想像出来る。
一度死んだせいか、死のイメージはハッキリと映った。
自分が死ぬことよりも、私が巻き込んだせいで奪われる命があるのだと、恐怖を突きつけられる。
「大丈夫よアリー」
遠くから聞こえた声。
いつの間にか俯いていた私は、聞きなれた声に勢いよく顔を上げた。
見えていた血溜まりの世界が壊れる。
差し出されたシャロンの手を掴むと、現実世界へと引き戻された。
「私達は貴女の味方。絶対に……二度とあんな連中に殺させはしないわ。だから力を貸すことを許可して欲しいの」
絶対の根拠はない。たった一つのミスが致命傷となることだってある。
細心の注意を払ったところで、小さな綻びが段々と大きくなり取り返しのつかない事態を招くことを学んだ。
決して揺れることのない、空のように美しい水色の瞳は不安な私を映し出している。
迷う私をシャロンは抱きしめた。
急なことに名前を呼ぼうとすると、シャロンの鼓動が伝わったきた。
それは……生きている証。
真っ直ぐすぎる思いを断れない。戦うと決めたのなら信じなければならない。
私を支えてくれる味方はお金や権力で縛られた関係性ではなく、想いと想いで繋がりお互いを信頼し合ってる。
彼らのように使い捨ての駒としてぞんざいに扱うマネだけは絶対にしない。
ボニート伯爵には私から話すことにした。大切な一人娘を危険なことに巻き込もうとしてるのに、これまでと同じように接するなんて私には無理だった。
肩の荷が一つ降りたかのようにスッキリした。
そうか。シャロンに隠し事をするのは心苦しかったんだ。
予鈴が鳴る前に教室に行くと、昨日よりも殺伐とした空気が流れていた。その中心にいるのはお馴染みのヘレン。
あの子は一度は問題を起こさないと死ぬ病気にでもかかってるの?
前世ではそこそこ大人しくしてたじゃない。これも私が色んなことを変えたせいだと言うの?
未来が変わるのは必ずしも良いほうに、ではないということね。
……ちょっと待って。前世も今世も問題の起こし方は同じだ。
冷静になると昔のほうが酷かったことを思い出した。
私の親友であることを笠に着て色んな男子生徒と問題を起こしていたな。そのときは私が間に入って事なきを得ていた。
今でも私が庇ってくれると思っているのなら、残念すぎる頭にため息をつきたくなる。
注意深く観察すると、ヘレンと令嬢とその婚約者の修羅場であるのが確認出来た。
頭の中で簡単に整理してみた。
彼女と彼は婚約者。幼馴染みで仲も良かった。
ヘレンと出会ってから彼女そっちのけでヘレンの犬みたいに尽くすようになった。
寛大な心で許していたはずなのに、堪忍袋の緒が切れてしまったようね。
「もう無理!!貴方とは婚約破棄させてもらうわ!!ジーナ令嬢への態度は目を瞑ってあげたけど、アリアナ様に対する侮辱は許せないわ!!」
私も関係していたなんて。申し訳なく思う。婚約した当時は好きの想いはあったはずなのに。
子供同士で婚約破棄は出来なくても、婚約者として蔑ろにされているとわかれば彼の家にしがみつく必要はなくなる。
子爵と階級は同じでも、彼女の家のほうが格上だ。
彼の家は彼女の家からかなりの支援を受けていたはず。婚約破棄ともなれば打ち切りどころか慰謝料請求。
同時にこれまでに支援してきたお金を返せと言われても、素直に従うしかないだろう。
息子の恥部をお金で解決出来るなら安い。
彼のヘレンへの想いは一方通行の片想いだとしても、異議を申し立てるには充分。
子爵は真面目な人だったのに、その性格を受け継げなかったようね。
いくらヘレンの愛らしさに目が眩んでも、大切にするべき人を見誤ってしまえば後の祭り。誰からも助けてもらえない。
視界の端にカルを見つけた。
まともな教育を受けていないヘレンの言動はともかく、自らの立場も弁えずに男子生徒を唆そうとする振る舞いに我慢の限界がきていた。
怒りを抑えてくれているカルを宥めているとヘレンにタックル……抱きつかれた。
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