昭和官能小説ショートショートショート

露木阿乱

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性感マッサージ

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「坂田さん。今日の一番槍、あなたにお願いします」

 私は、一瞬戸惑い辺りを見回した。布団の上に、全裸で横たわっている女性の周囲には、血走った目つきの8人の男たちが胡座を組んで座っていた。若い女性の名は、史乃と呼ばれていた。長時間性感マッサージを受けていたせいか、少し開いた秘肉の裂け目から、多量の蜜液が溢れ出しているのが見えた。この会の主催者は、上場会社などから依頼を受け、人事情報を集める、民間の調査会社を経営している。彼の女好きが高じて、いつの間にか、このような会が誕生していた。今日は、彼が連れてきた素人女性を「性感マッサージの師匠がアクメに導く」ためのイベントだ。史乃は、主催者がパチンコ屋でひっかけ、十万円のギャラで引き受けさせたらしい。
 史乃は、絶頂の一歩手前らしく、淫靡な眼差しが虚空を仰いでいた。

「ひと突きで昇天ですから。思いっきりぶち込んでやっください」

 師匠は下卑た表現で劣情をかきたてる。私は、急いでズボンと下着を脱ぎ捨てると、史乃の股間の陰裂に肉塊を突き立てた。その瞬間、史乃の小さな唇から、「ヒーッ」。喜悦の叫びが部屋中に響き渡った。

「中に出してやってください」

 その言葉を耳にする前に、あえなく私は白濁液を噴出させていた。それから、次々と男たちが続いた。狂喜の宴が終わった後、白濁液まみれの史乃を抱いて、主催者が浴室へと消えた。彼は、これから朝まで史乃と愉しむらしい。
 帰り道で、参加者の誰かが漏らした言葉が、耳に残っている。「こんなこと続けていると、普通じゃ立たなくなるかも」。誰もがそれを気にしていたが、やめたいという者は一人もいなかった。
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