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第2章 御史権現(おふみごんげん)の闇祭り
第2章 御史権現(おふみごんげん)の闇祭り その❷ 『最初は村長から』
亮介たちの〈種付け〉行為が終わりを迎えると、紗奈と由麻は御史権現像(おふみごんげんぞう)に深々と頭を下げると、にこやかな表情でステージを去って行った。
精を放出し尽くした四人の若者たちは、勢いを失くしたペニスをだらしなく遊ばせている。対して、性欲を極限まで高められた唯花と美穂は、火照る身体と燃えたぎる情念を必死に抑えようとしていた。
「唯花さん、美穂さん、ありがとう。このままじゃあ生殺しの状態だよね。これから始まる祭りの本番、『闇祭り』で存分に発散させてください」
そう言いながら、司会役の村長が、唯花にキスしながら乳房をギュッと握り締めていた。それに応じて、唯花が村長の唇を思い切り吸った。会場は、大きな拍手に包まれていた。
村長が率先して裸になると、ベットサイドにいた女たちも浴衣を脱いだ。当然、全裸姿で黒々とした草むらがじっとりと濡れていた。
広間の村人も、それに倣(なら)って、浴衣を脱ぎ捨て全裸になる。他人の性行為を観察していたこともあって、すでに男は勃起状態、女の割れ目からは淫液が垂れ滴(したた)っていた。
「さあ、今日のメインゲストの登場です」
岩風呂にいた、あの女に伴(とも)なわれて花音が姿を現した。片手で胸を隠し、片手で陰部をガードするように覆(おお)っている。そんな花音の背中を押して中央までくると、女は花音を床に座らせた。花音はペタリと座り込むと、両手で顔を覆った。眼前にいきりたったペニスが並び、その隣には、さまざまな女性器が息づいていた。すでに性臭まで漂っている。
(亮介、どこにいるの)
心で亮介の行方を探していた。どうせなら、いっそ亮介のいないところで、蹂躙(じゅうりん)してほしいと願った。亮介の目の前で犯されるなど、耐えられるはずがなかった。
「今日のゲストは花音さんです。大学三年生で少し前まで未通女(おぼこ)でした。みなさん、肉棒にはまだ充分に慣れていませんから、優しく教えてあげてください」
「オレがいろいろ、教えてやるよ。痛くしないから、オレとやろう」
など、男たちは口々に勝手なことを言って囃(はや)し立てている。
「わたしは、承諾していません。こんなこと嫌です。帰してください」
花音が、意を決したかのように、大声で拒否した。
その声は、当然、亮介たちの耳にまで届いた。広間で何かが行われていることは分かっていたが、花音が連れて来られたとは思っていなかった。ステージ上と広間とは少し距離がある上、亮介と昭夫は疲労困憊(ひろうこんぱい)で、知覚が麻痺していたのだ。それに、照明は御史(おふみ)さんの交合を模した和蝋燭がステージ上に五本、広間にも同じくらいあるだけだった。薄暗い中での男女の全裸姿は、欲情を掻き立てるだけの演出効果を十分に果たしていた。
亮介は急いで花音のもとへ駆け降りた。昭夫と唯花もそれに続いた。
亮介が、花音を抱きしめると、大きな声で叫んで。
「やめろよ。嫌だって言ってるだろう。こいつだけは許してやってくれよ」
ついには、亮介は村人に哀願するように頼み込んだ。その時、いつの間にか亮介の隣に立っていた村長が、
「権現さんの前ではみな平等。祭りに参加した以上、勝手に帰ることはできません。求められれば誰とでも交合(まぐ)わってもらいます。それが闇祭りの掟です。しばらくすると、御史蝋燭(おふみろうそく)の灯が消えます。今日は新月ですから、この部屋は深い闇に包まれます。権現さんの姿を探してください。そして、声を聞いてください」
村長は、闇祭りの始まりを宣言した。蝋燭が消えるまでは、それぞれが気に入った相手と交合し、蝋燭が消えて真っ暗闇になると、手に触れた者とセックスするのだ。同性との行為を避けたい者は、小声で相手を確認することになる。それ以外、接触した相手とは、必ずセックスしなければならなかった。
村長は、祭りの開始を宣言した。しかし、亮介たちは当然、この勝手な開始宣言を受け入れることはできない。隙をみて、逃げ出すために、昭夫たちに目配せした。蝋燭が消えるまで頑張れば、暗闇となり逃げ出すチャンスもあると思った。
その気配を察知したのだろう。亮介たちは、岩風呂で催淫効果のある塗り薬を調合した、女医者の存在に気づかなかった。女医者は、静かに亮介の背後に周り、首筋に隠し持った注射器を突き刺した。続いてもう一本、昭夫の頸部にも。まるで一瞬の出来事だった。亮介と昭夫の身体が頽(くずお)れていく。
「すぐに目が覚めるは。気がついたら、この男子たちには頑張ってもらいましょう」
女医者が目配せすると、近くにいた村人が亮介や昭夫から、花音たちを引き離す。花音はもちろん、気の強い唯花も、一言も言葉を発することができない。この村の人たちは尋常ではないと改めて思い始めた。
「やめてください」
そう繰り返し呟(つぶや)くだけしか抵抗手段はないように感じられた。
亮介と昭夫は、両腕を万歳(ばんざい)の状態に、両下肢を開脚させられ、それぞれ長い棒にベルトで拘束されている。いわば仰向けのまま大の字になり、ペニスだけは股間で存在を誇示している、そんなみっともない有り様だった。邪魔者がいなくなったせいか、男たちは、花音と唯花を並べて座らせ、膝を立てさせると、開いた股間を覗き込んでいる。
「私は、乱暴にしてもいいから、花音は優しくしてあげて」
そういうと、先ほどから唯花の頬を叩いていた、毒蛇のように赤黒いペニスをチュウチュウと大きな口を開けて吸い始めた。股間を大きく開け、膣穴まで曝け出している。別の男が、日焼けした二本の指を入れ、激しく掻き回すと、膣穴から噴水のように淫水が飛び跳ねた。
「もういいから、早く挿(い)れて、突いて!」
唯花は、先ほどの〈種付け〉で、不完全燃焼状態のままだった。誰でもいいから、凶暴なペニスでかき回して、すぐにでもほとばしる熱い精液を受け入れたいのだ。
唯花は、男を座らせると、対面座位の形でペニスを肉壺に収めて行った。奥に突き当たると「フーッ」大きく息を吸った。別の男がペニスを近づけてくると、嬉しそうに口に咥え喉奥へと吸い込んだ。
花音の、最初の男になりそうなのは村長だった。花音を包むように抱きしめ、唇を合わせている。老練の熟練者らしく、若者のように性急に動こうとはしなかった。ゆっくりと肉壺を刺激していくつもりらしい。
「痛くないようにやってあげるから」
優しい声で耳元でささやくと、花音の唇に舌を差し込み、左手で小振りな乳房をもんでいる。右手で草むらの中から淫芽を探り当てると指先で繰り返し刺激していた。しかし、膣穴には指先を入れようとしない。破瓜(はか)後の痛みを気遣(づか)ってことかも知れなかった。
どんなに優しい言葉でささやかれても、花音は身を強張らせていた。本当は、亮介以外の男になど触られたくはないのだ。しかし、拒否し続ければ、亮介たちのように、拘束され否応なく犯されるかもしれなかった。村長は、友さんのように乱暴に凌辱する感じはしなかった。どうせ犯されるなら、痛くしないでほしいと願っていた。
「花音さんの女陰(ホト)に指を入れるよ」
花音は身を固くし身体を縮めて拒否しようとした。しかし、逆らったところで、結局は優しくされるか、乱暴にされるかの違いだけだった。
村長の指先が膣穴に入ってきた。動きが優しいこともあるが、全く痛みは感じなかった。源さんたちに凌辱された後、再び塗り付けられた薬の効果があるのかも知れなかった。しかし、それには時間が経ち過ぎていた。
痛みがないと見て、村長は花音にペニスを握らせた。村長のペニスは、勃起しているものの、源さんたち二人ように太くも長くもない。これなら痛くないかも、と思っていた。しかし、亮介以外の男性器には嫌悪感はあった。
「そろそろ入れるよ。これ以上、時間はかけられない。次の人が待ってるからね」
花音は陰部を手のひらで覆ってガードしようとしたが、それは虚(むな)しい抵抗だった。
村長のペニスが、徐々に膣穴に侵入してくる。肉壺が次第に拡(ひろ)がり、指先の刺激で蜜を分泌し始めていた膣壁を、擦(こす)りながら奥へと進んでいた。緊張感からか、花音の呼吸が短く速くなっていた。
「痛くない?」
村長のペニスが膣奥に届いても痛みは全くなかった。
「だいぶ慣れたかな。今日は大勢の男と交合(まぐわう)日だから、痛いと可哀想だと思ってたんだ」
村長はそう言うと、ペニスの抽送を速めて行った。また亮介以外の見知らぬ男の精液で汚されるのか、と思うと、花音は自分に降りかかった災難が恨(うら)めしかった。
村長は、やがて膣奥に何度かの射精を終えると、花音の体から離れて行った。
花音は、何となくこれは儀式なんだ、と感じていた。男と女がセックスするものの快感をむさぶるほど濃密ではない。お互いの性器を繋(つな)いだ後、挨拶するように射精する。
抱き合う周囲の男女を見て、そんな感じがしていた。
次の男がすぐにペニスを挿入してきた。村長の白濁液が潤滑剤となって、ペニスはなんの抵抗もなく膣奥まで届いた。
亮介と昭夫は、大の字に拘束状態で寝かされたまま、まだ目覚めていなかった。
亮介は夢の中で花音を抱いていた。自分の腰の上には花音がいて、繋(つな)がった膣穴に激しい速度でペニスを突き立てていた。花音は、もうこんなにセックスを愉(たの)しめるようになったのだと嬉しくなった。そう感じると急に性感が高まり精液を噴射させていた。
「あら、もう終わっちゃつたの?!」
亮介の身体の上で笑っている女医者が見えた。立ち上がった割れ目から、白濁液がポトポトとこぼれ落ちた。 昭夫の上では見知らぬ太った女が腰を動かしている。
もうすぐ蝋燭が消え、漆黒の闇が拡がり始める。
(つづく)
精を放出し尽くした四人の若者たちは、勢いを失くしたペニスをだらしなく遊ばせている。対して、性欲を極限まで高められた唯花と美穂は、火照る身体と燃えたぎる情念を必死に抑えようとしていた。
「唯花さん、美穂さん、ありがとう。このままじゃあ生殺しの状態だよね。これから始まる祭りの本番、『闇祭り』で存分に発散させてください」
そう言いながら、司会役の村長が、唯花にキスしながら乳房をギュッと握り締めていた。それに応じて、唯花が村長の唇を思い切り吸った。会場は、大きな拍手に包まれていた。
村長が率先して裸になると、ベットサイドにいた女たちも浴衣を脱いだ。当然、全裸姿で黒々とした草むらがじっとりと濡れていた。
広間の村人も、それに倣(なら)って、浴衣を脱ぎ捨て全裸になる。他人の性行為を観察していたこともあって、すでに男は勃起状態、女の割れ目からは淫液が垂れ滴(したた)っていた。
「さあ、今日のメインゲストの登場です」
岩風呂にいた、あの女に伴(とも)なわれて花音が姿を現した。片手で胸を隠し、片手で陰部をガードするように覆(おお)っている。そんな花音の背中を押して中央までくると、女は花音を床に座らせた。花音はペタリと座り込むと、両手で顔を覆った。眼前にいきりたったペニスが並び、その隣には、さまざまな女性器が息づいていた。すでに性臭まで漂っている。
(亮介、どこにいるの)
心で亮介の行方を探していた。どうせなら、いっそ亮介のいないところで、蹂躙(じゅうりん)してほしいと願った。亮介の目の前で犯されるなど、耐えられるはずがなかった。
「今日のゲストは花音さんです。大学三年生で少し前まで未通女(おぼこ)でした。みなさん、肉棒にはまだ充分に慣れていませんから、優しく教えてあげてください」
「オレがいろいろ、教えてやるよ。痛くしないから、オレとやろう」
など、男たちは口々に勝手なことを言って囃(はや)し立てている。
「わたしは、承諾していません。こんなこと嫌です。帰してください」
花音が、意を決したかのように、大声で拒否した。
その声は、当然、亮介たちの耳にまで届いた。広間で何かが行われていることは分かっていたが、花音が連れて来られたとは思っていなかった。ステージ上と広間とは少し距離がある上、亮介と昭夫は疲労困憊(ひろうこんぱい)で、知覚が麻痺していたのだ。それに、照明は御史(おふみ)さんの交合を模した和蝋燭がステージ上に五本、広間にも同じくらいあるだけだった。薄暗い中での男女の全裸姿は、欲情を掻き立てるだけの演出効果を十分に果たしていた。
亮介は急いで花音のもとへ駆け降りた。昭夫と唯花もそれに続いた。
亮介が、花音を抱きしめると、大きな声で叫んで。
「やめろよ。嫌だって言ってるだろう。こいつだけは許してやってくれよ」
ついには、亮介は村人に哀願するように頼み込んだ。その時、いつの間にか亮介の隣に立っていた村長が、
「権現さんの前ではみな平等。祭りに参加した以上、勝手に帰ることはできません。求められれば誰とでも交合(まぐ)わってもらいます。それが闇祭りの掟です。しばらくすると、御史蝋燭(おふみろうそく)の灯が消えます。今日は新月ですから、この部屋は深い闇に包まれます。権現さんの姿を探してください。そして、声を聞いてください」
村長は、闇祭りの始まりを宣言した。蝋燭が消えるまでは、それぞれが気に入った相手と交合し、蝋燭が消えて真っ暗闇になると、手に触れた者とセックスするのだ。同性との行為を避けたい者は、小声で相手を確認することになる。それ以外、接触した相手とは、必ずセックスしなければならなかった。
村長は、祭りの開始を宣言した。しかし、亮介たちは当然、この勝手な開始宣言を受け入れることはできない。隙をみて、逃げ出すために、昭夫たちに目配せした。蝋燭が消えるまで頑張れば、暗闇となり逃げ出すチャンスもあると思った。
その気配を察知したのだろう。亮介たちは、岩風呂で催淫効果のある塗り薬を調合した、女医者の存在に気づかなかった。女医者は、静かに亮介の背後に周り、首筋に隠し持った注射器を突き刺した。続いてもう一本、昭夫の頸部にも。まるで一瞬の出来事だった。亮介と昭夫の身体が頽(くずお)れていく。
「すぐに目が覚めるは。気がついたら、この男子たちには頑張ってもらいましょう」
女医者が目配せすると、近くにいた村人が亮介や昭夫から、花音たちを引き離す。花音はもちろん、気の強い唯花も、一言も言葉を発することができない。この村の人たちは尋常ではないと改めて思い始めた。
「やめてください」
そう繰り返し呟(つぶや)くだけしか抵抗手段はないように感じられた。
亮介と昭夫は、両腕を万歳(ばんざい)の状態に、両下肢を開脚させられ、それぞれ長い棒にベルトで拘束されている。いわば仰向けのまま大の字になり、ペニスだけは股間で存在を誇示している、そんなみっともない有り様だった。邪魔者がいなくなったせいか、男たちは、花音と唯花を並べて座らせ、膝を立てさせると、開いた股間を覗き込んでいる。
「私は、乱暴にしてもいいから、花音は優しくしてあげて」
そういうと、先ほどから唯花の頬を叩いていた、毒蛇のように赤黒いペニスをチュウチュウと大きな口を開けて吸い始めた。股間を大きく開け、膣穴まで曝け出している。別の男が、日焼けした二本の指を入れ、激しく掻き回すと、膣穴から噴水のように淫水が飛び跳ねた。
「もういいから、早く挿(い)れて、突いて!」
唯花は、先ほどの〈種付け〉で、不完全燃焼状態のままだった。誰でもいいから、凶暴なペニスでかき回して、すぐにでもほとばしる熱い精液を受け入れたいのだ。
唯花は、男を座らせると、対面座位の形でペニスを肉壺に収めて行った。奥に突き当たると「フーッ」大きく息を吸った。別の男がペニスを近づけてくると、嬉しそうに口に咥え喉奥へと吸い込んだ。
花音の、最初の男になりそうなのは村長だった。花音を包むように抱きしめ、唇を合わせている。老練の熟練者らしく、若者のように性急に動こうとはしなかった。ゆっくりと肉壺を刺激していくつもりらしい。
「痛くないようにやってあげるから」
優しい声で耳元でささやくと、花音の唇に舌を差し込み、左手で小振りな乳房をもんでいる。右手で草むらの中から淫芽を探り当てると指先で繰り返し刺激していた。しかし、膣穴には指先を入れようとしない。破瓜(はか)後の痛みを気遣(づか)ってことかも知れなかった。
どんなに優しい言葉でささやかれても、花音は身を強張らせていた。本当は、亮介以外の男になど触られたくはないのだ。しかし、拒否し続ければ、亮介たちのように、拘束され否応なく犯されるかもしれなかった。村長は、友さんのように乱暴に凌辱する感じはしなかった。どうせ犯されるなら、痛くしないでほしいと願っていた。
「花音さんの女陰(ホト)に指を入れるよ」
花音は身を固くし身体を縮めて拒否しようとした。しかし、逆らったところで、結局は優しくされるか、乱暴にされるかの違いだけだった。
村長の指先が膣穴に入ってきた。動きが優しいこともあるが、全く痛みは感じなかった。源さんたちに凌辱された後、再び塗り付けられた薬の効果があるのかも知れなかった。しかし、それには時間が経ち過ぎていた。
痛みがないと見て、村長は花音にペニスを握らせた。村長のペニスは、勃起しているものの、源さんたち二人ように太くも長くもない。これなら痛くないかも、と思っていた。しかし、亮介以外の男性器には嫌悪感はあった。
「そろそろ入れるよ。これ以上、時間はかけられない。次の人が待ってるからね」
花音は陰部を手のひらで覆ってガードしようとしたが、それは虚(むな)しい抵抗だった。
村長のペニスが、徐々に膣穴に侵入してくる。肉壺が次第に拡(ひろ)がり、指先の刺激で蜜を分泌し始めていた膣壁を、擦(こす)りながら奥へと進んでいた。緊張感からか、花音の呼吸が短く速くなっていた。
「痛くない?」
村長のペニスが膣奥に届いても痛みは全くなかった。
「だいぶ慣れたかな。今日は大勢の男と交合(まぐわう)日だから、痛いと可哀想だと思ってたんだ」
村長はそう言うと、ペニスの抽送を速めて行った。また亮介以外の見知らぬ男の精液で汚されるのか、と思うと、花音は自分に降りかかった災難が恨(うら)めしかった。
村長は、やがて膣奥に何度かの射精を終えると、花音の体から離れて行った。
花音は、何となくこれは儀式なんだ、と感じていた。男と女がセックスするものの快感をむさぶるほど濃密ではない。お互いの性器を繋(つな)いだ後、挨拶するように射精する。
抱き合う周囲の男女を見て、そんな感じがしていた。
次の男がすぐにペニスを挿入してきた。村長の白濁液が潤滑剤となって、ペニスはなんの抵抗もなく膣奥まで届いた。
亮介と昭夫は、大の字に拘束状態で寝かされたまま、まだ目覚めていなかった。
亮介は夢の中で花音を抱いていた。自分の腰の上には花音がいて、繋(つな)がった膣穴に激しい速度でペニスを突き立てていた。花音は、もうこんなにセックスを愉(たの)しめるようになったのだと嬉しくなった。そう感じると急に性感が高まり精液を噴射させていた。
「あら、もう終わっちゃつたの?!」
亮介の身体の上で笑っている女医者が見えた。立ち上がった割れ目から、白濁液がポトポトとこぼれ落ちた。 昭夫の上では見知らぬ太った女が腰を動かしている。
もうすぐ蝋燭が消え、漆黒の闇が拡がり始める。
(つづく)
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